デュエル・マスターズ 光輪編〜青春の物語〜 作:シユウ_001
お待たせしました!
なんとか書き上げたのでこれで提出とさせて下さい……
何分作者もデートなんてした事がないので、何をすれば良いか分からなかったんです……
まあ、どうであれレイ君にはワカモとの楽しい休日を過ごしてもらいましょう。
アーシュ「……はっくしゅん!何か嫌な予感がする様な……」
あ、言い忘れていましたが、あんまりオリキャラと原作キャラの絡みが好きでは無い人は、***のとこまで飛ばして貰えると大丈夫だと思います。
それではどうぞ!
午前中の間、しっかりとデュエルを楽しんだ後、俺とワカモは今日は1日シャーレ内でゆっくりしているという先生に別れを告げ、外に遊びに行くことにしたのだが………
「うーん、何も考えてなかった!どうしよ!」
いや、言い訳をさせてくれ……!
本当はワカモに遊ぼうと伝えた後になんやかんや考えようとか思ってたんだよ。
まさか誘った瞬間にやって来るとは思いもしなかったわ………
「レイ様と一緒に過ごせるなんて……私、それだけで幸せでございます。」
「いや、そうは言ってもな……」
なんかいい場所あったっけ……?
う〜ん………───あ、そう言えばあそこがあったな!
先生と一緒にシャーレとして、色々な学園に外回りの挨拶をしに行ったんだが、そのときに立ち寄ったんだよな……確かパフェが有名なとこだったか?
丁度ゆっくり話をしたかったし、そこに行ってみるのもいいかもしれないな。
まあ、まずまずワカモがOKすればの話だ、とりあえず聞いてみるか!
「一応おすすめの店……喫茶店があるんだが、そこでも大丈夫か?」
「もちろんでございます!ふふっ、2人で喫茶店だなんてまるでデートの様ですね。」
「ん?2人だけで行くんだから元からデートだと思ってたんだが……」
まあ、それを分かった上で誘ったしな。
というか、キヴォトスには俺を除いて男子生徒はいないみたいだし、生徒の誰かとどこかに行く時は絶対にデートになっちまうからどうしようもないんだけどね!
俺からすれば逆に嬉しいまであるんだが、相手の方はどうかは分からないからな……
「……すまん、嫌だったk──」
「───嫌だなんて、とんでもありません!寧ろ天にも昇るような気持ちでございます!レイ様の大切な時間を私の為だけに使って下さるのですもの、嬉しくないわけがありません。」
お、おぉ……すっごい早口だったが、絶対に嫌じゃない!!!って気持ちが伝わってきたな。
だったら良いんだが……てか本当にワカモは俺の事が好き!って感情を全面に押し出して来るなぁ……。
俺は物語に出て来る鈍感系主人公ほど鈍感な訳じゃないから、流石に分かってしまう……まぁ、このワカモの反応が原作での先生に対するものとほぼ変わらないってのもあるからな。
「そ、そうか。そんなに喜んでくれてんのなら俺も嬉しいよ!それじゃ、早速行くか!」
「はい、あなた様♡」
てな訳で、俺はワカモを連れてその店へと向かう。
すると、道案内のために前の方を歩いていた俺の手を何やら柔らかい感覚が包み込んだ。
少し振り返りながら自身の手を確認すると、やっぱりというか、ワカモが俺の手を優しく握っていた。
こちらの視線に気がつくと、少し嬉しそうな表情を浮かべながらふわりと微笑んだ。
なんだよ……可愛いかよ……。(尊死)
なんか俺ばっかドギマギしてら………よし、ちょっとからかってみるか!
取り敢えず、握り込まれている手を動かして俺の方から俗に言う『恋人繋ぎ』をしてみる。
「───っ!?」ビクン!
お、めっちゃ驚いてんな!
良い反応するね〜すっごい照れてる。
「どうかしたか、ワカモ?……顔赤いぞ?」
「──い、いえっ……ああ……私は幸せです……!///」
……それにしても、なんでワカモは俺への好感度がここまで高いんだろうな……?
