もしもまちカドまぞくのリリスが受肉して死滅回游に参加していたら 作:リリス様病患者
ぼんやり終わります。
またよろしくお願いします。
あれから数日。
虎杖悠仁はクラスメイトを取り戻した。
「釘崎に関しては宿儺をスタンさせられたし、伏黒に関しては助かった部分もある。リリスさんありがとう!」
「フッフッフ、敬うが良い」
「この人が、吉田凛々栖さん」
「髪の毛綺麗〜、顔も良いわね」
「お主らが伏黒恵、釘崎野薔薇だな。野薔薇は2回目になるな」
「貴方の呪物、確かに効いたわ。」
「……黒閃にさらにパワーアップさせられたのは、凄いと思います」
「だろだろ?」
「……脹相も話に入らぬか、ほれ」
「いや、俺は」
「良いだろ、リリスさんのお陰で助かったようなもんだし」
そう、脹相は弟である悠仁を爆炎の中守るためを血の鎧を呪力で作って守ったのだ。
が、余が渡した瓦礫に呪詛を込めたものを渡しておいたお陰で一命を取り留めたのだ。
「改めて考えると、呪力を倍にするって凄いなぁ」
「本来の能力がザコすぎて割に合わぬな」
「弟を守れたのだ、俺は評価したい」
「私は直で乗算出来るから助かるわ」
「俺は……どう使えばいいんだろうな」
「まあまあ、これから呪術師のパワーが大幅にアップするんだ。色々使い道思いつくだろ。」
「そうかもな。助かります、凛々栖さん」
「崇め奉っても良いのだぞ?」
「そこまでではないです」
「貴様ァ生意気だな?」
「こら伏黒!」
「冗談です、多分これからの呪術界は変わっていくと思います。その中で凛々栖さんの呪物は明らかにこちら側の利点になります。」
「そうだよなぁ」
そう、死滅回游で増大した呪詛師への対応。
それが現在の呪術界の課題である。
その中でも余はというと……
「でもリリスさんって特級認定されたじゃん。楽巌寺先生に」
そう。五条悟と同じ特級認定されたのだ。
曰く『呪力は準二級だが、術式と生得領域侵入能力と呪物生成能力が相応と判断した。単独での国家転覆可能と判断し組織で管理する事となる』との事らしい。
「普通に凄いよな。高羽さんも特級だっけ」
「あの人は格別だろ。」
「リリスさんってこの顔してやる事えげつないのね……」
「呪詛師にノート生成能力が渡ったら国家転覆だからな。管理するのも当然だろ」
「凛々栖はその待遇に納得はしてるのか?」
「してるとも。母君に連絡したらバチクソに喜んでおったわ。吉田家大復活! というわけだ」
「良いんだそれで……」
「余が良いと言ったら良いの! ほらお主ら、パトロールの時間ではないか?」
「あっやべ! 行くぞ脹相! 釘崎! 伏黒!」
「はぁ、ありがとうございます凛々栖さん」
「リリスさん今度着飾らせてね〜」
「今後ともよろしく頼む、凛々栖」
「さて、と
日下部、どう思う」
「ゲッ、気付いてたのか」
「気配がわからないとでも? 余を侮るな」
「チッ、仕方ない。あの時確かに簡易領域が強化されたのは事実だからな。下手に一級扱いして適当こかれるよりマシだ。サポーター特級って感じだと思ってる。単独任務では呪詛師特効だし、納得はしてる。受肉泳者が特急術師になるのはどうかと思うがな」
「まあ妥当な評価だな。金はある程度貰えるし、呪詛を書いてりゃお主らが買うし、任務もある。暇はしないだろうよ」
「だろうな。後は呪術の基礎を叩き込むだけだ。お前も授業を受けてもらうぞ。しかも一年生から」
「ゲー、それは嫌だ」
「乙骨だって最初はそうだったんだ、我慢しろ」
「乙骨……」
「あ、リリスさん。」
「よう乙骨。調子はどうだ」
「ぼちぼちです。どうかしましたか?」
「いや何、虎杖から聞いたのだ。余の術式をコピーしたと。あのノートか?」
「そうですね、出来たみたいです。呪力の乗算は出来なかったみたいですけど、今も眠らせようと思えば眠らせられます」
「ははあ、さすが特級の先輩だ。使いこなしてるの」
「生得領域に入り込むのは流石に無理ですけどね。あはは」
「まあまあ……これから五条悟の代わりになるのだろう?」
「……えぇ。僕が新しい怪物になるんです。止めますか?」
「いいや。だが余のバックアップありきなのを忘れるなよ」
