デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜 作:シユウ_001
デュエプレのガチャって渋すぎません?(唐突)
なんで青光りとかいうSR0枚確定演出とか存在するんだよ!
せめて20連でもいいからSR確定にして……!
五連続で青光りとか洒落にならないよぉ…
………おっと、思わず私怨が漏れてしまった
それではどうぞ!
風紀委員会との一悶着があった次の日。
念の為に避難していた柴大将の元に向かった。
《ピース・盾・ルピア》のおかげで怪我はなかったものの、一応病院を受診していた大将は俺たちの訪問を快く迎えてくれた。
「おっ、セリカちゃんに先生達じゃないか!こんな早い時間からありがとう。」
「大将、大丈夫?」
「ああ、もちろん。大丈夫大丈夫!いや何、レイ君とあの鳥ちゃんには何かお礼をしないとな!おかげで大事も無く五体満足だからね。」
「お礼は気持ちだけ受け取っとくよ、柴大将。でも、店は守れなくて申し訳ない……」
「ごめんなさいッピ………」
本当はもう少しデカいクリーチャーでも派遣しとけば良かったんだろうが、あまりにデカすぎると隠密行動は難しいだろうし、何より店内で爆発が起こるからまずまずある程度サイズがあると入らなかったんだよな………
「ん?なんだ、レイの坊主、そんなことを気にしてたのか?命を助けてもらってんだ、そんな辛気臭い顔をしないでくれよ!そこの鳥ちゃんもよ!………まあ、元々もうすぐ閉める予定だったからな。予定が早まっただけだ。」
気にするなと俺と《パリィ》のことを励ましてくれていた柴大将だったが、その後に口にした言葉に全員が驚きを隠せなかった。
「え!?大将、もうすぐ店を畳む予定だったの!?」
「悪いな、セリカちゃん。実はちょっと前から退去通知を受け取っててな……」
「ち、ちょっと待って下さい!」
大将が突然語り出した、退去通知という言葉に待ったをかけたのは、先ほどから深刻そうな顔をしていたアヤネだ。
「ここはアビドスの自治区ですよ?ならば、退去通知などを発行するのも私たちのはず………ですが、なぜそのようなものが私達の預かり知らぬところで……?」
その様子を見て、少し驚いていた柴大将だったが、何かを察したのかアヤネに先ずは落ち着くように言ってから、詳しい内容を話し始めた。
「………そうか、君たちは知らなかったんだな。何年か前、アビドスの生徒会が借金を返せなくて、建物と土地の所有権を譲ったんだ。確か売却先は………」
"カイザーコーポレーション、ですか……?"
「うーん……そんな名前だった気もするが、ハッキリとは覚えてないな。」
「ここでもカイザー、ですか………なんともきな臭い企業ですね、レイさん。」
「ああ。今の所、厄介な物事にしか絡んでないからなあの企業……」
実際法スレスレのグレーゾーンでやってるし、問題の種であるのは間違いないな。
「その件でも、俺たちから話したいこともあるから、一旦アビドス高校に戻ろうぜ。」
「……分かりました。では、戻りましょう。」
くれぐれも無茶はしないようになー!と言う柴大将の言葉を背に俺たちはアビドス高校へと戻っていった。
ちなみに、爆破された店舗に行った柴大将から何やら沢山のお金が詰まったバッグを見つけたと連絡があったのだが、先生がお店の再開に使ってくださいと促していたな。
おそらく、と言うか確実に便利屋メンバーが置いてったんだろう………ホント、アルはこう言うところはちゃんとしてるよな。
よし、それじゃあアビドスへと戻ろうか!
***
おっ、やっと着いたな。
ん?あそこに居るのは……ノノミか!
朝早くから学校の掃除なんて偉いねぇ……
「よっ、ノノミ!」
"おはよう。"
「あ、レイさんに先生!おはようございます☆」
「ノノミちゃん、おはようございます!」ヒョコッ
「アーシュちゃんも居たんですね!皆さん揃ってどこへ行っていたのですか?」
「ああ、俺たちはさっきまで柴大将のとこに行ってたんだ。相変わらず元気そうだったよ。」
「それは良かったです!レイさんと《パリィ》ちゃんのおかげですね!………あっ、シロコちゃん、今日は早いですね?」
ん?おお、シロコじゃんか!
この時間は確かにいつもより早いな。
「うん………ホシノ先輩は?」
「ホシノ先輩なら……校内の何処かでまだ寝ているんじゃないですか?」
「………そっか、分かった。」
シロコはノノミの返答にそう口数少なく返し、足早に校舎へと消えていった。
……んん??ちょいと様子が変か?
「なぁノノミ……シロコは、なんかあったのか?」
「そうですね……なんでしょう、不安そうというか、焦っているというか……」
"とにかく、追いかけてみればいいんじゃないかな?"
