【カオ転三次】ヘタレた黒札の奮闘記   作:skakira

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セツニキ再び。既に岩手支部の準備は始まっていたのです


夏休みは終わる

やっほー、1話目にいたのに2話〜4話まで出番なし、5話目の終わりに挨拶しかさせてもらえなかったトラポート係りの北上様だよー

今日の話はアタシの遠征とちょっとした話かもよ

 

 

まあマスターの夏休み終わり迄の日常は、ストーン系と魔石の生産とノーラネキの指導を受けてのアナライズ眼鏡(トーマス・ベントモデル)の製作。とりあえず自分とアタシと店長ネキとぴよちゃんの4つを完成させたいって。それにアタシ達のステータスと外見偽装用の装備も用意したいって。自分は引っ込んてるのに戦わせて申し訳ないって、どこまでもアタシ達の為に頑張ろうとしてくれるマスターは本当にステキ

あとはチクリンニキからの戦闘訓練…はアタシが稽古つけてもらってそれを後ろからディアするだけだけど。あの人強いわ

でもおかげで遠近どちらでも対応できるようになったから遠征チームの皆さんと組むとありがたがられるようになったわ。マスターが原作的に武器スキル大体伸びるらしいからその影響が大きくて助かるわー。おかげで格闘戦もできるようになったけど、軽巡洋艦としては銃を撃ちたいけどね。今開発中らしいね

 

 

で、今日の遠征チームは特に掘り下げる予定もない引きこもりABCのシキガミさん達だ。アタシは真ん中鉈を片手に色々やるよ~

順にAが男性型前衛のタンク。Bは女性の物理アタッカー。Cは女性型の魔法使い。よろしくね

さて適当なサイズの石を拾いながら異界を行くと

 

「来たよ!餓鬼とスケルトンの編隊だ!後ろにスケルトンアーチャーがいるよ!」

 

「タゲ取ります!挑発!」

 

「アーチャーは魔法職が対応。私達は数だけ多い餓鬼を潰すよ!」

 

「さぁ、ギッタギタにしてやりましょうか!なぎ払い!」

 

足を払って転ばせて頭を潰していく。複数対複数なら怖くないね

 

「北上さん危ない!ジオストーン!続けてアギ!」

 

後ろからジオが飛んでくる。いい威力だね。これはきっとマスターのお手製のだね。追撃もいい。さあ次!懐!今!

 

「逆一本!」

 

餓鬼の頭が砕け散った手応えを感じながら余ったスケルトンの後ろへ

 

「十文字斬り!」

 

危なげなく敵は全滅した

 

「一人増えると殲滅速度があがるね」

 

「素材集めも捗るし、組んでよかったね」

 

こう言うのWin-Winって言うのかな。さて無理せず一休み

 

…誰か来る。数は3

 

「弁当ニキの所の北上じゃないか。遠征中か」

 

「ホークアイニキ。こんちわ。そっちは帰り?」

 

うちのマスターがスケルトンになぶり殺しにされた時に回収してくれた人だ

 

「そうだ。マスター共々頑張ってるな。回復アイテムの魔石の供給数が増えてやりやすくなってる。助かってるって伝えてくれ。あと、これやるよ」

 

中層奥の素材貰った

 

「ありがとね」

 

「おう、じゃあまたな」

 

見送ったら探索再開だね。しばらく狩りを続けてるとまた誰かの気配。とんでもないのが一つ…?銀髪で年齢不詳な男

 

「こんにちは、セツニキさん」

 

「弁当ニキのシキガミの北上か?」

 

「当たりだよ~。只今遠征中」

 

「そうか。頑張れよ。…あ、そうだ、岩手に帰る日が決まったらお弁当ニキと一緒に一度事務方に顔を出してくれ、岩手に帰るお弁当ニキにお使いを頼みたいんでな」

 

「了解で〜す」

 

 

 

…無事に今日の遠征も終わり受け付けに

 

「やっほー、北上様は無事に帰還したよ」

 

「お疲れ様。じゃあ成果から…こっちは弁当ニキの所に納品して頂戴。あとは換金しておくから」

 

「了解。あとセツニキさんがうちのマスターに何か渡すみたい。事務に回すって言ってたから取り次ぎよろしく」

 

「分かったわ。任せて頂戴」

 

…なんだか、店長ネキに変な視線が向けられてるの感じるねぇ。うちのマスターとくっついてもらいたいからここは一つ

 

「ところでりっちゃん」

 

「…人前でそう呼ばないでって言ってるでしょ」

 

「まあまあ、マスター以外に呼ばれるとやっぱ恥ずかしいかい?」

 

「そりゃあ親しくないのにそう呼ばれるのは…、正直、連合内でもアイツにしか許してないっていうか…」

 

