デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜   作:シユウ_001

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今のデュエプレ環境

………

速攻デッキ「よっしゃあシールド割り切ってダイレクト!」

赤黒カウンター剣「革命!革命、革命、革命!(ボルドギ鉄拳ボルドギボルドギ) お前は、身の程を知れ!(ドキンダム解放) 革命起こす幕開けの……夜!!(ボルドギをバスターで回収しながらダイレクト)」

速攻デッキ「」

………

速攻デッキ「気を取り直して次の試合、まずは一点!」

5cキリコ「ぶったな!親父にもぶたれた事無いのに!(スーパーSバックでデッドブラッキオ)……あ、ターン返ってきた。ほんならデブラにキリコ乗せて山札からプチョニコルヴィル出してターンどうぞー」

速攻デッキ「a」


………


速攻デッキ「よっし今度こそ……!ちゃんとメタクリも2体立てて……」

オトマキリコ「Sトリガー、ドン水でカレイコバウンスしながらキリコ回収。はい私のターン、オトマクットでキクチ飛ばしながらキリコ出してvan完全不明デルフィン踏み倒してターン返します」

速攻デッキ「……ァあんまりだァァ!!!」


オトマキリコ、普通にやってる事頭おかしいと思うんすよ
オトマクットっていつもそうですよね!メタクリを何だと思ってるんですか!?
キリコは太もも以外ナーフはよ


今日の朝ふとこの作品の情報見て、PV数が3桁超えてて普通にたまげたなぁ……
さらに感想まで頂けたので、喜びのあまり大きな声を出してしまいましたー!(SSR)
これからも感想、どしどしお待ちしております!

……評価つけてくれてもええんやで?


それでは、どうぞ!






DMP vs 赤単速攻からの刺客

ふうぅ……一旦落ち着こう。

 

さて、ここがブルアカの世界だとするならば、まず最初にするべきことはおそらく場所の把握だろう。

 

ブルアカには幾つもの学園があり、それぞれ校風が全くもって違う。

その中には、それこそ突っ立ってたら3秒で死にかねんほどに治安の悪い学園もあり、取り敢えずはその学園でないことを祈るばかりだが……

 

「この感じ……多分ゲヘナでは無さそうだな。」

 

いやぁ、よかったよかった!

折角ブルアカ世界に転移したのに、人生RTAなんかにならなくてよかったよマジで…

 

一先ず最悪の場所では無かったことに安心していると、俺の後を追いかけていたアーシュが漸く追いついてきた。

 

「はぁ、はぁ……レイさん、足、速いんですね…!全然追いつけませんでしたよ…」

 

「…すまんアーシュ、急に走り出しちまって。でも、その甲斐あってこの世界について少し分かったことがあった。」

 

「え、本当ですか?」

 

「まあ、な。」

 

そうは言ったものの、今いる場所については詳しいことはあんまり分かんねぇから、一先ずは歩き回って何処であるかの確認をすれば良いだろう。

 

「ここが何処か把握するためにも、歩きながら話そう。」

 

「了解ですっ」

 

そうして俺たちは人気のないビル街を歩きながら、情報を交換する。

 

「アーシュって、俺が持ってた『ガイアッシュ』のカードで、あってるんだよな?」

 

「はい、そうですね。私はレイさんの『ガイアッシュ』そのものです!今まではデッキの中からしかレイさんを見ることができなかったので凄く寂しかったですが、こうして側にいれるなんて……とても嬉しいです!」

 

「お、おお、そうか。そりゃあ、良かった!」

 

「あ、そうです!是非他の方達にも会って下さいね。皆さんいつもレイさんと会いたそうにしていましたから。」

 

……えっと、それは他のカード達の事なんだろうか?

これは、俺の持ってるカード全部に意思が宿ってる可能性を考えた方が良さそうだな……

 

───うん?今普通に物凄いこと考えなかったか?俺。

おっと、返事だ、返事をしないとな!

 

「……わ、分かった。落ち着いたらな。」

 

若干上の空になっていたが、なんとか返すことができた。

ううむ、ヤバいことが次から次へと湧いてくるな……

 

まあ、今は一旦このブルアカの世界について考えようか。

 

今現在、場所の次に大事なのは、今が()()()()()()()()()だ。

それによって俺が取るべき行動は変わってくる。

 

一番良いのは、最終編のゴタゴタとかがおさまった後の、ある程度平和になった時空だな。

この時間軸の場合、まず第一に安全度が一番高い。

身の安全が一番大事だ、うん。死んだらデュエマもクソもねぇからな!

