ビナー先生のキヴォトスでの優雅なティータイム 作:ひいろの鳥
ぶっちゃけこれ以降二週間に一回のペースになりそうだけど...まあ、もう、ええやろ、うん。
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雨がしとしとと降りつける暗闇の中、部室には三つの影があった。
窓が風に当てられ、泣くように鳴っている。今この瞬間は、それだけがこの静寂を掻き消している。ただ、完全な真暗闇ではない。星々のか細く弱々しい光が、窓の隙間から撫でるように差し込んでいた。
「ん、先輩、これは何?」
一人の少女が、俯いている少女に一枚の紙片を突き付けた。それが何を意味しているかは、その場にいた全員が了解していた。それでも、少女は沈黙を貫いている。星明りに照らされた少女の顔は、頬に一筋水の煌めきを輝かせていた。それがどちらの物かは、矢張り翳ってしまい判別がつかない。多分、それはどちらのものでもあったのだろう。ただ一人、大きく黒い影だけが、無感慨にそれらを眺めている。
「先輩、辞めるの?」
その言葉は少し震えていた。ただ、その震えを抑えるように、少女は依然として目の前にいる子供を睨みつけていた。
「...シロコちゃんが心配することじゃないよ。」
それでも少女は、毅然とした態度でその言葉を返した。
「何でこんなもの用意してるの、説明して。」
「うへ、シロコちゃんが止まらないよ〜、先生何とかして〜!」
誤魔化すように声を一瞬明るくしたが、直ぐにまた影は濃さを増した。
呼び掛けられた大人は、答えることなくカップを持っている。ただ何も語らずに、こうなることが必然であることを知っているように。
また暫くの静寂が続き、雨さえもその鳴き声を潜めていた。その静けさを再び打ち破ったのも、いつもそうだったように、同じ少女の声だった。
「先輩、早く。」
その言葉に、暫し少女は逡巡した後。
「...シロコちゃんはさ、そこに居る人、信頼出来る?」
ただ、それだけを言った。
少女はその実、一つの期待を抱いていた。
目の前にいる後輩が、あの大人を否定することを。ただ、自分がこの場所に残っていい理由が遺されていることを。
「先生の事は、一応信頼してる。セリカも助けてくれたし。」
だからこそ、信じていた後輩からのその言葉に、少女の目の前は一瞬黒まった。
でも。否、だからだろう。
その暗く冥い視界の中は、やけに明るかった。どうするべきか、その光に沿って進めばいいとさえ分かったから。その明るさに、窓の隙間から覗き込む星は潰えていた。そのことにばかり、大人は少し寂しそうな顔をしていた。
「...そっか。じゃあ、大丈夫だ。」
それだけを言い残して──
ホシノは足早に、教室を去った。
後ろから叫び声が聞こえる。だが、それで止まれる道理は最早無かった。
窓を風が叩きつける。喧しいその声に耳を塞ぎたくなるが、その泣き声に懐かしい声が混じっていることが聞き取れた。それが幻聴であることは頭では分かっていたが、同時に頭のどこかでは理解していなかった。
外に出ると、砂塵が巻き上がり、立ちふさがるようにホシノの目の前を覆った。まるでその先に進んではいけないと騒ぎ立てるように。
それでも――
「砂漠の砂は地に在るが故に、星空を覆うことは能わない。」
不意に、背後からその声が静かに差してきた。
「御前は星を見出せるであろうよ。」
「...もう、見つけているよ。」
ホシノの静かな声に、ビナーは矢張り何の抑揚もなく答えた。
「御前がそう思うのなら、そうなのだろうな。」
その言葉を背に、ホシノは再び歩き出した。
「ああ、ホシノさん。」
重たい扉を開けると、黒いスーツに身を包んだ男が、ホシノの目の前に現れた。
「何を嬉しそうに――」
「クックック、そちらから呼び出してくることは珍しいので、期待もしてしまうというものですよ。」
そう言いながら、黒服と呼ばれるその男はカツカツと靴音を鳴らしながらホシノの傍に近寄ってきた。
「それで、用件は?」
「...。」
言わなければいけないことは分かっている。だが、その言葉が喉の奥にへばりついたまま、胸に重たい塊を落として息を詰まらせている。それでも目の前の男は変わらず笑っているのだから、気味が悪いとさえ思える。
「...受けるよ。お前の提案。」
「ほう。」
何とかその言葉を発すると、黒服は口調を変えずに、それでも矢張り嬉しそうな様子を隠そうともせずにそれだけを答えた。
「では、付いてきてください。」
そう言いながら、黒服は靴音を鳴らしながら扉に向かっていった。ホシノは、不承不承それに付く様に続いていった。
