【カオ転三次】ヘタレた黒札の奮闘記   作:skakira

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船での戦いとリザルトです


突入戦(裏)

ハリードニキが義両親の首を切った頃

 

「チクリンニキ、来たみたいだ」

 

「よし、結界起動!救出対象の皆さんは船室へ急いで!」

 

予想通り天使がメインで仕掛けてきたか

 

「手筈通りハクトルニキは船室前の最終防衛線だ!他の皆も作戦通りに!…通りに…」

 

「…つまりシヴァ神…それにガネーシャ神…彼等の本当の…関係は…」

 

皆が動き出す中1人気持ち悪くブツブツ言いながら本を読んでいるビブリオテークネキをハリセンで叩く

 

「仕事だ!」

 

「何するんですか!?今良いところだったのに!」

頭を押さえて抗議するビブリオテークネキ

 

「襲撃だ!真面目にやらんなら本を取り上げるぞ!」

  

「そんな横暴な!」

 

「横暴?契約履行しない奴に人権なんてねえよ」

 

約束を相手にだけ守らせて自分は平気で破るような奴はメシアンとペ天使達と同類だ

 

「うう~…」

 

「反論が無いならさっさと持ち場につけ!運んでやるだけありがたいと思え」

 

本はアイテムボックスに回収し、こっちは持ち場に運ぶ、と

 

「…敵の距離が近いんですけど」

 

「さっさと持ち場につかないのが悪い」

 

「くっ!チクリンニキさんにいじわるされたって皆に話してやる!」

 

「ちひろネキとセツニキに報酬の本を読んでてフォローしなかったら契約不履行になるところだったのを伝えておくからな」

 

「そんな事されたらペナルティで人生詰むのでやめてくださいお願いします」

 

即土下座とは判断が速い

 

「ならきっちり仕事して、嘘を他人にばら撒くな。そしたら黙っててやるから」

 

「絶対ですよ!?」

 

「そっちが破らなければやらない。さ、そろそろ時間だ。派手にやってくれ、期待してるぞ」

 

「分かってますよ。右手にマハガルーラ!左手にマハラギダイン!合体魔法ファイヤストーム!」

 

ロトの紋章のファンなのでこのやり方にこだわってるんだったな

 

アイアンニキの挑発に引き寄せられているペ天使が焼かれて落ちていく。落ちていくペ天使を見てドヤ顔のビブリオテークネキ。ウザい。そのまま右舷側を頼んだ

 

 

 

「ザコのペ天使共が!丸腰の相手1人抑えられんとは恥ずかしくないのか!」

 

船正面はアイアンニキの挑発に我を忘れて殴りかかってるのがいるな

 

「聞かぬわ!」

 

物理反射入りました。遠距離のは式神が撃墜してる。彼等の雑魚狩りの基本パターンらしい。他の面々も安定して敵を狩れてる。バフも悪くない

 

 

 

「…払い給え、清め給え…我らが守護者…」

 

アーシャ王子達がいる部屋の前で陣をしきその中で1人バフを撒く舞を踊っているハクトルニキ。アーシャ王子はそれを扉の隙間から見て興味津々だ

 

(どうしてこうなった)

 

「それはこの場所が船全体に結界を張るのとバフを撒くのに一番良い場所なのと、王子様の教育に一番良いのがハクトルニキだからだ」

 

「チクリンニキ。…仮面も危なくないか?」

 

「大丈夫だ。アイアンニキ他シンシ遠征組はドM傾向あるから近くに起きたくないし、ビブリオテークネキみたいなのに憧れて性癖破壊とかしたら怖いしな。近所にいるもの静かな女の子が弾ける時のギャップってのは刺さる奴等は多いんだ。呑兵衛ネキの様なムッチリ系トランジスタグラマーお姉さんも同様だ。それらに比べれば仮面の武人っぽい何かなんて一般性癖よ」

 

「褒められてるのか貶されてるのか…」

 

