もしもまちカドまぞくのリリスが受肉して死滅回游に参加していたら   作:リリス様病患者

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バカスカ戦闘飛ばしていきます。次回最終話です。


血 ─歩み─

「領域展開 真贋相愛」

ここで、的確にリリスさんの術式を打ち込み、かつ、捌を引き当てる。

 

 

「大丈夫か、凛々栖」

「お主は、虎杖の兄。」

「………うむ!」

「すげえ満足そうだな。まあ、如何程の時間が経ったかは知らぬが、もう動ける。」

「だが、ノートは全て燃え尽きてしまったのだろう?」

「あるではないか。」

「?」

「画材とその記録媒体が。そこら中に。」

 

 

確実に、引き当てる!

きた!

強制睡眠(グッドスリーピング)

 

! これは角の魔族の……

今の俺の呪力は憑霊の餓鬼と変わらん。だが何故……?

 

更にここから……

行ける!

「捌」

 

二刀流! 弱体化させて更に当てる、それも俺の術式を!!!

 

「最後の指、見つからなかったでしょう。」

 

「そうか 喰ったのか」

 

 

「クソ、歩けるが、ブーストは出来ないな。」

脹相には先に行ってもらった。足手まといになるからな。

だがまあ、

「一個ぐらいは、力になるだろう。」

後はノート見つからねえかなー

 

 

「はぁ、やっと着いた。」

「リリスか!? 無事か!」

「日下部か、無事だとも。なんとかな。」

「ほう、無駄話をする隙はあるようだな」

「! リリス、説明してる暇は無い! とにかく術式を使え!」

「え!? あ、分かった!」

 

角の魔族の術式は強制睡眠、冊子無しでの威力はたかが知れている。

だが何を……?

 

「クソッタレ!!!」

「ふんぬらば!!!!」

「領域を拡張しての反撃、悪くない。だがもう飽きた。強制睡眠も要らん。」

 

「心臓を狙っても、もう遅い」

「ケッ、バレてやんの」

日下部が倒れる。

 

え?

余しか居なくない?

 

えーと

 

「ま、座ろうか。」

「臆したか。」

「まあ、な。

 

だってまだ余の出番じゃないし」

 

!?

「刀の奴が消えている、やはりお前か! 餓鬼!」

「構ってる暇はありません、帰らせて頂きます」

「させるか!」

 

「アブねえナ、坊ちゃん。」

「……貴様は?」

「俺を知らないとはモグリだナ。角のお嬢さん、もう少し待っててくれヨナ。」

「あぁ、はい。」

「ヘェ、ちゃんと術式使えなくなってるじゃん。これじゃオイシイとこ取りダナ!」

あ、また暫く余は出番なさそうな感じなのね。

安全確保するかの

 

 

 

 

 

黒閃!

リリスさんのノートの使い方はわかる。

”術式”に反応してる? 違う。

任意で発動出来る(・・・・・・・・)!!!

 

 

 

「もしも黒閃にブーストをかけられたら?」

「つまり僕の茈以上にしたい、って事だよね。」

「そりゃあ天地がひっくり返っても無理だ。」

「もし術式自体にブーストをかけられたとしても、たかが知れてる。」

「ですが、まあ」

「「「「呪力自体に乗せる事は可能」でしょ」う」ね」

「なんでわかるかって? 単純だよ。黒閃自体が呪力への乗算だもん。」

「そこに任意で乗算かけられる別の呪物とかが現れたら話は別だな」

「まあ、あまりそういうのはないけどね」

「術者は『術式にブーストがかかってる』と勘違いしそうですが、実態は恐らく呪力に上乗せしてると思います」

「そこに黒閃が加わったら、多分大抵の特級呪霊は一級術師でも潰せるだろうね。縛りがないとキツそうだけど。」

 

 

「リリスさんのノート? あー、前に話した『黒閃に更に乗算出来たら』の話か。確かに出来なくはなさそうだね。ただ、僕は無理かな。僕は狙って黒閃を出せない。七海ですら4発が限界。つまり意味のない攻撃に消費しかねないって感じ。」

「ですよねー」

「でもまあ、

 

悠二なら、出来るんじゃない?」

「俺すか!?」

「東堂君に聞いたよ。かなりの数出したんだってね。黒閃。」

「いやあ、アハハ……」

「多分、一発出したら、自由自在に出来ると思う。そこからだよね~本番は」

「いつ出すか、ですよね」

「いいや。ノートじゃ厳しい(・・・・・・・・)って事。」

「え? 普通にノート出して殴れば……」

「それじゃ呪力に乱れが出ても可笑しくない。ロスが生じる。」

「はぇ……じゃあ宿儺戦には持ってけないな」

「いいや。多分だけど、リリスさんは無意識に何かを隠してる。それが縛りなんだと思う。」

「何か……って?」

「例えば、書くことに固執したりとか。書く媒体が決まってるとか。」

「ありそうですね。あとは内容とかですかね」

「うわ乙骨先輩まで生えてきた」

「ただ本人に聞いちゃだめだよな~」

「そうですね、効果が薄れる可能性があります。最悪今後生産できない可能性も」

「一応プランCの要だしな……」

 

 

「悠二!」

「腸相! うわ、何そのガレキ。重くないの」

「凛々栖からの貰い物だ。……なんだ悠二。その顔は」

「え、もしかして俺たちの懸念全部無視出来る? とりあえず腸相は超新星と穿血で気を引いて! メインアタッカーは俺!」

「弟を前線に立たせるのは心苦しいが、了解した! 全力で弟をフォローする!!!」

 

