ネットミーム・アーカイブ 作:一酒の過ち
R17.9に見せかけた説明会です。
ユウカ視点のお話が多く、ネットミームがあまり含まれないので没にしようと思ったんですが・・・
まあ、構想していた物語の裏話が気になった人だけ見ていってください。
幕間 融カ毒
小さい頃から、太陽が嫌いだった。
空から、皆を見守っているような顔をして・・・
私達にだけ、その牙を振るっているみたいで。
彼女がキヴォトスに来たのは、よく晴れたある日の事だった。
”
連邦生徒会長が呼んだ
だがしかし、その実績を見ればその噂の通りだったのだろう。
連邦生徒会長が失踪して、キヴォトスが混乱の渦に包まれていた時・・・
アリサ先生は颯爽と現れて、その日の内にキヴォトスの混乱を収めてしまったのだから。
そんな彼女に惚れたきっかけは多分・・・一目惚れだったんだと思う。
確かに私が小さい女の子が好みだっていうのは、あったんだけど・・・
陶磁器のように白い肌、腰程まである綺麗な白みがかった銀色の髪。
そして、ウサギのように真っ赤な目。
まるでお人形さんみたいに綺麗で、目を離したら見失ってしまいそうな程に儚げで・・・
『私は、胡桃沢アリサ!おっす・・・じゃなかった。よろしくね!』
見た目とは裏腹に、からからと笑う彼女に・・・
私はいつの間にか惹かれていたんだ。
晴天だというのに、何故か黒い傘をさして市街を歩く先生。
外に出る時、少し辛そうにしてたのが気になったけど・・・
私達の障害になりそうな存在は、デスモモイが排除してくれたので特に問題なくシャーレに辿り着くことは出来た。
『私・・・先生になりたかったんだ。』
『生徒を信じて、教える―――そんな私の理想の先生に。』
そんな先生と行動して、彼女の志を聞いて・・・私の中の憧れと恋心は大きくなっていった。
事あるごとに私の足を追うように見ていたのは、ちょっと複雑だったけど。
騒動が終わって一息ついた頃には、日も落ちて辺りはすっかり夜の闇に包まれていた。
それでも彼女の事をもっと知りたい、一緒に居たいなんていう気持ちが先行して・・・
『ユ・・・ユウカ?ここは私の私室だよ・・・?』
「えぇ、知っていますよ、胡桃澤アリサ先生。」
気づいたら、先生の部屋を訪れてしまっていた。
荷物の類が殆ど見受けられない、簡素な造りの部屋。
その後の事は・・・私も雰囲気に流されて随分と大胆な事をしたなと思う。
まあ、アリサ先生も私の事を会った時からずっと
<先生・・・ちょっとお時間よろしい・・・ですか?>
なんて言葉と共に、ベッドに彼女を押し倒して。
今は130㎝程の身長の彼女の、華奢な体の上に跨るような形になっている。
<ひゃい・・・>
と小さく呟いてほとんど抵抗なく、押し倒された先生。
触ってみると、まるで
嫌がられているなら、やめておこうと思った。
でもそんな、本能と理性の間で揺れるような
彼女の真っ赤な瞳と、ばっちりと目が合う。
不安と羞恥と期待が入り混じったような目で、私を見た後に・・・
ふと我に返ったかのように立ち上がろうとする素振りを見せる。
押しのけようと・・・しているのだろうか?
