聖杯さんが囁いてくる   作:エヴォルヴ

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聖杯さんが見越している

 竹取の翁もこんな満月を見上げながら竹を切っていたらかぐや姫と出会ったのかと思いつつ、夏休みの宿題にちょっとした穴があったことにショックを受けています聖杯ですこんにちはこんばんは。聖杯はありますよろしくお願いします。今日の晩御飯はサバの味噌煮でした聖です。聖杯はいつでもどこでもあなたの心の片隅にありますよろしくお願いします。

 

 八月の満月、影時間が始まったのと同時に作戦室に集まった僕達は、風花お姉ちゃんが大型シャドウを探している姿を見つつ、少し前から気になっていたことを検証していた。今の今までどうして気付かなかったのか、必要か? というようなくだらないことではあるけれど、気になったのでやっているわけですが────

 

「あ、やっぱり携帯用コンロ使えるね」

 

「電子機器がダメ、というだけでこういうものは使えるのか……?」

 

「お、ライターも使えんのな。やっぱり電気を使う機械がダメってだけなんじゃねえの?」

 

 ありとあらゆる機械が動きを止めてしまう、という説明を受けていたからこそ気付かなかったというべきなのか、携帯用コンロや、ライターなどの電気を使うような道具ではないものは使える。じゃあ手回し発電機付きの懐中電灯は? と思って汐見お姉ちゃんにお願いして回してもらっているところだけれど……ラジオは使えないのは当然。そして電灯も使えないという結果が出た。

 

「わたしの装備である銃は炸薬式────つまりは火薬を使うものです。火が使えるのも自然なことだと思われるであります」

 

「何にせよ、これで影時間の休憩時間にコーヒーとか紅茶が作れる! あとちょっとした料理!」

 

 タルタロスに色々と持ち込むのはちょっと難しいけれど、鞄にコーヒーと紅茶用の道具を一式入れて運ぶくらいなら問題ない。影時間が終わって帰ってきた時に、皆気を張り詰めたまま寝ることが多いし、その前に軽くでもいいから気休めができれば変に緊張することもないだろう。温かい飲み物は心を落ち着かせる……らしい。聖杯さんが言ってた。

 

「ところで桐条お姉ちゃん、このコナって豆、本当に使っていいの……?」

 

 これ、確か6000円くらいする豆だった気がするんだけど?

 

「ああ。この中で一番コーヒーを淹れるのが得意なのは君だからな。ぜひ使ってくれ」

 

「聖君、コナって何?」

 

「えーっとね……コナコーヒーっていう三大コーヒー豆の一つだよ。岳羽お姉ちゃんも聞いたことない? キリマンジャロってやつ」

 

「ああ、なんかテレビで見たことある気がする。……って、凄い高級品じゃない」

 

 そうだよ。だからこそ少し前に桐条お姉ちゃんにこれを渡された時に、受け取った手が思わず震えちゃった。大事に使うね。

 

 ちなみに、世界三大コーヒー豆というのはジャマイカのブルーマウンテン、タンザニアのキリマンジャロ、ハワイのコナの三つだ。どれも手が出せないくらい高価な豆だけれど、間違いなく値段に見合った美味しいコーヒーだと思う。シャガールの店長さんやルブランのマスターさん曰く、低価で購入できるものもあるけど、グレードが高いやつと比べて風味が落ちるらしい。コナコーヒーだと、エクストラファンシー、ファンシー、No.1、セレクト・プライム……って感じにグレード付けがされている。

 

 今回桐条お姉ちゃんから貰ったコナコーヒーのグレードはエクストラファンシー……つまりは最高ランク。僕みたいなまだまだ素人が使っていいものじゃないようなレベルの豆だと再度自覚して手が震えちゃう。

 

「それだけ君のコーヒーを淹れる腕に期待している、ということだよ。それはそうと、山岸……どうだ?」

 

「はい、確認できました。場所は……巌戸台の北の外れにある……廃屋が並ぶ一帯。ただ、反応は地下から……これって……」

 

「陸軍の施設があったところじゃない? 資料館で見たことあるよ」

 

