僕のヒーローアカデミアCCC 作:─────
初めてのヒーロー基礎学の授業は早速の戦闘訓練だとオールマイトが伝え、1-Aは入学前に提出した個性届と要望に沿ってあつらえたコスチュームへと着替えた後、グラウンド・βに移動した。
「……なんつーか、普段着?」
「ほぼスポーツウェアみたいな物かな。俺は戦うわけじゃないから、身体の保護と動きやすさを重視したんだ」
佐倉のコスチュームは黒いパーカーと動きやすそうなスポーツウェアのようなデザインのズボンだった。
グラウンドに集合した面々に、オールマイトは一度コスチュームを褒め、そこからルールの解説を始める。
そうして、それぞれにペアが決まり、戦闘訓練が始まった。
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しばらく後
「……さて、全てのペアの戦闘が終わったな。それじゃあ君の出番だぜ、佐倉少年!」
「……あー、はい」
「何を隠そう、相手はこの私だ!」
オールマイトが、たった一人の生徒の相手をする。
その発言にクラスのメンバー全員がどよめく。
しかし、そう言われた本人である佐倉はさして戸惑う様子もなく移動を始める。
事前にオールマイトがモニターに写していたビルへと二人ともが移動を完了した。
佐倉がヴィラン側、オールマイトがヒーロー側だ。
「……あれ?これ、開始の合図って──」
誰かがそう呟いたその瞬間、モニターにノイズが走る。
直後、桜の花弁のマークと共に映し出された
『Now hacking…』の文字が『OK!』に切り替わると同時、軽快な音楽が流れ、色とりどりの背景を桜の花びらが流れていくような映像と共に左右が反転した『are you enjoing this』の文字。
その後、映し出されたタイトルと、その背後にデカデカと映ったシルエットは1-Aの全員にこの現象の犯人を確信させた。
「モニターの前の皆さんこんにちは。2030年最大の人気コンテンツ、BBチャンネルの時間がやってきました。……つまり、開戦の合図と終了判定は私が行うということです。戦ってる最中はもちろん佐倉さん側ですが、ゲームマスターとして公平なジャッジを致しますので、ご心配なく」
『そういうワケだ!頼んだぞBB少女!』
「こんな感じに中継も繋がってま〜す」
『今回のルールだが、勝敗の条件は先ほどと変わらず。しかし、
『了解です。……手加減とか頼まなくて大丈夫ですよね?』
『もちろん!』
中継のまま会話を始めた二人にBBは軽く咳払いをすると
「コホン、では両者準備は整いましたか〜?」
『準備オーケーだ!』
『……頼んだ』
「では、バトルスタートです!」