【カオ転三次】ヘタレた黒札の奮闘記   作:skakira

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ようやく四人目

戦闘描写上手くいかないな

お気に入りが200人を越えました。皆様いつもありがとうございます

どうでもいい話ですが前回でカレンデバイスの話とサンボルの話を後書きで触れたらサンボルで主人公の片割れがカレンデバイス化しそうな気配が凄い


今度は間に合わせる!

「ワシの宝に触れるでないわぁ!!!!!」

 

斧を片手に若返ったじいちゃんがゴブリンをかち割っていく。親父はガネーシャっぽい者に変化し、お袋はハーピー?ロマサガ2のイーリスっぽいな。姉貴は髪と目の色が変わって近くにいる敵を殴り倒している。これがショタおじの言っていた事の意味か。確かにこれはデモニカを避けた方が良いよな…しかし、どうしてこうなった?

 

 

時は数時間前に戻る

 

俺達は爺ちゃんの散歩に付き合って和賀大橋の辺りに来ていた。そこで姉貴が

 

「なぁにこれぇ?」

 

変な球体を拾って皆に見せていた。俺だけ20メートル離れてたのが悪かった

 

「ソレを捨てろ!」

 

叫びながら飛び込むが僅かに遅く、ソレを中心に異界が発生した。俺以外は異界の奥の方。俺のみ異界入り口だった

 

とりあえずボストンを呼び出し支部に連絡。そういう機械を用意しておいてよかった。今回は黒札対応の一般受付だな

 

「こちらお弁当ニキ。只今和賀大橋の袂、警察署側に異界が発生し、俺と俺の家族が巻き込まれた。装備品は持ってきてるからこのまま攻略に向かう」

 

「え?他の巻き込まれた人は?」

 

「全員ここより奥だ。異界内でも使えるGPSでチェックしているが、それなりに離れている。すぐに救出に向かう!応援の派遣を頼んだ!」

 

「わ、わかった。すぐに向かわせます」

 

「頼んだ。…さあ、いくぞ!」

 

メイン索敵の北上が別行動になっているのが辛いがこういう場合は守護対象との合流を狙うよう言い含めてある。ただ1人で4人の護衛は厳しいだろう早くいかねば

 

「マスター。ご家族が心配なのは分かりますので努めて冷静に」

 

「分かっている。…北上があっちにいるからあいつを信じよう」

 

「それでこそです」

 

(マスター。そこの角に何かいます)

 

「誰かそこにいるか!?いるなら返事をしてくれ!」

 

(返事なし。念の為足の方を狙うか)

 

「…よし、先手必勝!心眼でたらめ矢!」

 

グリムリーパーのナビと気配を頼りに曲射!MAGの矢だからこんな曲芸も慣れたものだ

 

角を曲がると足を射られて動けなくなったゴブリン3つ。アナライズするとレベル2。北上なら余裕だが数が多いと守りきれんし、逸れてたらこのレベルでもアウトだ。最短ルートは分からんが、目的地は分かるんだ。進んでいこう

 

 

 

北上様は運良くお姉様達と合流できたよー。幸い色々スクラップがある小部屋を見つけれたからそこに避難して助けを待つことにしたんだよね。敵が多くてアタシ1人じゃ守りきれないからね

異界に呑み込まれたショックで見えるようになってるみたいで危険な方には行かないでくれてるのは助かるんだ

ゴブリンにコボルトにスケルトン。出てきてる敵の内容からメシアン由来の何かで造られた低レベル異界かもね。武器持ってる敵だからか、武器を落としてくれるから投擲武器として回収だけしてるから弾切れ、MAG切れはすぐにはならなさそうだけど、このままだとレベルは問題ないけど多勢に無勢でジリ貧だなー。マスターの為にも何とか守らないとね。でも、四人ともなんか兆しが見えるしそれを確認したいから早く助けに来てください、マスター

 

「さあ!ここは簡単には通さないよ!」

 

何がなんでもマスターが来るまで5人で生き残るよ!

 

 

 

探索開始から1時間がたった。近場にいてくれたホークアイニキとラバセンニキがシキガミと千奈ちゃん連れて合流してきたおかげで探索が捗ってます

 

「もうすぐ深部だな。近くだからって焦るなよ」

 

バオォォーーーン!

 

「象の鳴き声!?」

 

「方向は…?親父達がいる方だ!」

 

見えた!北上の後ろに…ガネーシャ?あとハーピー?

