ネットミーム・アーカイブ   作:一酒の過ち

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◆生徒に手を出すクズ、アリサ先生。
 そんな彼女に悲しき過去―――

『は?手は出すどころか出されたんだが?そして一線は守ったんだが???』


アビドス編
2.アビドスゴートー・トーカー


暖かくて、心地良い微睡の中で目を覚ます。

真っ白な天井が広がっている。

ここは・・・知ってる天井だ。

 

昨日は何とか、低層の貞操(激ウマギャグ)を守る事には成功したわけだが。

代わりに色々な物を失った気がする、尊厳とか・・・いや、最初から無かったわ。

 

 

それにしても、基本寝つきが悪いんだけどなぁ・・・昨日は快眠だった。

起きたときの体温も極端に低いはずなんだけど。

こんなに気持ちよく起きれたのは何時ぶりだっただろうか?

 

身体を起こそうとして、両腕に圧迫感を感じる。

確認してみると、右腕が誰かに掴まれているのに気づく・・・いや、思い出す。

 

そんな時・・・ガッテムだっけ?そんなタブレットから少女の声が室内に響き渡る。

 

シッテムだバカ!昨晩はお楽しみだったようだな?」

「色ボケだとは思ってたが、まさか初日でこうなるなんて・・・淫売を越えた淫売だな!」

 

『ククク・・・ひどい言われようですね。まぁ事実だからしょうがないけど。』

 

 

隣で寝ているユウカを起こさないように腕を抜いて、ゆっくりと起き上がる。

 

ごめん、布団には戻れません。

私には、すべきことがあります。

布団と彼女の体温が少しだけ恋しいけど・・・

今はもう少しだけ、知らないふりをします。

私の作る教室も、きっといつか・・・誰かの青春を乗せるから。(唐突な自分語り)

 

というか、抱き着かれていない筈の左腕も何故か少し苦しい。

疑問に思って確認してみると・・・

「ピピッ」と言う音が、いつの間にか左腕に巻き付けられていた血圧測定器から鳴り響く。

あぁん?なんで?♂

 

 

「血圧、体温共に異常なしです!今日もご安全に、先生!」

『あっ、うん!ありがとう・・・?』

 

 

そう言って、笑顔を見せてくれたのはナース服を着た見知らぬ生徒。

アイエエエエエ!?ナース!?ナースナンデ!?

よく分からないうちに、桃色の髪をたなびかせて彼女は部屋から出ていく。

 

シャーレのセキュリティはどうやらガバ穴らしい。

穴とか言うんじゃねえよ、ガキのくせにオォン!?

 

 

 

昨日は結局、ワイシャツのまま寝てしまったから皺くちゃだ。

お風呂も入らないといけないし・・・というか臭くなかったかな?

とりあえず、シャワーを浴びてから出かけようか。

そう思って浴室に入って、体を洗うために鏡を見る。

いつも通りの銀髪の髪と病的なまでに白い肌

あまりにもフラットとしか言いようがない、凹凸の無い身体・・・

そんな身体に着いた・・・私の目と同じ色の・・・赤い痣

28箇所もの接吻跡だぞ!?確実に愛したかったんだろ!!

 

なんて。どうしよう・・・虫刺されで言い訳できるかなぁ・・・

どうすればいいんだダニエル。

 

 

気を取り直して、シャーレの執務室にやって来た訳だが。

直ぐに出かける事になった。

この日の選択を・・・私はすぐに後悔する事になる。

 

「どうも、リンちゃんです。早速ですが先生には行ってもらいたい場所があるのですが・・・」

 

『うん、何処に行けばいいの?』

 

「ここから離れたところにある・・・アビドス高校。」

「そちらから要請が来ていまして、是非先生にと。」

 

『分かった、お昼から行ってくるね。』

 

「その・・・一人でも大丈夫ですか?もしよろしければ・・・」

 

『大丈夫だ、問題ない。』

 

何か知らんけど・・・歩いてればシロコとか言う女の子が来てくれる上に、匂いまで嗅げるらしいから大丈夫っしょ!(楽観視)

 

 

 

なんて思って、シャーレを出た。

そうして炎天下の町を歩く事・・・体感3時間くらい。

 

あの~胡桃沢ですけど・・・まーだ時間かかりそうですかね・・・?

あっつい!死ぬう!