荒れ果てた町、砂に塗れた廃墟の街並み、人の消えた静かなそれらは、幽鬼のように揺らめきながらホシノの視界に雪崩れ込み、ヤイヤイと耳元で何かを囁きかけてくる。此度の幻聴は、むしろホシノの背中を押しているように思えた。そしてそれは――ホシノの最も慣れ親しんだ声をしていた。見えない罪悪感の幽霊が、懐かしい声と感触を以て、静かにそっと彼女の背中に手を当てていた。
やがて砂漠に辿り着き、その只中を進んでいく。砂漠に広がっているのは唯一面の砂ばかりであり、それ以外は何もない。そこにホシノが何かしらの感慨を抱く前に――黒服の足が止まった。
そのまま、導かれるように地下に潜っていき、為されるがままに縛られていく。大人に何か関りを持つことすら忌み嫌っていたはずなのに結局こうなっていることは、奇妙というよりほか無かった。
「ああ、最後にですが。」
黒服が、出口に歩みを進めながらそう口を開いた。
「アビドスの借金を無くす方法なのですが、貴女が居なくなればそもそもアビドスという学校は無くなってしまうので。借金も消えるという訳ですよ。」
その言葉に、ホシノが何かを発する前に――
黒服は、その場を立ち去った。
その場に残されたのは、ホシノを中心とした、何も見えない暗闇だけだった。
星明りの差す隙間も無いほどの暗闇には、在りし日が幾千と映し出され、それらがホシノの頭と混じり合っていく。
憧れだった人。
あの人が遺した夢の跡。
あの人が遺した光の数々。
私は、それらを全て穴に埋めて、蓋をして、ただ喪失の苦痛だけにしか目を向けなかった。
その結果が――これだ。
矢張り、私の所為で
暗闇の中の所為か、ホシノの思考は暗く深く沈んでいく。
だが、その瞬間に。
不意に、ホシノの視界が、一瞬にして明るんだ。
「目覚める時だよ。」
少し懐かしい声が、ホシノの耳に入り込んできた。
「永い夢は楽しかったか?」
「私は、深い場所で終末を奏でるものの一人に過ぎないから...。」
「未だその刻では無いだろうね。故に――」
瞬間、重たい金属音が響いた。
「眠りなさい。御前の穴は塞ぐことは出来るが、矢張り埋めるにはその穴を見詰めねばならぬ故に、先ずは御前の身を其の墓穴から蘇らせねばならないだろうね。」
そのまま、ホシノの視界は再び黒まり、身を持ち上げられる感覚とともに気を失った。
結局その後は、普段と変わりのない日常が続いた。変化といえば、カイザーコーポレーションからの借金が減ったことと、依然としてビナーがこの土地に居座っていることぐらいだろうか。正直なところ、ホシノは未だにビナーを警戒していた。助けてもらったことは事実だしその点は感謝してもし切れないぐらいなのだが、それでも矢張り、あの大人には破滅的な何かが潜んでいるような気がしてならない。だがそれでも、ある程度は心を許そうかともしていた。助けてもらった事は言うまでもないが、それ以上に――この様な恐怖に呑まれることの行末を、その身で味わったからだろう。見えもしない恐怖に沈んでいくことは、何よりも恐ろしいと。
それ故に、
今、矢張り彼女は外を呆と眺めていた。夕陽が街を灼きながら、窓いっぱいに差し込んでいる。いつもと変わらないが、一度失いかけたせいか、平素よりも一層美しく映えているようにさえ思えていた。
今日は少し冷え込んでいたが、それ故に少しの暖かさを齎す太陽に、微妙な眠気を覚えていた。
「くぁ~~...」
欠伸をしても、それを聞く人間はこの教室にはいなかった。それは少し寂しかったが――偶には、こんな静寂も良いのかもしれないとも思えた。そして、心地の良い静寂と孤独に意識が向くと、途端に眠気が押し寄せてきて、そのまま少し目を閉じた。
何処かから、何かの音が聞こえる。
銃弾が吐き出される音。何かが爆発する音。外で誰かが戦っているのだろうか。矢張りまだ治安が回復しきった訳では――
次に聞こえてきたのは、金属音。聞きなじみのあるその音に、瞬間心が逸った。
飛び起きてみると、先程からどれ程時間が経ったのかと訝しんでしまう程に空は暗く、その中心には吸い込まれるように大きな穴が開いていた。
窓の下を見ることは厭に恐ろしく、目を逸らすようにそのまま校舎の外に駆け下りた。
外に出ると、曇天の空は眠りに落ちる直前よりも格段に冷気を送り込んでいた。身を震わせながらも校舎の影に身を潜め、恐る恐るグラウンドに目を遣った。
その中心には、二つの影があった。
一つは、満身創痍であるように項垂れ、もう一つはその頭に手を置いていた。そして、そのままけたたましい音が響いた瞬間――
