デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜   作:シユウ_001

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にじさんじのパックめっちゃ買いたい……!
けど、予約とか出来なかったし普通に無理かもしれん……

発売日に店頭凸するしかないかぁ。



アビドスwithDMP VS 便利屋68

 

「──前方に傭兵を率いている集団を確認!」

 

「10……20……あわわ、結構な規模ですね……!」

 

さてさて、やってきました校舎前!

突然襲撃を仕掛けてきた傭兵達を相手取るべく、俺達は正面から迎え撃つ体制を整えていた。

 

いやー、改めて見るとアーシュの言う通り結構人数多いなマジで。

これいくら掛かってんだろ……?

 

そして、その大勢の傭兵達の前にはこれまた見覚えがありすぎる4人組。

ノノミはそれに早速気づいたようで、困惑の声が上がる。

 

「あれ……あの方々はラーメン屋さんの……?」

 

「ぐ、ぐぐっ……!」

 

「一体誰かと思えばあんた達だったのね!ラーメンも無料で増量してあげたのに、この恩知らず!!」

 

「うぐぅ……!!」

 

相当お冠であるセリカによる口撃で早くも大ダメージを喰らって涙目になるポンコツ社長ことアル。

 

その矛先を逸らすためか、頼りないアルの代わりにムツキが応答し、それにカヨコも追随する。

 

「あはは!その節はありがと!でも、それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でね?」

 

「残念だけど、公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はきっちりとこなす、それが便利屋。」

 

う〜ん、良いねぇこの感じ!

なんか便利屋68ってこう言うところがカッコいいよなぁ。

まあ、アルちゃんは只々ポンコツ可愛いけど!

 

「もう、学生なら他にもっと健全なアルバイトがあるでしょう?それなのに便利屋だなんて!」

 

「ちょっ、アルバイトじゃないわ!これはれっきとしたビジネスなのよ!」

 

今度はノノミからも至極真っ当な意見をもらい、慌てて言い返すアル。

俺も、期待を込めてなんか言っとくか?

 

「……俺は便利屋云々は全然良いと思うけど、金が無いんなら飲食店とかでバイトとかしたらどうだ?賄いとか出そうだし。例えばほら、柴関ラーメンとかさ!」

 

「い、いやよ!私たちはアルバイトで便利屋やってるわけじゃないってさっきから言ってるじゃない!ちゃんと肩書きだってあるんだから!」

 

これであわよくば柴関ラーメンの店員verの便利屋が見れるかも!?とか思ったがやっぱ無理そうだな。しゃーなし!

 

そんなことを考えながら、アルの必死の肩書きトークを微笑ましい目で見ていると、痺れを切らしたのか、遂にシロコが前に躍り出た。

 

「もういい。誰の差金……いや、答えるわけないか。それなら力づくで───」

 

そう言うや否や、シロコは体勢を低くして……

 

「───口を割らせるっ!!」

 

自身の愛銃を手に傭兵達へと突っ込んで行った!

 

「ふふ、いいわ!かかってきなさい!総員、攻撃開始!!」

 

それが戦いのゴングとなり、アビドスVS便利屋68の戦いが幕を開けた!

 

「……ふっ、遅い!」

 

「ぐあっ……!」

 

「く、そ……」

 

真っ先に先陣を切るのはシロコだ。

巧みな身のこなしで襲いくる弾幕の嵐を悉く避け、敵の傭兵を1人また1人とARで撃ち抜いていく。

 

しかしそこに立ち塞がるは便利屋のタンク、アルに絶対の忠誠を誓うハルカだ。

 

「こ、これ以上は好きにさせません……!」

 

「いいや、君はおじさんと遊んでもらうよ〜?」

 

おお、ホシノが一番の暴れ馬であるハルカを抑えにかかったか!

これで他のメンバーは突然襲いくるショットガンの乱射から被害を免れる……ホシノ、流石の判断だな……!