 

次に、原作開始前。

この場合は、時代によって危険度が異なる。

 

万が一ゲヘナの雷帝がブイブイ言わせてる時期だったら目も当てられない。

だけど、原作2年前だったらならば、アビドスに向かえば本来亡くなる筈のユメ先輩を助けられる可能性がある。

 

2年以上前ならそれを目的にして行動しよう。

原作のアビドス編の3章がほぼ確実に変わってしまうが、助けられると分かっている人を見殺しになど、できるわけがない。

 

そして最後が────「レイさん、危ない!!」──おわっ!?

 

突然、隣を歩いていたアーシュからの警告と同時に腕を引っ張られる。

それとほぼ同時に、風切り音と共に俺が元々いた場所へ勢いよく赤黒い爪が振るわれた!

 

な、何が起きた!?

後少しでも同じ場所にいたなら、引き裂かれていたという事実に冷や汗を流しながら、バックステップで襲いかかってきたナニカから距離を取る。

 

少しこちらを警戒してか、距離を保ったままのヤツの姿を観察する。

赤黒い肌に、頭にはドレッドヘアーらしきものが付いたトカゲのような顔をした化け物……いや、コイツは……!

 

「ブレイズクロー*1…!?」

 

なんでブルアカの世界にクリーチャーが!?

これは……アーシュが居ることが関係してたりするのか?

いや、今はそんな事どうでも良い!

なんとかしてこの状況を脱しなければ……だが、どうする?

 

「れ、レイさん…!どうしましょう、倒しますか…!?」

 

「そう、だな。コイツをこのまんまの話にするわけにもいかないし……っとぉ!!」

 

「わわっ!」

 

危ない危ない…!

あんなので切られたら俺は、どこぞの最強みたいにレ/イになっちまうよ。

今の所はなんとか攻撃を避けれてはいるが、これもいつまで持つか……

 

ここはアーシュに『ガイアッシュ』としての力を使ってもらうしか倒す方法は無いのか…?

俺自体はなんの力もないパンピーだしなぁ。

仕方ない……か。

 

「……アーシュ!」

 

「…!分かりました、どうぞ!!」

 

「えっ?」

 

アーシュに力を使ってもらおうと呼びかけたが、彼女は何を思ったのか、俺にガイアッシュ覇道のデッキケースを投げ渡してきた。

 

「あ、アーシュ!?これは!?」

 

何故に今デッキを!?

返すのぐらい後でも良いのよ!?

 

「…?レイさん、早くクリーチャーを召喚して下さい!今のあなたになら、できる筈です!!」

 

「……はぁ!?それはどういう……のわあぁっ、危ねぇ!!」

 

あっぶな、今腕に掠ったぞ!

クッソォ……起きてから訳分からんことが続いて、頭が痛え……

 

けど……ああもう、やるしか無い!

俺は覚悟を決め、宣言する!

一か八かだ……!いくぞ────デュエマ……

 

開始スタートだ!!!」

 

そう俺が宣言した瞬間、俺の体に何らかの力が通うような、不思議な感覚が走り抜ける。

 

そして、アーシュから受け取ったデッキが独りでに動き始め、中からカードが飛び出してきた!

そのうち5枚が俺の手元に、5枚が俺の周りを回った後、俺の中に……入ってきた!?

 

結構な勢いで向かってくるカードに若干ビビる。

幸い体にカードがぶっ刺さるようなことは無かったが、その5枚のカードは触れた後溶けるように俺の中に消えていった。

これは……多分シールド、ってことなのか?

 

一通りの準備が終わったらしく、俺の側をただふよふよと漂うだけになったデッキを尻目に、手札を確認する。

 

初期手札は、ツインパクト*2の『メヂカラ・コバルト・カイザー/アイドワイズ・シャッター』、『ニコル・ボーラス』、『龍秘陣 ジャックポット・エントリー』、『ボルシャック・栄光・ルピア』、『勝熱英雄ジョーネツヒーロー モモキング』、の5枚だ。

 

……あれ、ジャクポ!?このデッキって、ガイアッシュ覇道じゃなかったっけ!?

うん、まぁ、今は気にしてもしょうがないか……

 

さて、これからどうしようかと手札を見て考えていると、少し警戒が甘くなったのか、俺はブレイズクローの接近を許してしまう。

 

「ギシャアアッ!」

 

「レイさんっ!!」

 

「くっ、マズイ!避け……!」

 

……クソっ、避けきれん!

