デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜 作:シユウ_001
新しいいきつよデッキ、来ましたね!
作者は赤緑アポロも黒単アビスも自分で買って作ったので、泣きそうです……
フォーミュラー1枚2000円で買ったのに……(勿論4投)
対策委員会のみんなとデュエマをして交流をした次の日。
その日は俺達シャーレ組を含む皆が同じ教室で過ごしていた。
そんな時、ふとホシノが思い出したような表情をした後、みんなに目配せしてから俺たちに近づいてきた。
「そういえばレイ君ってさ、クリーチャーとかに詳しいんでしょ?」
「ん?まぁそうだな。そりゃそれなりには詳しいが、なんでまた急に?」
「いやー、レイ君たちの活躍をちょっとばかし耳にしてね?それで頼みたいことがあったんだよね。」
このキヴォトスには原作には存在しないクリーチャーという要素がある。
それに伴って現れるのはデュエマの普及という最高な一面だけでは勿論なく、野生のクリーチャーによる被害などの問題だ。
そしてその問題解決の依頼はもちろん、ほぼ何でも屋と化しているシャーレにもやってくる。
だが、先生は通常の業務で手一杯でクリーチャーの対処までは手が回らないし、先生自身はただの一般人なので超常の力を振るうクリーチャーたちの相手は厳しい。
そこで、DMPとしてクリーチャーに詳しい俺と半分クリーチャーのアーシュの出番ってわけだ!
クリーチャー関連の依頼が来るたびに、俺たちが先生の代わりに出張ってそれを解決していったことで俺たちはクリーチャー専門のシャーレ部員として少し有名になったみたいだな。
で、ホシノがなんか言いたそうだな。
クリーチャー関連のことなのか?
「少し前から前にある
「あ、
「
「あー、アレね!あのなんか不気味なやつ。」
「ん、私はアレはカッコいいと思う。」
んん??何だろな、
セリカとシロコ曰く不気味でカッコいいらしいが、果たして何が出てくるのか……
それじゃあ着いてきて、と言ったホシノの先導の元でその例のモノがある場所に連れて行ってもらうことになった。
そうして辿り着いた場所は、校舎と同様に少し年季が入った体育館だった。
「この中にソレはある感じなのか?」
「そうだね〜クリーチャー関連は何が起こってもおかしくないから、見つけた後は間違って誰かが近づかないように厳重に管理してたんだよ。ほら、入っていいよ?」
先に中に入っていったホシノから許可が降りたので、早速中に入らせてもらった俺が見た光景は……
「……っ!これは……斧?」
体育館の中心あたりに床板の破片を撒き散らし、深々と突き立った禍々しい雰囲気を放つ、全体的に緑の配色の
……んん?緑っぽい両刃の
「………いやこれ《ボアロアックス》じゃねーか!!」
何で体育館にこんな危険物があんだよ!
教えはどうなってんだ教えは!?
「……レイ、これが何か知ってるの?」
「ああ、これは相当厄介なヤツだぞ。まず、コイツはクリーチャーじゃない………今はな。」
「
「ああ、それはだな……」
ボアロアックスは〈ドラグハート〉と呼ばれるカードで、龍解すればクリーチャーになったりもするんだが……ということを伝えようとしたその時!
俺とホシノに続けて体育館に入ってきたアーシュから衝撃の言葉が発された。
「あれ、ボアロアックスさん!?こんな所に居たんですね!」
…………what?
「は?……え、アーシュ?今なんて言った??」
そう問われたアーシュは、いかにも不思議そうな顔をしながら俺に向き直り答えた。
「え?ですから、ここにいるのは今まで行方不明になっていた
『……うん?そこに居んのはアーシュの嬢ちゃんに我が主君じゃねぇか!おお〜久しぶりだなァ!』
キェェェェェアァァァァァァシャベッタァアァァァァァァ-!!!
斧が喋ったんだけど!!
……ってかコイツ本当に俺の《ボアロアックス》なのかよ!?
完全に無くなったもんと思っていたが、まさかアビドスの体育館にあるとか誰が想像出来んだよマジで!