 

「よし、俺も負けてらんねぇな!『デュエマ・スタート』!!」

 

デュエル開始の掛け声と共にシールドを展開し、俺も始動する。

今回は3ターン目の《栄光ルピア》からのスタートだ。

 

「マナブーストは───よし、ドラゴン!これで2ブーストだな。それじゃ、頼むぜ《栄光ルピア》!」

 

「分かったッピ!頑張るッピよ〜!!」

 

そう言ってやる気を見せる《栄光ルピア》を、前回と同じく、シロコと同じように敵陣に突撃して行ったセリカの元へとサポートに行かせつつ、《ジャックポット・エントリー》で更に展開を伸ばしにかかる。

 

その間にも敵陣で暴れ回るシロコや、ハルカと援護に来たムツキを相手取りながらも、片手間に周りの敵を薙ぎ倒すホシノによってみるみる数を減らしていく傭兵達。

 

 

 

今回も楽勝で勝てるだろ、と。

 

 

 

そう、油断していたのだろう。

 

 

 

皆の裏をかき、背後から忍び寄る1人の傭兵に俺は気付きすらしなかった。

 

 

"レイ!後ろだよ!!"

 

「───っ!?」

 

「これでも喰らえや!!!」

 

マズルフラッシュと共に放たれる散弾。

どうにか避けようとするも、タイミングの悪いことに《ジャックポット》からクリーチャーを出そうと少し障害物よりも前に出ていたのが災いしてまった。

 

思わず防御姿勢を取る俺の眼前で、散弾が透き通った青色のシールドに防がれる。

 

一発、二発……三発目で耐えられなくなったのか、シールドがガラスが割れるような音を上げながら、儚く砕け散る。

 

その時初めて、しっかりと襲ってきた傭兵の表情を、目を、見た。

 

 

 

 

見てしまった。

 

 

 

 

「っ……!」

 

 

初めてだった。

ここまで純粋な殺意を向けられたのは。

 

いや、本当は彼女にはそんな気持ち殺意なんて無かったのかもしれない。

銃撃戦が日常茶飯事なこの世界だ、ただ俺を痛めつけてやろう、ぐらいにしか考えていないのかもしれない。

 

だけど、シールドというオレの生命線が一枚とはいえ、クリーチャーからの攻撃ではなく()()()()に壊された、というのは俺の心に大きな衝撃を与えた。

 

 

「───ッぁあああァァッ!!」

 

 

そこからは、もう半ば本能で動いていた。

防御姿勢を解くや否や、突き出した手の先に超次元ホールを生成し《ボアロアックス》を引き摺り出す。

 

突然何もないところから巨大な斧を取り出した俺に面食らったのか、動きが止まった傭兵。

 

慌てて動き始めた頃にはもう遅く、回避行動もままならずに、その傭兵は横薙ぎに振るわれた《ボアロアックス》に打ち据えられ、もんどり打って気絶した。

 

「ハァ…、ハァッ……!」

 

『おい、主君!しっかりしろ!まだ戦闘は終わってねェぞ!』

 

生、きてる生きてるのか?俺……

心臓の鼓動が激しいのが実感できる。

 

「レイさん!レイさんっ!!大丈夫ですか!?怪我は!?」

 

《ボアロアックス》からの言葉に返答することも出来ず呆然と立ち竦む俺に、心配して飛んできたアーシュが触診をして怪我が無いかどうかを確認する。

 

いつもならアーシュに触られることにドギマギしてたかもしれないが、今の俺はそれどころでは無かった。

 

……俺は、キヴォトスを甘く見ていた。

 

ここにいる生徒達は俺の元の世界とは価値観が全く違うというのを見落としていた。

 

ブルアカゲームとしてやっていた時には銃撃戦云々や生徒の価値観よりも、先生との会話や生徒同士のストーリーに目が行っていたが、よくよく考えてみれば当たり前のことだ。

 

ここは日本ではないのだから。

 

 

それから少しした後、定時になったことにより戦闘の雲行きが怪しかった日雇いの傭兵達は我先にと解散し、首謀者である陸八魔一味も悔し紛れの言い訳を残して去って行った。

 

その後のことはあんまり覚えていないが、一つ確かなことが分かった。

 

戦闘は遊びでは無い。

それが例えデュエルだとしても。

 