原作の先生に対してと同じように、あの時に一目惚れしたからなのか……?
それとも……他に何か理由がある?
うーん……今の所は全くもって分からんが、それも含めて後で聞かなくちゃな。
俺はここで一旦思考を打ち切り、カフェに着くまでの間、ワカモとの他愛もない会話を楽しんだ。
その時に、少しで良いからその狐耳を触らせてくれないか?と聞くと、快くOKしてくれたので、少しだけモフモフさせて貰った。
いやー、前から触ってみたかったんだよな!
じゃあ失礼して……おお、すっごいフワフワだ……!
以前俺の家で飼っていた猫を思い出すなぁ……
触らせてくれたお礼と言ってはなんだが、耳を触った手をそのままスライドして頭を撫でてみた。
ワカモはまたもや煙が出そうなほど顔を真っ赤にして照れていたが、その顔はとても綻んでいた。
だが、そんな大胆な行動をしていたせいか、ふと周りを見ると周囲にいたブルアカお馴染みの犬や猫などの動物の姿の市民から生暖かい目で見られていた。
あー……これあれだ、初々しいカップルとかを見るときの目だわ……
そっか、男子高校生が俺以外いないからにこう言うのでよくあるリア充爆発しろ的な視線がこの世界にはあんまり無いのか。
……いや、それにしたってこんなに見られると少し恥ずかしくなるな……(何を今更!?)
彼女なんていた事無かったし、何気にこんな感じの空気での外出って初かもな!
あれ……?俺実は結構ヤバいことしてた……?
……いかん、これ以上考えると俺まで顔真っ赤になっちまう……取り敢えずさっさと店に向かうか!
***
そうこうしているうちに、大分歩いていたようで目的の場所である喫茶店に辿り着いた。
早速中に入るか……おっ、開いてんじゃ〜ん!(当たり前)
「いらっしゃいませ!……2名様ですね、あちらの席へどうぞ!」
元気よく対応する店員に従って、案内された2人用の席に向かい合って座る。
「ご注文はお決まりですか?」
「そうだなぁ……俺はこの『抹茶と小豆のパフェ』にしようかな。ワカモは何にする?」
「……では、レイ様と同じもので。」
「好きなの頼んでいいんだぞ?何食っても代金は全部俺が持つから、値段は気にしなくていい。」
「そんな、よろしいのですか?ここは私が……」
「いいっていいって、ここはカッコつけさせてくれ!シャーレって意外と給金多いから、何かに使わない限り貯まってく一方なんだよ。ほら、何頼む?」
シャーレの給料がいいのは本当のことだ。
想像の数倍高くて驚いたわ……ここまで高いとは思ってなかった。
……そう考えると、何であそこまで原作の先生が経済難に陥っていたのか……まぁ予測はできるけど。
どうせバカみたいに高いおもちゃでも買ったんじゃないか?
確かに先日もロボットかなんかを勝手に買って、ユウカに怒られていたし……ほんと、あの人はたまに子供っぽいところあるよな……
おっと、思考が脇道に逸れた。
そろそろ決まったかな?
「……それでは、私はこちらの『林檎と黄桃のパフェ』をお願いします。」
「かしこまりました!では、もう少々お待ちください……」
……お?
やけに素直に変えたな?
折角奢るんなら自分の食べたいもんを食べてもらいたいと思ったから言っただけだったんが……まあいっか!
パフェが来るまで時間も掛かるだろうし……色々話でもしますかね!
「ワカモ、前から聞きたい事があったんだが聞いても良いか?」
「はい、何なりとご質問下さい。」
「シャーレでの出来事の後からずっと思ってたんだが……何で俺と先生を見て動揺してたんだ?」
原作での描写は、おそらくだが先生に一目惚れしたが故の反応なのだろう。
だが、あの時のワカモは明らかに困惑していた……一目惚れしたんならそんな反応にはならないし、先生だけを見ていた筈だ。
さあ………なんて答えが飛んでくる……?
そんな質問をされたワカモはというと……
驚いた様に目を見開いた後、本当に申し訳なさそうな……いや、何だろうな?
