デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜 作:シユウ_001
ストックを作っておけば、忙しくても問題ないと!
え、ストックが切れたら……?
……それでは、どうぞ!(逃げ)
柴関ラーメンを後にした俺達だが、俺にはここから離れる前にちょいとしなければならんことがある。
「頼むぜ、『アカシック・パラレル』*1!」
「………。」(コクリ)
しなければならない事、それはセリカの誘拐の阻止である。
だが、セリカをただ助けるだけだと良くない。
そうしてしまうと、誘拐犯の本隊に辿り着かずカイザーとの繋がりを見つけることが出来なくなるかもしれないからな。
だからこそ、俺が考えたのが………
「名付けて、『すり替えておいたのさ!!』作戦……!」
方法はこうだ。
まずは先程店内でコッソリ召喚していた『アカシック・パラレル』の効果でセリカをコピー。
そして、セリカが襲撃された時にバレないようにセリカを回収し、化けているアカシックパラレルを誘拐させる……勿論GPS付きでな!
その後で、安心し切っている所に乗り込んで袋叩きにするって寸法よ!
こうすれば、セリカが傷つくことなくカイザーとの繋がりを露見させることができる!
ありがとう、アカシックパラレル!ありがとう、スパ◯ダーマン!
君達のおかげでこの作戦が実行できる!
そうやって俺は護衛としてアカシックパラレルと、
***
その日の夕方、柴関ラーメンでのバイトを終えたセリカは辺りが少し暗くなってきた中、帰路についていた。
「まさか先生がここに来るなんて……でもバイト変えたくないしなぁ……」
今日の昼のことを思い出し、若干顔を赤くしながら困ったような声を出すセリカ。
その背後から怪しい影が二つ……
「……おい、黒見セリカだな?」
「え、何……って、ヘルメット団じゃない!何よ、昨日の仕返しをするつもり!?それならタダじゃ置かないわよ!」
相手の姿を確認し、仕返しに来たのかと戦闘体制を取り愛銃を構える。
しかし、ヘルメット団員は落ち着いた様子で指示を飛ばす。
「……ふん。いいぞ、やれ。」
「一体何を──『ズトォン!!』きゃあっ!?」
(な……に?戦車!?何でこんな所に……!……というか、私、今砲撃に当たってないの?)
砲撃の着弾によりもうもうと立ち込める煙の中で、何故か無傷だったセリカは静かに思考する。
「(とにかく、反撃しないと……)───んむっ!?」
突然何か柔らかいものに口を塞がれたことに驚き下手人の方を見ると、それは人の姿をしておらず、更に友達である栄光ルピアと似ているが異なる赤紫色をした、頭に何かの骨を被り鎌を装備している鳥型クリーチャーだった。
そのクリーチャーはセリカの視線に気づくと、その手のような羽で……おそらく『0』という数字を作り、嘴の近くに指を立てて『しー』というジェスチャーをした。
(……!なるほど、レイが助けてくれたのね!)
それを見て即座にその意味を読み解ったセリカは、取り敢えずそのクリーチャーのされるがままにする。
その栄光ルピアと似ているクリーチャーは大人しくなったセリカをお姫様抱っこすると、すぐそばに来ていた、セリカに化けたアカシックパラレルと目配せし、素早い動きで音も無くその場を後にする。
そしてそこに残っていたのは、ヤ◯チャのように倒れたセリカ(アカシックパラレル)と彼女のバック、そしてひび割れたアスファルトのみだった。
***
……さて、アイツらは上手くやれてるかな?
失敗しないといいんだが……ま、ちゃんとやってくれるだろ!
そんなことを考えながら、アビドスの教室で少しの怒りと呆れが混じった文章と共にリンから送られてきた書類を片付けていると、突然勢いよくドアが開き、焦った様子のアヤネが入ってきた。
「皆さん、大変です!セリカちゃんが居なくなりました!」
"何だって!?"
「何故か電話が繋がらなくて不思議に思い家に行ってみたら、もぬけの殻だったんです!」
「……本当です、繋がりません!どうしましょう……」
"とにかく居場所を探らないと!まずはアロナに……"
「ちょっと待った!少し話がある!」
先生がアロナに言って位置情報を探ろうとしていたので慌てて止める。
確かそれをしたことで後でリンちゃんから怒られてた気がすんだよな、先生。
止めとくのは先生にとっても良いことだろう。
「実は、セリカが出て行った時に心配でクリーチャーの護衛を付けてたんだよ。」
「お、レイ君ナイス判断!」
"よかった、1人では無かったんだね"
「そんで、もし誘拐されようもんならダミーを用意して泳がせろって言ってあるから、本人は多分無事だろう。問題は今どこにいるのかなんだが……」
と、ここでドアから更に別の人物が走り込んでてくる。
もう1人の護衛である、セリカをお姫様抱っこした、『ダーク・鎌・ルピア』だ。
よし、ナイスタイミングだ!