えっ、本当にこのままだと死ぬが・・・?

 

た・・・助けてユウカ!

思わずその場に倒れこむが、急に世界が涼しくなったりはしない。

 

ズキュッ、ズキュッ!と言う足音が近づいてくる。

おそらくは私に話しかけようとする人影が一人。

これは・・・シロコか?

 

 

「・・・大丈夫ですか、先生?」

 

『ユウカ?なんでここに・・・?』

 

救いの女神はユウカだった・・・カワイイ!

ユウカは女神だった・・・?

眩しい日差しを遮るように、私の前に立った大きな太もも。

健康的な肌色・・・ハリのある肌・・・誇らしくないの?(尊敬)

 

 

「昨日の話を聞いて、心配で後ろから見守ってたんですよ。」

 

『わ・・・私の事を想ってこんなに長い間ついて来てくれたの・・・!?』

 

キュンとする・・・キュンとするじゃねンだわ。

でも・・・私は、私の事が好きな人が好きだ。(チェーンソーマン)

 

 

そんな事を想っていると、何処か呆れたようにユウカがため息をつく。

 

「ここ、シャーレから5㎞も離れてませんよ?」

「アビドスどころか・・・駅にすらつけて無いじゃないですか・・・」

 

『さ・・・三時間は歩いたつもりだったんだけど・・・』

 

「全く、先生は私がいないとダメですね・・・」

 

そう言って背負われるとともに、水を渡される。

ん"ん"ーーッ!!??

柔らかい太ももの感触に思わず声を出しそうになるが、必死に堪える。

ん?水を渡される・・・?私、今両手で背負われてるのにこの腕は一体・・・?

 

 

「先生、こちらお水です!こまめな水分補給を心掛けてくださいね!」

誰だお前は!?(驚愕)

物音一つしなかったんだが・・・?

 

「あれ、セリナさんじゃないですか。」

 

救護騎士団からの使者・・・セリナです!そう言えばご挨拶がまだでしたね!」

 

セリナちゃんって言うのかぁ・・・そっかぁ。

名前は聞けたが、どうしてここにいるのかは結局分からなかった。

 

 

 

閑話休題

 

引率のママ(ユウカ)と供にアビドスにやって来た訳だが。

「訳だが」じゃないが?ガキの遠足か何かか?

 

「お前な、自分の体調が悪いなら先に言っとけよな!」

「危うく、ゴミみたいなエンディングを迎えるところだったじゃねえかハゲ!

 

『いや、ほんと・・・アロナさん。その・・・っす~すみませんでした。』

 

「ったく・・・まあ気づけなかったのはウチの確認不足でもある。」

「その辺は上手い具合に調整しとくが、無理はすんなよハゲ。

 

ハ・・・ハゲてないが???

と言いたいところだったが、まあ今回は全面的に私が悪いので謝っておく。

私、謝れる大人なので。

 

 

 

校門の前で待ちぼうけていると、校舎の中から桃髪の液体が出迎えてくれる。

桃色の液体が・・・出迎えてくれる。

あ、見た事ある!暑くて干からびそうな子に似てる・・・!

 

「どぉ~もぉ~こんなにあっついのに~よく来てくれたねぇ~」

 

『ど、どうも?お名前を伺っても?』

 

「私はフォンダンホシノだよぉ~じゃあ、いこっか~」

 

 

アッツィ・・・アッツィ・・・」と鳴き声?を立てながら歩いていく、桃色の液体。

もしかしてこれがアビドスでの流儀!?

 

アツゥイ!アツゥイ!

郷に入ってはなんとやら、私も真似して歩いていく事にする。

 

 

「な、何をやっているんですか、先生?」

 

普通に違うらしくて、私が恥をかいただけだった。

もうさァッ!無理だよ!ルール分かんないんだからさァッ!!!

 

 

 

ユウカちゃんは帰った、どっ・・・何処へ行くんだぁ?(寂しさ)

なんと、迎えには来てくれるらしい。

お前、私の事が好きなのか?(青春)

 

アビドス廃校対策委員会と掲げられた部室にいたのはフォンダン=ホシノさんを含めて”6人”

ちなみに、フォンダンホシノは冷やすと固まってただのホシノになるらしい。

 

 

『私は、シャーレの先生!胡桃沢アリサって言います!よろしくね!』

 

私は、ショッピングです~よろしくお願いしますね、先生♧

 

挨拶してくれたのは、ショッピング・ノノミちゃん。

家が嫌いすぎて、改名したらしい。

売れない芸人みたいな名前だな、お前なぁ?

