【カオ転三次】ヘタレた黒札の奮闘記   作:skakira

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UAが3万を超えました。皆様ありがとうございます


描写忘れてましたが、ハリードニキの戦闘に乱入した時に変装は解いています


突入戦(中)

中庭を越えて次の扉

 

「…なんか扉の先にいるなぁ。…北上」

 

「なら纏めて吹き飛ばしますか。全弾発射(衝撃(ザン))」

 

砕けた扉と一緒にメシアン他が飛んでいった

 

「属性付きも出来るのか」

 

「出来たほうが便利だからな。大物相手だと難易度変わるぜ」

 

「そいつは羨ましい」

 

 

その後もしばらく進んで行くと敵が途切れた。ちょうどいい。ここは一休みだ

 

「敵地だからこそ、回復はしっかりとな。ガイアカレーを食おうか」

 

相変わらず美味い。即食べれるように温めたのを収納しておいて良かった。これのバージョンアップの為にも頑張らないとな

あ、そうだ

 

「ハリードニキ」

 

「ん?」

 

「王族の皆様には、救出出来たらまずガイアカレー食ってもらうから」

 

「何故だ?」

 

「さっきお舅さんがメシアンに『天使の羽』埋め込まれたって言ってたろ?」

 

「ああ」

 

「ガイアカレーを食べればアレを無効化出来るんだ。そうすれば悪影響は無くなる」

 

「蘇生させた後でも大丈夫なのか?」

 

「勿論だ」

 

「そうか…。なら洗脳は気にせずにやれるんだな」

 

「そうだ。抵抗するなら殴り倒して口にカレーを流し込めばいい」

 

「それは流石に物騒すぎないか?」

 

「メシアンに洗脳された人間相手はそんなもんでいい。そんな目に遭わされたのはメシアンが悪いと認識できれば問題ない」

 

 

妙に広い十字路に差し掛かったら、三方向から変な足音が聞こえてきた

 

右を見ると

 

「私の坊やは何処?産まれたばかりなの。目を離せないわ」

 

…母子合体魔人!来るとは思っていたが…。合体魔人がこっちを向いた?

 

「カオルくん元気だった?」

 

「!?…ハリードニキ。この王子妃様輿入れ前グラーブ・ハリスンって名前で医者やってなかったか?」

 

「…そうだが?」

 

「ラバセンニキ、まさか…」

 

「ああ…前に言ってた知り合いだ。彼女は友人を姉さんと同じ病で亡くしててな…」

 

「マジか…」

 

「…ってことは、ラバセンニキは"サクラバカオル"か。グラーブ様の愛犬の"カオル"が知り合いの日本人の名前から取られたって…」

 

「そこまで印象に残ってたのか…。…ん?」

 

後ろからギチギチと足音が聞こえ、振り向くと

目の前にはムカデ人間のように元人間を繋げた謎生物

…ハルキゲニアかよ

 

「こいつらは元王族か?」

 

「いや、元護衛だ」

 

「あの御婦人も?」

 

「…俺の祖母だ。…あの日俺側の親族を代表して式の話し合いに来てたんだ…」

 

こっちは血縁者ですか

 

そして正面からは人間と合体した魔人が。三体纏めてだと厄介そうだな…

 

「もう一体いるぞ。ここは三組に分かれる」

 

「ならムカデ人間には俺が行こう。祖母を蘇生出来なかった時にお前等を恨みたくない」

 

「グラーブは俺だ。例の病の根治が可能な事はこんな形で悪いが教えてやりたいんでな」

 

「OK。姉貴達はハリードニキの援護を。北上は後方の警戒と行けそうな時は狙撃を」

 

「了解」

 

「任せて」

 

「宜しく頼む」

 

武器を携え飛び出していく

 

 

 

「行くよ姉さん!」

 

(やっちゃえ!)

