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「起きてゆうくん、そのまま寝てたら遅刻しちゃうよ」
「・・・やば、アラーム忘れてた」
色々残念な姉さんで終えた土曜日、日曜は友達との予定が入っていたのだが急用で中止に。そのため同じようにぐうたら過ごして1日を終えてしまい・・・姉さんの不満げなプク顔を見て申し訳なくなってしまった。
なので姉さんが言っていた運動をしようと思い2時間ほど部屋で出来る運動をした結果めっちゃ疲れてしまいアラームをセットし忘れたまま寝落ち、姉さんが起こしてくれなかったら危なかったな。てか家の部屋でダウンする俺体力無さすぎだろ・・・
「姉さんも学校の支度とかあるのに朝からごめん。助かったよ、ありがと」
「ううん、早く起きたし支度は昨日のうちに済ませてあるから大丈夫。ゆうくんの寝顔しばらく見つめてたしむしろまんぞ・・・ご、ご飯そろそろ出来るって!?一緒に食べよ!?」
姉さんの優しさに心打たれるよ・・・だから目の前で顔真っ赤にして目をグルグルさせてるのも不可解な言葉もスルーするね?何もおかしい所はなかった、なかったです。
1階に下りてリビングに入ると朝食がダイニングテーブルに並べられていた、母さんは料理教室に通っているため料理の腕はかなりいい。何ていうかベーコンとかの焼き加減も絶妙で・・・姉さんも同じく通ってるから料理もできる、マジで出来ないことないのか??
そう思っていると姉さんがこちらを向いて優しく微笑みながら。
「最近は忙しくてやれてないけど今度やる舞台が終わったらちょっと余裕生まれるし何か作るね、食べたいものあるかな?」
・・・完璧め!?俺もう中2だし、お、弟として姉に色々やってもらってばかりな気がして恥ずかしい。だから、だからっ!
「パスタグラタン食べたいです」
「ゆうくんそれ好きだね?ふふっ、いいよ」
「ヤッター」
前に料理教室で覚えてきた姉さんが作ってくれてから好物になったパスタグラタン、久しぶりだし楽しみだなぁ・・・弟としてのナンチャラ?そんなもの飯の前では無になるのだ。
ご飯を食べ支度も終わり学校へ行く時間、俺と姉さんは交通手段が違いそこまでの道も噛み合わず途中まで一緒に歩くといった事はない。昔は違ったため今の形になったとき姉さんはめちゃくちゃショックを受けていた。
「姉さん、俺そろそろ行くね。今日も練習あるんでしょ?頑張って」
「うん、ありがとね!行ってらっしゃいゆうくん」
「行ってきま・・・ね、姉さん大丈夫?」
姉さんは何故か両手を頬に当て赤くなっていた、照れ100%なその表情を見て嫌な予感が止まらない。まるで何かに気づいたかのような。
「・・・今更だけど毎日のこのやり取り、前にララライで見た劇の夫婦みたいだなぁって思ったんだ。恥ずかしいけど私は嬉しいよゆうくんもそうお「行ってきます」
姉さんが話し終える前に外に出て俺はドアを即閉めた・・・反応に困るコメントはNGで、今日も一日頑張るぞい!
俺の通う中学は・・・特に目立つものもない普通の学校でクラスは2年3組、教室に着き席に座り。
「お前が羨ましいよ美人姉の弟クン??」
友達に絡まれる。
「・・・またその話かよ」
アニメやゲームなどの趣味が共通しているつまりオタ友と言った仲である祐介、2年生になってからすぐに意気投合し結構な頻度で遊びにも行く。日曜もその予定だった。
「日曜はごめんな、家族の急用でさ・・・優斗うらやましね」
「前半だけでいいだろ後半いらないぞ」
どうしてうらやま連呼される事態になったのかというと先週、祐介にスマホを貸したとき俺が写真アプリを開きっぱなしにしていて姉さんとのツーショットを見られてしまったのだ。それ以来この始末、目の前の男が二次元萌えでしかも姉系なのが痛かった。
「別に二次元とは違う、そんな理想じゃないって」
「優斗は姉から何て呼ばれてる?」
「ゆうくん」
「・・・朝起こしてもらった?」
「今日は起こしてもらった」
「お前ツーアウトな」
・・・何かア○ネイターみたいな質問の仕方するから流されて答えてしまった、ツーアウトって何だよ。祐介が真面目な表情に切り替え残り一つの質問が始まることを予感させた、口滑らないようにしないと処されてしまう。
姉さんの演技を見ている弟の自分ならきっと乗り越えられるはずだ、思いだせ。
「憧れてるんだ、姉の悩みを聞いて寄り添い最終的には抱きしめあって姉弟の愛を感じれる的なやつに」
それは・・・それはね。
「2日前しました・・・あっ、ダメだ俺才能ないな」
「フォーアウトな??」
・・・フォーアウトって何だよと突っ込む暇もなく俺は処された。