「おま、なんでこんなとこに刺さってんだよ!?てか喋れんのねその状態で!」
『あー、すまねぇな。それが俺もよく分かんねェんだ。いつも通りデッキに入ってたらなんか急にカードじゃ無くなっちまって、空にほっぽり出されたんだ。それで、なーんもできねェまんまここにブッ刺さったって訳よ!てか、多分他のヤツらも同じ感じになってるかもなァ!』
なんでそんなドラゴン○ールみたいなことになってんだよ……
うーん……もしかしたら、超次元ゾーンに入ってたことが関係してたり……?
分かんねぇことだらけだな……
『いやー、でもやっと我が主君と話せるようになったな!これに関しちゃ本当に嬉しいぜ!いつも喋りたくてウズウズしてたんだよ俺ァよ!!』
お、おう……毎回思うが、俺のカード達本当に俺に対してめちゃくちゃ好感度が高い(?)な。
まあ、いつも使ってる俺の相棒デッキだったっていうのもあるんだろうが……
でも、俺が大切に使ってたカード達に好かれてんのはすげぇ嬉しいからいっか!
と、ここで、しばらくの間蚊帳の外でお口をポカンと開けていたホシノ達が復活した。
「え、何!?ソレ言葉話せたの!?というかソレアンタのだったのね!」
「喋る斧……!ん、カッコいい!インテリジェンスウェポン!」
「な、なんだか明るそうな性格の斧ですね……」
「取り敢えず、これで一件落着ですね☆良かったです〜」
みんなは口々に《ボアロアックス》について述べたり、事件の収束に安堵していたりしたが、その中で違う雰囲気を纏った者が1人……
「へぇ〜レイ君のカードなんだ……じゃ、その《ボアロアックス》?が壊したここの屋根の修繕費、払ってくれるよね?」
「E?」
《ボアロアックス》
そう思って上を見上げてみるとあら不思議!
匠の手によって屋根のど真ん中に美しいほどに綺麗に開いた大きな穴が!
これで風通しと彩光が両立できるように!
…………えっと。
「ウチの者(物)がマジですいませんでしたッ!!!修繕費は必ず払うから!ねッ、先生!?」
頼む先生!頼むよぉ〜!!
"ああ、うん。勿論シャーレで負担するよ……"
「マジ!?ありがとう先生!!」
"でも、レイの給料から天引きだからね?"
「ぐっは!……まあ、やっぱりそうだよねぇ……」
仕方ねぇか、俺のカードが起こしたことだからな。甘んじて受けよう……
そのことは一旦後で考えるとしてだ。
俺は大事なことを忘れていた。
「……あれ?よく考えると、《ボアロ》って何処に仕舞えばいいんだ?」
そう、こんなクソでかい斧を仕舞えるバッグなんて持ってねぇし、それ以前に持てるかどうかさえ怪しいぞこれ……
『何処って……そりゃあ俺をいつも仕舞ってた超次元ゾーンの中だろ?ダイジョーブ、中からでもちゃーんと外の様子は観測できるからよォ!』
ちょ待てよ(KMTK)
一気に情報を流し込むんじゃあない!!
「えーと、つまりレイ君はキミを仕舞う何かを持ってるってこと?」
『その通りだぜ、ちっこいのに強そうな嬢ちゃん!』
「うへ、ちっこいは余計だよ〜」
まず、超次元ゾーンだと?
なんか当たり前のように出てきたが、《ボアロアックス》の言い方からすると俺は超次元ゾーンを自由に開閉出来そうな口振りだったよな……
「え、アンタそんな謎空間?みたいなのを使えるの?」
「いや、俺もそんなこと知らんかったが……」
セリカにそんなことを聞かれるが、俺だって知らん!
俺には真のデュエリストの力だけじゃなくて、超次元ゾーンも扱えるようになってたのか?
それとも真のデュエリストの力そのものに超次元を扱う能力も付属していたのか……?
「ううむ、よく分からんが取り敢えず《ボアロ》に聞きたいんだけど、超次元ゾーンってどうやって開くんだ?」
「ん?そんなのはグッと念じたらパ〜ッと開くんだよ!何だよ急に、いつもやってたんじゃねーのかァ?」
「いや、試した事すら無いんですがそれは……」
まあ、やってみるしか無いか!
