【元世界ランキング1位】がモンスター育成ゲーム、主人公の【歴代最弱ライバル枠】に転生する   作:流石ユユシタ

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第48話 大地の監獄

大地の監獄。

 

 

 

表向きは古代の廃墟とされる遺跡だが、その深部には普通の探索者には決して発見できない秘密の道が隠されている。その道は、特定の条件を満たした者だけが発見し、進むことができる。

 

 

これにより、テラゴラムが不用意に解放されることを防いでいる。

 

 

──みたいな設定だったな

 

 

ジーググラモンで空を飛び、大地の監獄へと到着した。大地の監獄は離島のような場所にポツンと置いてある。

 

 

 

構造は地上部分は見せかけの遺跡

 

 

『入り口に帝国団員が倒れてるわね』

 

 

クイーンの言う通り、すでにモエが突入をした後なのだろう。俺も急がないとな。

 

古代の神殿や塔の跡地のような外観。崩れかけた石造りの建物と、大地の力を象徴する浮き彫りが残る。

 

一応、観光名所となっているが、長い年月により真の秘密は忘れられている。内部には古い装飾品や壊れた石像が散乱しており、特別な危険はない。

 

 

 

『特殊な遺跡みたいに見えるから、観光スポットとしてはいい感じね』

 

 

 

 確かにな。だが隠された道が存在してる。普段は隠れてるけども

 

 

 普段は見えない深部への道は、いくつかの仕掛けを解かないと現れない。

 

 

 先ずは大地に関連する「特定のアイテム」が必要。

 

 

 

 

『アタシって、テラゴラムはイマイチ知らないのよ。関連するアイテムとかってなんなの?』

 

 

 『特定のアイテム』なのだが、英石と言われる物質。前にガイア帝国が基地を作っていた町に散乱している物質。あそこのを研究してより高純度な物質を作り上げたんだろう。

 

 

 

『あぁ、モエとチカが捕縛された町にある物質ね。道理であの町に研究施設を作っていたわけか』

 

 

 そうだね。あそこで……あれ?

 

 

 

『どうしたの?』

 

 

 

 クイーン……お前……なんか可愛いな。唐突に思った

 

 

『ちょ、急にやめてー! 恥ずかしいじゃない! でも嬉しいからもっと言いなさい!』

 

 

 可愛いー

 

 

『ふふふ、これはもうエスコートね。うんうん』

 

 

 

 ジーググラモンもかっこいいし、最高だった。ディザスターもフォルムとかはかっこいい。やっぱり似ているだけはある。

 

 さて、遺跡内にある壁画や碑文が、道を開くためのヒントを隠しているらしいが、暗号化されているため解読が必要。正直これは俺も読めん。ゲームでも書いてあるだけだったし。

 

 既にガイア帝国が通った後だから勝手に開いてたみたいな感じでストーリー進むしね。

 

 

 

 さて、遺跡内には本来なら存在しない、隠された扉が存在している。

 

 

「もう開いてるわ」

『さっさと行きましょう』

 

 最深部への扉は遺跡の奥にある巨石の壁として偽装されている。

 

 特定の条件を満たした者の前では、巨石に刻まれた紋章が輝き、門が開かれる。

 

 秘密を解いただけでは終わらない。扉の向こうには「試練の階層」が続いており、監獄への最終道中となる。

 

 

 

──試練の階層、まぁざっくり言うと古代の兵器が出てくる。他にも色々ある

 

 

 

深部への道が開かれると、大地の監獄の本性が現れる。

 

 

地の迷路、大地そのものが動き、構造が変わる迷路のような仕掛け。

 

守護者と言われる古代壁。石や鉱物でできた「地の守護獣」たちが侵入者を排除する。

 

 

 

 

だったのですが、既にガイア帝国と主人公が守護者は倒してますし、迷路も仕掛けはわかっているので素通りします。

 

 

 

全てが終わると、

 

 

マグマの大聖域

 

 

と言う場所に出る。最深部は広大な地下空間で、赤く輝くマグマが地面の亀裂から煮えたぎっている。空間全体が灼熱の熱気で満ちており、侵入者を焼き尽くすほどの危険な環境。

 

天井には無数の鉱石が埋め込まれ、それらがマグマの光を反射し、暗闇の中で異様な美しさを放っている。

 

時折、地鳴りとともにマグマが吹き上がる音が響き渡る。

 

 

 

『熱いわね。アタシは余裕だけど、あそこの人間2人はなんで大丈夫なの?』

「まぁ、なんとかなるレベルだな。あれだ、熱い中でも大丈夫になるアイテムがある」

 

 

 

最後の場所には、主人公モエとガイア帝国ブラドが向かい合っていた。

 

 

 

「まさか、グレンの娘に負けるとはね。私も落ちたものだな、ゴッドリーグテイマーだったのだがね」

「……わたくしだけの力ではありませんわ」

「ラゴラゴンだけのテイマーと思っていたが……奥マルも見事だ。グレンの極マルの子供だな? あれは」

「そうですわね」

「そうか……」

 

