血涙鬼・彼岸様、アガシオンスパルトイありがたく使わせてもらいます
そういえばフォルネウスって隣人愛を説く悪魔なんですよね。メシアンやペ天使から見たらそりゃあ文字通り悪魔だよね
「まだアガシオンの試験終わってないから待て!」
エドニキに止められました。俺の試験は問題ないのですが。山梨で暮らしてた時に色々学んでおこうと思って学んだ中に封魔管の試験も入ってたんだよね。色々学んだ中に悪魔会話とかも合ったのが今も役に立っているのかね?
ちなみにその時に吹っ飛んだ手足は北上の強化に使った
待てと言われて待っているが、黙って待ってると戦えるか不安になってきた。ここはくだらないことでも考えて落ち着こう
「待たせたな。…随分真剣な顔してるな」
「…そうか?ただどう書いたらハンドルがインド人に読み間違えられるのか考えてただけなんだが」
「…そういえば謎な誤植だよな」
「ザンギュラのスーパーウリアッ上なら下書き書いた奴が癖字過ぎて読み間違えたっていうのも分かるけど」
「さて、無駄話はここまでにして。弁当ニキ用のアガシオンスパルトイだ。希望通り格闘向きで調整してある。回避盾が出来るようにスキルも弄った。名前は決めたか?」
「ありがとう。最初から名前は決めていたんだ。ボストン。お前の名前はボストンだ。俺はお前のマスターのお弁当ニキ。コンゴトモヨロシクな」
骸骨だけどニヤリと笑ったのが分かった。頼もしそうだ
「仲良くな。早速行け、と言いたいところだがその前に、お弁当ニキ、世界で一番有名な誤植って知ってるか?」
「何でしたっけ?」
「一神教の聖書の十戒の汝姦淫するな、を汝姦淫せよ。と間違えた事だ」
「メシアンとペ天使ではするなの方が誤植扱いされてそうだな」
「違いない」
小粋なメシアンジョークをボストン含めて4人で笑う。期待以上に知的な奴らしい。何とか念話の修得をしたいところだね
「ありがとう。エドニキ。…さあ、そろそろ行こうか」
浅層入り口に着いたら手が震えてきた。大丈夫だ、ここで受ける痛みなんてあいつらに比べれば蚊に刺された様なもんだ。覚悟してきたんだからできる。俺はお兄ちゃんだぞ!
「入る前に確認だ。俺が弓や槍を使って攻撃。ボストンが回避盾。無理に耐えなくて良い、適度に攻撃して蹴散らせ。北上は最初は索敵メインで頼む。アイテムは各自の判断で使って構わない」
「了解」
ボストンはサムズアップで返事。間違えないように軽量の鎧兜に武器はグラディウスと、格闘時に邪魔にならない様に腕に固定されたガーダーだ。問題なく使えると信じている
「よし、行こう」
入って3分。最初に見つけたのは餓鬼が4匹
「手はず通りに行くぞ!矢に魔力を纏わせて…」
発射!一番手前にいるのをヘッドショット!動かなくなったのを見て残りがこっちに向かって来た。ボストンは戦い方が上手いな。攻撃をまとめて受けるんじゃなくて邪魔し合うように位置関係を調整してるよ
「と、いかんいかん。次!」
何とか危なげなく1対一射で仕留めた
「北上、近くに敵は」
「いないよ。一番近いのは左に2分程歩くと接敵できる」
「では素材を回収したら向かおう」
今度はスライム6体
「よし、ジオ!」
今度は真ん中辺りのを最初に仕留めてみる。そこからはさっきと同じ様な流れで敵を全滅させる
「よし、北上」
「今はいないよ」
「そうか。ボストン、大丈夫か?…ん?大丈夫だな。どんどん行こう。北上、ペースがおかしくなる前に止めてくれよ」
「任せてちょーだい」
2時間ほど進んでは狩ってを繰り返し、安全を確認し休憩。気がつけばボストンのレベルも上がっている
「北上、俺達は上手く戦えてると思うか?」
「落ち着いてやれてると思うよ。マスターもボストンも。というかボストン壁役上手いよね。結構的確にパリィしてるよね」
褒められたボストンがドヤ顔してるのが分かる。感情があるのは聞いてたけど見てるとよく分かるわ
「もう少しでスケルトンが出てくる辺りだな」
「気負わないで行こうね」
「大丈夫だ。あの程度軽く越えてみせるさ」
一度死んだ場所に差し掛かったらスケルトンが一体。ここは槍に持ち替える
「近くに敵は?」
「伏せてるね」
「そいつらが仕掛けてきたら頼む」
スケルトンに狙いを定めて…「チャージ!」勢いのままに一撃で破壊する!進みすぎた!?だが!