 戦争の歴史を風化させてはいけない、ということで定期的に行われている巌戸台資料館の戦争の記録展。そこで空襲が来ても兵器開発などが行えるようにと陸軍が地下に施設を作ったっていうのを見た覚えがある。聖杯さんが『相も変わらず人間は争うことが好きな生き物だ』と言っていたのを鮮明に覚えている。聖杯さんは人間をずっと見てきたんだもんね、戦争をたくさん見てきたのだろう。

 

「陸軍……銃とか転がってんのか?」

 

「さぁ……? でも、回収されてない戦車の廃車とかありそうだよね」

 

「そうなると、兵器がシャドウに利用される可能性もある……か。何が起こるか分からん。警戒しておくに越したことはないだろうな」

 

『十中八九、使われているだろうな。シャドウは人間の無意識の産物でもある。ならば、人間が使えるものを使ってもおかしくはあるまい』

 

 実際、モノレールを動かしてたもんね、前の大型シャドウは。それにしても、戦争の遺物は未だに回収されていないものが多いんだね。

 

(どうして回収しないのかな? 回収して、展示した方が、皆の目に映るよね? 戦争はダメだよって伝えたいなら回収するべきなんじゃない?)

 

『維持費もあるだろうが、戦争の遺物を見る機会など、少ない方がいい……という人間の心理だろう。そもそも、回収にどれだけの費用と人員が必要となるかが分からないからな』

 

(そういうもの?)

 

『それと、当時の状態にしておくことで、戦争の痛ましさを伝える────という観点もある。広島、長崎がいい例だ』

 

 そういうもの、なのかなぁ……難しいや。戦争はダメなことだって分かるけど、それが起きた傷跡をどれくらい残せば未来の人達に伝えることができるのかとか、どうやって伝えていけばいいのかとか……色々と、難しいと感じてしまう。

 

「とにかく、現場へ向かおう。話はそれからだ」

 

 桐条お姉ちゃんがそう言って場を締めて、僕達は作戦室を後にする。戦争の傷跡が残る場所……そういえば、ベルベットルームの人達の依頼で、そういう人間の遺物を持ってきてほしいと頼まれていた気がする。手帳とか、そういうものが落ちていたらそれを拾って渡しちゃダメかな?

 

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 

 

 

 巌戸台寮から北に進んだところにある港湾部、そこからさらに先に進むと到着する廃屋建ち並ぶちょっとした肝試しエリアとして有名な場所に来た僕達は、風花お姉ちゃんの案内の下、大型シャドウがいるという地下施設の入口を発見した。

 

 巧妙に隠されていて、探そうと思っても見つからないような場所にあるトンネルは、立ち入り禁止の張り紙や、鎖などで申し訳程度に封鎖されている。どこかに繋がっているのか、トンネルの向こうから風の音が聞こえてくるのが中々それっぽい感じだ。

 

「この先はとても入り組んでいます。ルキアの力で一応マッピングはしていますが、皆さん、逸れないように気を付けてください」

 

「ワンッ!」

 

「逸れても、コロマルさんが見つけてくれるそうです」

 

「心強いな」

 

 今回も風花お姉ちゃんは一緒に来てくれている。タルタロスであれば入口でナビをしてくれた方が安全だけれど、こういった感じに外で探索する場合は一緒に来てくれた方が守りやすいし、ナビの精度が高い。

 

 トンネルに入っていくと、どんどん下に向かう道が出てくる。まるでアリの巣みたいだなぁ、と思いつつ進んでいくと錆び付いてもう使えないのが分かる銃や、誰かの衣類の残骸が目立つようになってきた。……本当に、ここは戦争のための施設だったんだって分かって、ちょっとだけ憂鬱な気分になる。

 

「人を効率的に殺すための武器、か……」

 

 不意に、銃の残骸を見ていた真田お兄ちゃんが呟いた。

 

「ボクシングは一対一の真剣勝負。武器は拳一つだ。お互いに鍛えた体だけで戦う。戦う相手を貶めるために戦うわけでもない。だが……戦争は、違うな」

 

