デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜   作:シユウ_001

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フタエノキワミアッーーー!!!(2日連続投稿)
な、何とか間に合った……!

何かが起きた時のために話をストックしようと思ってたのに……
なんか手が滑っちゃった☆

というか、1話で進む内容が少なすぎる……何かしら端折らないと最終編まで書くのにバカみたいな話数掛かっちゃいそう。
まあでもメインストーリーの重要なところ意外の台詞とかを少しずつ削っていくしかなさそうですね……

他の投稿者さんはどうやって少ない話数で抑えてるんだろ?
うーん……まぁいいか!


それではどうぞ!



ん!DMPと一緒に銀行を襲う!!

ヒフミと合流した後、俺たちはセリカの誘拐犯達が使用していた戦車の情報を探ったのだが、一向に見つからなかった。

 

「はぁ、しんど……」

 

「全然見つかんねぇな。」

 

「もう数時間は歩きましたよね……」

 

「おじさんもうヘトヘトだよー。腰も膝も痛くなっちゃった……」

 

なーにを言ってんだこの自称おじさんは……

多分この中だったら1番体力あるだろお前よ……

 

「あら!あそこにたい焼き屋さんが!」

 

「あれ、本当だー」

 

「あそこで少し一休みしましょうか!」

 

「いいですね!」

 

たい焼きか!少し小腹も減ってたとこだし、早速行くか!

おっ、(店が)開いてんじゃーん!

 

大人のカードで支払おうとする先生を止め、自身のゴールドカードで支払ったノノミの奢りのたい焼きを皆で食べながら先程までの事について話す。

 

ヒフミによると、ここまで情報が見つからないのは妙だとのこと。

 

何者かが協力して販売ルートや保管記録などを徹底的に隠蔽でもしない限り、こんなことにはなり得ないのだとか。

 

だが、ここはブラックマーケット。

元より表に出せないようなものしか扱われていないので、そもそも隠す必要なんて無いはずなんだ。

 

"……なるほど、だから妙だと思ったんだね。"

 

「というか、こんな無謀な場所が野放しにされてるだなんて、連邦生徒会は一体何やってんの!?」

 

「あっちにもそれなりの事情があるんだろうねー」

 

そりゃそうだろうな。

連邦生徒会からしてもこの場所は看過できない場所なんだろうが、ここを制圧するのには多大な戦力が必要となる。

 

そう考えると、おいそれとそんな大部隊を動かすのは難しいだろう。

 

と、ここで焦った様子のアヤネから通信が来た。

 

『お取り込み中失礼します!そちらに武装した集団が接近中!』

 

「!!また不良?」

 

「いいえ、これは……マーケットガードです!」

 

「そりゃマズイな、少し身を隠すぞ!」

 

奴らに見つかったら面倒なことになる。

俺たちは一先ず物陰に隠れ、やり過ごすことにした。

 

その少し後に、俺たちが元いた場所の近くを何台かの車とバイクが通る。

その真ん中には、見覚えのある輸送車があった。

 

「パトロール……というより護送している?」

 

「…….そうみたい。」

 

「あっ、闇銀行に入りましたね。」

 

闇銀行の敷地に入った現金輸送車。

そこで停止して中から出てきたのは、今朝アビドスに集金しに来たカイザーグループの社員だった。

 

それに皆が驚く中、その社員は闇銀行の行員にアビドスから受け取った現金をそっくりそのまま渡し、その場を去って行った。

 

「もしかしなくても私達の支払った利息って、そのまま闇銀行に流れていたということですよね……?」

 

「じゃあ何?私達はブラックマーケットに、犯罪資金を提供してたってこと!?」

 

『「「「………。」」」』

 

これは……キツイだろうな。

自分達が汗水垂らして稼いだ金が、まさか自分達の学校を襲う為の資金になってるかも知れないと分かったんだからな……

 

「でも、その証拠はどうするの?」

 

「───そうです!さっきサインしてた資金確認の書類を見れば分かるんじゃないでしょうか?」

 

おっ、ナイスアイディアだなヒフミ!