 

予想以上に素早い動きで距離を詰めてきたブレイズクローは、その勢いのまま俺を八つ裂きにせんと、爪を振るってくる。

 

咄嗟に横にずれた俺は、一撃目の振り下ろし、からの横凪はなんとか回避できたが、三回目の攻撃を避けきれずに受けてしまう。

 

そのまま切り裂かれ、爪の錆になるかと思われたが、爪が俺に当たる寸前にその間に青く光る俺の身長ほどはある大きな長方形のシールドが現れ、身代わりとなってガラスが割れるような音を響かせながら砕けた。

 

そして砕かれたシールドの残滓ざんしが集まり俺の手札に加わる(『龍素記号Sr スペル・サイクリカ』か)。

 

「な、るほど。これがシールドブレイクか!」

 

だんだん分かってきたぞ!

やはりこれは、現実に置き換えたデュエマだ。

 

緊張や不安を打ち消すために不敵に笑いながら、俺は『勝熱英雄 モモキング』をマナゾーンにチャージし、思考を巡らせる。

 

デュエマを始めると同時に出現したシールド5枚、これは俺が無傷で攻撃を受けることのできる回数になっているのか。

 

5回限りの絶対防御。

これは、クリーチャーと比べてもあまりに貧弱な俺の耐久力を補ってくれるとても頼もしいものだ。

 

……さらに吶喊とっかんしてくるブレイズクローの攻撃を紙一重で避けながらドローし(『流星のガイアッシュ・カイザー』』か)、『ニコル・ボーラス』をマナチャージ。

 

現在、マナゾーンにあるカードの枚数は2枚。

まだ十分に溜まっていないため、クリーチャーも呪文も唱えられない。

少し気持ちを落ち着かせながら考えを続ける。

 

……しかし、この5枚のシールドは必ずしも5回攻撃を防いでくれるわけでは……恐らく無いのだろう。

 

デュエル・マスターズのクリーチャーにはシールドをブレイクできる枚数が書かれている。

例えばWダブルブレイカーなら2枚、Tトリプルブレイカーなら3枚、といったように。

 

幸い、このブレイズクローというクリーチャーは、一度に一枚しかブレイクできないので良かったのだが、これがTブレイカーだったらと思うと、ゾッとする。*3

 

そして、ようやく3度目のマナチャージ。

今回のドローで引いてきた、『闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー』をマナゾーンに置き、早速3マナ使用!

 

「召喚っ!『ボルシャック・栄光・ルピア』!!」

 

カードを手にそう俺が叫ぶと、持っていたカードが手を離れて赤色と緑色の混じった光に変わり、そこから背中に大きな箱を背負い、片手にリコーダー、もう片方の手に炎を纏った盾を構えた、橙色の羽毛をした2頭身ぐらいの鳥が現れた!

 

「ボクの出番ッピ〜!」

 

お、おお…!本当にクリーチャーを召喚できたぞ!

これならいけるッ!!

 

初めてのクリーチャーの召喚で興奮している俺に、隙と判断したのか飛び掛かってくるブレイズクロー。

だが、クリーチャーの召喚に成功した今、お前の好きなようにはならないぜ!

 

「栄光ルピア!」

 

「はいな〜ッピ!」

 

「ギシャ!?」

 

迫るブレイズクローと俺の間に割り込む栄光ルピア。

盾を構えてしっかりと衝撃に備えていたのもあり、よろけることなくブレイズクローの攻撃アタックを受け切る。

 

あるじを傷つけるような奴はー……返り討ちッピ!!」

 

渾身の攻撃アタックを受け切られ、体制を崩すブレイズクローに、返す刃で栄光ルピアが攻撃アタックする。

 

こんな可愛らしい見た目だが、『ボルシャック・栄光・ルピア』のパワーは何と4000もある。

対する『凶戦士 ブレイズ・クロー』のパワーは1000。

バトルの結果は火を見るより明らかで………

 

「グギャァァッ!!」

 

勝利ビクトリーッピ!」

 

栄光ルピアの剣(リコーダー)にぶっ叩かれたブレイズクローは断末魔を上げながら、ガシャン!という音と共に砕け散り、破壊された。

 

「これでもう、大丈夫ッピね?」

 

「おう、そうみたいだな。ありがとな!栄光ルピア。お前は命の恩人だよ〜」

 

そう言いながら栄光ルピアをわしゃわしゃと撫でる。

あ、意外と羽毛柔らかいな……しかもあったけぇ……!