抵抗しているのかしていないのか分からない程に弱い力が、先生がキヴォトスの外から来たのだということを実感する。
そもそもの話、先生も嫌そう・・・どころか満更でもなさそうだし。
『お、お願いユウカ。私の理想とする先生はきっと生徒に手を出したりしないはずだから・・・』
『それに、その・・・私達、今日出会ったばっかりでしょ?」
少し涙目になりながらも、上目遣いで懇願する先生に・・・理性を失いそうになる。
ただ、先生の嫌がる事はしたくないし、確かに愛は時間をかけて培っていくものだろう。
心惜しいが、彼女の上からどいてベッドの隣に座りなおす。
私は”胡桃沢アリサ”と言う人間を知らなさ過ぎた。
「・・・それじゃあ、先生の事をもっと教えてくれませんか?」
『わ、私の?私の話なんて聞いても面白い事なんてないと思うけどなぁ・・・』
「先生は、キヴォトスに来る前は何かご趣味とかありましたか?」
『その、身体が弱いからあんまりお外には出られなくて・・・』
『お家にいる時は、お勉強かネットサーフィンしてたかな。』
”ろくでも無い趣味ばっか増えていったけど・・・”なんて自嘲気味に笑う先生を、何処か微笑ましいなと思うが、それよりも更に気になったことがあった。
「お身体の調子・・・良くないんですか?」
昼間に外に出たときも、確かにあまり体調が良くはなさそうだったけど・・・
あまりそういうことを聞くのも失礼だとは思ったが、私に何か出来る事があればしてあげたかった。
『先天性色素欠乏症って言うんだけど・・・』
『世間一般的には”アルビノ”って言えば伝わりやすいかな?』
聞いたことはある。
生まれつき体内のメラニンが不足する事による症状だ。
程度に差はあるとはいえ、二万人に一人が患うとされる難病。
肌にシミ一つないのも、外で辛そうにしていたのもそれが理由なら確かに頷ける。
『私は結構症状が重くて・・・どうしてもそういう事が必要な教員になるのは厳しいって、あまり良い返事はもらえてなかったんだけど・・・』
『こっちに来てからは多少マシになった気がするし、今日は念願の先生になれたし・・・捨てる神あれば拾う神ありやつだね!えへへ。』
そう言って嬉しそうに笑うアリサ先生。
こんなに小さい身体で、きっと私よりも年下なのに・・・
そんな辛い目に合ってきたにも関わらず、こんな風に健気に頑張れるなんて。
また一つ、先生の事が好きになった。
それからはいろんな事を話した。
キヴォトスの事や先生自身の事は当然として、私のことも聞かれた。
部屋に侵入した私が言う話ではないが、そんな相手にここまで気を許すなんて・・・
先生は少し危機感を覚えたほうがいいと思う。
ただ、話してる最中もチラチラと太ももに目が向かっているのは、やはり趣味なのだろうか。
見られてる方は結構そういう視線には敏感なんだけど・・・
先生のことを知れば知るほどに、彼女の話を聞けば聞くほどに。
私の身を焦がさんとばかりに、想いばかりが強くなっていく。
悲しみや怒りは因数分解できても、恋心と言う奴はそうもいかなかったらしい。
「先生、キスしても・・・良いですか?」
私が、彼女を幸せにしたい。
誰にも渡したくない。
そんな気持ちが強くなっていつの間にか口に出していた。
彼女は満更でも無さそうだが・・・やっぱり顔を赤くして私を押しのけようとする。
『く、口はダメ!そういうのはまだ早いって言うか?』
「なら今は・・・」
「うぁっ・・・」
そう言って、柔らかいほっぺたに唇を重ねる。
続いて、首元にそして鎖骨の辺りにと。
強く吸うようなキスをする。
何度も、何度も・・・何度も。
見える場所だからって、気にする必要なんてない。
だってこれは―――
「他の子に取られないように、私の物だっていう印をつけさせてください。」
「う、うん。」
―――マーキングなのだから。
我ながら大胆な事をしているなと言う自覚はあったものの、こんなにも魅力的なアリサ先生を今後慕う子はきっと多くなる。
万が一にでも、出遅れたくはなかった。
肌が白くて薄いからか、身体に付けられた赤い跡がよく目立つ。
恥ずかしさからか、真っ赤に紅潮した頬と潤んだ瞳。
それが、たまらなく愛おしくなって・・・
彼女の、病的なまでに細い腕を抱き寄せる。
『あ・・・あの?ユウカ?』
「明日もあるので今日は寝ましょうか、先生?」
『ん、ああ、うん・・・?』
少し残念そうに見えたのは、きっと私の思い違いだろう。
翌日、起きた時には先生は布団の中にはいなくて。
布団に残る体温だけが、彼女が確かにそこにいたという事を証明してくれていた。
その事に一抹の寂しさを覚えつつも、私も出かけるための準備を始めた。
どうやら先生はアビドスに向かうらしいと、リン行政官が教えてくれた。
心配になって後をつけてみると、案の定と言うべきか。
炎天下の道の真ん中で力なく倒れてしまった先生。
今後はシッテムの箱のアロナというAIが調節してくれるらしいと、その場に偶々居合わせたセリナさんが言っていた。
その代わり、消耗が激しいらしく表に出れない時間も増えると言われたという。
・・・そもそも何故セリナさんはそんな事を知っていたんだろうか?
なんてことを考えても仕方がないので、先生を背負って街中を歩く。
背中に感じる体温を、何処か愛しく感じながら。
今日はまだ、始まったばかりだ。
ここまで書いて思ったんだけど、これ何処までやっても許されるんだ???
こういうジャンル読むのも描くのも初めてだから、ラインとかミスってて消えてたら察して欲しいっす。
作中のミームってどこまで把握してますか・・・?
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0-19%そのままの君で居て欲しい
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20-39%一般人の範疇
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40-59%オタク君さぁ・・・
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60-79%マジで危機感持った方が良い
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80-100%キッショなんで分かるんだよ