例えどんな理由があっても戦闘中に気を抜いてはいけない。

生徒達みんなとは違って、俺には不意に喰らう一発でも致命傷になりかねないから。

 

今までの戦闘は、予め《ジャックポット・エントリー》などで《ニコル・ボーラス》や《レイクポーチャー》などの強力な効果を持つドラゴンを出せていたから簡単に勝てていただけだったんだ。

 

今回のようにそれが間に合わなければ、俺を守るものは途端に少なくなる。

もしもシールドが無ければあの散弾によって、俺はあっさり死んでいた。

 

……今日のことはいい教訓になった。

これからブルーアーカイブの物語は動き出し、今までの比ではないほど更に危険になっていく。

 

現に、原作でも先生は一度死にかけた……それも生徒の手によって。

そんな環境で今までのような軟弱な考えじゃ、俺はいつか油断して死んでいただろう。

 

メインストーリーが佳境に入る前にこの事に気づけて良かった。

そう、深く俺は思ったのだった。

 

 

 

*** side:??? ***

 

 

 

「……何?依頼は失敗したと?」

 

「予行演習なんだろう、本番はいつだ?」

 

『あれが実践だったのです……が……。───あっ、いえ、なんでもありません……』

 

「あれが実践……?いや、聞き間違いだろう。」

 

『は、はい……あ、えっと、つ、次は一週間以内を予定しています!』

 

「そうか。くれぐれも抜かるなよ。お前達には期待しているのだからな。」

 

『……ふふっ、お任せください。』

 

ガチャリと音を立てながら電話が切れる。

 

「奴らのデータ自体は正確なはず……計算ミスか?いや……」

 

先程まで通話していた男は、少し首を傾げながら1人ごちる。

 

そこに現れるのは、窓の外に広がる深い闇と同化してしまう程の色をした、目が稲妻のようになっている黒のスーツの男。

 

それを目にした瞬間、通話を終えた機械の姿の男は面倒臭いものを見た様な反応をした、が、すぐにそれを奥に引っ込めた。

 

「………お困りのようですね。」

 

「……。いや、困ってはいない。ただ、計算にエラーが生じた……アビドスの戦力がデータより強かっただけのこと。」

 

「データに不備はありませんよ?ええ。……()()()()()データにはね。」

 

何か裏がある様な言い方をするスーツの男。

だが、それを鼻で笑う様に機械の男は告げる。

 

「ふん、どうせ新しく来たあの男子生徒のことを言っているんだろう?勿論計算に入れているさ!まあ、多少不思議なバリアを持っていたとしても、ヘイローの無い生徒の戦力なぞ高が知れているがな。」

 

「………。そこまで不安でしたら、私が用意した()()を使っても宜しいのですよ?」

 

「ふむ……()()か。確かに便利屋は良い戦力であるとはいえ、先日の戦闘を見るにまだ物足りん。使うべきかもしれんな。」

 

「そういうことであれぱ、こちらも願ったり叶ったりです。それでは、私はこれで。……あぁ、そうでした、アビドスにどの様な変化があったのかを確認してみましょう。では。」

 

そう言ってスーツの男は部屋から去っていった。

 

「………。致し方ない、か。」

 

(プルルルル……ガチャ)

 

「こちら、カイザー理事だ。次の襲撃についてだか、少し持って行ってもらいたいモノが───いや何、ただの保険だ………分かったな?……日時は………」

 

 

 





理事「多少シールド貼れるぐらいの一般人がおったところでなんも変わらんやろwww」

黒服「(コイツ、あの映像の何を見てたんだ……)」

はい、今回は少しシリアスでした。
まぁ全然違う世界な訳ですから、こう言ったことが起こるのも当然ですよね?

大丈夫ですよ!こんなシリアス空気も次にはシリアルになってるんで。
メリハリが大事って、それ1番言われてるから(?)

それでは、また!

デュエプレのキャラやドラゴン娘の他のキャラ出してもいい?

  • 作者君、それは……アリだ。
  • (良く)ないです。
  • どちらともありうる……そんだけだ。
  • すいません、アーシュを撫でたいんですが…
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