「ご主人、今帰りましたッピ……!」
「よくやった、サイズルピア!」
「せ、セリカちゃん!安心しましたよ………!」
「無事でよかった。」
「うん──って、もうお姫様抱っこしなくて良いわよ!お、降りるわ!」
今の己の状況に気付いたセリカは、赤面しながらサイズルピアから降りる。
お姫様抱っこたぁ、やるな!ダークサイズルピア………
駆け寄ってきたサイズルピアの頭をわしゃわしゃして労う。
お〜よしよし………骨邪魔だな!
……ヨシ!(現場猫)これで、セリカの誘拐事件は未然に防げた。
後はセリカの誘拐に成功したと思い込んでいるアホどもを、みんなでしばき回しに行くとしよう!
「それで話は続くんだが、ここにセリカの身代わりになったクリーチャーが付けてる位置情報があるんすよ………」
「お、抜け目ないねぇ……」
「やるね、レイ。」
「それなら勿論、やることは一つですよね?」
「ええ、そうですね……」
この瞬間、全員の思考は一つとなった!
「この不届な野郎に鉄拳制裁加えに行くぞ!」
「「「「「おおーッ!!!」」」」」
「こんなことをするなんて、断じて許せません!」
"そうだねアーシュ。私も少し、怒ってるよ。"
みんな気合い十分みたいだな!
それじゃあ………イクゾー ! デッデッデデデデ! カーン! デデデデー
それから俺達はアカシックパラレルのGPSを頼りに奴らの居場所を見つけ出し、ニコル・ボーラスやレイクポーチャーなども総動員して、叩き潰した。
「ドーモ、ヘルメット団=サン!レイです。まずは弾丸の喪失をプレゼント!!」
「うわっ、何だこのデカイの!?敵襲、敵襲だっ!!───な、銃が撃てない!?」
「ん、隙だらけ!」
「今のうちに攻めるよ〜」
カイザーからの支援によって無駄に装備が良かったが、弾が無いとなればいくら性能がいい銃だろうがただの鈍器だ。
奴らも漏れなく反撃もままならずに、ホシノ達にボコボコにされた。
はい、お疲れ〜解散解散(TUG)
あー、やっと終わったぜ……
これで一旦は落ち着くかな?
まあ、先生とアビドス組も、戦闘中に回収した戦車の部品がキヴォトスで使用禁止となっている違法品だったと分かったこともあり、裏組織との繋がりを感じ取ったらしいし、すぐにでもカイザー関連の話が始まりそうではあるけど……
というかこの後ブルアカといえばの
……一先ず、アビドスの校舎に戻ったら誰かとデュエルでもしようかな〜
そんなことを考えながら俺達は奴らのアジトから引き上げていくのだった。
*** side:??? ***
皆が寝静まる夜の帷の中、キヴォトス某所のビルにて、妙に肩幅のある男が不満そうな声を呟いていた。
「……はっ!格下のチンピラ如きではあの程度が限界か。わざわざ違法戦車まで貸し出してやったというのにあのザマとはな。」
「ふむ、それならば生徒には、生徒の専門家に依頼するとしよう。」
そういって、何処かに電話をかける男。
「はい、どんな依頼でも完遂します。便利屋68です。」
「便利屋、早速だが仕事を頼みたい。」
「………」
…………………
……………
……
「う、うわああぁぁっ!!」
「やめろぉー!!!」
(ダァーン!!!………ドサッ)
「ぐ、うぁ………何者だ、貴様ら……!」
「私達?……そう、私達は────」
「便利屋68。」
「金さえ貰えるなら何でもする……」
「何でも屋よ。」
キャー!アルちゃんカッコこいい!……だがそれもいつまで持つかな!
というか、やっぱりカイザー理事肩幅デカすぎんだろ……
強虫モンブランぐらいあるゾ………
真っ白カイザー理事「利息なんかねぇよ」
あと、ここ最近対生徒相手に雑に投げられ始めたニコル・ボーラス
──しょうがないじゃん!だって君強いもん…
アビドスの生徒で誰とのデュエルが見たい?
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シロコ
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ホシノ
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セリカ
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アヤネ
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ノノミ
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どうでもいいからアーシュをぷにぷにさせろ