もしもまちカドまぞくのリリスが受肉して死滅回游に参加していたら   作:リリス様病患者

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意外と28巻まででも書けますね
本当に次からは来年になります!良いお年を!!!


乱闘 ─全て─

鹿紫雲が出た。

どうやらあの少年の術式らしい。

「鹿紫雲にはノート渡さなかったのか?」

「特に聞かれなかったから渡してない。」

「まあでも今の宿儺には勝てそうですね」

 

 

 

 

変身 宿儺完全体

 

なんだ、あれは

人の身であそこまで成るものなのか?

忌み子だとしてもおかしい。

永遠に呪詞を唱える腹の口。

手印のための複数の腕。

元の身体からは考えられない筋骨隆々とした身体。

なんなのだ、アレは

「見識を変えよう。余は負けるかもしれぬ」

「え!?」

「言い方を変えると、あのノートと今の宿儺は呪力で言ったら対等だ。」

それ程までに呪ったか、人を

「それ数分で書き出せるリリスさんやっぱりヤバくないですか?」

「終わったら封印指定だな」

「え!?」

「冗談。生き残ったら特級術師として採用を考えなくもない。」

「生き残ったら、な」

ちょっと自信ない。これで勝ったと思うなよ、宿儺。

「おい! 紙あるだけ出せ!」

「無いよいきなりそんな事言われても」

「あ、私スケジュール帳持ってます」

「というか、書くものあるのか?」

「血で書く」

「は?」

「元より粘土板に刻んでいたからな。現代に適応してノートに進化しただけだ。」

「原版で殴ったら強いのでは?」

「あるにはある」

「あるんだ!?」

「だがまあ、今持ってないということは無いのだろうな」

とりあえずスケジュール帳に呪詛を書く。

「なあ、リリスさん」

「なんだ? あーと、虎杖悠仁」

「虎杖で良いよ。俺の拳にも書けないかなそれ」

「何考えてんだ!?」

「その呪詛書いた拳で黒閃出せたら強いかなって」

「お前それ五条出る前に思いつけよ!!!」

「しょうがないじゃんそんなポンポンかける物だと思ってなかったんだから!!!」

「それは余が悪い。事前に言うべきだった。だがまあ可能だろう。血がついてる間は効果があるはず。」

「大丈夫、血の扱いは心得てる」

? こやつ元一般学生だろう? そんなはずは……

 

とりあえず書いた。効くといいのだが。

「おい! そろそろ出るぞ!」

つーことは鹿紫雲は負けたのか。奴の名は忘れないでおこう。下の名前知らないけど。

 

秤が裏梅対策、一部は宿儺、一部は羂索に向かった。

そして、

「やり直しだ」

 

 

 

中で何が起こってるかはわからぬ。

だが。聞こえる。

有罪(ギルティ)! 没収(コンフィスケイション)! 死刑(デス・ペナルティ)!!!」

勝った! 余の出番だ!

 

「宿儺よ。お主は死にたくなるほど眠くなる事はあったか?」

「なんだ、角の魔族。」

「それが今だ!!!」

46冊(すまぬな三輪、スケジュール帳燃やしてしまうぞ)の乗算で強制睡眠(グッドスリーピング)!!!

足りぬなら……

「この口で! 今! あの時の後悔を唱えてみせる!」

 

 

 

「彼女の名は吉田凛々栖。5000歳の4000年呪詛を書き続けてきた魔族と名乗っております。」

「フン、取るに足らんな。」

「術式も強制睡眠。素の能力も有情非情の狭間に入る程度。脅威になりません。」

「だが人間は群れる。日車と組まれると厄介だ。」

「では私が……」

「お前は対策される。確実に。恐らくだが、羂索の読み通りなら坐殺博徒が当てられるだろう。」

「しかし……」

「別に死ぬ訳では無い。呪力で抵抗出来る。完全体と成れば先に首を取れるだろう。」

 

 

そう、侮っていた。

 

 

 

「子孫よ。余はお主を助けられなかった。余は愚か者だ。だから復讐した。神秘の者共に抗った。神秘の者共はわかっていた。最初から余を封印する気で、無能力の子孫を皆殺しにした。許せぬ。許せぬ。お主達は利用されたのだ。余のせいで。許さぬ。許さぬ。許さぬ。許さぬ。絶対に許さぬ。一族郎党皆殺しは、許せぬなア! 宿儺ア!」

 

なんだ、あの呪詞は

全く形式に沿っていない。

だが、感情が乗っている。

魔の者の感情とは、ここまで強いのか。

それに、なんだあの紙束は。

燃え尽きず絶えず炎を上げている。

どうなっている。

 

「宿儺よ! 死ぬほど眠くなり、それに抗う姿はどうだ! これが余の力だ! 復讐の力だ! 神秘に抗う呪いだ! 如何様に破る! 見せてみよ! その姿で!!!」

 

動けばする。だが、鈍い。

 

「いける……!」

 

 

 

 

ならば、死刑の剣を殺るべきだな。

 

「! 日車!」

「!」

呪詛をもう一度唱える。

間に合え、お主が頼りだ。

 

 

「がッ……!!」

「チッ、日車!!!」

日車は吹き飛ばされてしまった。

後は時間稼ぎにノートを燃やすしか……!

「次はお前だ、角の魔族。」

「ッ……!」

「リリスさん!」

 

 

「忘れたか、虎杖悠仁。パンダの教えはこうだ。

 

『大抵の術者は呪力を練るとなんか出るよ』」

星を連打して抗う。しかも46冊乗算付きだ!

 

 

 

聞いていない。アレは。

まさか攻撃手段があったとは。

だが

 

 

 

クソッ、一薙か! 呪詞を唱えてる分強化はされてるはずだ! 何が足りない、何が足りない、

 

 

「神秘に抗う? 人を呪う? 知らんな。俺は呪いの王だ。生まれついて、既に呪っていた。歴が長くとも質が違うのだ、角の魔族。」

 

 

 

ガハッ、クソ、飛ばされた……!

特訓で得た反転術式はまだ未熟で治癒が遅い……!

血で呪詛を書きながら治療する他あるまい……

虎杖悠仁、お主は日車に行け。余はどうにかする。

任せたぞ………

 

 

優先順位で言ったら魔族より処刑人の方が先に殺した方がいいな。

「虎杖!日車を一人にするな!!!」




この後は出番まで結構飛ばします。意外と入れ込めるシーンがなくてですね(言い訳)
なにより脹相を死なせたくない!ので、2930が出てから書きます。本当に。
それでは改めて、良いお年を。
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