やっぱ頭が切れるなぁ。

 

「さすが。」

 

「ですが、その集金記録はあの闇銀行の中です。このブラックマーケット屈指のセキュリティを誇る銀行となると……一体どうすれば……」

 

あ、この流れは………

 

「うん、他に方法はない。」

 

「そっかー、あれかー。あれなのかー。」

 

「えっ?」

 

「あっ、そうですね!あれがありました!」

 

「……え?まさかあれのこと言ってるんじゃないわよね?」

 

「………。」

 

「う、嘘っ!?本気で!?」

 

「ありゃあ本気だな!コイツにはやると言ったらやる………『スゴ味』があるッ!!」

 

「言ってる場合じゃないですよレイさぁん……!」

 

「????」

 

ん、まだ分かんねぇか?

アビドスと言ったらほら、あれしか……ないだろ?

 

「残された方法はただ一つ………」

 

そう言ってシロコは、漫画でしか見たことがないような目出し帽を取り出し、まるでそうするのが当たり前かのようにスッと被り一言。

 

 

 

「ん、銀行を襲う。」

 

 

 

「はいいいっ!!??」

 

それを皮切りにアビドスの面々は、何やかんやいいながらも次々に覆面を装着していく。

 

そして、俺の分もあるんだなーこれが!

俺は名前が『レイ』なこともあってか0番のものを渡された。

 

で、本来0番のアヤネは5番となりアーシュは6番のものをもらっていたのだが、これ地味にファウスト様の番号ズレちまったな……まぁええか。

 

「ごめん、ヒフミの分は準備してなかった。」

 

「ありゃ、どうしようか。」

 

「それならこれでどうですか?」 

 

そうやってヒフミに被せられたのは7という数字が額部分にデカデカと書かれたたい焼きの袋。

 

「おお。完璧。7……ラッキーセブン!」

 

「なんか似合ってんなヒフミ!」

 

「いいねーヒフミちゃん。まさに悪の親玉とかラスボスって感じー。」

 

ラスボスというよりは、物語の途中で倒される中ボスみたいな見た目だな。

……なんか5人に分身する術式使ってきそう。

ふーん、いい術式持ってんじゃん(STR)

 

「ほ、本当に私も一緒に銀行強盗を……?」

 

「さっき約束したじゃーん?ヒフミちゃん。旅は道連れなんとやらだよ?」

 

「大丈夫、悪いのはあっちの方だから!私達は悪くない!」

 

悪くない!悪くない……と、思うんだ。(革○)

まあ、銀行強盗をしていることを除けば悪くないな。

……いや銀行強盗が1番悪いんですがそれは……

 

「それじゃ、先生。あの言葉をお願い。」

 

"分かった……皆、銀行を襲うよ!

 

しゃあっ、カチコミじゃあ!!!

突撃イイィィィーーーーッ!!(にほんへ)

 

 

 

*** side:アル ***

 

 

「アル様、融資の承認は下りませんでした。お力になれず申し訳ない。」

 

「そ、そんな!ちょっと待ってちょうだい!」

 

カイザー理事からのアビドス襲撃依頼を一度失敗したことにより、経済的に追い込まれてしまったアルは融資を受ける為にブラックマーケットのにある闇銀行に来ていた……が、それもどうやら厳しいようだ。

 

(どうしましょう……融資が無ければここから立て直すことなんて………)

 

そこまで考えた後に、アルは今の自分の考えが己が目指すものとはかけ離れた思考であることを悟ってしまう。

 

(くそっ、何よこれ。情けないわ……。融資だの何だの、こんなの私が思い描いていたアウトローとは全く違うじゃない!)

 

(私はただ、何事にも縛られない、ハードボイルドなアウトローになりたかっただけなのに……)

 

そんな弱気になった考えをしていたその時!