 

ふむ、バーサスは終えているか

 

 

『なんか、8割くらい終わってる雰囲気ね』

「いや、4割ってとこだろう」

『あらあら、たっぷりあるじゃない』

 

 

 

 

その2人の先に、テラゴラムが眠っている。

 

 

空間の中心に、大地の玉座と言えるような巨大な岩の台座があり、そこにテラゴラムが眠りについている。

 

テラゴラムは全身が岩と溶岩に覆われ、まるでマグマから生まれた神のような威圧感を放っている。

 

 

 

『さっさとスタードラゴ出して全員倒しちゃいなさい』

「いやでもほら、流れってあるしさ。折角主人公も頑張ってるのに、なんかこう、横からぶん殴って終わりって言うのもさ」

『あら、アムダってそう言うの気にするのね』

 

 

 

まぁ、あんまり俺が解決しすぎるってのもね。下手に目立ちすぎるとさ。管理協会とかもあるし、出来ればモエに全部終わらせて欲しいところだが。

 

 

 

 

 

「なぜ、貴方はテラゴラムを求めましたの? シア帝国もなぜ、ウミノゾアを求めていますの?」

「……ここまできて、私にも勝利した。理由を教えよう」

 

 

 

 ブラドはそう言って語りだした。

 

 

 

「地ノ国、その未来を守るためだ」

「……どういうことですの」

「魔ノ国、邪ノ国、そう言った国々をどう見る。いずれ戦争を仕掛けてくるのではないかと思わないか。軍事実験、違法エレモンの改造、劇薬の無許可使用。あげればキリがない」

「……噂には聞いてますが」

「全て真実だ。やつらはこちらの国々を上回る力をつけているはずだ。私はこの国の出身だ。この理想の国を守りたい」

 

 

 

 彼は語り続ける。

 

 

 

「その為、新たなる国を作る。そして、その国を抑止力のため、強くする。テラゴラムを率いてな」

「……そんな思いが。しかし、他の隊員はそのような思惑は言っていませんでしたが? 全員理想の国を作るとか」

「他の隊員全てが思惑を知っているわけではない。崇高な目的を叶えるために、崇高な人間を集める必要などない。国を作り、力を高め、抑止力とする、それが私の目的だ」

「……シア帝国は」

「同じような考えだろう。奴は海の力で他国を滅ぼすつもりらしいがな」

 

 

 

 

 まぁ、悪い奴じゃないんだよなぁ。大元帥ブラド、グレンの幼馴染。最後に死んじゃうけども。

 

 

「なぜ協力をしませんの?」

「ふっ、質問がずいぶん多いな。簡単な話だ。驚異的な国を潰そうとすれば戦争になる。その戦火を落とすことは許容できないからね。目的のためなら、犠牲はやむなしと思うが、そこまで私は狂えなかったさ。抑止力、そこが私の限界だったわけだ」

「……そうでしたの。ただ、古代のエレモンがなぜ封印をされているのか。それは」

「星潰し、をしてしまうからだろう。だが、問題ない。技術は常に進歩しているのだよ」

 

 

 

 テラゴラムの力は通常強すぎるんだよ。それを操る装置を開発したらしいけど、まぁ、そう言うのって絶対うまくいかない

 

 

 

「スタードラゴは星を作るほどのエネルギーがあるゆえに、それを切り分けた。なぜなら、強すぎるエネルギーは逆に星にとって害悪だからだ。過剰供給され続けるエネルギーが星を壊してしまう」

「だから、二つに分かれたと」

「そう。しかし、分かれたとしてもエネルギーは強大すぎた。大地と海を作り、生命が生きれるようにした後、二体は眠りについた。強すぎる力は安定した世界を崩してしまうからな」

「……」

「だが、それは克服した。今は我らが国を守るため、テラゴラムを復活させた!!」

 

 

 

 

──ブラドが手を伸ばす。それに呼応するようにテラゴラムが眼を開く

 

 

「一足遅かったようだね。既に目覚めていたのだ」

「……そんな」

「しかし、シア帝国はまだ目覚めることはできていないだろう。私の計画は完遂目前だ。そこで、私の潜水艦をプレゼントしよう。この島の外に置いてある、それでウミノゾアの蒼い神殿を目指すといい」

「……いりませんわ」

「そうか。ラゴラゴンが居たか。特殊な光で海を行けるのか。羨ましい限りだ。ではな」

 

 

 

 

 

 ゲームだと潜水艦で行くんだけど、ラゴラゴン持ってるからそれで行けるのか。そういえばラゴラゴンって、導きのエレモンとも言われてたな。

 

 

 地ノ国のLランクエレモンまで、橋渡しの役割を担ってるとかなんとか。

 

 

 

『どうするのよ』

「……うーん、ゲーム通りに進んでるから、このままもうちょっと見よう」

 

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