「褒めてるよ。それに、呑兵衛ネキには既に被害者も出てる」

 

「そういえばあの胸当てヘッドロック何人もの少年にかけてたらしいな」

 

「そういう事だ。それに、岩手に着いたら隣人だ。顔を覚えてもらった方が良いだろ?」

 

「だったな。…坊主、見たけりゃドアを開けてもいいぞ。ただし、部屋からは出るなよ」

 

「…はい!」

 

 

船尾の方から登って来ようとするペ天使は別の黒札が相手をしていた

 

「マハジオンガ!マハジオンガ!数だけは多いわね!マハムドオン!そして邪魔ァ!」

 

頑張って上がってきたペ天使の頭を派手に蹴り飛ばす!彼女は呑兵衛ネキ。格闘技好きが高じてやってる人で前世から玉蹴りネキの知り合いの今世ではスパーリングパートナーだ

 

「君達弱いね!ベノンザッパー!からの…サマーソルト!」

 

 

こっちは問題なさそうだ。さて俺は…

 

「フラッシュアロー!ショットウェイブ!」

 

弓で撃ち落として…

 

「スクリュードライバー!」

 

両方付いてるから特攻が刺さるのだよ

 

「本当に弱いなお前等」

 

程なく敵を一掃。この後は掃除の時間だ

 

 

 

 

「ようやく着いたな」

 

お弁当ニキ達のご帰還だ

 

「今戻りました」

 

「お疲れ。王族の皆さんをそっちの船室へ。そしたら日本に出発だ。立ち入り禁止スペースも確保してあるから、蘇生作業はそこでやってくれ。ハクトルニキ、案内頼むわ」

 

「了解です。ハクトルニキ、アマル姫様(前話で話をしてたお姫様)達をアーシャ王子の所へ頼むよ」

 

「はいよ。お姫様方こちらへ。アーシャ王子がお待ちです」

 

お姫様達が連れられていって暫くすると子供達の泣き声が聞こえてきた

 

「頑張った甲斐があったな。俺達の仕事は終わらんが」

 

「だなぁ。もうひと踏ん張りだ」

 

「すまないな」

 

「気にするな。他人の生き死にを決めるのに比べれば死体運び位は何とも無いさ」

 

岩手に帰り着くまでの数日間を蘇生作業に費やすのだった

 

 

 

明後日には日本に着くという頃、突然祖父ちゃんが蘇生現場にやってきた

 

「冬舞よ、イッチャオ王(可哀想な合体魔人)は蘇生できたのか?」

 

「…駄目だった」

 

「…そうか。それなら彼に献杯させてくれ」

 

「分かった」

 

良く見たら南部美人持ってきてるな

 

 

 

「王よ。戦後の復興期に時の首相と共に象のインディラを贈ってくれた事を感謝しております。彼女が東北に来た時には子供達を連れて見に行ったものでした。特に息子の凱が彼女のファンでした。そんな息子がガネーシャ様の啓示を受けて貴方方の助けに行くことになるとは思ってもみませんでした」

 

ここまで言って酒を一口

 

「貴方の生涯は平和と共には無かったが、そんな貴方の頑張りはこうして結果を出しました。ゆっくり休まれよ」

 

 

 

 

大船渡の港に着いた俺を迎えたのは名誉店長ネキの力強いハグだった

 

「お帰りなさい。それと、お疲れ様」

 

「ただいま」

 

「…二人とも、見せ付けるのは構わないけれど、そこだと邪魔になるから隅でやって」

 

「「…すいませんでした」」

 

「暫く会ってなかったから気が昂るのは分かるけどね。…インド王族の皆様、初めまして。ガイア連合岩手支部の長の愛宕ネキと言います。お見知り置きを。長旅お疲れ様でした。すぐ近くに休めるスペースを用意しています。ごゆるりとおくつろぎください」

 

「受け入れ感謝する。この御礼はいつか必ず」

 