 

バチン!

 

 

ドガアァァン!!!

 

 

ダダダダダダッ!!

 

 

突如停電が起こるや否や、物凄い轟音を立てながら何かが爆破でもされたような音が鳴り、さらには銃声まで聞こえてきた。

 

(これって、もしかして……銀行強盗!?)

 

ようやく電気が復旧して周りが見えるようになったアルが最初に見たのは、青の覆面を被った少女が赤色の巨大なバイクの様なクリーチャーと共に、大穴が空いた壁から現れたところだった。

 

 

 

*** side:レイ ***

 

 

 

「ん、《レッドゾーン》、いい仕事する。」

 

『オレはまだまだ走り足りないぜッ!!』

 

「なるほどな、《レッドゾーン》のクリーチャー破壊の効果を銀行の壁の破壊として解釈を広げたのか。やるな、シ──ブルー!」

 

「ひ、ひえぇ……こんなに容易く銀行の壁を……!」

 

そのバイクの後に続いて、これまたカラフルな色の目出し帽を被った強盗達が姿を現した。

……何故か紙袋をかぶるった者が若干一名居るが。

 

「ほら、何ぼさっとしてんの〜?全員、武器を捨ててその場に伏せてー。」

 

「早くしないとあの世行きよ!!」

 

「お、大人しくしてください……!な、なんで私銀行強盗なんてしてるの!?」

 

アーシュの魂の叫びが聞こえる。

 

 

白昼堂々の銀行強盗に、面食らった銀行職員だったが、さすがはブラックマーケット屈指の闇銀行、即座に警報を鳴らして危険を知らせようとする、が………

 

「……!非常事態発生!非常事態発生!!」

 

「うへ〜無駄無駄。外部に通報する系統の警備システムは全部落としちゃったからね〜」

 

「ん、大人しくする。」

 

「ひぃぃ!!」

 

そりゃ警備システムなんて厄介なもん残しとくわけないだろ?

別働隊の()()()が上手くやってくれたみたいだな。

 

『よくやった、《ハヤブサマル》!!』

 

『……….恐悦至極。』

 

いやーマジで助かるわ、さす忍さす忍!

やっぱ《ハヤブサマル》は入れてると、ちゃんと活躍してくれるよな!……メンデでめっちゃ捲れるけど。

君はドラゴンではないのよ……

 

まあ、何はともあれ第一段階は成功って所だな!

 

「うへ、ここまでは計画通り!さ、次はどうする?リーダーのファウストさん!」

 

「……え?ええっ!?リーダー!?私がリーダーなんですか!!?」

 

「おう。ボスのファウストさんよ。指示を頼むぜ!」

 

「そうですよ〜リーダーです!ボスです!私達【覆面水着団】の!そして、私はクリスティーナだお♧」

 

「うわ、何それ!いつの間に覆面水着団なんて名前になったの!?しかもダサいし!」

 

「あうう……これじゃ、ティパーティにどう顔向けしたら……」

 

あー……そっから色々と大事になるのを知ってるから、なんとも言えん………

うん、まぁ……大切な友達ができたと思って我慢してくれ!

 

そんな若干間の抜けた会話をしている俺達を眺める人影が幾つかあった。

 

「あれ……アイツら……。」

 

「あ、アビドス?」

 

「だよね!……少し知らない子もいるけど。ここで何やってんだろ?」

 

「それは……銀行強盗でしょ。」

 

「狙いは私達ですか?潰して来ましょうか!?」

 

「だから違うって。……それにしてもなんで急にこんなことを?」

 

一方、便利屋68の社長として話をつけに行っていたアルはというと……

 

「………。」

 

(や、ヤバーい!!この人たち何なの!?ブラックマーケット有数の闇銀行を襲うだなんて!)