空は先程の紅さを取り戻し、グラウンドには所々抉られた様な痕が残っている。
大きな影は小さな影を抱えて、静かにゆっくりと校舎の側に向かってきていた。
「止まれ!!」
咄嗟にホシノの身体は躍り出て、口からはその言葉が溢れ出していた。
「その子を――シロコちゃんを放せ!!」
その言葉には満天の怒りを込めていたが、気付けば涙すらも混じっていた。
だが影は、その声に構わずに歩みを進めている。
「聞こえないのか!?」
否、聞こえていないはずが無い。それなのに影は揺らぐことなく歩み続ける。
「川の流れが自然に変わることはない。御前が断ち切れないのもまた、その道理に沿っていると云えよう。」
唐突に、その声が静かなグラウンドに響いた。
「だが、私の役目は、其の流れを導き変える事だと云えるだろう。御前が眼の前の星明に眩むなら、頭上に在る星を見詰める様に星を指差す事こそが、私の為すべき事だと云えるだろうね。」
「何を――」
ホシノのそのか細い言葉は、吸い込まれるように中空に霧散してしまった。
やがて、ホシノの目の前に、その大人が身を寄せてきた。
「御前の穴は深く大きいのだろうが、蓋をするのみでは孰れ崩れてしまうだろう。」
泰然と佇むその大人の顔は、陽に翳って見えない。ただ、その暗く深い影は、あの時の冥さを思い起こさせた。
「直に刻も更けるだろう。暫し、茶の薫りを愉しみながら、話そうか。」
そう言いながらその大人は静かにホシノを横切って、校舎に入っていった。
校舎の影の中には、ホシノが独り取り残された。
そうして今、部室で机を間に挟みながら、ビナーとホシノが向かい合っていた。
ホシノの手には銃が握りしめられているが、それを突きつけようとはしていない。否、本心ではこの大人を今すぐにでも排したかった。だが、あのグラウンドの惨状から、それをしてしまえばどうなるか、想像こそ出来ないが予想はついた。
そのことに気づいていないのか、ビナーは静かに茶を啜るばかりであった。
その脇には、シロコが眠っている。一見死んだのかと思えてしまうぐらいに安らかに眠っているが、息はちゃんとある。だが、そのボロボロの身体と、先程までの状況から察するに、この大人に何かされたのだろうとホシノは確信している。
「何をしてたの?」
怒りを何とか抑えながらそう尋ねたが、ビナーは何も答えなかった。
「何をしていたんだって聞いて――」
思わず声を荒げながら繰り返そうとすると、ビナーは静かに手を翳してそれを制止した。
「抑えの利かない程に目に余る輝きだったが故にな。」
少し息をついてから、ビナーは横たわっているシロコを眺めながら、少し手を当てつつ続けた。
「だが、傷も直に閉じるであろうよ。心の瑕疵もまた記憶から生ずるが故に。」
そうしてビナーはカップを置いて、今度は正面からホシノと向き合った。
いつ見ても、吸い込まれそうなほどに黒い眼をしている。その眼で見られるだけで、身の毛がよだつような間隔が全身をひた走った。
「以前にも咄した様に、私は御前と同じ眼をした者を識っている。」
暫くホシノを見詰めた後に、ビナーはそう言った。
「彼の者もまた、苦痛を受け入れ仮面に閉じ籠った。」
その言葉に、ホシノは何も言い返すことは出来なかった。全ての苦痛を背負って墓穴を掘り続けたことは、紛れもない事実だったからだ。
「だが――」
その言葉に、瞬間ホシノは顔を上げた。
「其れもまた御前の択んだ道なのだろう。其れもまた、御前の選択なのだから。」
「故に、御前の道もまた否定することは出来ないのだよ。」
気づけば、ビナーのカップは既に殆ど空になっている。
「そして、其の仮面に覆われた姿こそが、御前の行き着く場所なのだろう。川はいずれ、海に流れ往くものであるが故に。」
その言葉は、ホシノの心を深く閉ざした。
いっそ、自分の全てを否定して欲しかった。自分のせいで仲間を見捨てることになったのに、それさえも肯定されてしまえば――
「違う、そんな事は――」
「恐怖に己を呑み込む事こそが其の身を護る術ということは、私も了解しているからな。」
何かを懐かしむような声で、ビナーは続けた。
「恐れから目を逸らしながら、其の意の儘に往く者は大勢居た。彼等は皆、己の傷だけを眺めていた。其れこそが
正しいと疑わずにな。
そして、誰も其れを否定すら出来なかった。誰もが其の様に生きていたが故に。」
「でも――」
ホシノは一瞬言葉を詰まらせながらも答えた。
「でも、私はそのせいで、皆を追いやってしまった。私のせいで――」
「星空は常に星が絡み合ってこそ成り立つのだよ。」