「留意します」
「その調子だ。」
「あら、凛々栖さん。なにか御用?」
「冥冥。実は取引に来たのだ。」
「特級術師が? 何かしら」
「聞いて驚け。
今一番金ピカな物買える場所はどこだ?」
「あらま。確かに驚き。ファッションにご興味が?」
「あぁ。全身金ピカに着飾ろうと思ってな。」
「それならオーダーメイドでどんな生地でも作ってくれる業者を紹介する。そして、対価は?」
「勿論、ノート20冊と紹介料2000万だ」
「バッチグー。取引成立だ。特級術師に相応しい金色の衣装を作ってもらうといい。」
「助かる、冥冥。」
「いいってことさ。特級術師直々の依頼だ。しかも金に糸目は付けない。そして呪力乗算の呪物。これもロンダリングしたり私が使ったり出来る。私に任せたまえ」
「良い顧客であろう?」
「逆に私から依頼するかもね。ノート目当てに」
「お主は守銭奴だからな。他の労働で付き合ってもらうとしよう。」
「理解があって助かるよ。ま、一番の理解者は憂憂だけどね」
「家族という契約関係の元では無いか。まぁ深くは突っ込まぬが。」
「はは、そこも理解してくれるのが凛々栖さんの好きなところだよ。じゃ、後日振り込んでくれ。」
「あいよ。」
「日車。」
「……なんだ。」
「その様子だとまた太陽に焼かれたのか。」
「……」
「いい加減慣れるかサングラスを付けろ。見てて気色悪い。」
「良いんだ、これが俺のあるべき生きる姿なんだ」
「はぁ。そら、余の裁判でもするか?」
「……気乗りしない」
「何が出てくるか楽しみなのだ。余は受肉体とはいえ、ほぼ肉体と魂が結合している。知りたくないか? 5000年前の裁判を」
「……記録を取らせてもらうが、いいか?」
「勿論、じゃなきゃ実験でやらせない。」
「それでは。」
領域展開
「ふむ。こう来たか。」
「? どうした?」
「被告である魔族リリスは4987年前、従属していたギルガメッシュの壺を誤って破壊した後、別の従属者に罪を擦り付けた疑いがある」
「ハーwwwwwwwwwwwwwww」
「……意外としょうもない事してるんだな」
「まさかそれが出るとはな! 勿論! 余は罪を擦り付けた! しかしその後王であるギルガメッシュに罪がバレ裁かれた! よって二次裁判は不要!」
「………無罪!」
「まさかだったな。」
「まさか過ぎたな。いやしかし笑わせてもらった。器物破損で来るとはな」
「他にも心当たりはあるのか?」
「人間を殺した記憶は無い。」
「なら死刑はないだろう。」
「言うな?」
「5000年前の裁判などした事ないからな」
「経験にはなったろう?」
「……」
「じゃ、次はサングラスか耐性を身につけておけ。」
「……肝に銘じておく」
──一年後。
「はァ!」
「ぐは、クソ、こんな弱そうな見た目しておいて、呪力が桁違いだ!」
「余は仮にも特級術師だ! お主ぐらいどうって事ない!」
「チッ、逃げさせてもら」
「させるかよ。
「が、眠、」
「……寝たか。余も呪力上がったな。じゃ、いつものいつもの。」
余は着実に修行を積み重ね、単独で任務を任されるようになった。
呪詛師は大概味方につけ、ほぼ余含め呪術高専の眷属ばかりだ。
累計200人は居るだろう。国家転覆出来そう。しないけど。
泳者も少なくなり、着実に死滅回游は終わろうとしている。
呪いも国家により発表があり、行方不明者は少なくなっている。
「さてと、今日も帰るか。」
空飛べるから帰るの楽なんだこれが
「お疲れ様です、凛々栖さん」
「伊地知。こやつが今日の収穫だ」
「お疲れ様です。本日の任務は以上となります」
「あいわかった。これからのスケジュールは?」
「中野君に任せてあります。後で向かわせます」
「了解。」
残るは孫子を作るために結婚するぐらいだなぁ。
「さてと、飯でも食って寝るか。」
余は呪術界に馴染んだ。
読んでくださりありがとうございました。
本当のまちカドまぞくのリリスはこんなのじゃないので、よかったら是非ご覧ください。
呪術廻戦最高〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!