 

「さあ、そこのあなた。このバックに入れて。少し前に到着した現金輸送車の……」

 

「わ、分かりました!何でも差し上げますからどうかお助けぇ!!」

 

「いや、要るのは集金記録だけで……」

 

「ど、どうぞ!詰められるだけ詰めました!これで命だけは……!」

 

「あ……。う、うーん……」

 

(めちゃくちゃ手際も良いし、超プロフェッショナルね!5分も掛からずにここまでのことをやってのけるなんて!ここからどうやって逃げるのかしら?)

 

大興奮だった。

今自分が見ている強盗がアビドスであるとも露知らず、目をキラキラと輝かせてその様子を眺めていた。

 

(カッコいい……!!シビれるっ!これぞ真のアウトロー!うわぁ、涙が出そう!)

 

「あー……全然気づいてないみたい。」

 

「むしろ目を輝かせちゃってるね!」

 

「わ、私達はここで待機でしょうか……?」

 

「どっちの手助けもする理由もないし、ここは待機でいいと思うよ。取り敢えず隠れておこう。」

 

「は、はい!」

 

 

………………

 

 

 

「シロ───ブルー先輩!ブツは手に入った!?」

 

「え?あ、うん……。」

 

「それじゃ逃げるよ〜。全員撤収!」

 

「怪我人は居なそうですし……すみませんでした!さよならっ!!」

 

よっしゃ、ここいらでずらかるとするか!

あばよ〜とっつぁん!!逃〜げるんだよォ〜!

 

「く、くそっ!奴らを捕えろ!道路を封鎖して、マーケットガードに連絡だっ!1人も逃すな!!」

 

おっと、これは追っ手を立てられそうだな?

残念だが……その目論見は潰させてもらおう!

 

「頼むぜ、《 終末の時計ラグナロク ザ・クロック 》!!」

 

「了解した!時よ………止まれ!!」

 

ギュルルルル………カチッ!!

 

《クロック》がそう叫ぶと同時に空中に機械仕掛けの時計が現れ、それと同じくして周りの速度が遅くなっていく。

 

そしてその全ての針が12時を指すと同時に、世界の刻は止まった。

 

おお、なんか周りが白黒になってる……

まさに時が止まってるみたいだな!

 

「我が主にそのご友人達!この停滞する時は長くは持たん!早急に逃げられよ!」

 

「了解だ!これが解ける前にさっさと逃げるぞ!」

 

「おっけ〜!それじゃ行くよー。」

 

「クリーチャーってほんと、何でもありね!」

 

「セリカちゃん、いいじゃないですか☆お陰で簡単に逃げられるんですから!」

 

『皆さん、早く退避を!』

 

「ん!」

 

こうして俺たちは見事に銀行強盗を成功させ、《クロック》の能力で止まった時の中でさっさと逃げ出した。

 

 

───

 

────ィィイ………パリィン!!!

 

「おい!早く捕まえ……なっ、消えた!?や、奴等はどこに!?」

 

 

 

***

 

 

 

「………はー、息苦しい。もう脱いでいいわよね?」

 

『封鎖範囲からは脱出できました。ここはもう安全地帯です。』

 

「いやー助かったよレイ君。《クロック》の効果って強いねー。」

 

「そりゃあ、めちゃくちゃ昔からずっと使われてる最強格のSシールドトリガーだからな!」

 

でも、《クロック》が止められる時間はそう長くはなかったけどな。

俺たちが闇銀行から出たあたりでその効果が切れたのが感じ取れた。

 

しかも、《クロック》の効果中は、効果が適用されている人物は効果適用外の人や物に対して一切の影響を与えることはできないし、止まった時間内で何かに対して攻撃の意思がある行動を取ることもできない。

 

まあ要するに時止め能力でよくあるナイフを四方八方から投げて解除後に串刺し!なんてことはできないってわけだ。

 

多分これはあくまでSシールドトリガーとしてピンチから逃れるための効果だからってのがあるんだろうな。

 

「レイさん……大丈夫なんですか?その……」

 