そうだな。
先ずは校舎に入らないと話し合いもできないし、取り敢えず入るか!
ということで足早に消えていったシロコに続いて校舎に入ったまでは良かったのだが、入った直後にバタン!と何かが倒れるような音が響いた。
「何だ?今の音………」
「向かってみましょう!こっちです!」
ノノミの先導の元、音が発生したであろう教室へと向かってみる。
するとそこには何やらあまりよろしくない空気で言い争いをしているシロコとホシノが居た。
「うへ〜……何のことを言ってるのか、おじさんにはさっぱりだよ〜……」
「………嘘つかないで。」
「嘘じゃないってば〜……うん?」
"2人とも、どうしたの!?"
「なんかすごい音が聞こえたぞ?なんかあったのか?」
「ん……ホシノ先輩に、用事があるの。悪いけど、2人だけにして。」
俺のその問に、少しバツが悪そうに目を逸らしながら答えるシロコ。
どうやら2人だけにして欲しいようだ。
………だが、それを却下したのはノノミだった。
「うーん、それはダメです☆対策委員会に2人だけの秘密、なんてことは許されません。運命共同体なんですからね!もしも説明してくれない悪い子なら………お仕置き、しちゃいますよ?」
「………。その………」
「───えっとねぇ、最近おじさんがお昼寝ばーっかりしてるから流石に怒られちゃったんだよね〜。」
「……あ、うん……」
「にしたって、そんなに怒らなくてもいいのに〜シロコちゃんは真面目なんだから。───おっと、そろそろ集まる時間だね。それじゃ、先に行ってるよー」
「………ん。」
そう言って去っていく二人。
これは……
「誤魔化された、かな。」
「ノノミちゃん……大丈夫?」
「はい……私は大丈夫ですが……」
"2人とも何か言いたくないことがあるみたいだね。"
「ふぅ………今はいつもの教室戻りましょうか。2人にも知られたくない秘密の1つや2つあるでしょうし……」
そんな感じで、何とも煮え切らないまま俺たちはいつもの教室での会議を迎えた。
***
「先輩達!これ見て、大変なことが分かったの!」
「アビドス自治区の関係書類を持って来まし……た………?」
パァンと勢いよく扉を開き、入ってくる一年生2人組だったが、教室の空気がいつもと違うのを感じ取ったのか言葉の勢いが尻すぼみになってしまった。
「あれ……?な、何この空気……?」
「何かあったんですか……?」
"あー、とりあえずは大丈夫だから。おかえり、2人とも。"
「うん……いや、それよりも!とんでもないことが分かったの!」
「はい!まずはこれを見てください!」
そう言ってアヤネが広げたアビドス周辺の地図らしきものを皆でのぞいてみると、その土地の保有者のほぼ全てがアビドスでは無くなっていた!
しかも、新たな保有者は……
「……カイザーコンストラクション。」
まあ、案の定カイザーコーポレーションの系列だな。
しかも、カイザー共が買い漁っている土地は、柴関ラーメンがある市街地だけでは無く、とっくの昔に荒廃している砂漠まで含まれており、もうアビドスが所有している土地は学校周辺のわずかな土地のみだった。
「でも、一体誰がこんな取引を……」
「……アビドスの生徒会、でしょ?」
「………はい、その通りです。取引の主体はアビドスの前生徒会でした。」
「学校の借金の返済ばかりに気を取られていましたが……まさかこんなことになっているとは思っても見ませんでした。私がもう少し早く気づいていれば……!」
それぞれの学校の自治区はその学校の所有物。
それが当たり前のこの世界じゃ、ここが自分達の土地じゃない、って疑うっていう発想すら出てこなかったんだろうな……
仕方がないのかもしれないが、相当に危ないことだなこれ。
「いいや、アヤネちゃんが気にすることはないよ。これは、対策委員会ができるもっと前の話だから。」
「ホシノ先輩……」
「私がアビドスに来た頃には全校生徒なんて2桁だったし、私が生徒会の副会長になった時にはもう2人しか残っていなかった。私を含めてね。借金も膨れ上がって、返せなくなって、土地を売り始めたのはもっと前のことだけど。」
「でね、生徒会長の話なんだけど、その人が校内1のバカで……新しく入って来た私も酷い性格で……もうめちゃくちゃだった。いやー、あの時は色々な所に走り回ったよ……」
「生徒会長が校内1のバカって……」
「2人しか居ないんだし、仕方がなかったんだろうな。生徒会長は誰かが背負わなければならない……学校を存続させるにはな。」
「でも、結局なーんにもできなかったな……ただバカみたいに行ったり来たりしただけで……」
「……ホシノ先輩が責任を感じることじゃない。」
少し自嘲するように語るホシノに、シロコが励ましの言葉をかける。
「対策委員会ができたのも、学校がここまで続いて来たのもホシノ先輩のおかげ。だから、そんなこと言わないで。ホシノ先輩の事、尊敬してるから。」
「し、シロコちゃん……そんな急に青春っぽいセリフを……おじさんびっくりしちゃったよ!」
「……ん、言っといた方がいいと思って。」
「え、えぇ……?」
なんかすごいいい感じのことをシロコが言ったところで、とりあえず一旦話を戻しましょう、というアヤネの声により、もう一度土地の話をすることに。
「借金を返すために土地を手放さなければならなかった……という推測が今現在で1番可能性が高そうですよね。」
「でも、うちの土地なんて砂漠が多いからそこまでのお金にはならなくて、結局借金を減らすことができなかった。」
「それでどんどん土地を売り払っていくことになっちまったんだな………」
………と、ここまでの流れを整理していたのだが、今までの様子を見ていた先生がようやくある一つの仮説を提示する。
"皆、少しいいかい?"
