アズールレーン9周年、おめでとうございます!
もうここ最近はバニーガールのヨークタウン姉さんやライオンで、ショタキラ君とムフフな妄想をしています。
他はまぁ・・・精神的なこともありましたが頑張ってます。
それでは、本編どうぞ。
──アズールレーン 指揮官室──
「それで、彼はどうなんだい?」
アズールレーンの指揮官室、そこには二人の女性が立っており、その二人の前には一人の男性が紅茶を飲みながら机の前に座っていた。女性二人は愛宕とノースカロライナだ。
「害は無に等しいですね。というよりも……」
「優しすぎるわ。指揮官みたいに」
この世界にやってきたキラについて報告する愛宕とノースカロライナに、ヤン提督と呼ばれた男は「そうかい……」と呟いて紅茶を一口飲む。
「遺伝子操作による人種差別。しかも核を含めた大量破壊兵器のオンパレード。星一つとはいえ、民族戦争にしてはやりすぎだと思うんだが……?」
「そうですね。私達から見れば原子爆弾だけでも脅威だというのに、電子レンジにも使われている巨大なマイクロ波発生装置や、地球に放てば地上にいる生物の80%を死滅させる巨大γ線レーザー……」
「産まれで憎むにしては、物騒にも程があるわ」
確かに世界大戦でも、核を始め非人道的な兵器が産まれ、それによって多くの人々が犠牲になってきた。しかし彼の世界では、戦争というよりも虐殺と言った方がしっくり来るレベルのことがおこっている。
「とりあえず、他の子にも頼むつもりだけど、二人には監視も含めて、彼のお世話を頼めるかい?」
「むしろこっちからお願いしたいわ」
「そうね」
話終えた二人は「失礼します」とお辞儀をし、指揮官室を後にした。彼女達が退室したのを見計らい、彼『ヤン・ウェンリー』は「ふぅ……」とため息を吐きながら天井を眺める。
「……ベルファスト。君を含めたメイド隊も、彼の面倒を見てくれるかい?」
「かしこまりました。何人かに声をおかけしておきます」
ヤンからのお願いに、後ろにいた『ロイヤルメイド隊』のメイド長を務める『ベルファスト』はそう答えた。彼女の言葉に「頼むよ」と返事をした後、空になったティーカップを彼女に差し出す。
「……ところでベルファスト、紅茶のお替りを頼むよ」
「かしこまりました」
「ついでにブランデーm「それは夜にご用意いたしますので」……ちぇ」
──アズールレーン 病室──
「母港を案内……ですか?」
今日も雲一つない快晴の空。そんな日のお昼ごろに、愛宕から母港を回らないかと提案された。
「そろそろ回復出来た頃合いだし、折角だからこの場所を案内しよう思ったんだけど、どうかしら?」
「そう……ですね」
キラが目を覚ましてから、3日が経過した。その間、愛宕の姉妹達やノースカロライナの妹に出会ったり、看護師をしている工作艦のヴェスタル(と、お手伝いで何故か際どいナース服を着た数名のKAN-SEN)と知り合ったりしていた。そのヴェスタルから見ても、キラの回復速度は異常レベルとのこと(精神はともかく)。
「でも、良いんですか? ここって一応、軍港なんですよね?」
「立ち入り禁止エリアはそんなにないから安心して♪」
愛宕の言葉にキラは、「そうですか」と納得する。キラ自身、モビルスーツという軍の最高機密に乗ってしまい、色んな事があって軍に入ってしまった身だ。しかし彼女達が大丈夫だと言うなら、大丈夫なのだろう。
「大丈夫よ。お姉さんがちゃんと一緒にいてあげるから♪」
「え、えっと……」///
愛宕が近くに来たことで、キラは顔を赤くする。キラ自身も、流石に病室ばかりにいるわけにもいかないと思っていたところであはある。それから少し間をおいて、彼は「よろしくお願いします」と返事をしたのだ。
──翌日──
「おまたせ、キラ君♪」
「おはようございます、愛宕さん」
次の日、キラは病院の入り口付近に立っていた。
「うふふっ♪ その服、似合ってるわよ」
「あっ、ありがとうございます」///
今のキラは、先日愛宕がショッピングモールで買って来た子供用の服を着用していた。上は青と白を基調とした犬耳が付いたフードがある、ジップタイプのパーカーを羽織っているのだ。その下に白いTシャツ、ズボンは鼠色のハーフカーゴパンツを履いている。
「さて、それじゃあ行きましょうか」
「は、はい……」
流れる様にキラと手をつないだ愛宕は、そのまま歩いて街に向かう。その姿はまるで、年の離れた姉弟のようだった。
「いらっしゃいませ~!」
「新商品がでたよー!」
周りにあるお店には、小さな子から大きなお姉さんまで、色んな人でにぎわっていた。日本人と思われる子もいれば、アメリカ人やドイツ人、イギリス人やイタリア人と多種多様だ。前に愛宕が言っていた色んな陣営とはこのことなのだろう?