「あー、まぁ大丈夫だと思うぞ。結構危ない状況だったし、まだ他にも強いカードは残ってるしな。」

 

あと、これは俺自身……というより俺の能力についてなのだが、どうやら俺は【デュエル】をする時に出てくるデッキ以外のカードも使えるようなんだよな。

 

それに気づいたのはセリカの誘拐事件を未然に防ぐために《アカシック・パラレル》を召喚した時だった。

 

よく考えてみればあのカード、ジャクポデッキに入るわけないじゃん!と考えてその後から色々と検証して、能力について詳しく調べてみたのだ。

 

「あ、もしかして《クロック》の ()()r()u()b()y()()()使()()()()()r()t()()()()()()()()()()()/()r()t()()()/()r()u()b()y()() ()って結構長いの?」

 

「ああ、大体2週間は使えなくなるな」

 

「ごめんね〜私達のためにそんな強いカード使ってもらって。なんかお礼しないとね?」

 

「いいっていいって!気にすんなよ!デュエマにはまだまだ強力な効果を持つカードが沢山あるんだからな!皆が無事ならそれでいいじゃねぇか!」

 

そう、そしてそんな強力な効果をバカスカ使えるわけもなく、勿論制限も存在する。

 

まず一つ目が先程セリカに言われていた《再使用時間リキャストタイム だな。

 

強力な効果があるクリーチャーや呪文には総じて長いリキャストタイムが存在している。

 

これは単純にバカみたいに強い効果や世界を壊しかねないような効果を何回も連続で使われると、大変なことになるからあるって感じがするな。

 

例えば、いくら攻撃ができないからって《クロック》の効果を何回も使えば、どんな奴からも簡単に逃げることができるようになる。

つまりは犯罪使用すればめちゃくちゃに厄介だってことだ……今回みたいにな。

だって一回使っただけでこれなんだから。

 

そして、制限はもう一つある。

それは一度に出せるクリーチャーは3体まで、というものだ。

 

これについては戦闘時、というか【デュエル】中にはその限りじゃないんだが、【デュエル】中ではない時はこの制限が掛かる。

 

この3体という数はこれが本当に能力の限界なのか、俺自身の能力に対する熟練度が足りていないからなのかがイマイチ分からん。

 

ま、実際はアーシュをずっと出し続けているから実質2枠みたいなもんなんだけどな。

だから今回も同時に展開していたのは《ハヤブサマル》と《クロック》の2体だけだ。

 

でも、3体に制限されてもあんまし気にはならなかったな。

逆に数が多すぎても指示出すの大変だし。

制限された所で別に目立った問題はない。

 

"───というかレイ、さっきは【デュエル】状態じゃなかったの!?危ないよ!"

 

「何というか、選択肢の幅を広げるために……というか《ハヤブサマル》を通報機能のシャットダウンのために出してたからなぁ……。まぁでも、シャットダウンが完了した後に《ハヤブサマル》は手元に戻しておいたから、安全ではあったぜ。」

 

"そっか、それならいいんだけど……"

 

………前回の件で先生や皆にも心配かけちまったからな。

自分の身の安全はちゃんと確保するようにしている。

《ハヤブサマル》なら〈ニンジャ・ストライク〉効果でいつでもすぐに俺への攻撃をブロックしてくれるから安全だろう。

コイツも大概性能がイカれてんな……流石殿堂入りカード。

 

「──それよりシロコ、ちゃんと集金記録は取ってきたか?」

 

「う、うん。この中に……」

 

薄っすらと冷や汗をかいているシロコがバックを地面に置く。

 

その中を確認してみると……案の定、集金記録の下には大量の札束が所狭しと詰められていた。

 

「うわ、これ一億はあるんじゃない?」

 

「ホントに5分で一億稼げちゃうなんて!早く運ぶわよ!」

 

「………待って。」

 

