深夜の蛇腔病院の医務室は、静寂に包まれていた。
窓から差し込む月明かりが白い壁に淡い影を落としている。そこに一人の老人がいた。
蛇腔病院の創設者兼理事長の殻木球大は手にした手紙を読んで深いため息をついた。
傍の机の上には封を切られた雄英高校の封筒が置かれている。
『殻木霊火さんの体育祭参加について』
そう題された手紙には、公式な文面で『特例ルール』について記されていた。
曰く、殻木霊火は自分の開発したアイテムの使用を許可されたとのことだ。
「…………………………大丈夫かのう」
心配な声であった。
球大の脳裏に、霊火が小学3年生の時の記憶が蘇ってくる。
あの日、娘が通う小学校から呼び出しを受けた時のこと。
学校の先生たちは、明らかに気まずそうな表情で応接室に球大を案内した。
そして地元の有力者である球大を前に彼らは非常に慎重に言葉を選びながら事の経緯を説明し始めた。
話の内容はなんてことない。霊火が近所の子供たちを狙ってカツアゲをし続けていた小物のチンピラ集団を襲撃したという話だった。
それ自体は強力な”個性”を持つ子供の武勇伝としてたまに聞く話の範疇だった。しかし霊火の場合はその手段が問題だった。
霊火は”個性”を使わなかったのだ。彼女は近所のホームセンターで鉄パイプ、バネ、杭、カッターナイフといった平凡な材料を買い集め、それらを組み合わせて"秘密兵器"を造り出したらしい。
そして10にもならない少女のハンドメイドの”秘密兵器”は初の実戦投入で、一方的に"個性"を振るうチンピラどもをズタズタにしたという。
教員たちはどう考えても警察沙汰になりかねないその事案を、何とか内々で収めようと必死だった。
チンピラたちも10にもならない女の子にボコボコにされたとは周囲に知られたくなかったようで、この事件は日の目を見ぬまま一旦の収束を迎えることになる。
『なんであの人たちと喧嘩したかって? えぇ……ないない。 別に友達がカツアゲされたから仕返しとか、そういう感じじゃないもん。 折角いい感じの武器を作ったんだから、試してみたいでしょう? ドクターだって同じじゃない?』
球大が霊火にどうしてあんな事をしたのかを聞くと、彼女は幼い顔に不相応な呆れ顔でこう答えたものだ。
少女がこのような凶行に出た理由は、友達が被害にあって許せなかったとか、正義感とか、そう言う”ヒーロー性”に志した物ではなかった。
球大は幼い霊火の赤い瞳に、まるで自分の鏡写しのような好奇心の影を見た。
ならばなぜ”個性”ではなく”武器”を造り上げたのか? ドクターはそう聞いた。
『あのねえ『ドクター』? クラスの皆もドクターも、”個性””個性”ばっかり言うけどね、そんなの何の意味も無い。確かに私の”個性”ならあの怖いお兄ちゃんたちを倒すのも簡単だよ? だけどさ、結局それは『出来る人は出来る』ってだけじゃん。生まれた時から出来るかどうかがはっきり決まっちゃっていて殆どの人は諦めるしかないなんて、本当につまらないと思わない?』
そして少女は、ようやく年相応の無邪気さで笑ったのだ。
『だけど私の”武器”なら誰にでも扱える。 私のようないっつも熱出してるクラスで一番背の小さい子供でも、大きなお兄さんを倒せる。 だからこれさえあればクラスの誰もが自分で自分を守ることが出来る!! それってとっても素敵な事だと思うの』
後から発覚したことだが、この時には既に殻木霊火のクラスの大部分に件の武器の”作成マニュアル”が配られていた。
マニュアルに従えば、小学生のお小遣いで簡単に材料を揃えられて小学生でも全く同じものを組み上げられるようになっていた。
敢えて難しい説明はしない。誰にでも設計された通りの暴力を引き出せる。そういう工夫を凝らされた”設計図”を見て球大は内心戦慄したものだ。
そして案の定、この事件は尾を引くことになる。