 

 

「まさか要請が通るなんて・・・」

 

驚いた表情でこちらを見つめているのは、奥空アヤネちゃん。

驚きたいのはこっちなんだが・・・?あの、なんでヘリの中から挨拶を?

 

私は強くは無いので・・・いつ襲われても大丈夫なように、こうして備えているんです!

『あっ、そっかぁ。(池沼)』

 

 

 

あの・・・今更ですがどうして私がアビドスに・・・辛いです・・・

 

ずっと下を向いて俯いている・・・水色の髪の女の子。

彼女の名前は、梔子ユメちゃんと言うらしい。

何故かスクール水着なのは・・・もう今更か。(感覚麻痺)

おそらく内向的な性格なのだろう。

 

「ち・・・違います・・・!私は・・・!」

 

 

うわぁ・・・ちょうちょ・・・

部屋の隅でまるで「FXで有り金を溶かしたような顔」でうわ言を呟いている黒髪の女の子。

彼女の名前は黒見セリカちゃんと言うらしい。

少しだけ騙されやすいとか・・・少し・・・?

 

 

そして特徴的な白い髪と・・・龍の痣のある女。

 

ん、決闘者(デュエリスト)の匂い。先生は私と決闘()るべき、そうすべき。

 

ライディングデュエル、それはスピードの世界で進化した決闘。

そこに命を懸ける、伝説の痣を持つ者たちを・・・

々は、ファイブディーズと呼んだ!(呼んでない)

シロコ(ライディング)ならぬ、シロコ(ライディング・デュエル)といった所か。

 

「私は、私より弱い人の言うことを聞くつもりは・・・ない。」

 

そう言って、デュエルディスクを構えるシロコ。

どうやら、避けて通れない戦いらしい。

この勝負・・・受けて立つ!

 

『ふん、Dホイールと融合していない貴様如きが・・・覇王と呼ばれたこの私に勝てるかな?』

「ん・・・負けるつもりは無い。」

 

 

「後でやってくださいね?今は自己紹介中ですから。」

 

 

6人の自己紹介が終わって・・・何か多くないか?

あれ?SNSで見た情報だと五人だった気がする・・・知らんけど。

まま、エアロ!(楽観)

 

「あの~帰してはくれないんですか・・・?うぅ・・・世界はやはり苦しいです・・・」

「あっ、このお菓子貰っても良いですよね・・・好きなのでまた買っておいてください・・・」

 

 

 

「それで、先生をお呼びしたのは・・・この学校が抱える問題についてなんですが・・・」

『何の問題ですか?』

 

いっけね、ネットスラングが出てしまった。

使いやす語録があるのがいけない・・・あるのがいけない!(強調表現)

 

「このアビドスは・・・借金を抱えているんです。それも10億円。」

「私達としても、解決策を模索してはいるのですが・・・大人・・・?である先生のお力をお借りしたいのです。」

 

じゅっ・・・10億円!?

ぼったくりやろ・・・!?学生に10億円!?

 

「それで、先生に何か返済案があればお聞きしたいのですが・・・」

 

30分で・・・5万。

つまり、1000時間で・・・10億!

うっそだろお前。将来のある生徒達を淫売の娘に仕立て上げようとするな。

 

『ち・・・ちなみに今まで試した案は?』

 

銀行強盗と、スクールアイドルと・・・バスジャック?どれも未遂に終わったけどねぇ~

 

試したのかよ・・・流石は透き通った世界観で送るGTA。

銀行強盗位は日常茶飯事なわけか。

 

後はユメ先輩シールを売り出したんだけど・・・まあ、あんまり売れなかったね・・・

 

 

つ・・・次は勝てるから・・・!だからアヤネちゃん!50万だけ貸して欲しいの!

「セリカちゃんは黙ってくださいね?」

 

 

・・・待てよ、借りた金を・・・どうして返す必要がある?

他人の金と自分の金を分ける必要なんてないのでは・・・?

見た感じはおそらく・・・利子も違法な額だし・・・

私達に返済する道理はない、貸し手には死んでもらおう!