予想外の成果に喜びの声を上げげ、お金を持ち去ろうとするセリカだったが、それを止めたのはそのお金を持って来た張本人であるシロコだった。

 

「本当は私もそのお金を持って帰りたい……けど、もしこれを使ったら何かを踏み外しちゃう感じがして……」

 

「シロコ先輩………」

 

すると、その一連の会話を黙って聞いていたホシノがここでようやく口を開いた。

 

「シロコちゃんの言う通りだね〜。こんな風に、悪い奴らだからってお金を強奪してたらいつしかそれが当たり前になっちゃうよ?要するに、犯罪行為のハードルが下がっちゃう。もしかしたら悪くない人から奪っても何も感じなくなるかもしれない。」

 

そうだな……慣れってのは恐ろしいもんだ。

最初はどんなに良くないことだと思っていても、それを繰り返せばどんな奴でも感情が鈍ってしまう。

 

「今私たちが欲しいのは集金記録だけ。例えこんな手段で学校を立て直したとしてもそこに何の意味があるのさ。」

 

「そうですね……私も最初はセリカちゃんに賛成でしたが、ホシノ先輩の話を聞いて目が覚めました。そんな手に頼るなら最初から私のゴールドカードを返済に使ってましたもんね。」

 

「そのとーり。だから、このバックは置いてくよ。持っていくのは必要な書類だけ。これは委員長命令ねー。」

 

それに対して、なんやかんや言いながらも納得したセリカ達。

まぁこんな汚れた金なんて災の種にしかならんし、持ってかないほうがいいだろ。

 

なんかヒフミが適当に処理してくれるらしいし、それに従っとくか!

 

………とそんなことを考えていると、またもや焦った……というかびっくりした様子のアヤネがこちらに注意を促してきた。

 

『………!!皆さん、何者かがそちらに接近しています!』

 

「!!追っ手のマーケットガード?」

 

『いいえ、この人物は………べ、便利屋のアルさん!?』

 

おっ、やっと追いついて来たか!

アルちゃんおいす〜

………おっと、今は俺たちがアビドス勢だということは伏せとかないとな。

 

「はぁ……はぁ……やっと追いついたわ!」

 

突然やって来たアルに何をしに来たのかと疑いの目を向けるアビドス勢。

その視線に気付いたのか、アルは少し慌てた様子で言葉を重ねる。

 

「あ、落ち着いて!私は敵じゃないから……」

 

そこからアルは俺たちの白昼堂々の銀行強盗が、どれだけ凄かったのかや心に響いたのかを、それはもう饒舌に語り始めた。

 

その様子に若干引いていたアビドス組であったが、アルの並々ならぬ熱意に当てられたのか、ノリノリで【覆面水着団】ムーヴを始めたホシノ。

 

それにノノミやシロコも続いてそんなムーヴをした所、それがさらにアルに響いたようで感激していた。

 

「それじゃあ、私達はここいらで失礼するよ〜」

 

「では、さらばっ!!」

 

名残惜しそうに引き留めようとするアルを何とか振り払い、俺達は元いたアビドスへと帰っていった。

 

……。

 

…………ん?なんか忘れてるような……

 

……………あっ、おい待てぃ!(江戸っ子)バックは!!?

 





なんかまた多くなっちゃった☆
話をまとめんのが下手くそすぎる……

ということで、レイ君の能力はこんな感じでした!
ちなみに、薄々勘づいている方も居るでしょうがこの能力、結構ぶっ壊れ性能です。

何故って?よく考えてみてください……敵が大量に居る中で《アポカリプス・デイ》なんて打ったらどうなると思いますか?
そうですね、あなたの勝ちです。(SDU)
……自分も理不尽にも吹き飛ぶけどね!



デュエプレのキャラやドラゴン娘の他のキャラ出してもいい?

  • 作者君、それは……アリだ。
  • (良く)ないです。
  • どちらともありうる……そんだけだ。
  • すいません、アーシュを撫でたいんですが…
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