ただやはり……
「女の人が多い……」
「KAN-SENは女の子ばっかなのよ」
「そうなんですか?」
そう、どこを見ても女ばかりなのである。軍の中なら絶対にいるだろう男性など一人もおらず、小さくてかわいい女の子から、セクシーなお姉さんまで、そういう人が見れば天国の様な場所だ。
「男の人はセイレーンの侵略によって、1000分の1にまで減少しちゃったわ。KAN-SENは女の子しか生まれないから、男は貴重な存在になってるのよ?」
「人が人なら、ハーレムとか望みそうですね?」
そんなキラの呟きに、愛宕は「キラ君は興味ある?」といたずらをする様に問いかける。その問いに、キラは「ぼ、僕は別に……」と言いながら顔を真っ赤にする。そう言えるだけでも、精神的には少しだけ回復したのが、愛宕にも理解できたのかとても嬉しそうだ。
「大きな橋が、二つある……」
「この母港は、本当から離れた小島。そこに私達が住むために色々施設を建設したのよ」
「へ~。船ってことは、ドッグとかもあるんですか?」
「勿論」
「はぁい、愛宕♪」
「あら、セントルイス!」
そんなことを思っていると、後ろから青い髪をサイドテールにした女性がやって来た。
「愛宕、その子が例の?」
「えぇ」
「えっと……キラ・ヤマトです」
「初めましてキラ君。私はluckylouって呼ばれてる『セントルイス』よ。長かったらルイスって呼んで良いわ」
「よろしくね♪」と手を差し出すセントルイス。対するキラは、彼女の愛宕たちに勝るとも劣らない大きな果実と、それを強調させる大胆な服を見て「は、はい」と顔を真っ赤にしながらもと握手をする。そんな反応が面白かったのか、セントルイスも顔をニヤっとしながら顔を近づける。
「どうしたのキラ君?」
「そ、その……」///
「もしかして、私のおっぱいが気になる?」
「えっと……その……」///
どうやら図星だったらしく、キラはどう言ってこの場を抜ければ良いのか解らなかった。
「うふふっ、男の子だもんね? 気になっちゃうか♪」
「えっと……すみません」///
「謝らなくても大丈夫よ♪ …………元気そうで良かったわ」
「ふぇ……?」
最後のあたりが小声で聞き取れなかったキラだが、それに対してセントルイスは「こっちのことよ♪」と微笑みながら誤魔化す。すると彼女は、ある提案を二人にする。
「そうだわ。折角だし、私も一緒に案内してあげるわ♪」
それは、自分も二人と一緒にこの町を案内しようということだった。
「良いのかしら?」
「えぇ。外にいるのも、空気が吸いたいからってだけだし」
「そう……キラ君はどうかしら?」
「え、えっと……大丈夫です」///
「ありがとうキラ君♪」
それからはセントルイスも加わり、再び町を回ることになった。
まず立ち寄ったのは服屋。しばらくここにいるだろうからと、二人でキラの服を買う事にしたのだ。
「ど、どうですか?」
「あら、やっぱり可愛いわ♪」
「ウサミミもありね?」
「えっと、変じゃないですか?」
「うふふっ、水兵さんの制服も似合ってるわよ」
「ちょっと萌え袖みたいね♪」
「こ、こうですか?」
「青の短パンに白Tシャツ、そして赤のキャップ」
「わんぱくって感じで良いわね」
「……こんな感じですか?」
「ローラーボードを持って、スケーターファッションもありね♪」
「や~ん可愛い~♪」
「こ、これ……女の子の服ですよね?」///
「そうよ。折角だからこれm「やめてください!!」///……あら残念」
完全に着せ替え人形にされたあと、キラは近くにあったゲームセンターが気になり入ることにする。
1時間後、
『KO!!』
「ふぅ……」
「すっご……」
「もう50連勝しちゃってるわ」
格闘ゲームで50連勝して二人をドン引きさせたりもしたが、キラも楽しむことができた。
「ここが私達が住んでいる寮よ?」
「大きいですね?」
「最低でも800人以上は確実にいるんですもの。このくらいは無きゃね?」
「800人以上!?」
「それでも最低よ? まだ合流できていない子もいれば、今訳あって遠くにいる子達もいるし」
実際、世界大戦で建造された軍艦の数は計り知れない程であり、日本の軍艦ですら200隻以上も建造されていたのだ。キラもアークエンジェルやクサナギ、エターナルの様な特別な戦艦や、その同型の戦艦を含めた多くの宇宙戦艦を見たことがある為、少し驚いたがそういうものだと納得した。
「なんなら、本来計画はされたけど建造されなかった艦も、こっちではKAN-SENになってるしね」
「そうなんですか……」
「なんだ? 我の話をしているのはお前達か?」
と、横から覇気のある声が響いてきた。その方向に顔を向ければ、そこにはまるでライオンを思わせる出で立ちをした女性が、こちらに向かって歩いてきた。