 

『誰が貸してるのか・・・教えてくれる?』

 

とはいっても、いきなり力に訴えるような野蛮人ではない。

相手も、もしかしたら文明人かもしれないし・・・

それに、こういうのには・・・「信用」が重要だ。

まずは建設的な「お話」から始めるべきだろう。

私、なんと言っても飛び級するようなエリートなので。

法律とネットに詳しい先生とは・・・私の事だ。

 

カイザーローンって言うんですけど・・・」

『ああ、うーん・・・ちょっと資料とか支払いの書類見せてね・・・』

 

良かった~なんとか私の方からも、建設的な意見が出せそうだ。

良いか、アリサ・・・ここからは先生としての・・・仕事の時間だ。




メインストーリーはこれから行く場所の目安程度に思っていてください。
展開もシリアスも・・・(ほぼ)ないです。

更新頻度どころか、完結するかすら怪しいので・・・
温かい目で見守って頂けると幸いです。


以下は、シロコとのデュエルの様子を撮影したものです。
一応ですが、ご査収ください。





「ん、先生の場はこれで空。アクセスコードトーカーでダイレクトアタック。」
『なっ・・・お前シンクロ使いじゃないのかよぉ!?』
「誰も、シグナ―なんて言ってない。この痣はただのシール。」
『卑怯だぞ、シロコォォ!?』
「騙される方が悪い(笑)。これで、終わり・・・アクセス・インデグレーション!
『ぐわぁぁぁぁぁ!?』

アクセスコードトーカーの攻撃力は5300。
先生の場に、伏せカードの類すらない以上は、この勝負・・・私の勝ちだ。

『いやぁ見事ですねぇ。素晴らしい攻撃だ。』
しかし、土煙の中から出てきたのは・・・無傷の先生だった。

『でも私はダメージを受けていません。』
「どういう・・・こと?」
『墓地のネクロガードナーの効果により・・・攻撃は無効。』
「ふん、所詮は一時凌ぎ。次のターンで・・・」

『ハハッ、ハッハッハッハ!』
「・・・何がおかしいの。」
『いやぁ、良いですねぇ。次のターンが来ると本気で信じ込んでいるだなんて。』
『受けてもらおうか、この私のファンサービスを!!

明らかに、纏う雰囲気が変わった。
もしかして今まで・・・手を抜いていた?

『素晴らしかったよ、シロコ。戦略も、効果を使うタイミングも・・・!』
『だが、しかし・・・まるで全然!この私を倒すには程遠いんだよねぇ!!』
『とくと味わってくれよ?私のファンサービスを!!!』

『私は手札から、G・P(ギミックパペット)-テラーベビーを召喚し、効果を発動!』
『効果でG・P(ギミックパペット)リトルソルジャーを特殊召喚し・・・エクシーズネットワークを構築!エクシーズ召喚!』
『現れろ、ギミック・パペット-ギガンテス・ドール・・・!

異様な風貌の人形のようなモンスター。
不気味な姿はしているが、所詮・・・

「・・・攻撃力0のヘボカード。そんなんじゃ私のアクセスコードトーカーは・・・」
『ギガンテスドールの効果により、エクシーズ素材を二つ取り除き・・・私は「アクセスコードトーカー」のコントロールを得る。
「そ、そんな・・・!?」

『どうだい、シロコ?エースを召喚し・・・それを奪われる。その瞬間こそ、人間は一番美しい顔をする!それを与えてあげるのが、私の「ファンサービス」だよ。』
「ふざけ・・・ないで!」

こちらに向けて、立ち塞がる私のエースモンスター。
成すすべは・・・無い。

『終わりだシロコォ!喰らえ、カラミティ・アクセス・インデグレーションッ!!
「くっ・・・!」

私のライフが底を尽きた、認めよう・・・彼女は・・・私よりも格上。
胡桃沢アリサはトップオブデュエリストに相応しい。

「・・・良いデュエルだった。今は従うけど・・・次は負けない。」
『ガッチャ!良いデュエルだったよ!』
『あの、それでね。初めて人と対面デュエルしたからちょっとテンション上がりすぎちゃった。』
「ん、気にしなくていい。また決闘()ろう。」



「あの、上下関係を決めるのがそれで・・・本当にそれでいいんですか?」
「カードゲームですよね・・・これ。」
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