二刃さんとの大作戦   作:ミミすけ

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第三話 初任務

 

ある日、登校中の太陽のところに飛んできた野球ボールをノールックでキャッチし投げ返していた。

何やってんの?学校だぞ、ここ!!あいつスパイなの隠す気あるのか?

クラスメイトにも忍者って言われてるしなぁ。

今度、太陽に言っとこ。

そんなことを考えていると、教室に太陽と六美が焦りながら入ってきた。

 

「十里!!大丈夫か?」

 

「えっ?何の話だよ」

 

「新任の先生に六美の指輪が取られたんだよ」

「十里は大丈夫だったか?」

 

「あ〜あの人か、危なさそうだったから指輪隠したから僕のは大丈夫」

 

「なにそれ、そんなのわかる?普通?」

 

「んーなんとなく?」

「僕もその情報を太陽達に伝えるべきだった。悪い」

 

「いや、全然大丈夫だよ」

 

「もちろん取り返すんだろ。手伝うよ」

 

「ありがとう。助かるよ」

そうして、僕たちは指輪奪還作戦を開始した。

 

まず、六美が先生を引きつける。

その間に、僕と太陽で指輪の奪還だ。

この程度、あの屋敷のレベルに比べれば余裕だぜ。

見事、回収に成功した!!

 

帰り道

「太陽、最近クラスで忍者で呼ばれてるよ」

 

「今日、六美にも言われました。十里は大丈夫なのか?」

 

「うん。僕は気をつけてるから」

 

「…それも、言ってくれよ」

 

「悪い」

みんで、笑いながら帰った。

 

今日は二刃と買い物に来ていた。

「さぁ、これで食材の購入終了さね」

 

「もうすこし、寄ってから帰ろ」

 

「しょうがないねぇ、少しだけだよ」

 

「わーい、二刃様マジ天使」

そう言った瞬間、緊急の呼び出しをくらってしまった。

 

「残念だけど、今すぐ屋敷に帰るよ」

 

「せっかくの二刃とのデートだったのになぁ」

屋敷に帰ると太陽が誘拐され、交換条件で六美が代わりに誘拐された。

そして、僕は凶一郎兄さんに呼ばれた部屋に入ると

「よく来たな。誘拐の依頼人への受け渡しは3日後だ。」

 

「それまでにお前たちに成長してもらう」

 

「太陽、おまえの成長率は予想以上だが3流以下だ。俺と一緒に来い」

 

「十里、おまえは観察力、洞察力が高い。二刃や他の兄妹と共に作戦へ」

「以上だ。お前たち覚悟はできているか」

そうして僕たちは任務を開始した。

 

「あたしたちは、逃亡ルートの制圧だよ」

 

「了解。ただこの数、行けます?」

 

「む、無理!!無理!!怖い」

 

「何言ってんだい、辛三。前進あるのみだよ」

僕は、次々出てくる敵を倒していく。

 

「さっきの動き…」

 

「あぁ、あたしの動きだね。本当恐ろしい才能だよ。まだ夜桜式柔術は教えてないだがねぇ」

 

それから、数分後制圧完了した。

改めて実感した。夜桜家は凄い!!

 

「それじゃあ、一旦他と合流するさね」

 

太陽と凶一郎兄さんのお陰で情報が手に入った。

僕たちは、四怨姉さんのドローンに乗り、六美が乗った車両へ向かった。

 

「護衛は4隊、一人一隊だね」

 

「十里は二刃姉ちゃんと一緒に、本丸へ向かってくれ」

 

「分かりました。」

 

「さぁ行くよ。あんたたち」

そう言ってドローンから飛び降り、各々の担当へ向かった。

数分で全小隊の引き剥がしが完了し、四怨姉さんから連絡があった。

 

「これで残るわ、ここだけさね」

見事な手捌きで敵を返り討ちにしていく二刃。

残りも花輪だけとなった。

「ハサミとはずいぶん、けったいな武器だね」

 

「長い付き合いの相棒だ。枝も指もよく切れる。」

そう言った瞬間、二刃の身体が吹き飛ばされ、車両から落ちそうになった。僕はとっさに二刃を追いかけ、四怨姉さんにキャッチされた。

 

「まったく、軽いと不便だよ」

 

「四怨姉さん、ありがとうございます」

 

「おぉ良いって、よく二刃姉ちゃんを追いかけたな」

 

「つい、体が」

 

「こちら、四怨。花輪を取り逃した。後は頼んだよ」

そう太陽たちへ連絡していた。

それから数分後、僕たちが現場へ着くと六美の奪還へ成功していた。

 

翌日、学校へ行くと太陽が死んだ顔をしていた。

「太陽、大丈夫か?まぁこの前に任務色々あったもんな。お疲れ様」

 

「あぁ大丈夫。六美は取り戻せたし、平和な日常が帰ってこれた」

 

「まぁこれが続ければ良いけどな」

 

そうこう話していると教室の扉がガラガラと開き、1人の男が入ってきた。

 

「こんちは、俺。小泉警察の仏山と言います。朝野太陽君と金香十里君って子いますよね」

「署まで同行願います。」

うわーめんどくさそう。太陽も顔死んでるわ。

 

「じゃあ、さっそく本題へ入るが、闇サイトにこんな動画がアップされてな。」

僕と太陽の任務の動画だった。カメラ等には注意してたんだが、思い当たる節が一つある。あの、クソ長男だろ。

 

「これらのことをお前らだけで出来るとは思えない。高校生の領分を超えている。きっとなにか裏があるんだろ。例えば…裏社会の秘密組織に所属しているとか?理由があれば情状酌量で罪が軽くなる。」

 

流石警官だなぁ。察しがいい。面倒だなぁ。

まぁもちろん、みんなを売る気は無いが。太陽もそのつもりだろう、さてこれからどうするかなぁ

 

太陽が少し声を荒げて反論する。

「さっきから言ってるだろ!!俺たちは何も知らない」

 

その言った瞬間、警官が机を金槌で壊した。

「世の中には法で裁けない悪党がうじゃうじゃいやがる。法を破るやつらを法で守る義務はねぇ」

 

「それでも、僕たちは答えない。良い目だ」

そう言って、警官が振り下ろした金槌が壁を壊し。そこには、凶一郎兄さんがいた。

 

「こいつは俺の同級生の刑事。仏山聖司でーす」

 

「警察の依頼を手伝う代わりに夜桜の隠蔽工作をやってもらってんだ」

 

「元々こんな反社会のゴミに依頼すんのも気がのらねぇのに。急に新しい弟たちを任務に加えるって言い出してな」

 

「だから、試すことにした。だが、家族は売らず。俺の挑発にも反撃しなかった。合格だ。これからもよろしくな」

 

うーん、素直に喜んで良いのか…やばめの知り合いが一人増えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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