 真田お兄ちゃんはボクシングというスポーツをやっているからこそ、銃を見て何か思うところがあったのかもしれない。聖杯さんから教えられたけど、銃は自分が敵に近付かれる前に殺すため、どれだけ人を効率的に殺せるか、という進化をしてきた人間の戦いの歴史の具現だそう。もちろん、僕のおじいちゃんやおばあちゃんが住んでいる田舎にいるマタギさんが使うような動物を狩るためのものもあるけれど。

 

「だからこそ、私達の召喚器が銃という引き金を引くだけで人を殺せるものの姿をしているのかもしれんな」

 

 ちょっとだけ、空気が重くなったけれど、探索は続く。大型シャドウの反応があった地下10メートルに近付いたところで、分厚い鋼鉄製の壁が僕達を阻んだ。

 

「……これ、ペルソナで破壊しちゃダメだよね?」

 

「ううん……アイギス、頼んでもいい?」

 

「了解であります」

 

 汐見お姉ちゃんの指示を聞いたアイギスお姉ちゃんが壁の前に立つと、隙間に細い指を捻じ込み────ギギギギギギッ!! という金属がひしゃげる音を掻き鳴らしながら、無理矢理壁をこじ開けてしまった。ロボットだからね、アイギスお姉ちゃん。凄い力持ち。

 

「そういえばロボットだったな、彼女は」

 

「服を着ていると本当に人間にしか見えんからな……忘れていたが、ロボットだったな」

 

「オレも忘れてたわぁ……」

 

「私も……最近のアイギスって、ちょっと変わった女の子みたいな感じだったし」

 

 素っ頓狂な発言をすることはあるけど、人間らしい行動をすることが多いアイギスお姉ちゃんを見ている皆が、アイギスお姉ちゃんがロボットであることをすっかり忘れていたようだ。特に僕はアイギスお姉ちゃんに人間を教える? っていうことで一緒にいることが多かったから、人間の姿をしているけど、ロボットなんだよね、って思っていたけど……うん、何か僕が教えてることの成果が出てる気がします!

 

『映画や買い物に連れ回したのが功を奏したな』

 

(風花お姉ちゃんも頑張ってくれました)

 

 風花お姉ちゃんと厳選した映画を集めて、映画鑑賞会をして感想を言い合ったり、買い物に連れ回して色んな人と交流させたりして、色んなものを見せたことで上手くいっている気がする。ところで神社によくいるお兄ちゃんのこと、アイギスお姉ちゃんは不思議そうにしていたけど、どうしたんだろうね?

 

 まあ、とにかく大型シャドウと対面するための道は切り開かれ……いや、こじ開けられたから、壁を越えていざ大型シャドウ戦────と思った矢先、僕達の後ろから拍手が聞えてきた。

 

「こんばんは」

 

 驚いて振り返ってみると、路地裏で会った半裸のお兄さんと眼鏡のお兄さんとゴスロリのお姉さんがいた。

 

「ッ!? 私のルキアの探知には何もなかったのに……まさか、ルキアの探知をすり抜けて……!?」

 

 風花お姉ちゃんがそう言って驚いている中で、僕はなんとなくペルソナの力で探知を妨害しているのかな、と考えていた。風花お姉ちゃんのペルソナが高性能なレーダーであることは周知の事実だけど、そのレーダーを妨害することができるような力を持ったペルソナがいたとしてもおかしくはない。聖杯さんにそういう話をしたら、あり得ない話ではないと言われたし、ほとんど正解な気がする。

 

「何者だ!? この時間に動けるとは……いや、待て。まさかお前達が聖が言っていたペルソナ使いか!?」

 

「私達以外のペルソナ使い!?」

 

 桐条お姉ちゃんの問いかけに対して、現れた三人は何も言わない。

 半裸のお兄さんが僕達を一人一人観察するようにゆっくりと見回した後、口を開く。

 

「お目にかかるのは初めてですね、一部を除いて、ですが。私の名はタカヤ。こちらはジンとチドリ。ストレガ……と、呼ぶ者もいますね」

 

『イタリア語で魔女、か』

 