この学校でも有名ないじめっ子がトイレでズタズタになって発見された。子に暴力を振るっていた親が反撃されて重傷を負った。
街中でただ引き金を引かれ無関係の通行人が怪我を負った。最後には下級生へのいじめの手段として使われる始末だった。
その全てが、霊火の”マニュアル”に沿って制作された武器によるものだった。
『だからといって毎回私が怒られるのも納得いかない! 作ったのも使ったのもその人でしょ? 設計者にセキニンがあるなんて先生は言うけど、本当に馬鹿らしい話!!』
少女はプリプリと怒って見せたものだが、その目の奥にどこか暗い喜びがちらついているのに球大は気が付いていた。
そして球大にはその気持ちが痛いほど良くわかった。
自分の知識が世の中を変えていく。自分の発明が世の中の人に必要とされる。
それは研究者として、どうしても抗い難い至上の楽しさなのだ。
あれから5年以上経った。高齢のドクターにとっては一瞬だったが、子供の霊火にとっては違ったらしい。
彼女も成長した。技術を無制限にばら撒くのは相当な危険を伴うということに気が付いたらしい。
話を聞く限り、彼女は小学校を卒業する時にはかつて自分が配布したマニュアルを回収していたようだ。
もちろん完全に回収することは出来なかっただろうが、それでも少女も自分の発明で怪我人を出したことについてはそれなりに後悔していたのだろう。
殻木球大は再度雄英からの手紙を見た。
そして唸った。
「あんまり自分を解放しすぎないといいんじゃが……」
『検死官』の工学技術は既に師であるドクターすらも超え、オーバーテクノロジーに片足を突っ込んでいる節がある。
今度の”秘密兵器”は、かつてのそれとは比べ物にならない破壊力と殺傷力を引き出してくるだろう。
彼女とて加減はするだろうが、限られたリソースと技術的制限の中に最大限の悪辣さを仕込んだ凶悪な一品が出てくるであろう事は容易に想像できた。
霊火がこれを聞いたら怒るだろうが、『ドクター』から見てもあの少女の殺人マシン制作能力は幼少期からホンモノの怪物だったのだ。
うっかり他の参加者を惨殺したりしないかと、一抹の不安がよぎる殻木球大なのだった。
―――――――――――――――
もちろん殻木霊火は絶好調だった。
「殻木さん、このガントレット型のアイテムなんだけど」
「工学教本4巻91ページ!!!! そこに貴方の求める技術が載ってる!! 後は方向性をきちんと決めて形にすればきっといいものになるよ!!」
「霊火ちゃん、あのヘルメットなんだけど……」
「その設計図はそこに置いといて!! 後で5秒ぐらい見て改善点を提示しておく!! それでいい⁉」
外様スタート。ヒーロー科の癖にサポート科のテリトリーを侵すもの。
工房に来た霊火に向けられたアウェー感は、最初の20分で吹き飛ばした。
「いい? 皆!! 体育祭をヒーロー科の物と思っていない⁉ そんなの勿体ないよ!! 一つの”個性”しかないヒーロー科と違って、私たちは技術と努力で何でも用意できる!! サポート科こそ、この学校で一番”何でも出来る存在”なんだ!!!! インスピレーションを止めるな!!!! 何でも作って実戦に持ち込め!!!! ヒーロー科を表彰台から追い落とすよ!!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「おう!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」
サポート科一年に数々の新技術を持ち込み軽いパラダイムシフトを引き起こした現代最強のメカニック、殻木霊火は既にこの場のリーダーシップを握っていた。
工房が、霊火にあてられたサポート科の強烈な熱気に包まれる。
ガシャガシャ工作機械が稼働して、人の熱意が溢れる。雄英サポート科はいい所だった。
(た、楽しい!! これ楽しい!!!!!!!!!!!!)