 

「「結合!(アデプト)」」

 

ラバセンニキのメガネがバイザー型に変わり、背中に黒い光の羽根と白い光の羽根が展開される。左手を前に差し出すと幾何学模様の本が現れ、それを開くとミニキャラの神崎蘭子がその上に召喚される

後で聞いたら姉の夢はイラストレーターで趣味でこういうデザインのイラストを描いてたとのことです。

 

「久しぶり。元気にしてた?(姉さん、アナライズから弱点属性攻撃を!)」

 

「ええ、結婚して子供が三人も産まれたわ。一人はまだ産まれてすぐだけど」母子合体魔人Lvl15

力任せの攻撃!ラバセンニキは回避した

 

「メールのやりとりには入れてなかったよね?(姉さん手足を狙って!)」

 

「会ったころには旦那と交際が始まってすぐだったし、相手が王族だから余計なトラブルは起こしたくなかったの。君だけはプライベートを詮索してこなかったし」

攻撃をしようとした腕が蘭子の攻撃で吹き飛ばされる

 

「あくまで俺達はあの病気の根治方法を探す仲間だからな」

 

「だから誤解を防ぎたかったの」

 

「そうか、…学会に発表できない方法だが、2人根治させた」

 

 

「おめでとう。って言えば良いかしら?」

蘭子の攻撃によって膝を付く

 

「一応な。ありがとう(姉さん、トドメは俺がやるから)こんなふうにオカルトに頼ったやり方になってしまったけどね」

 

「でも、救えたなら良いわね。…私は救える?」

 

「試してみる」

 

「…サクラバ君。子供達と犬をお願い。犬はサクラって名前よ」

 

「任せろ。託されるのは慣れてる」

 

首を切って回収。後日蘇生チャレンジだ

 

 

 

所変わってハリードニキ

 

「婆ちゃん、皆、すぐに解放してやるからな!」

 

「…ドゥラ…なんでお前だけ…」ハルキゲニアLvl15

「…一人だけ出世しやがって…」

「…嫁見捨てて逃げた根性ナシが何を偉そうに…」

「…憲一、よくもお婆ちゃんを見捨てて逃げたわね…」

 

「皆、何を言って」

思わず戦闘態勢を崩したハリードニキをハルキゲニアの触手が襲えない!爺ちゃんがブロックした

 

「ハリードニキ君!死者の負の声に耳を傾けるな!引き摺られるぞ!」

爺ちゃんはハリードニキをガード、親父と姉貴は攻撃。時々北上の狙撃が混じる

 

「!」

 

「アレは君だけ生き残った罪悪感を抉っているだけの戯言だ!君の祖母はあんな事を君に言う人かね!?」

 

「…そうだ、俺の祖母はそんな事を俺には言わない!ゆるさん!俺の仲間達を冒涜しやがって!」

 

「薪割りダイナミック!」

 

「水鳥剣!」

 

「マシンガンジャブ!」

 

数の暴力であっさりと倒れるハルキゲニア

 

「「「「「「よくやってくれた」」」」」」

 

「皆、出来たら後で蘇生してやるからな」

全員の首を取る

 

「本当に全員試すのか?」

 

「必要なのと仲が良いのだけで」

 

「そうだと思ったわ」

 

「…ブラック、なんで婆ちゃんがそんな事を言わないって分かったんだ?」

 

「簡単だ。最初に声をかけた時に一人だけ分けてたろ。それに、家族代表として話し合いに来るんだ。少なくとも良い関係じゃないと厳しいさ」

 

「…凄いですね」

 

「ま、これくらいは、な」

 

 

 

最後にお弁当ニキ

 

「そちらさんはアーシャ君の親戚ですかい?」

 

「…アーシャは、従兄弟の息子だ」合体魔人Lvl15

 

「…あんたは…現王の長男の息子で良いのか?ブラフマーの加護で糞鳥の羽に抵抗できたのかい?」

 

「そんなところだ。…ところで君はサクラバカオルという日本人の男の医者を知っているかね?妻の知り合いなのだが」

 

「知っていたら?」

 

「"インドには来るな。こっちは危険だ。そんな暇があるなら病の根治方法を探せ"と伝えて欲しい。妻の友人は私の幼馴染でもあってね。アイツを奪った病の殲滅の方が彼にとっては大事なはずだ」

 

「…そうか。そうだな」

 

「あと、帰ったらガイア連合に連絡を取って、ドゥラとアーシャの保護を頼みたい。メシアンとは敵対関係だと聞いている。役には立つと思う」

 

「ガイア連合ならガネーシャ神の依頼を受けてアーシャ王子の保護を行なっている。俺達はドゥラの頼みであんたらの救出に来た」

 

「…!…そうか、感謝する。ファティマ達はこの奥のはずだ」

 

「ありがとよ」

グリムをバスタードソードに変える

 

「…こちらこそだ。理性が残ってる間に話せてよかった。…あばよ!」

不意討ちで仕掛けてきた!ボストンのパリィ!

