大丈夫‼俺、悪意はない外来種だよ   作:性癖サンドバッグ

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番外編 彼等の足跡

ようこそ僕の(書庫)へ、どんな記録をお探しか?

 

ああ、君たちの世代では彼等に会った事がある者がもう居ないんですね。

よろしい、それなら僕らが人力で製作した人生名鑑を……嫌そうな表情ですね。

分厚過ぎると?

 

では僕の偏見と独断の混じった概要を聞いて、気になった所を自分で読んでみるのはどうだね?

 

では誰から語ろうか。

短く済む順か、僕らが関わって良い方向に変化があった者からにするか。

その両取りで行こうか。

 

 

ポックル

 

本来なら才能の割に惨い最期を迎える予定だった彼は幸運にも生き残った。

僕らが彼に本格的に関わるのは生き残ってからだったらしい。

クレスがまだまだ伸びしろがあると見て、仕事に誘い戦闘スタイルを武器や薬品、罠まで使う事を勧めた後は元々の能力もあって手ごわく仕上がった。

本人もそのスタイルで戦うつもりだったらしいから、NGLの環境がデバフ過ぎて原作では死んだのかもしれない。

 

 

ポンズ

 

ポックルのバディでありチームのサブリーダーを務めていたアマチュアハンター。

基礎能力を向上させた後にライセンスを取得している。

彼女も後衛のためバランスが悪く見えるが、密猟者などが居なければ仕事は新種の発見や生態の解明などになるので本来なら戦闘向きでなくても問題無いはずだった。

アナフィラキシーショックによる強化系の回復では治せない攻撃や、鍛えられない耳の穴に攻撃を指示して羽音で集中力を削るなど、支援が強力な使い手だったよ。

 

 

アイザック=ネテロ

 

蟻の王を討つ際に自爆するはずだったが、錆落としがされている状態で相手の戦力も削れていたために護衛軍の一匹さえ脅威にならなかった。

しかし、生まれ持った能力頼みの武人なら鴨に出来る相手を討つ事にさえ自身が思ったより時間が掛かったらしく衰えを実感して会長職を退いた。

引き留めようとする者は多く居たがフォロー出来る内に早う会長の仕事を熟せる様になれと発破をかけ譲らなかった。

一ハンターに戻ってからは度々酒を持ってどこかへフラッと居なくなっては楽し気に協会本部に戻って来ていた。

 

 

 

彼等を語るならセットで話さなければならないだろう。

 

クロロ=ルシルフル

自分の人生を捧げる覚悟に殉じて彼は確かに最期まで悪党として生きた。

僕らでは救えない境遇の人物だった。

サラサの事件を防いでも毎年数百人が犠牲になっていた状況を変える事が出来なければ、旅団の初期メンバーが犠牲になる可能性もありそんな事件が起きれば同じ決断を彼ならしただろう。

自分の人生だけでなく幼馴染の人生まで捧げる事になった状況には苦痛を感じていた様に思うが、実際どうだったのかは彼の胸の内にしか答えは無い。

旅団を壊滅させたヒソカを道連れにしてこの世を去った。

 

 

ヒソカ=モロウ

 

僕らの用意した情報を使いクロロとのタイマンを楽しんでいたが、僕らの事は頭から消えていただろう。

旅団狩りを始めてからもこちらに接触などなく情報収集などもおそらく自分でしていたようだから。

伸縮自在の愛とクロロの使った道連れの為の能力、その二つで二人が繋がれている時に残した言葉(呪い)は「最高に愉しかったね♡来世も(また)やろう」クロロの受難はまだ終わっていないのかもしれない。

 

 

クラピカ

 

復讐では無く生きる事を選んだ彼はクルタ族のルーツの探求や一族固有の文化の記録、保存などを行ったハンターとして一般に記録されている。

人生に一区切りつける為のケジメとして集落を襲った連中の始末は友人を通して専門家に依頼した。

記録には残っていない事だが友人たちの言う事には彼はとても子煩悩だったらしい。

一族で新大陸に入植しているので君もクルタ族自体には会った事があるだろう?

 

 

レオリオ=パラディナイト

 

医者としては新たな難病を治す事よりも、既存の治療法を改善して安価で多くの人が医療を受けられるような活動を行った。

彼が夢だと語った治療費なんていらないと言う事が出来たかは記録にない。

それは同業者と諍いを起こす活動であるし、医療費を払えないような者達が集まる事で治安の悪化さえ引き起こしかねないからだ。

だからそれを行えるとするなら公式には存在していない人たちを相手にした場合だろう。

あまり一所に留まらず助けを必要とする人々を救いあげるが、自分自身を犠牲にしたりしない人間らしい人生を歩んだ。

 

 

キルア=ゾルディック

 

友人の人生に区切りをつけるための依頼や祖父の家業だから継いだ姿勢などを見てか、必要とされる状況を理解して家業を引き継いだ。

しかし原作より遅くなってはいたがアルカを連れて数年家出したり、その際壮絶な兄弟喧嘩をするなど実家に思う所はあったみたいだが。

跡継ぎとして実力を示すと言った形では無くアルカの扱いを巡った親子喧嘩の結果、家長として好きに振舞う事を許された。

殺し屋としては自身が必要と認めた依頼以外では出向かないなど選り好みが激しかった。

 

 

ゴン=フリークス

 

原作での主人公であり恐らく君がここに来たのも彼の足跡を探しての事だろう?しかし僕が彼について語れる事はあまり多くないのだ。

ジンよりはマシだが秘境などの連絡のつかなくなる場所でのハントをメインにしていたため、行った事は記録されていてもそれをどんな風に成し遂げたのかは同行していた仲間達でないと知りえないからね。

だが、最高のハンターは誰か挙げろと僕らに聞かれたら間違いなく名前が挙がる人物であったよ。

 

 

さてここからは余談、そして先に挙げた人物の事を深く知りたいなら情報を探してみる価値のある人物を挙げようか。

 

被害者枠

 

ジン=フリークス

 

G.Iをクリアしたにも関わらずゴンと会わなかった事をハンター協会の会長選挙で知り腹を立てた医大生によって、幹部への質疑の際にゴンの母親説を全ハンターの前でぶち上げられ訂正があるなら直接ここに来いと煽られた。

いつも不在の自分に代わり幹部の仕事をしている十二支んは勿論の事、G.Iを一緒に作ったゴンの出生を知っている友人からもゴンに会わなかった事がバレて煽られた結果、渋々会場に現れ煽って来たハンター達と喧嘩した。

 

 

ビヨンド=ネテロ

 

秘密裏に暗黒大陸に渡る準備をしていたが親フラ、酒を片手に現れた父親にダメ出しされる。

酔っ払いのダルがらみと戯言に混ぜて暗黒大陸で使えそうな情報を口にするので全く関係の無い話さえ記憶する羽目になった。

だが双方とも酒盛りの後は精力的に活動するなど悪くない影響を与えあっていたようだ。

 

 

 

まだ語り足りない事もあるだろうけど、人の一生を細かく知るなんて時間が掛かりすぎるからこの辺りで切り上げようか。

他人の事を知るのもいいが自身の人生を生きている事を僕らは忘れてしまったりしてしまう危険(前例)があるから情報収集にのめり込み過ぎないようにしたまえよ?

ここはもうフィクションの続きではなく僕らの生きる現実なのだから。

 

 




とても難産。
書きたい事さえ書けて無い気もする。
多分加筆修正します。
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