うまく読み取れない様な微妙な表情をした後に、ぽつりぽつりと語り始めた。
「こんな事はあまり話したくはありませんでした……ですがそれでもと言うなら……
話を、致しましょう。
レイ様……いえ………それともこうお呼びした方が宜しいでしょうか……
………と。」
「………ッ!!?なっ……」
何故、それを……!?
……確かに、俺はブルアカを『レイ』という名前そのままのプレイヤーネームでやっていた。
だが、有り得るのか……まさかそんな事が……!?
「何で、俺が先生だと、思った?」
「私には、忘れたくない……いえ、絶対に忘れる事はない記憶があるんです。………あなた様と過ごした日々の記憶が。」
「…………。」
「そして……それの全てが一瞬のうちに
無に、帰す……?
一体何故、ワカモにそんな記憶が存在するのか……確かに俺はブルーアーカイブというゲームをプレイしていた、1人のプレイヤーだった。
だが……いや、だからこそ
それに、例えその記憶が定かな物だとして……無に帰す、と言うのはどういう事なんだ……?
そもそもブルーアーカイブというゲームのストーリーは、先生という主人公による選択の数々により危機を乗り越える、まさしく奇跡の様な展開の連続だ。
勿論そこには、夥しい数のバッドエンドが存在していた。
天が真っ赤に染まり、ひび割れ、崩壊していく世界やとある古代兵器の手により全てを滅ぼされる世界……そして、そんな光景の間に挟まる事切れた生徒たちの亡骸や、絶望する生徒たちの映像。
それらの光景は、最初の電車内での会話にあった、大事なのは選択である、という言葉通り先生がとった選択によって起こった出来事なのだろう。
しかし、その中に全てが無に帰す……といったバッドエンドは存在しなかった筈だ。
バッドエンドのスチルにはそれが起こる何かしらの原因がある……が、そんな事が起こる原因はパッとは思いつかない。
「………。くそ、分からん事だらけだ……。だけど、ワカモには俺が先生だった記憶があるんだよな?だからあの時、俺と先生を見て困惑していた……」
「……その通りです。私にとってはレイ様が先生です。ですが、あの瞬間……横にいるあの方も先生であると確信しました。その時は、もう頭の中が真っ白になってしまい……あの様な行動に……。あぁ……あなた様を守れなかったのがずっと心残りだったのです…….」
ううむ………やはり分からん……。
この話から考えるに、ワカモは俺がプレイヤーとしてブルアカをしていた……つまり先生として就任していた世界線の記憶があるって事であってるのか?
んー……これ、俺のブルアカのセーブデータとかが関係してるのかもしれないな。
でも、それだとワカモが言っていた様なバッドエンドが説明付かないよな……
「……ん、よし。あの時ワカモが何であんな反応をしたのかはわかった……今はそれでいいや!申し訳ないけど、俺にはワカモが言う様な、先生としてキヴォトスにいた記憶なんてないんだ………でもな、ワカモにある思い出は消えないし、これからもまた作っていけば良いじゃねぇか!」
「レイ様………」
「それに、何が来ようと大丈夫だよきっと。ここには俺もいるし先生もいる……ワカモにとっては先生が2人いるみたいなもんだろ?それなら何だって跳ね返せるに決まってるさ!」
まぁ、俺には先生みたいな心の強さもないし、あんな聖人みたいな性格もしてない……だけど、この世界が……生徒のみんなが好きだっていうこの思いの強さは、負ける気はない!
やってやるよ……!まだ見ぬバッドエンド?
関係ないね、正面からぶち破ってやる!
もとより俺が来たことによって何か変化が生じているかも知れないとは考えていたんだ……蓋を開けてみれば、クリーチャーが普通に沸いてる激ヤバ世界だった訳だが。
最悪の事態が起こる前に知れて良かったよ本当に……何が起こるか分からないのが1番危ないからな。
俺の原作知識が参考にならない事象が起こった時に1番必要なのは、それに対応できる手札がどれだけ手元にあるか、だからな。
というか、大抵のバッドエンドは未然に防がないと普通に詰みかねないぐらいに脅威度が高いからな……
その内1つは未然に防ぐもクソも無く急に来るからどうしようも無いけど!!