サポート科の居心地が良すぎて、自分が何故ヒーロー科に在籍しているのかちょっと分からなくなってきている車いすの少女がそこにいた。
――――――――――――
そして体育祭本番の日はあっという間に訪れた。
「いや一週間と少しじゃ時間足りなくない?」
「霊火さん本当に大変そうだったもんね……」
A組控室で嘆く霊火の頭を緑谷はポンポンと叩いた。
この一週間、緑谷は雄英の工房で夜遅くまで作業を続ける霊火に付き合って遅くまで残り、必ず一緒に帰ってくれていた。
霊火が「一人で帰れるから大丈夫」と言っても譲らず「自分もトレーニングできるから有意義な時間になる」と言ってくれたが、それでも相当な負担をかけてしまっただろう。
全ては体育祭まで一週間と少しというギリギリのタイミングで"サポート科ルール"を伝えてきた校長のせいだ。
校長は『脚を怪我した? サポートアイテムを自分で開発したら出場可能にしてあげよう!』と安易に考えたのかもしれないが、通常、設計と製作を7日で終えることは不可能だ。
微細な部品の数々を厳密な計算で配置する『設計』を全て頭の中で完結させるという霊火の特技(サポート科をドン引きさせた)と、敵として培った圧倒的な実戦経験がなければ絶対に間に合わなかっただろう。
それでも気合で完成させた車いすは、何とかコンパクトでスリムなフォルムに仕上がった。艶消しの合金を使ったフレームは霊火も満足のいく仕上がりだ。
その最大の特徴は車輪が本体と物理的に接続されていない点にある。
円盤の車輪は本体から数ミリの隙間を保ちながら完璧なバランスで椅子部分と”接続”している。車輪と本体には霊火の遊び心で青白いLEDを組み込み、未来的な外観を演出した。
操作部は大きなジョイスティックを避け、アームレストに触覚センサーを組み込んだシンプルな設計となっている。
おまけにペダルを使った操作にも対応しているため、両手を使わないでも思い通りの動きが出来る仕組みになっている。
霊火は脚のペダルの微調整で両手を使わずに左右の車輪を逆回転させてその場で軽やかにくるくると回ってビタッと止まり、ビビッとグローブを付けた両手を動かしてピースサインを横にして目元にあてた。
少女に自信満々に見つめられた緑谷は反射的に拍手をする。
「わあ凄いね霊火さん!! これがあれば車いすでも結構自由に動けるんじゃ……」
「これで公道を走ったら法律を100個ぐらい無視することになると思う」
「え、この車いす本当に大丈夫なの⁉」
公道どころか『サポートアイテム』としても相当な法律に抵触するであろう一品なのだが、そんなことはお構いなしだった。
今回の体育祭、霊火は”サポート科は自分が開発したアイテムに限って体育祭への持ち込みが許可される”と説明されている。つまりサポートアイテムを持ち込めとは言われていないのだ。つまりどんな危険な機能を持ち込んでも文句を言われる筋合いはない。
もちろん加減はした。加減はしたが、それでも最大限の趣味を盛り込んだ車いすだった。
「ええーいいなコスチューム着たかったなー!!」
「公平を期すため着用不可なんだってよ」
芦戸と尾白が会話をしている通り今の霊火は雄英の体育着だった。右脚のギプスが痛々しい。
しかもサポートアイテムのカンテラ付きの斧も使用不可だった。あれも霊火が設計したものなのだが、ヒーロー科の”コスチューム着用不可”の方のルールに引っかかったのだ。
「それにしても霊火さん……緊張しないんだね……」
「緊張? ないない! 出久くんも折角の体育祭なんだし楽しもう?」
「そうだね! 勝ち進むことも大切だけどやっぱり……」
「緑谷」
轟焦凍が会話に割り込んできた。
霊火の事をガン無視で割と感じが悪く、霊火は一気に白けてしまう。