取り敢えず《ボアロ》に言われた通りに超次元よ開け〜と念じながら、デュエプレでよく見た稲妻か迸っている様子を想像して手を伸ばした。
……あれ?何にも起きねぇけど、これ本当に開けるんすかね……?
と、俺が若干《ボアロ》の話の信憑性を疑い始めたその時!
突然伸ばした手の辺りの空間が歪み、捩れ、引き伸ばされ、あっという間に周りに雷電が迸る、底が見えないような円形の穴が現れた。
"うわ!本当に何か出たよ!?"
「俺もマジで出るとは思わなかった……」
まんまデュエプレで見たまんまのやつだが、これで《ボアロアックス》を収容出来るようになったな!
という事で早速床に突き刺さっている《ボアロ》を引っ掴み、引き抜きにかかる。
「よっこい……しょ!……あれ?そんなに重くない?」
ボアロアックスっすっごい重厚感のある見た目で、さらに普通の斧よりクソデカいんだが、なんか結構簡単に持ててしまった。
「おお〜よく持てるねぇそんな重そうなの。」
『いんや、重そうじゃなくてしっかり重いぜ?ただ、所持者と認められたら感じる重さが軽減されるだけで、本来の所持者じゃなければ本来の何倍もの重さになるだけだ!』
うわ、そんな便利機能ついてたのか……
……ん?じゃあサソリスじゃない他のクリーチャーが持ったらどうなるんだ?
ドラグナーだったらOKなのか……?
まあいいや、一旦置いとこう。
それじゃ、仕舞うとしますかね!
手に持った《ボアロアックス》を出現した超次元ホールにブッ刺してみる。
うわ、これめっちゃ深いぞ!俺の腕まで入っちまった!
「じゃあ離すけど、いいか?」
『おう、話せて良かったぜ我が主君!出番になったら呼んでくれよなァ!』
そう言い残し、《ボアロアックス》は超次元ゾーンの中に消え、俺が手を引き抜くと超次元ホールは跡形もなく消え失せた。
「───ふぅ〜何も起こんなくて良かったぜ……。」
「……ん、結構いい人?斧?だったけど、何か危なかったの?」
「アイツ、あんなフランクな感じ出してたが、その本質は欲によって洗脳して支配する邪悪なヤツなんだよな……」
たしかそんな感じの事が書いてあった気がするが……
まあ、あんま詳しくは知らんけど。
「うわぁ、完全に危険物じゃない!そんなのがウチの体育館にささってたの!?」
「近づかなくてよかったですね……」
「レイ君には感謝しませんとね〜♤」
そんな会話をしながら、元いた教室に戻ろうとしたその時だった。
突然、校内に警報が鳴り響き、即座に状況を確認したアヤネが少し声色に緊張を滲ませながら声を張り上げる。
「皆さん、襲撃です!校舎より南15km地点で大規模な兵力を確認しました!」
「まさか、またヘルメット団?」
明らかに焦っている様子のアヤネにシロコがそう問いかけるが、彼女はそれに対して首を横に振った。
「ち、違います!この集団はヘルメット団ではありません!……傭兵です!おそらく日雇いの。」
ん?
おっと、これはまさか……?
「へぇー、傭兵かぁ。日雇いでも結構高いはずなんだけど。」
「……これ以上接近されるのは危険です!先生、出動命令を!」
"分かった。行くよ皆、出動だー!"
そんな先生の若干気の抜ける掛け声の元、俺たちは傭兵集団を迎撃するために動き出した。
一体出てくるのは何八魔さんだろうなー(棒)
超次元関連は存在しないと言ったな?
あれは嘘だ。
というわけでボアロアックスの初登場回でした。
ウチのボアロアックスさんは、結構雰囲気で喋らせています。
一応漫画バージョンのボアロアックスにはボアロが喋っていると思われるセリフがあったので、それに倣ってセリフは作っているつもりですが……
まあ、これがこの作品のボアロだと思って多めに見てください……
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作者のモチベがめっちゃ上がります!
それではまた!
デュエプレのキャラやドラゴン娘の他のキャラ出してもいい?
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作者君、それは……アリだ。
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(良く)ないです。
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どちらともありうる……そんだけだ。
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すいません、アーシュを撫でたいんですが…