 

「あ! あった! 滅びかけでもノートあるもんよの。さて、と。書き書き。」

そんなわけで戦線から離れ適当に呪詛を書いている余。

「角のお嬢さン、お絵描きとは呑気ダナ。」

「何言ってるのミゲル。この子今このノートに呪力を注いでるわよ」

「あ。黒人とオカマ。」

「ミゲルとラルゥよ。あたしたちの出番はおしまい。あとはあの子たち次第ね。」

「ふーん、後で差し入れでもしてやるか。」

「……無理だナ。」

「なんで……うわ。」

 

伏魔御廚子は主を取り戻した。

 

「やばそう」

「やばいわね」

「ヤベェだロ! 逃げるぞ! 角のお嬢さンも早く!」

「いや。余は行く。行かねばならぬ。」

「なんでだヨ!」

「わかるわ。貴方、やり残したことがあるんでしょ。」

「フ。5000年生きた余が、たかだか1000年のガキに負けるわけにはいかんのだ。」

「……言っておいたからナ。」

「余は永劫の闇を司る魔女リリスだ。死んでたまるか。」

 

竈 開

 

「この程度! ノート1枚で防げる! 熱波さえ防げば後は……!」

 

 

「……脹相」

「俺は感覚派だからな、あまり教えてやれずすまなかった」

「一人で術式を研究してたんだろ? なら仕方ないよ」

「あぁ。ありがとう。悠仁。」

「……ありがとう、兄貴。今は、休んでてくれ。」

「脹相! 虎杖! 無事か!」

「リリスさん! 脹相は瀕死だ、連れて逃げてくれ!」

「言われんでも! それと土産だ! 使い方は分かってる(・・・・・)な!?」

「……あぁ!」

「その必要は無い。」

「! 東堂! 腕は……」

「ハハ、ブラザーよ。多分大丈夫だからな!」

「……! 多分大丈夫なんだな!? なら行く!」

 

 

 

 

「なんかいつの間にか治療班の所まで来ておった」

「おや、次は脹相君か。リリスは……大丈夫そうだね」

「また現場に向かう。ノートはないか?」

「カルテ用の紙なら。」

「十分。書かせてもらうぞ。」

「次から次へと使わせてもらうよ。乙骨くんの肉体を維持するためにね。」

「ははあ。なるほどね。……もしかして、余が知らない所まで知られてる? この呪物に対して」

「五条が凡その察しはしてるからな。今の今まで封印してたが。」

「ああ、縛り的な事を懸念したのか。別に今書けば良いんだがな。」

 

 

「うん、十分だ。甘井も新田もお疲れ」

「じゃ、余は現場に」

「いや、次の仕事がある」

「?」

 

 

術式対象を俺と伏黒恵の魂の境に絞った「解」は受肉体である俺には致命的な術だ

だが、当たらなければいい

 

「滅茶苦茶に呪力を消費するけど、それだけ恩恵もある

まずは環境要因によるステータス上昇 ゲームで言う「フィールドバフ」だね

もう一つ。 領域内で発動した付与された術式は絶対当たる」

使うなら、ここ!

「領域展開」

 

「仕事とはなんだ。そして誰だお主ら。」

「歌姫。この人は楽巌寺嘉伸。京都校の学長。急ぐわよ。」

「ははぁ、本当に何が何だか。」

「貴方の術式は相当にへっぽこね。」

「うぐ、薄々分かっておった」

「だけど、生成できる呪物は別格。ランクCの人間がA+++のスキル持ってるようなもん。」

「まあ、そんな言うほどか?」

「言うほど。誰でも特級術師みたいな呪物。羂索が気付いてたら私達負けてたわね。」

「だがまあ、こうしてなんとか勝ち目を作れたではないか」

「乙骨くんの自己犠牲で半分勝ってるからね。でも、最後は虎杖君にかかってる。」

「あぁ。黒閃とやらだろう? わかるわかる。」

「いえ、貴方が必要なのはその前段階。」

「?」

「楽巌寺学長。彼女は。」

「うむ。しかし、まだ半刻も経ってない。」

「なーんかワケあり? 話してくるか?」

「……手短にな」

 

「うわ。コスプレ魔女。」

「口悪いの〜。自己紹介だ。余は永劫の闇を司る魔女、吉田凛々栖。お主は?」

釘崎野薔薇(・・・・・)。」

「まあ、おはようと言ったところだな。余も目覚めたてだ。」

「……」

「調子は十分か? 何やら、要になっているようだが」

「私は平気。アンタが物々しいだけ。」

「角生えてるしなー」

「でも、やる事はわかってる。」

「? 起きてすぐだろう。何故わかる?」

「最後の最期で、教えてくれた。先生がね。さて、そろそろよ」

 

 

「領域展開」

 

「今! ハァア!!」

ガキィィン! と、乾いた指とノートに釘を刺す。

「共ッッ……鳴りィ!!!!」

 

「釘崎……!」

 

「オッパッピーだよ馬鹿野郎」

 

「解」

もう、命に拘りは無い。

だから伏黒、帰ってこい

「宿儺、決着を付けよう」

廻る呪いに……

 

小僧の血が……光る

 

【黒閃】




ここからどうするって…平和回だが?
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