「お前オールマイトに目ぇかけられているよな。 そこを詮索する気はねぇが…お前には勝つぞ」
「オールマイトに目をかけられていることと、その宣戦布告に繋がりが無さ過ぎるんだけど何? もしかしてこっちの突っ込み待ちなのかな?」
一気に機嫌が悪くなった霊火が会話に割り込み返す。
轟も『怪我人が』とでも言いたげに車いすの少女を見下ろした。彼は明らかにイラついた口調でこう続ける。
「俺の親父はエンデヴァーだ」
「むしろその印象しかないのだけれど」
何故か律義に説明しようとする轟に対して霊火は冷ややかな声で言い返す。
轟家の事情は把握している。だからこそ、一番の地雷を狙って踏み抜いた。
「ちょっと霊火、今のはないでしょ」
「……そうだね切奈。 ごめんなさい、失言でした」
「……別にいい。そう言われんのは慣れてる」
見かねて割り込んできたA組の委員長の顔を立てて、その場で謝罪する。
いい加減この短気さを直した方がいいなと、霊火は自省した。
「轟くんが何を思って僕に勝つって言ってんのかは分からないけど、僕だって負けられない理由があるんだ」
そして緑谷は一人で堂々と、轟に向き合っていた。
「僕も本気で獲りに行く!」
「……おお」
地に足が付いた宣言に、轟が感心したかのような声を出す。
冷え切っていた控室の空気が緩む。取蔭に”もう大丈夫”と目配せすると、彼女は呆れたように笑って去っていった。
「……霊火さん!!」
「悪かったって……それに別に私も考え無しってわけじゃないし」
耳元に顔を寄せて苦言を呈そうとしてくる緑谷に、霊火は意図を説明する。
「あのね出久くん。 貴方はただでさえ爆豪に目をつけられているのは確定なんだからさ、これ以上敵を作らない方がいいと思うよ?」
「……だから轟君にあんな喧嘩を売ったの?」
「いや、それは普通に私がむかついたからだけど」
一応は作戦の一つであった。
霊火は、今回の体育祭に向けて全力で取り組んできた。サポート科をあれ程煽った以上、霊火自身も優勝を目指す義務がある。
その上で、必要な条件があった。
「轟に炎を使わせたくないの」
「えっ?」
「出久くんも気が付いていると思うけど、彼は授業でも戦闘では氷の方ばかりで炎を使わないでしょう? 多分だけど、父親であるエンデヴァーと上手くいってないんじゃないかな?」
「……つまり、
「私の想像だけどね」
霊火は轟の顔の火傷の理由も、彼と親父との確執も何もかもを知っているのだが、推定形で話す。
そして「出久くんはあまり好きな方法ではないだろうけど」と前置きしてこう続けた。
「私も勝ちたい。だから轟が『やっぱり勝ちたいから炎も使います』みたいな展開は出来る限り排除したい。あの自分ルールを解除させたくないわけ」
「……だからエンデヴァーとの関係を煽った?」
「そういう事」
殻木霊火は
故に勝つためには手段を選ばないという性質が、霊火の中でもしっかり息づいている。
むしろ、この程度のトラッシュトークはスポーツマンシップに正々堂々則っている方だ。
「……霊火さんのそういう戦い方もいいと思う。でも僕は、その話を聞いて轟くんに全力を出して欲しくなった」
「……私、出久くんのそう言う所好きだよ。一応言っておくけど、轟の事情については私の想像だからね」
はああ……と体育祭が始まってもいないのに、少女は疲れたため息をつく。
緑谷に妙なやる気を出させてしまった感が否めないが、いつもの事といえばいつもの事だった。
彼のお人好しに付いていけなくなるのも、ある意味通常運転だ。
「…………知~らない!!! 勝手にすれば!?!?!?!?!?」
「うん! 勝手にする! 互いに頑張ろう霊火さん!!」
「ハッ……!! 貴方が相手でも全力全開で行くからね私」
「もちろん僕も負けないよ!」