「セントルイスさん、あの人は?」
「彼女はライオン級戦艦の『ライオン』よ?」
「ライオンって……あの動物の?」
キラの質問に「そうよ」とセントルイスは答える。そして当のライオンは、愛宕とセントルイスの間にいるキラに顔を向ける。
「ほう……そいつが最近噂になっている少年か?」
「えぇ」
ライオンが愛宕に確認をとりながら、まるでキラを品定めするように見つめる。対するキラは、子供に戻ってしまった影響なのか、名前の通りライオンの様な威厳がありつつも、とても高貴な雰囲気のある美女に見つめられて緊張していた。
「ふむ……」
「あの……」
少し内股気味になった小さな足。胸の前で握る小さな手。
そして男の子にしては愛らしさのあるキラの顔を見た瞬間、不思議とライオンの胸の内の鼓動が高くなってくる。
(ほう……存外可愛いじゃないか? それに……)
ライオンはキラの瞳を見ると、その奥にある『何か』を感じ取った。
(……成程、随分と深い闇を背負っているようだな……)
目の前の少年の世界のことは、ライオンも多少なりとも聞いてはいた。聞いていたが、まさかここまでボロボロだとは思いもしなかったのだ。だがそれと同時に、興味も抱き始める。
「少年、お前の名は?」
「えっ、キラ・ヤマトです」
「キラか。改めて我が名はライオン、ライオン級戦艦のネームドシップだ! お前の名、しっかりと覚えたぞ!」
「は、はぁ……」
そんなライオンの姿に、キラは首を傾げながら元の世界にいた『カガリ・ユラ・アスハ』の姿を思い出す。雰囲気もそうだが、誇りや勇ましさが彼女に似ていたのだ。
「ところでライオン。貴方のその恰好……」
「あぁこれか? 息抜きに着替えたのだがどうだ?」
いま彼女が来ているのは、所謂ボディコンと呼ばれる服に、ファーコートを羽織っている状態だ。
「とっても似合ってるわ。ね、キラ君?」
「は、はい。似合ってます」
「ふむ……我としては、もう少し良い感想が欲しいのだが?」
「えっと……すみません。僕、あんまりファッションとかは……」
そんなキラの言葉に、ライオンは解っていたのか「だろうな」と答える。彼女から見ても、キラがあまり服に関して疎いということは察していた。というよりも、彼の事情を考えるとそう言ったことに対する余裕など皆無に等しかったのだろう。
「まぁ、そこはおいおいだとして、お前達は何をしていた?」
「キラ君に母港を案内しているの」
「気分転換にね」
「なるほどな……」
ライオンが納得していると、自分のカバンに入っているスマホが鳴っていることに気が付いた。「おっと失礼」と一声かけ、キラ達から少し離れながらスマホを取り出す。
「私だ」
いかにも堂々とした態度をとりながら、ライオンは電話越しにいるであろう相手と会話をし始める。なにか興味のある話をしてるのか、時折「ほう…」や「なるほど」と相槌を打ったりしながら会話が進んでいるみたいだ。
「わかった。ではな──」
そう言って電話を切ると、まるで劇団の男性の様な雰囲気を出しながら、ライオンはキラ達に振り向き高らか声を上げる。
「喜べキラ・ヤマト! 明日、我がロイヤル陣営をお前に案内してやろう!」
「「っ⁉」」
「……ふぇ?」
そのいきなりの宣言には、二人は勿論のこと、当人であるキラも理解できなかった。
おまけ ヴェスタル達との出会い
「はい、検査の時間ですよ~?」
「えっと、貴方は?」
「初めまして、私は工作艦のヴェスタルよ。よろしくね、キラ君?」
「はい。よろしくお願いします」
「うんうん、挨拶できて偉いですね。それで、後ろにいる二人は今回お手伝いに来てくれた…」
「ワシントンだ。お前のことは姉貴から聞いてる」
「姉貴?」
「アタシはノースカロライナ級の二番艦だ。そう言えば、誰のことかわかるだろ?」
「あっ、ノースカロライナさんが言ってた妹って・・・」
「そっ、アタシのことだ。よろしくな、キラ!」
「は、はい。……あの、一つ聞いて良いですか?」
「なんだ?」
「それ……ナースの服なんですか?」///
「こ、これについてはなにも言うな!! 第一、恰好で言うならこいつもおかしいだろ⁉」///
「ぐへへ~♡ わたしはモガドールだよぉ♡ 君がキラ君だねぇ? 会いたかったよぉ~♡」
「ど、どうも・・・」///
「ふひひ…緊張しなくて大丈夫だよぉ? モガドールがやさぁしくしてあげるからぁ♥」ポロン
「ふぇ⁉」///
「モガドールちゃん⁉」///
「ばっ⁉ なに乳さらけ出してるんだお前はぁ⁉」///
「はあ♡はあ♡ それじゃぁ…触診、はじめるよぉ♡」ガバっ
「う、うわあぁぁ⁉」///
「お前はガキ相手になにおっぱじめようとしてんだぁぁーーー!!」
「病室では静かにしなさぁぁぁぁぁぁーーーーい!!」