 

「流し切り!」

 

流し切りを舐めてはいけない。使われた場面のせいで弱いイメージがあるが、アレの真価は力ダウンのデバフだ。クジンシーのソウルスティールが必中かつ一撃必殺なので勘違いされがちだが、力依存の攻撃の威力を戦闘終了まで低下状態に出来るので、攻撃の激しい終盤では雑魚からボスまで挨拶代わりに最初にやる攻撃候補の一つなのだ

 

「このッ!」

 

蹴ってきたのでボストンが足を跳ね上げ、俺は軸足の膝を槍で貫く。抜きながらの武器チェンジ!

 

「悪いが早く終わらせる!分身剣!」

手足を全て切り落とす。グリムを大鎌に変えて首に引っ掛ける。…?不意討ち前に目の色が戻ってる?無理やり作り替えた上に死ぬ直前に正気を戻させるとか悪趣味な。だが、ちょうどいい

 

「…サクラバカオルは知り合いだ。病の根治方法を見つけて2人救ったってさ。やり方が特殊でまだ学会には発表できないってさ」

 

「…そうか。あの世でアイツに良い報告ができる。感謝する」

 

「お疲れ様でした。王子」

 

キレイに鎌で首は切れたが、どうせならもっと苦しめずにやれるようにしたいな。黒札に大鎌使い居たよな?基礎だけでも教えてもらえないかな?

 

 

「…さて、皆は?」

 

「問題なく終わってたよ」

 

「そうか、一休みしたら先を急ごうか」

 

 

 

 

「ここの扉を抜ければ祭壇だ」

 

「よし、やれ!」

 

「はいよ!」

 

北上が構えると扉の先から声が聞こえてくる

 

「いやーーー!離して!汚い手で触らないで!」

 

「手を出さないからって調子乗りやがってこのアマッ」

 

 

「マズイ!急げ!」

 

「発射!」

 

扉が吹き飛ばされる爆音の中でうめき声が聞こえた気がする…!

俺達が扉を越えると

 

「なんてことをしたのだこのゴミカスがっ!!」

 

腹を一部凹まされ床に倒れる妊婦さんと明らかに上級の天使によって壁に叩きつけられそのまま何度も蹴られ続ける天使らしき何かだった




ハルキゲニア
カンブリア期に存在した生物。一部では進撃の巨人に出てきたでけぇ害獣のモデルになっている説も
筆者的にはアウターワールドストーリーというシリーズで出てきたので知った。見た目が気持ち悪いのと視覚に異常を与える能力を持たされた為に目を瞑った主人公に全方位を殴るという無茶苦茶なやり方で見せ場どころか死ぬシーンさえなく退場したのは衝撃でした

ラバセンニキと王妃様
ラバセンニキが学生の時にその病の知名度を上げる催しが日本で開かれた際に、身内を失った者同士として出会う。
病の殲滅しか考えておらず、資料に詳細に書けなかった部分の話を聞きにのみ来て、余計な事を聞こうとする他の参加者を一喝したりと空気の読めない真っ直ぐさを見せたラバセンニキを気に入って手紙でのやりとりをするまでになる
この時期のラバセンニキは色恋事には何の興味の無い時期でその辺への興味は連合合流後にようやく出てきていた
ちなみに、旦那は普通にラバセンニキが男なのを知っていた


流し切りが弱い
ゲームだと最初に目にするのが決まったのに駄目だったという発言となす術なく負ける所のセットなので勘違いされる。が、そもそもクジンシーはどちらかと言うと魔法使いタイプなうえに、必殺のソウルスティールが継承法の更に外にあるくらって見切るのを継承させるというシステム外からの反則技を使わないと対策しきれない大業を使う相手なので相性が悪かっただけである
終盤のクジンシー戦は修得しているキャラがいたら使用頻度が上がるのはロマサガ2あるあるである
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