――――――――――――
『雄英体育祭!! ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る大勝負!!』
観客席は一席の空きがないほどの満員だった。プロヒーローたちの姿も多く見える。
場を歓声と拍手が渦巻き、熱気は会場全体を包み込んでいた。
実況のアナウンスが響き渡り、カメラのレンズが光る大行事。雄英体育祭が始まった。
『どうせてめーらアレだろこいつらだろ!!? 入学早々凶悪敵の襲撃を受けたのも関わらず、不屈の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!』
スタジアムに大歓声が響いた。
『ヒーロー科!!! 一年!!!! B組だろぉぉぉ!!?!!?!!?!!?』
「添え物扱いじゃんオイラたち……」
「納得いかないノコ……」
USJ襲撃事件に関しては霊火と緑谷も思い切り渦中にいたのだが、普通に引き立て役扱いだった。注目されても困るが。
普通科やサポート科もついでのように紹介される。だるそうな普通科に比べ、サポート科からはメラメラと熱気が立ち昇っていた。
サポート科の一緒に開発した生徒から遠くから手を振られたため、霊火も振り返す。
「選手宣誓!!」
壇上に出てきたのはよりにもよって18禁ヒーロー『ミッドナイト』だった。
「18禁なのに高校にいてもいいのか?」
「いい」
A組男子でバカな会話がなされていた。
ミッドナイトはコスチュームの露出規定に新たな制限を追加した色んな意味で伝説的なヒーローだ。
霊火からしたら縁遠い話である。
「静かにしなさいそこの男子!! それでは選手代表!! 1年A組、緑谷出久!!」
「あれ? ……ああ出久くん言われてみれば入試一位通過だもんね」
「ヒーロー科の入試な?」
「そこの普通科ちゃん? ”どちらにしても”って言葉知ってる?」
「霊火ちゃんあーた意外と喧嘩っ早いねえ!?!?」
麗日お茶子に制止される。今日だけで霊火の株の下がり幅が凄いことになっている気がする。
とはいえこちらが素だ。霊火は元々割と気が短いのだ。
実は爆豪の事をあまり笑えなかったりする。
「…………!!!!!!!!!!!!」
その爆豪は壇上に向かう緑谷を見てギリギリギリと大音響で歯ぎしりをしていた。いくら何でも霊火はあれ程短気ではない。
爆発頭が隣りのトゲトゲヘアの男子生徒に宥められているのを傍目に見ながら霊火は緑谷に注目する。
「選手宣誓!私たち雄英高校の生徒一同は、本日ここに集いし全ての方々の前で、厳かに誓います。我々は未来のヒーローとして、この体育祭において己の持てる力の全てを出し切り、フェアプレー精神と互いへの敬意を持って競技に臨むことを。そして、この大会を通じて得られる経験を、今後の英雄育成の糧とし、社会の安寧と平和のために活かしていくことを。我々は決して傲慢に陥ることなく、常に謙虚な姿勢を保ち、観衆の皆様、指導してくださる先生方、そして共に競い合う仲間たちへの感謝の気持ちを忘れることなく、全力で戦うことを誓います。この体育祭が、我々一人一人の成長の機会となり、また、未来のヒーロー社会の発展に寄与する素晴らしい大会となることを願い」
「長くない?」
芦戸がポツリと呟いた。
こうなる気がしていた霊火は、ただ遠い目をしていた。
「――――――――――ここに選手宣誓といたします!」
「いい選手宣誓だったわ! さーてそれじゃあ早速第一種目に行きましょう」
霊火は戻ってきた緑谷を出迎えた。
「滅茶苦茶緊張した…………どうだったかな霊火さん?」
「……………………………………まあ間違えてはいなかったんじゃないかな?」
体育祭です!!
感想や評価ありがとうございます。大きな励みになっております。