「はい、何でしょう、先生。」
"これまでの話を鑑みて、さらにヒナからの情報も合わせると……アビドスは悪質な罠に嵌められていたのかもしれないね……"
「え、何!?どういうこと!?」
"先日の風紀委員会との抗争があったよね?あの時に……"
先生はヒナから、カイザーグループがアビドス砂漠で何やら妙な動きをしている、という情報を手に入れていたということを明かした。
つまりは、今まで奴らがアビドスから借金を取り立てていたのは、単に金が欲しいからではなくアビドス砂漠の土地そのものを手に入れたかったからなのではないか、ってことだ。
だからあまり価値もないアビドスの砂漠地区の土地でも買い取っていたのだろう。
いや、カイザーの奴ら用意周到過ぎるだろ……
これ何十年も前から計画してないとできないような方法だぞ?
しかもめちゃくちゃ時間掛かるし……
それだけあの方舟が欲しかったんだろうな。
別にアレ戦闘機能は付いてなかった気もするけど……
「もう、その時の生徒会は何してたわけ!?こんな計画に引っかかるなんて……!」
「まあ落ち着けって、セリカ。」
「でも……!」
"……セリカ。悪いのは騙された方じゃなくて騙した方だよ。"
「そんなことは分かってる!分かってるのよ……ただ、悔しいだけ……!」
「………。」
はぁ………カイザーの奴ら……とことんクソな事しかしないよな。
叩けば叩くほど埃が出て来やがる。
「だが、これで分かったことがあるな。……アヤネ?」
「はい、カイザーが狙っていたのはアビドスの土地であり、それも砂漠の方で何やら企んでいるということですね!」
「それなら、やることは1つだよね〜?」
「……直接行って、確かめる!」
「何やってるかこっちから暴いてやればいいってことだな!!」
"じゃあ、準備が出来たら行こうか………アビドス砂漠に!"
「「「「「「はい!(うん!)(おう!)」」」」」」
あの肩幅野郎!
首洗って待ってろよォ!!!
***
会議が終わった後、皆が砂漠へと向かう準備を整えている時に、先生はシロコから声をかけられていた。
「先生、少しいい?」
"うん?全然いいよ。"
「じゃあ、こっちに。」
先生はそのままシロコと共に、人気のない廊下を通り、誰もいない教室までやって来た。
「これを、見て欲しくて。ホシノ先輩のカバンの中から見つけた。」
一体なんだろう、と手に取ってみる先生。
"何かの紙のようだけど………って、これ……!"
先生が驚くのも無理はなかった。
なぜなら、そこには『退会・退部届』の文字があり、ホシノのサインまで書いてあったから。
「勝手にカバンを漁ったのは悪かったけど……最近のホシノ先輩の様子がおかしかったからそれを探ろうとしたら、これが。」
"これは……言葉通りの意味なんだろうね……。"
「……うん。ホシノ先輩はまだ私達隠し事をしてる。先生も、何かわかったことがあったら伝えて。」
"うん、分かったよ。私もホシノのことが心配だからね……"
そう話し合った後、2人は教室を後にした。
という訳で、少しシリアス回でした。
デュエマ要素を挟む隙が無かった………
あ、そういえば。
アンケート参加ありがとうございました!
反対の人が出るかなーと思っていたんですが、皆さん以外にコラボに寛容なんですねぇ……
それでは、今のところはまだですが別キャラも出していく方針でいこうと思います!
あと、新しいアンケートを追加しました!
是非投票していってね!
ついでに評価もオナシャス!
それでは、サラダバー!
単純に興味が湧いたので……この作品を読んでいる皆さんはどれに当てはまりますか?
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デュエマ(紙)をしてます!
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デュエプレのプレイヤーです!
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"私は……先生だッ!!"
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ドラゴン娘見てます!
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デュエマ(プレ)とブルアカ両方やってる!
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いや、どっちもやった事ない……
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アーシュちゃんカワイイやったー!
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ウェディングの水着スキンあくしろよ