 

「お弁当ニキは北上へ!家族は任せろ!いくぞ!千奈」

 

ラバセンニキがメスを光らせながら乱戦に飛び込んで行く。皆もそれに続いて行った

 

「北上、無事か!?皆は?」

 

「ゴメン、守りきれなかった。…ついさっき抜かれて絶望したらいきなり皆覚醒したけどね」

 

「…そうか、1人でよく頑張ってくれたな。生命の水(ディアラマ)…で、ああなっていると」

 

「最初にパパさんが落ちてた盾でガードしたら盾ごと顔を殴られてさ、象の咆哮が聞こえて、盾が落ちたらああなってた」

 

「つまりぞうは親父か」

 

鼻で持った盾で敵を弾いて杖でトドメさしてる

 

「お袋は?」

 

「あそこのハーピー?何故か既にガル使ったりナイフ使って敵を切り裂いてるよ」

 

「主婦だし料理得意だからナイフくらいのサイズなら慣れがあるんだろうな。で姉貴は髪と目の色が変わって敵を殴り倒してると」

 

「ブルース・リーのファンだって前言ってたよね?」

 

「ああ、だからジークンドーをかじってた」

 

「そんなお姉様に後ろから襲いかかるゴブリンがいてさ、それから庇おうとしたおじいちゃんが若返ってたよ。マスター達が来る少し前に」

 

「ってことは咆哮は一回だけか」

 

「アレが聞こえてたんなら本当にギリギリまで来てたんだね。よかったね、マスター。今度は間に合ったよ」

 

「…ああ、そうだな」

 

っと!ホッとしてられん。良く見たら親父達が使ってる武具霊的装備じゃない!

 

「皆!その武器じゃダメだ!これを使ってくれ!」

 

ボストンと北上に親父とお袋が使えそうな武器を持たせて援護へ。俺は姉貴に手甲を、爺ちゃんに戦斧を渡す

 

「さっさと殲滅するぞ!フラッシュアロー!」

 

 

 

 

 

無事戦闘終了。変化してる間に手早く覚醒を自覚させねば

 

「皆無事で良かった。見た目変わったけど」

 

鏡を出して自分の顔を確認させると姉貴以外皆戸惑っている。当たり前か

 

「英玲奈お姉ちゃん!無事でよかった〜」

 

「千奈ちゃん?助けに来てくれてたの?」

 

助けに来た千奈ちゃんが姉貴に抱き着いてわんわん泣いてら。これ以上周りの人を失いたく無いからって戦いだした子だから、嬉しくて仕方がないだろうな。見た目だけなら完全にエレンと家出娘なだけにロマサガ3だな。でも残念ながらここはメガテンです

 

「これだとどちらが要救助者か分からないな。皆さん怪我はないですか?」

 

「桜庭君か。儂も含め皆軽い手傷を負っておるくらいじゃ。しかし儂らに何が起きておる?気がついたら儂は若返ったようだし、息子夫婦は人外、孫達は髪と目の色が変わっておるし」

 

「それは俺が説明するよ、爺ちゃん。親父、お袋、姉貴!こっち来て」

 

お弁当ニキ説明中

 

「…そうか、あれは悪い夢では無かったのか。しかし、ガイアグループの真実はそういう事か。なるほどなぁ…」

 

「で、これからの事なんだけど」

 

「私達は皆修行するってことであってるのよね?」

 

「ああ、姉貴には特に厳しい修行してもらう予定だけどね」

 

「大丈夫よ。あんたたちの為だもの(それに、上手く行けば黒札の旦那とかゲット出来るかもしれないし)」

 

「姉貴…(そろそろ婚活とか考えるだろうし、岩手のメンバーで良さそうなの探してみるか)」

 

「じゃあお父さんは母さんと一緒に突入援護の為に岩手支部の人達としっかり関わっていかないとな」

 

「お母さんも結婚前は受付嬢とかやってたし、後方側も勉強しないとね」

 

「とにかく、強くなるぞ。皆でな」

 

とりあえず、家族はこれでいいな。あとはこの異界をつぶしてしまおう。人の憩いの場に異界入り口とか安全のためにも残す理由が無いからな

 

「お弁当ニキ。歓談してる間に見てきたがボス部屋すぐ隣だぞ」

 

「ホークアイニキ、ありがとう。しかし、そうなると皆を脱出させてから潰すか、先にボスを倒した方とどっちが安全かね?」

 

「俺と千奈が警護に残ろうか?」

 