あーもう……こんなこと考えてちゃ気が滅入っちまうな………おっ?来たか?
「───大変お待たせ致しました!こちら、『抹茶と小豆のパフェ』と『林檎と黄桃のパフェ』です。それでは、ごゆっくりお過ごしください。」
おお〜やっぱりここの店のパフェはデカめだな!
食いごたえがありそうだ!
「ほら、堅っ苦しい話は終わり!辛気臭い顔してないで早速食おうぜ!」
「……!はいっ!」
よし、良い笑顔!
やっぱり可愛い子は笑顔じゃないとな!
それじゃ、俺も食べますかね〜
いただきま〜す!まずは、スープから……じゃなくて、どこからいくか……
「レイ様……こちらをどうぞ。」
ん?何だ?…….と思い顔を上げると、そこにはご丁寧に林檎と黄桃の二つの具材が載せられたスプーンが。
ワカモが凄くソワソワした様な表情でこちらを見ている……これは、もしかしなくても……?
「あ、あの時素直に変えたな〜と思ってたけど、これがしたかったからか!」
「あら、レイ様にはお見通しでしたか……さぁどうぞ?」
「そんじゃありがたく……あむっ……!」
うん、おいしい!!
やっぱりフルーツ系も捨てがたいよなぁ……
「ありがとな、うまかった!そうだ、こっちのもやるよ……ほら、あーん。」
「……っ!頂きます!」
スプーンでそっと具材を掬い上げてワカモの方へと向けると、即座にワカモが身を乗り出したのでそれを口に運んだ。
「……はむっ……美味しいです!」
「だろ?最初に来た時にこれを頼んだんだけど、もう一度食べたくなってな……また来れて良かったよ!」
それからは、先ほどまでの空気を吹き飛ばすように楽しい雰囲気になり、会話も弾んだ。
話に花を咲かせていると、いつのまにかあれだけあったパフェもすぐに無くなってしまい、気づけば驚くほどに時間が経っていた。
「お、もうこんな時間か。」
「あぁ……楽しい時間はどうしてこんなにも早く過ぎ去ってしまうのでしょうね……」
「本当にそうだな……まぁ、また遊べばいいだろ!時間なら……あー、頑張って作るから。」
「ふふっ……その時を心待ちにしておりますね。それでは……」
「おう、じゃあな!」
それから俺たちは、それぞれの帰路についた。
いやー、今日は本当に楽しかった!楽しかったんだが……それ以上に衝撃的なことがあったな……
新たに存在が発覚した、新しいバッドエンド……一体何が原因なんだろうか?
いや、今考えたところでしょうがない。
今俺にできる事は、不測の事態に対応するために手札を整えることだな。
そうした一抹の不安を残し、俺の楽しい休日の時間は過ぎ去っていった。
***
「ただいま戻りましたー!………あれ、レイさんは何処に?」
"ん?レイならワカモと2人で出かけたよ。"
「……!!???」
はい、と言うわけでこんな感じになりました。
多少変でも許し亭許して……
この回がデートだけで終わると思ったか?
(そんなことは)ないです。
不穏要素はしっかりと入れます、やくめだから(?)
まぁそれはそれとして(デビ○マン)
この回は設定的にも書いておかねばならなかった回なので、なんとか書く事ができて少しホッとしました。
実を言うと、最初は喫茶店は喫茶店でも百夜堂に行かせようと考えていたんですよ。
でも、あそこ伝統的な店とは言えやってる内容がほぼメイド喫茶みたいなことになっていたので、泣く泣く没になりました。
いや、今考えたら女の子連れて(ほぼ)メイド喫茶に行くとかどんな勇者だよ……
──ん?街中で恋人繋ぎしたり頭撫でたりする奴が勇者じゃない訳ないって?
君の様な感のいいカキはフライだよ……
それではサラダバー!!
単純に興味が湧いたので……この作品を読んでいる皆さんはどれに当てはまりますか?
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