【元世界ランキング1位】がモンスター育成ゲーム、主人公の【歴代最弱ライバル枠】に転生する   作:流石ユユシタ

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第55話 博士達視点

「やはり、アムダ様は凄まじいね」

 

 

 

 僕は遠くからドローンにてアムダ様のヴェルディオンとディザスターの対戦を見ていました。

 

 

 隣にはファラアと言うエレチューバーが!! アムダ様曰く、生まれ変わりと言いますが……確かに似てますね。

 

 

 

 

「ディザスター、ディアボレアの兵器カ……ステータスが圧倒的ダ」

 

 

 

 

 確かに最初はステータスに差がありすぎて、アムダ様達では負けるかと推測しました。しかし、アムダ様のヴェルディオンは驚異的なスキルなどを駆使し、逆転をしました。

 

 

 

 

 残りは固定ダメージアクティブスキルで削り切るつもりでしょう。

 

 

 

「信じらレン、あのヴェルディオン。ディザスターに単独で勝利デキるほどのポテンシャルを秘めていタノか!!」

「秘めていたのでは無く、最大限に引き出されたかの勝利でしょう」

 

 

 

 

 最初の一撃、ダークミュダラは確実にヴェルディオンに効いていた。なんらかのスキルでダメージを軽減しているのが見えたがそれでも大ダメージ変わりありません。

 

 このまま流石に負けてしまうのかと感じました

 

 

 

「アレは、コードバトラーでアル、クサウチを倒しタ時のだナ?」

「そうですね。その時のヴェルディオンです」

「動画で見ていた時からポテンシャルは感じてイタが、ここまでとは思わなかっタ。信じられんが、アレには逆立しても勝てないだろウ」

 

 

 

 

 ファラア、色々と調べてわかったが彼女もまた凄腕のテイマーに変わりない。確かにファランもテイマーとしては強者であったみたいですし。その特徴を色濃く継いでいるのでしょう。

 

 

 

 

「アノ装備、【世界王の盾】ダナ?」

「そうですよ、ヴェルディオン専用装備です」

「……色々と武器をミタ。鍛冶屋を回っタ。しかし、()()()()()()()()()は見たことナイ」

 

 

 

 

 

 まぶたを見開き、ヴェルディオンの装備を見る彼女の瞳は驚愕と書いてあるようであった。

 

 

 確かに僕も色々と装備は見たことがあります。どうすれば良い装備が生まれるのかを調べたこともあります。

 

 ですが、それは上手くいきませんでした。

 

 

 質の良い装備、そんなのはそう簡単に生まれるものではなく、熟練者が何年もかけて作り、見聞きなどの才能をつけてようやく到達するのです。

 

 

 

 装備は作り、それがどれほどの品質が分かるほどではければ意味がありません。特に装備は経験則で判断しろとか言われたりする。

 

 

 凄腕の職人ならば尚更だ。

 

 

 さらにそんな職人でも調子によってできたりできなかったり、失敗したり、調子が良くても偶々上手くいかなかったり、

 

 

 

 そんな装備を極める。素晴らしい品質を求めるのはとんでもなく難しい、時間もかかるし

 

 資金もとんでもなくかかる。当たり前だ、武器を打つのは人やエレモン。武器を打つには金属がいる、特別な素材がいる。

 

 

 それでおいても上手くいく可能性が低い。こんなのに投資するのはバカがすることだ。

 

 

 エレモンはステータスが数値化されている。育て方はレベル上げると言うのだからこそ、育てやすい。

 

 

 だが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

「ククク、つくづく、アムダには驚かさレル。エレモンは成長すル。だが、装備は()()()()()()。完成した時点でそれが本質ダ。しかも、武具の製作はスルだけで時間と金がカカる」

「そうですね」

「ダが、何より……成長が目に見えなイと言うのが大きイ。成長している実感がないと途中で人は辞めル。鍛治師は変わり者が多いと言うが、正しくその通りダ」

 

 

 

 そう、成長がステータスという数値で見えるテイマーと、それが全く見えない鍛治師。

 

 

 どちらを人が選ぶかは火を見るより明らかでしょう

 

 

 

「しかし……装備を極メ、エレモンを極め。ククク、そうか。全てを極めると()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「ランクが二つの格上、装備の数も相手は四つまで……しかし、それにほぼ完勝ですか」

「面白イ!! 一国が全ての富と命を注いダエレモン兵器……それを()()()ということだけで超えてみせるカ!! なんとも皮肉の男カ」

 

 

 

 

 見ている映像ではアムダ様がディザスターに勝っている様子が見えた。勝負はついたようだ。

 

 

 

「勝負は最初から決まっていたのですね。アムダ様には終始余裕がありました」

「出すスキルは予め決めてイタような、感じだったナ。ディザスターも納得の敗北のようダナ」

「真の意味でアムダ様達の力を認めたのでしょうね。やはり、率いる者は大きな器であってほしいと思ったからこそ勝負を挑んだのでしょう」

 

 

 

 エレモンは本来野生の生物。その本能で生きる彼らにとって、ついていく人間は重要だ。

 

 合わない、器に見合わない存在だと自分自身を殺してしまう。何より、本能、つまり自由を無くしてまで

 

 

 

 ついていきたいと思えない存在には従えないのだろう。

 

 

 

 

 ふふふ、流石ですね。

 

 

 

 

 さて、ディザスターも研究できるようになりましたし、僕もこの島から追い出されないように頑張りますかね!!

 

 

 

 

 

◾️◾️

 

 

実はこっそり見ていたモエとチカ。

 

 

──1ターン目

モエ『アムダ君、厳しい展開ですわね』

チカ『ええ!?』

モエ『相手の超高ステータス、装備も四つまで。何より一国が作り上げた兵器ですもの。生命も全快状態。ステータスもだいぶ差がある、一方でアムダ君は防戦一方にも関わらず大ダメージ』

チカ『モエちゃん、それって……』

モエ『えぇ……ディザスターの勝ちですわ』

 

 

 

 

──モエの予想と反して、アムダくん達の勝利で終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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