「もう一度は掛からん!」
勢いを止めずに前方に体を投げ出す。後ろで空振る音が聞こえた。前転し立ち上がると同時に、槍で後ろを薙ぎ払いながら振り向くと槍が当たって横に吹き飛ぶスケルトン1体に爆発するスケルトンが2体。間違いなく北上とボストンの仕事だな。吹き飛んだスケルトンはボストンが倒し、残りの2体を仕留めて終了
「これならまだまだ戦える」
「周りはもう少し見ないとね。今は敵はいないよ。ひと休みしよう。…人は近付いてくるけどね」
「…お弁当ニキ、戦闘班に復帰したのは本当だったんだな」
「今日からだよ。葬式に来てくれてありがとうな」
シンシ遠征の皆さんだ。そういえば彼等も2人の葬式に来てくれてたな
「俺達も顔見知りだったしな。生前よく家族連れでジュネスに来てたもんな。…早く強くなりたいのは分かるが無理はすんなよ」
「分かってるよ。でも、早くレベル30迄上げないと行けないからなぁ」
「学生じゃないからな、焦らずやれよ」
「わかってるよ」
「わざと怪我して玉蹴りネキに治療してもらうのは俺達の枠だからな。ちゃんとやれよ」
「…そういうこと言わなければ良い先輩枠なのにな」
「俺達だからな!んじゃな」
「またな。…さぁ、俺達も行こうか」
その後も弓、術がメインだったが時々一対一で回避の実戦練習も行いながら気がつけば浅層の半ば〜奥近いところまで到達出来た。編成と仕込まれた技術が役に立ったのだろう、レベルも全員10を越えていた。だが、そこで北上に止められ撤退。「まだ行けるはもうダメ」と言われてしまうなら大人しく従おう。明日また来れば良い
帰ってみるとチクリンニキが待っていた
「お帰り。…殆どダメージは受けてないみたいだな」
「ええ、弓はしっかり当たるし、最初の方なら術が当たれば確殺できた。ボストンが上手く戦ってくれたおかげで一対一に持ち込んで回避の練習もできましたから避け損なって受けたダメージだけでした。魔石はちょくちょく使いましたけどね」
「装備もレベルも技術も良くなってるからだな」
「ええ、その通りですね。あの頃とは雲泥の差ですよ」
「年単位で鍛えたからな。お弁当ニキ、痛みには慣れても馴れるなよ」
「?」
「殺し合いをするのだから痛みを受けるのは慣れて置かないといけないが、ダメージが蓄積している状況に慣れてどこまで大丈夫なのかを間違えないようにな。多少は慎重な方が良い」
「…ギリギリは知っても良いのでは?」
「良いとは思うがそれを常にやるのは馴れるな。弟妹連れて帰るのに自分が帰ってこなかったら遺された家族が泣くぞ。嫁に両親に姉に爺ちゃんといるだろ?子供も作らないうちに未亡人にするなよ」
「…はあ」
「明日は開けとけよ。装備の状態診てやるし、連れていきたいところもある」
「えー」
「どれくらい強くなったか確認してみろ。強くなってる実感があるからもっともっとと思うだろうが、大幅にレベルアップしたあとの感覚のズレは危険だぞ」
「わかりました」
翌日連れられて来られたのは、メシアン被害者の会と言うアンチメシアンほど過激に排斥を訴えるのではなく、表に出しにくい事も含めたメシアンの活動による被害者黒札同士で情報共有をして対策をしていこうと言う会だった
まぁ実態は外では言い難いメシアンへの愚痴をこぼしてスッキリするだけの場所だ。家族にはあの殺され方は悪夢だと思わせてるから実家では吐き出せない俺を気遣ってくれたのだろう
メシアン殺処分のことなんて絶対に言えないしな。これからを考えるなら奴等のやり口は幾ら知っても困る事はないだろう
参加者の3割ほどがメシアン強制排除後岩手に移籍してくれると確認取れたので後で住居を用意できるように連絡しておかねば
俺のメンタルケアも兼ねてることに気がついたのでその辺の専門家は居ないのか確認したら「浮気判定されたら悪いから紹介できん」と断られた。…まさか悪魔しょうかんのミナミィネキか?いつかスケベ部にも関わってみたいと思ってしばらく、岩手支部の現地民女性戦闘班に装備を融通する時くらいしか関われてないや。エッチなお姉さんとか最高だよねって、前に仲良い奴らと話してたのバレてる?
愚痴吐いて寝たらまた緑髪のマッチョが夢に出てきた。今度は何故か隣人愛を説いてきたよ。「最後に隣人愛と言えば汝隣人を愛せよ。と十戒にあるが、これは一神教だけだ。メシアンは自分の隣人を生贄としか考えて無いからね」と高笑いしてるところで目が覚めた。ちょっとブラックジョーク過ぎて笑えん
そういえばボストンにはどんな事に興味があるか色々試している。戦うだけじゃ人生面白くないからな。自由にできる時には好きな事をさせてやりたい。何とか念話とかできないかな?
とか考えながらレベル上げてたら、全員十五位になる辺りにソウルスティールの時にやったMAGを対象と繋ぐ技術を応用して簡単な意思疎通ができる様になった。やはり紳士で頼れる漢だった
この技術を更に応用して武器シキガミとも念話したいところだね
優先チケットのおかげでそろそろ武器シキガミが完成するそうだ。来たらもっとレベル上げが捗りそうだ
そういえば幸子は終末後にショタおじの子供を産んでるけど4文字に倣って処女懐胎なんだろうか?それだけでも霊的価値が上下するし
シンシ遠征の皆さんは表向きはジュネスの警備員で時々現場に出ています。お弁当ニキが声をかけて顔見知りになっていた
アンチメシアンでも暴力に訴える人だけでは無いと思うんですよね