今回も戦闘はありません
気がつけばお気に入り100人を越えていました。皆様ありがとうございます
気がつけば岩手が中間素材生産工場になる事が決定してからジュネスが完成するまでの間の辺りになっていた
俺はティベ爺を金札に出来るように申請を行ったり、少しでも俺達の援護も兼ね地元企業で生産する事で手間を減らせるようペーパーカンパニーを立ち上げて使える企業をまとめたり、山梨で生産したり、鬼手一族の講習を一緒に受けて霊符製作の腕を磨いたり、知り合いの黒札に声をかけて回ったりしていた。岩手に移籍してもらえるかの説得だ
勿論岩手に来てくれる俺達の住居に目星をつけたり交渉したりと大忙しだ(俺の部下が)頼れるところは頼らないとね
一番最初に首を縦に振ってくれたのは意外にもラバセンニキだった
何でも「医者として終末後にも使える医療機器の開発」に興味があるんだと。あと、最近親戚の子が親を亡くしてすぐに、危うくメシア教徒にお持ち帰りされるところを防いだんだが、その際に覚醒したから自分が引き取ったんだが、その子が安心して過ごせるように移住先を探していたとか、岩手に姉と同じ病気の子供がいるからどうにか連合からねじ込んででもその子を治療したいとか色々言ってた。初めてあった時以上に真剣で鬼気迫る顔で
彼からしたら家族の仇討ちみたいなものだからそうなるよな
ちなみに親戚の写真見せてもらったらロマサガ3の家出娘だった。住まいは俺の家の隣を紹介した
次に了解してくれたのは玉蹴りネキ。何でもラバセンニキの気にしてる病気持ちが彼女の知り合いにもいるらしいので病気治療に協力したいとか。女性の影がシキガミすらないレベルで一切ないラバセンニキ狙ってるだけじゃ…ナンデモアリマセン
ついでに彼女に蹴り上げられたい紳士同盟は一部岩手と山梨をかけ持ちするらしい。レベル高くなるほど岩手の異界じゃ満足できないから居住は岩手で山梨に遠征するんだとさ。その為だけにシキガミにトラポートまで覚えさせたやつまでいると来た。シキガミ遠征ならぬシンシ遠征ですか?
あと、修羅勢の中に数人定期的に岩手に来て散財するから来たら蹴り上げて欲しいと言ってる変態もいるらしい。シキガミ代出してくれた人達だからそれくらいはやるってさ。毎日来て要求されるならともかく月1位ならいいんだって
そういえば玉蹴りネキのシキガミは意外な事にシンデレラの柳清良さんだった。一緒に看護師してるなら納得の人選ではあるか
3人目はノーラネキ。ロマサガシリーズの原作持ちがいたほうが再現装備のアイデアが浮かぶから岩手に来る事にしてくれたそうだ。トーマス、タチアナ、ティベリウスと集まって来てるから他にも来そうな気がしてるそうだ。逆にチクリンニキにはお断りされた。代わりに直属の人員にシキガミパーツを融通してやるからラバセンニキに対応してもらえって
4人目はホークアイニキ。何だかよくわからないけど岩手に移住したら後で良いことがありそうな気がしてるらしい。自分の立場を話したら交渉事に使えるように外国語を教えてくれるそうだ。ただ、何故か初見のアラビア語等が説明無しに理解できてしまった。何で?
ここまでで残り3週間を切った。早く名誉店長ネキを勧誘せねばと思っているのに本人の前では言葉が出ない。どうしよう
「マスター。りっちゃんの勧誘早くやんなよ。あっちも言いたいことあるの察してるのに聞けなくてお互いモジモジしてるのそろそろ他所からクレームが来るレベルになってるよ」
「わ、分かってるよ。き、今日こそ勧誘するから」
「それ言い出して何回目?」
「…7回目」
「プロポーズするわけじゃないんだから気楽に行きなよ」
「…(何でこんなに容赦ない方向に情緒が育ってるんだろう)」
今日こそ、今日こそ!今日こそは!
事務に顔を出すとちひろネキが怖い笑顔で手招きしてくれた
「店長ネキは弁当ニキと休憩してきてくださいね。…今回駄目だったら岩手以外に移籍させますからね」
今回から先は俺にだけ聴こえるように言ってきた。…あの顔は間違いなく本気だ。休憩所で何が何でも言わねば
「…弁当ニキもうすぐ岩手に行っちゃうんだよね」
「…ああ、ジュネス稼働開始少し前には分身だけおいて岩手に戻るんだ。来てくれる俺達の人数の決定と住居の用意が済めば岩手に行く事になる。…事務員が今回が初仕事の人が多いみたいでさ、立ち上げ時にこっちの仕事が分かってて、慣れてる人がいるとありがたいんだ。…だから…だからさ…」
「…うん…」
「俺と一緒に…岩手に来てくれないか?」
「…いいわ。…やっと言ってくれたね」
「…へ?」
「勧誘しようと思ってずっとウロウロしてたのは知ってたの」
「え?どうして?」
「既に引き継ぎの準備も終えてる。…アンタが言ってくれたらいつでも申請出来るようにしてたのよ」
「いいのか?」
「いいのよ。…私じゃ不満かしら」
「いえ、最高です」
「よろしい。岩手に行ったら知り合い作りたいし、アンタの家族紹介してね」
「ハイ」
「やっと言えたみたいですね」
「勇気の足りない主でお互い苦労しますなぁ」
シキガミ達が隠れて見ていたのには気がついてませんでした
メンバー全員が準備を終えて岩手支部が稼働する。その前にラバセンニキの親戚の千奈ちゃんを含めた六人を家族に紹介した。あっという間に家族と仲良くなってたよ。ラバセンニキがこれで一安心って顔をしてた
稼働開始してしばらくして、愛宕ネキが帰って来ての岩手の幹部集合しての飲み会と言う名の支部長お疲れ様パーティーだ。珍しく飲み会に来たがった北上がどこか懐かしそうな顔で愛宕ネキ高雄ネキ扶桑ネキの3人を見ている
「不思議そうな顔してるね。マスター。…縁って面白いよね。実はさ、あの3人の船に乗って戦争に参加して、生きて帰ってきて北上川に近いところで晩年過ごしたのがいたんだよ」
「そんな人が…いても不思議ではないか」
「うん、不思議ではないけど目の前にすると何とも言えない気分だね」
「この3人と岩手の人が安心して過ごせるように稼がなきゃな」
「頑張って交渉担当」
「周りに下駄履かせてもらって半人前の半端ものだけどな」
さあ、トップも戻ってきたし、本格稼働だ
と言うわけでここまで出てきたオリジナルメンバーは殆ど岩手支部のメンバーになります
ペーパーカンパニー(ベント工業)に抑えられた工場の一つが1話目冒頭の工場になります
前回の夢で何か出て来てたのに声がだせる相手ならTALK可能な技能をこっそりと与えられてました。言語学、修辞学が本霊の権能で、運良く"偶然目が逸れた"タイミングだったので見逃されました
以前コメントで聞かれて思いついたラバセンニキの主役の話はお弁当ニキが戦線復帰してきりのいいとこまで来てから書こうかと思ってます
北上が言ってる話は実話です。既に亡くなった顔見知りにいました。乗った船はもっとあったとのことでした。岩手にこの3人が集まったのを見て偶然とはいえ震えました