 

「く、くすぐったいッピよぉ……!」

 

「ほれほれ〜、ここがいいんか?そら、ここかぁ?」

 

「ピャア〜ッ!///」

 

そんな感じで栄光ルピアと戯れていると、少し離れたところにいたアーシュがこちらの側へと戻ってきた。

 

「レイさぁん…よかったぁ!安心しましたよ……」

 

「あ、アーシュ!今さっきはデッキ、ありがとな!マジで助かったぜ!」

 

「いえいえ、やるべき事をしたまでですよ!……栄光ルピアさんも、レイさんに会えてよかったですね。」

 

「めっちゃ嬉しいッピ!」

 

そうかそうか、それなら良かった!

 

……いや、しかし突然クリーチャーが現れるなんてな。

ブルアカの世界なんだから、てっきり居ないもんだと思ってたんだが……

 

もしかすると、()()()()()()()当たり前のことだったりするのか……?

 

うーん、分からん!

考えるのやめた!

 

と、ここで、ふとアーシュ達の方に目を向けると、先ほどブレイズクローが砕け散った辺りで、何やら話し込んでいるようだ。

 

「アーシュ達、どうしたんだ?」

 

「あっ、レイさん、見て下さい!これ……」

 

「お、これは……」

 

近づいて確認してみると、そこに落ちていたのは『凶戦士 ブレイズ・クロー』のカードだった。

 

「ブレイズクローのカードか。」

 

「倒したことへの報酬、ということでしょうか?」

 

「そうかもな。」

 

「また来ても、何度でも倒してやるッピよ!」

 

おやおやおや、栄光ルピアは可愛いですね。(BNDLD)

 

……なるほど、ドロップアイテムと来たか。

カードに封じ込められたクリーチャー、か……ますますデュエマじみてきたな。

 

「とりあえず、これは仕舞っとくか。」

 

今し方拾ったカードを余ったデッキケースに入れる。

この世界が一体どうなってるのかは分からんが、これは尚更確かめたくなったな!

 

俺は先ほどの戦闘で乱れた服装を直すと、1人と1羽の方に向き直り今後の方針を話す。

 

「よし、取り敢えずは身の安全も確保できたし、こっからは人気のある方向を目指して──『ドガアァァン!!!』……!」

 

話している途中で、突然少し遠くの方から凄まじい爆発音が聞こえてきた!

なんだ!?この音……どっかで戦車が大砲でもぶっ放したのか…?

……ん?戦車?

戦車、戦車かぁ……もしかして、()()か?

もしかしたら違うかもしれんが、……行ってみる価値は大いにあるな。

 

「……予定変更だ。あの爆発音の方向に向かうぞ!」

 

「わ、分かりました!(だ、大丈夫なのかな……?危なそうだけど…)」

 

「了解ッピ!」

 

そうして初めてのクリーチャー戦を乗り越えた俺は、絶えず聞こえるようになった戦闘音を目標に走り出した。

 

*1
凶戦士 ブレイズ・クロー。1コストの火のクリーチャー。

*2
一つのカードに別のカードがくっついたようなタイプのカード。このカードを使うときは、どちらか一つの効果を選び、使う。

*3
実は、0マナで出てきて自身で1ドローしながら任意で相手クリーチャーを破壊できるカードがあるんですよね。……轟轟轟って言うんですけど。





作者「お前のデッキを使うと言ったな」

ガイアッシュ覇道「そうだ作者、あの約束は……」

作者「あれは嘘だ」

ガイ覇「ウワアアァァァ─────」

はい、本当は半分嘘で、主人公の最終的なデッキが『ガイアッシュ覇道』になる予定です。
というか、君(ガイ覇)強すぎるんだよね、私のプロットに邪魔なの。(メロンパン)

ブルアカキャラ達とデュエマする時に、(このデッキ強スギィ!あんま苦戦せえへんやん!)となったので弱体化してもらいました。
そのせいで、ジャクポという8コスト以下のドラゴンが重要になってくるデッキに10コス以上のサポであるガイアッシュが入るという事態に……
だからレイ君には、カードを集めてもらう必要が、あったんですね。(メガトンカード)


感想や評価、お待ちしてます!
していただけると、作者のモチベーションがめっちゃ上がります!

どの学園の生徒のデュエルが見たい?(ここで出た学園からまたアンケートとります。)選択肢になかったら、コメントでオナシャス!

  • ミレニアムの生徒
  • ゲヘナの生徒
  • トリニティの生徒
  • アビドスの生徒
  • 山海経の生徒
  • ワカモ!!!
  • 黒服に決まってんだろあくしろよ
  • そんなことよりアーシュ食べたい
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