 あ、そういう意味なんだ。

 

「さて、本題に入る前にやるべきことがありますね。聖明日花さん」

 

「何?」

 

「こちらをお返しします」

 

 そう言って半裸のお兄さん────タカヤお兄さんがビニール袋から取り出したのは、僕が初めて三人と出会った時に渡した弁当箱とスープジャー一式だ。

 

「ああ、綺麗に洗わせてもらっていますよ。料理も美味しくいただきました」

 

「あ、それはよかった。味とか大丈夫だった? 特に北京ダック風照り焼き」

 

「ちょいと味が濃すぎる気ぃしたな。パンと合わせたら気にならんかったが」

 

「………………エビチリは、もう少し甘い方がよかった」

 

 おお、ありがたい感想が来た。料理を食べた人に感想を貰えると、作った甲斐があったと思える。……というか凄いね、本当にピッカピカのつるつるに洗われてる。脂っぽい料理が多いから洗い物が大変かなって思ってたけど、どうやったんだろう……?

 

「ピッカピカの理由はお手製廃油石鹸や」

 

「盲点……!!」

 

 家事をしていると手荒れも気になるけど、廃油石鹸ならある程度カバーも可能……! 苛性ソーダ無しでも作れると聞くし、今度作ってみようかな?

 

「さて、再会を喜びたいところですが、本題に入りましょう」

 

 僕が今度の休みの予定を組み立てていると、タカヤお兄さんが薄い笑みを浮かべながら言う。

 

「今日までの皆さんのご活躍、陰ながら見守らせていただきました。聞けば人々を守るための善なる戦い……聖戦なのだとか」

 

「僕、そこまで大それたこと考えてない……身近な人を守りたいだけで」

 

「ええ、それもまた大変結構なことです。イズミもあなたのことをよく話してくれましたよ」

 

 イズミって、イズミお兄ちゃんのことかな? イズミって名前の知り合いはイズミお兄ちゃんだけだし。ということは、イズミお兄ちゃんもペルソナ使い、なのかな?

 

「そんな戦いに身を投じる皆さんに問いたいことがあり、本日は参りました」

 

「問いたいこと?」

 

「ええ。あなた方は、本当にこの影時間を無くしたい……そう思っているのかと」

 

 ブワッ、と皆が困惑気味に苛立ったような空気を纏った。タカヤお兄さんは純粋にそれを聞きたいから聞いただけだと思うんだけど、影時間を無くしたいと思って頑張っている皆からすればそれが苛立つような質問に感じたらしい。……まぁ、そりゃそうだよね。

 

「何が言いたいの」

 

 汐見お姉ちゃんが今までにないような逆立った空気を纏って呟く。

 

「貴女も含めて、もっと気付くべきだと思うのですよ。この影時間に、充実を感じていることをね」

 

「何だと……?」

 

「あなた方は影時間と破滅の塔────タルタロスを消し去るために満月の戦いに挑まれている。そちらの彼のような例外はいますが、それも結構」

 

 にっこりと、三日月のような笑みを浮かべたタカヤお兄さんは続ける。

 

「ですが……覚えがありませんか? 誰にでもできるわけではない、望んで得た特別な力を思う存分に振るえるこの時間に、楽しさを、快楽を感じたことに」

 

「ふざけたこと!」

 

「そうでしょうか? 聖明日花さん、あなたはどうでしょう? この時間に充実を感じたことは? 楽しいと感じたり、快楽を感じた覚えがありますか?」

 

「そうかな……そうかも……? あったり、なかったり……?」

 

 あると言えばそうかもしれないし、無いと言えば嘘になる。そんな感じな気がする。強くなっていることに喜んだ矢先、ちょっと手加減を緩めたカロリーヌとジュスティーヌにボコボコにされて気落ちすることもしばしば。何かが上達すると嬉しくなるのは人間の本質なのでは?