うし、この動きで本命いるのわかるやつはわかるよね。つれーわー、主思いのシキガミはやる事が多くてつれーわー。ヨシ!からかって楽しんだし、かーえろ

 

「じゃまたねー」

 

「…あ、…からかわれたな…。…後で主に抗議しておかなきゃ…」

 

 

 

「マスター、今日の稼ぎの素材持ってきたよー。……なんでひっくり返ってんの?」

 

「お帰り北上。チクリンニキに体力づくりと気分転換を兼ねた奇襲を受けた時の時間稼ぎ手段として仕込まれた体捌きの練習だ」

 

「失敗して転んだ。と?」

 

「そんなところだ」

 

「そっかー。あ、これホークアイニキから。あと、回復アイテム買える量が増えて助かってるってさ。それと、セツニキさんから帰る日決まったら事務に顔出してくれって」

 

「…それなら決まってるから少ししたら顔出してくるか」

 

「じゃあそれまで休憩してるね」

 

 

 

 

「店長ネキ。何か俺向きの用事があるって聞いたけど」

 

「早かったわね。岩手の信用できそうな霊能組織と接触したいからその時の道案内を頼みたいそうよ。打ち合わせは一緒に行く黒札がするって。そこの代表の住所はこれね」

 

「…あー、問題なく出来るな。爺ちゃんがここの寺の檀家だから何度も連れられてるし、代表の和尚さんにもあったことある」

 

「世の中って狭いわね。…ところでさ、いつ北上に愛称教えたの?皆には隠せって言ったじゃない!」

 

「いや、それは…」

 

 

「いちゃつきが始まりました。いい仕事しましたねぇ」

 

 

 

そして数日後、チクリンニキとノーラネキを伴い岩手に到着。先に件の寺へ

 

「すいません、二人とも」

 

「気にするな。お前の家族への説明に比べれば簡単さ」

 

「そうそう。余裕余裕。早く終わらせてメインに入りたいわ」

 

 

 

お寺に入ると見知った顔が迎えてくれる

 

「やあ冬舞君!大きくなったねえ。何か相談したい事があるのかな?ただ申し訳ない、そろそろ客人が来るので今回は…」

 

「和尚さん。その客人です」

 

「え?」

 

「ガイア連合から来ました。チクリンニキと言います。冬舞君は最近加わりましてね。色々あってここまで案内してくれまして。冬舞君の存在は内密にお願いします」

 

「そ、そうですか。なんだか空気が違う気がしたから恋でもしたかと思ったが覚醒したのか。まずは手紙を検めませんと」

 

寺の奥の部屋へ。手紙を読み込んでいる

 

「相わかりました、冬舞君が加わっているのならばできる限りは協力せねばならん。委細任されましょう」

 

「何で俺?」

 

「君の家は霊能には何の関係もない。だが、君のお祖父さんには戦後の根切りの時に奴らから逃げる私達を匿ってもらってね。それのおかげで一番失うと不味い書も守りきれた。それがなければワシは今ここにいないし、まとめ役にもなれなかった」

 

「根切りの話は連合で聞いてましたがこんな関わりがあるなんて…」

 

「まあ、黒札になった以上君にも無関係ではなくなった話だ。そのうちしてあげよう。山梨から直行なら疲れてると思うがもう少し我慢してくれ」

 

「では話し合いを始めますか。まずは…」

 

 

 

 

「…ではあとは委細お任せくだされ」

 

「ではあとはよしなに」

 

「ではまた今度」

 

去っていく俺達を見て

 

「今が恩を返す時。ガイア連合を敵に回さぬよう聞く耳を持つ奴らを説得せねばならんな」

 

 

 

 

ようやく自宅に着いた。何もせずに終ってしまったのより説得はこっちが骨が折れそうです。気合いを入れるために深呼吸。いざ

 

「…ただいまー」

 

大声出ませんでした。でも聞きつけたのか弟と妹が飛び出してくる。が驚愕した顔で急ブレーキ

 

「お兄ちゃんお帰…お兄ちゃんが女連れて帰って来たーーーー!」

 

俺が女連れってそんなに意外?




セツニキ
ご存知最速で出会った俺らのガイア連合活動記録の主人公。既に岩手支部の構想は始まっていました

ホークアイニキ
3話目にいた妬んでた回収班。見た目は聖剣伝説3のホークアイ来年ジェシカそっくりのシキガミを注文予定

地元お寺の住職さん
縁が巡って来たとこれまで見せなかった覚悟ガンギマリ勢の顔を見せることになる
弁当ニキは気がついてなかったが、見た目はロマサガ3のティベリウスだったりする
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