「…ボスを潰そう。ただし、俺のチームで行く。その方が早いし、あと、姉貴だけ連れてくわ。親父達は大きく見た目も変わったからその慣らしをさせてやってほしい」

 

「…お前がそれで良いならそうしようか」

 

「…まあそれでいいか。レベル2〜3の敵しか出てこないからボスも高くて10くらいだろ」

 

「悪いな」

 

「さっさと戻って来いよ」

 

「ああ。…いくぞ」

 

 

 

ボス部屋へ突入すると同時にハイ・アナライズ

 

「何者だ!」

 

エンジェルレベル9が8匹。耐性は特になし。アギストーンの大量に入った袋を姉貴に渡す

 

「北上とボストンは慎重に当たれ。試したい技がある!姉貴は無理せずそれを投げつけるんだ!それはアギストーンって攻撃アイテムだから」

 

皆の返事を聞かずにMAGを練りだす。どうしても発動までに時間がかかってしまうからな

 

 

「お前らペ天使共には消えてもらう!来い!シャドウサーヴァント改2!!」

 

 

「オオオオオォォォォォォッ!」

俺の横から黒い色したロマサガ3のフォルネウスの影(ショタおじに説明したクジラ似のクリーチャー)が出てくる。敵も味方も呆気にとられてるようだ。ロマサガ3キャラの見た目に生まれたならグゥエインの上に乗っての戦闘や四魔貴族と一緒に戦うとかやってみたいもんね

 

「蹴散らせ!」

 

(メイルシュトローム!招雷!ライフスティール(丸かじり)!招雷!ぶちかまし!招雷!ライフスティール(丸かじり)!)

 

丸かじりは適切に相手の左脚を食いちぎってるな。流石俺が生み出したものである

 

「姉貴!トドメだ!」

 

「え?くらえ!アギストーン!」

 

 

「マスター。さっきの変なデカブツが試したかったヤツ?格下にしか使えそうにないね」

 

「ああ」

 

「使うのは構いませんが、あんなものは発動に時間がかかり過ぎて危険です」

 

「大丈夫だ。俺も今のままだと使えないのは分かっている。攻撃力の確認だけだ。発動までの時間も本体の回避能力も耐久力も足りん」

 

「分かっているのならいいです」

 

「姉貴。レベル上のペ天使遭ってみてどうだった」

 

「あの程度なら怖くないわ。というより怖がってられないわね」

 

「頼もしい、それでこそ俺の姉貴だ」

 

「まず帰りましょう。とにかく今は疲れたわ」

 

「だな。帰ったら今回の原因を調べないとな。まずメシアンのせいだろうけど」

 

 

 

ボス部屋を出たところで崩壊が始まる。北上のトラエストですぐに脱出するのだった




和賀大橋
国道4号線の一部でもある橋。袂にある和賀川グリーンパークはウォーキングとかで人がよくいる場所である

お弁当ニキの家族の見た目
祖父はピンと来る人の予想通り覚醒後はロマサガ3のブラックそっくりになる。まあ元々ブラックがフォルネウスに負けた時に左脚と若さを奪われた姿なので、こっちが真の姿である
父はガネーシャのデビルシフター。ただし牙は折れてないうえ装備品がすっきりしているためロマサガ3のぞうになっている
母はハーピーのデビルシフター。ただし翼は背中に。リベンジ版ロマサガ2のイーリスとなる
姉はロマサガ3プレイヤーなら簡単に分かる通り、主人公の1人エレン・カーソン。運命の子サラの姉である
がそれぞれ見た目の元ネタとなっている


シャドウサーヴァント改2
本作オリジナルスキル。ロマサガ3のプレイ動画「エレンちゃんの正当防衛道中記」やリベンジ版ロマサガ2で猛威を奮うシャドウサーヴァントを改造したもの。通常は本体と同じ行動をとってのダメージ2倍と一回だけの物理無効化だが、改はリベンジ版仕様となり凶悪化する。改2は四魔貴族の影っぽいものを作り出して勝手に戦わせる。本霊を自覚したため、これだけ創れるようになった。デカブツ対策として編み出したが耐久力が低いのと発動まで時間がかかるのが欠点。改3もある予定。耐久力低くても改迄なら自分で全力で避ければ良いのでそこを改良する予定。残念ながら本霊からネーミングセンスは貰えなかったもよう。こんなもん用意するのは一般人側と評されているがやっぱり彼も俺達だからである
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