 

「あったりなかったりって感じかなぁ。あ、でもどんな時でも皆と一緒にいるのは楽しいよ! お兄ちゃんもお姉ちゃんも、僕は好きだし」

 

「純真ですね。そして、正直なことです。さて……他の皆さんはどうですか?」

 

「私達はタルタロスと影時間を消すために戦ってきた。楽しんでなんかいない」

 

 汐見お姉ちゃんがそう答えると、少しだけ考える素振りを見せたタカヤお兄さん。まぁ、考えは人それぞれだし、汐見お姉ちゃん達がタルタロスと影時間を消すために戦ってきたのは事実だ。楽しんでいたかは、ちょっとよく分からない。

 

「では聞きますが……この影時間が消えた時、あなた方はただの人に成り下がる。特別な力は消え去り、つながりも消える。それでも良いと?」

 

「影時間が消えただけで消えるような絆じゃないよ」

 

「そうでしょうか? 私からすれば、繋ぎ止めてくれる楔が消えただけで崩壊するかもしれない、そんな脆いものに見えますがね」

 

『コープが完全ではないからな。繋がりが断ち切られてしまう可能性も無きにしも非ず、と言ったところだ』

 

 本当にコープって何なの? ベルベットルームの人達に聞いたけど、人の縁のこととしか言われなかったんだけど? あの我は汝、汝は我って言ってくる変な声が縁結びの神様ってこと? 妖怪縁結びってこと?

 

「タカヤ、もうええでしょう」

 

 悶々としていると、ジンお兄さんが口を開いた。

 

「そうですね。今宵はこれで失礼いたしましょうか」

 

「あ、じゃあこれどうぞ」

 

 鞄から取り出したのは、僕特製の大玉肉巻きおにぎり。たくさん作ったはいいけど、食べきれる気がしないので、捨てるよりはと袋に入れて差し出す。ちなみに袋には箱詰めにしている味噌玉もある。お湯を注ぐだけで味噌汁の完成だ。

 

「聖、不用意に近付くな!」

 

「大丈夫だよ、桐条お姉ちゃん。何かするつもりもないでしょ?」

 

「さぁ、どうやろな? 今ここでおっ始めるかもしれんで?」

 

 そう言ってくる時点で何かするつもりもないでしょ、ジンお兄さんも、タカヤお兄さんも、チドリお姉さんも。

 

「ちゃんとご飯食べてないでしょ?」

 

「おや、どうしてそう思うのです?」

 

「顔色悪いよ。ご飯食べてない人って感じ。あと目がおにぎりに動いたし」

 

 いらないと言っても押し付けるつもりなのでそのつもりで、とタカヤお兄さんに袋をしっかりと握らせてから離れる。

 

「またね」

 

「ええ、またお会いしましょう」

 

「精々頑張ってや。応援はしたる」

 

「……………………………じゃあね」

 

 僕達が挨拶を交わすのと同時に、こじ開けられた壁が音を立てて動き出した。こじ開けて人が通れるようにしたとはいえ、閉まっているのが基本の壁みたいだから、当然とはいえちょっとびっくり。

 

 どぉん……と壁が完全に閉まって、ひしゃげた金属部分から微かに見えた三人の姿はすぐに消えてしまった。そういうペルソナなのかな? 透明になる、みたいな。




聖から見たメインキャラの印象
ハム子:汐見お姉ちゃん。好き。たまに見える棺桶何…?
ゆかり:岳羽お姉ちゃん。好き。あんまり一人で走っちゃダメだよ?
風花:風花お姉ちゃん。大好き。いつも僕のこと見ててくれてありがとう。でももっと我が儘でもいいと思うよ。あと料理はまだアレンジ加えない方がいいよ。また皆でデスティニーランド行こうね。
美鶴:桐条お姉ちゃん。好き。一人で抱え込まないでね。
アイギス:アイギスお姉ちゃん。好き。なんかこの短期間で凄く人間っぽくなったね?
順平:伊織お兄ちゃん。好き。野球、また教えてね。
明彦:真田お兄ちゃん。好き。本当にカッコいいよ。
真次郎:荒垣お兄ちゃん。好き。もっと料理教えてね。
乾:天田君。好き。今度一緒に特撮映画見に行こうね。
虎狼丸:コロマル。好き。もっと遊ぼうね。
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