こうして、初の国外遠征は終わった。この後ハリードニキの結婚式の絡みで周りからお前の結婚はどうしたんだと延々と言われたが今の俺には考える余裕もありませんので勘弁してください

2人を解放したら俺、結婚するんだ…

 

 

 

 

 

天界のガネーシャ神

 

「父母よ、氏子達は無事に日本に辿り着いたようです。王族の魂はファティマ姫とドゥラの式が終わったら送るとの事です」

 

「そうですか。考えうる限り最良の結果を得られたようで何よりです」

 

「これでガイア連合には頭が上がらなくなってしまったな」

 

「構いません。これからを考えるなら彼等と良好な関係を作るのは最優先にするべきことですから」

 

「そうだな。…その絡み狙いで擦り寄って来るのがいたら、ソイツらの首は狩るとしようか」

 

「そうね、そうしましょう」

 

 

 

 

 

岩手のとある異界 アブデル

 

「やあ、ただいま」 

 

(また来たのかこの変態)

(死ねクズ)

 

「冷たいなあ、お兄ちゃん達に会ってきたからその話をしてあげようと思ったのに。それに、俺がいる時だけは視姦以外許さないから休みの時間でもあるだろう?」

 

(…お帰りなさいませお義兄たま)

 

(…お帰りなさい、義兄や)

 

魂だけなのに屈辱に歪んだ顔が見えるのがたまりませんね

 

「お兄ちゃん達はここに来る為に頑張ってたよ。あのレベルなら準備が整う頃にはここに入ってこれるかもね。反抗的な態度取ったから今回はここまでね。詳しくは教えな〜い♡」

 

(巫山戯るな!ちゃんと話せ!)

 

(愛想の振り損だ糞が!)

 

彼等と戦う時が楽しみだ、この子達の前で兄は女の子に作り変えてから種付して、姉はそのままで八つ裂きにするか部下達に玩具にさせるか、どうしよっかな?絶望に歪む顔を観るのが今から愉しみでたまらない

 

 

 

 

 

お弁当ニキ……レベル変わらず。レベル上げのモチベーションアップ

式神ズ……レベル変わらず。ボストンが進化の条件を満たした

 

家族……母以外Lvl15に。修行に更に熱が入る

 

岩手支部……インドからの避難民で色々と強化される

 

 

 




ハクトルニキ
うたわれるものの二人目の主人公のハクにそっくりな黒札がオシュトルから押し付けられた仮面を付けた姿。通称ハクトル。シンシ遠征組ではなく結界起動の為に来た岩手在住のメシア教被害者の会メンバー。色々あって埼玉から岩手に移住してきた
仮面には認識阻害の効果もあり、効果が働いていると声が藤原啓治から利根健太郎に変わる

呑兵衛ネキ
アイドルマスターシンデレラガールズの片桐早苗そっくりな黒札
前世では玉蹴りネキのファンで彼女のセクハラ反撃事件から女性の立場向上を掲げ活動していた
でも前世の推しだった玉蹴りネキを救えなかったので今世では活動していない
玉蹴りネキを連合にスカウトした黒札で動きの癖だけで彼女の前世を言い当てたくらい彼女に詳しく、何でも話せる関係なのでラバセンニキとくっついたのも知っている
シンシ遠征組にいるが彼女は蹴り上げの代わりに月一のキックボクシングのスパーリング相手になってもらっている。柳清良の予算の半分は彼女が出した
呑兵衛かつ絡み酒なタイプで酔うと男女関係無く胸を顔に押し当てるようにヘッドロックをかます。お弁当ニキの弟はそれをされた後から秘蔵の本がトランジスタグラマーの女性ばかりになっていた。死後に秘蔵本の第一発見者のお弁当ニキによって隠蔽されている


象のインディラ
戦後の復興期にインドの首相より復興支援として最初に贈られた象。色々お話があるので気になった方は調べてみてください
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