そう返すビナーの声は、心なしか少し優しかった。
「其れを識らずに、御前は唯暗く広い空に己しか居ないと眼を瞑り続けている。」
ビナーは再び、ホシノを正面から捉えながら続けた。
「ホシノ。御前は何を恐れているのか。何故に恐れているのか。」
ホシノは暫く無言のまま、目を瞑った。
瞼の裏の暗闇の中で、自分を見詰めるように。
自分でもやけに正直だなと思えるが、そうすることで不思議と心が安らいだ。
「私は――何かを失うことが、恐い。」
「何故に喪失を恐れるのか。」
「全ての喪失の原因が、私だったから。そうだと分かってしまうことが、恐ろしかったから。」
「だが、何が御前に総ての罪を負わせるのか。」
「それは――」
何が、誰がそうさせているのか。
少し間を置いた後、ビナーは続けた。
「今まで御前は、誰かにその責を囁かれたことはあるか。」
「でも、それでも私のせいで――」
その言葉をまた制止するように、ビナーはもう一つのカップを押し遣った。
「誰も御前の所為にはしない。御前が目を向けているのは、他者では無いだろう。
其れは其れで、此れは此れなのだろう。御前は常に目の前に、御前自身にのみ気を注いでいる。」
「じゃあ、私のせいにしているのは――」
「数多刺す視線は、御前に喰い込む御前自身の視線なのだよ。」
そう返すビナーの声は、心無しか少し愉快げだった。稚児が数を扱い始める様を眺める親のような目線でホシノを見詰めながら、また優しい声で続けた。
「恐怖とは、時に矛盾の中で生じ得る。矛盾とは見えない暗闇そのものであり、恐怖もまた然るものであるが故にな。」
ホシノは無言のままそれを聞いていた。
「ホシノよ。鎖を断ち切るには、此の様に恐怖を見詰めなければならない。私は其れを呑み込んだが、其れは人生の中でも最も聡く愚かな行為だったと言えよう。」
そう言いながらビナーは、ずいとホシノに顔を近づけた。
「そして、御前は何かに縛られ続けている。私は其れを識っているが、故に御前が識らない筈も無いであろうよ。」
「私が...?」
その疑問符に、ビナーは小さく頷いた。
「御前は、矢張り御前にのみ眼を向けている。他の総てが宛ら夢であるかのように振る舞い、其れ等を幻として退けている。」
だが、とビナーは一瞬言葉を切って、また続けた。
「だが、同時に御前は識っている。御前独りが招く事態を。それ故に、御前は星に眼を眩ませ夢の中で立ち続ける事を善しとしない。」
いつの間にか、ビナーのカップには茶が注ぎ足されている。それを飲みながら、また懐かしむ声で続けた。
「鎖とは、凝った恐怖であると言えるだろう。矢張り、鎖もまた矛盾から生まれ縛り付ける物に他ならない。
そして――御前には未だ鎖が残っている。」
その言葉に、ホシノは再び目を見開いた。
「時に、御前は何故に此の場所を護ろうとするのか。」
「それは――ユメ先輩が大切にした場所だから。」
「其の者は既に消え失せたが故に、星を指し導くことは出来ない。」
ふうと息をついて、ビナーは言い放った。
「御前は、御前自身の穴を見詰めるが余り、空さえも見失ってしまっている様だね。」
そして、再び窓の外に目を遣りながら続けた。
「御前自身の星は、空にこそあるであろう。」
そう言いながら、ビナーは窓越しに遠くを眺めた。
「或る者達が居た。其の者達は、其れも此れであり此れも其れだと云った。」
それもこれ、これもそれ――ホシノは無意識に、その言葉を胸の中で繰り返していた。
「総ては繋がっているのだよ。信念、夢、希望、其れ等は星々として人の目に映し出される。
だが同時に、恐怖や絶望もまた繋がり、そうして星空は転回して往く。
かつて仮面を被っていた者は、遂にその仮面を朋に壊された。御前にも、その内見つかるであろうよ。」
「何が――」
「御前の苦痛の仮面を壊す者と、それ故に視える御前自身の星だよ。」
その言葉を最後に、ビナーは席を立ち、部屋を出ていった。
気づけば、すっかり外は暗くなっていた。だが、今日は無風だ。雨音も聞こえてこない。
あの大人がそうしたように、ホシノも窓の外を眺めた。
この日は、星空が明るく綺麗に輝いていた。いつかの日とは違い、その光は眩しかった。
夜の暗闇を煌々と照らす星々を眺めながら、友達という言葉を心の中で反芻した。
思えば、自分には頼れる友はいなかったように思える。
「友達、かあ...おじさんにもそんな人が居るのかなあ...。」
そう独り言ちながら、冷めた紅茶を少し飲んだ。
冷めていたが、その味は未だ落ちずに、ホシノの口内に広がっていった。
それを味わいながら、暫くは呆と星空を眺め続けていた。