僕らのヒーローアカデミア―One For Allを完遂せよ―   作:眼鏡熊@ヒロアカ完走

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戦闘訓練の続きと這いよる邪悪

さて、訓練は続くわけだけど

 

 

『ワリィな。初見殺しなんだ』

 

 

()()()()()()()。うーんこの。

 

 

「訓練だっつっとんだろあのバカ」

「まぁ舐め腐ったことされたくない代表のかっちゃんが言うことじゃないのだけは確かじゃない?」

「あぁ!?」

「え?訓練だからって範囲凍結しないよ。って言われたら?」

「舐めんな真っ向からぶっ飛ばしたるわクソ舐めプ野郎が!!!!」

「(爆豪情緒どうなってんだ)」

「(仲良しね)」

 

 

うーんこの。ちなみにほかの訓練は見応えがあった。

 

 

帰ってきた焦凍くんはかっちゃんにも褒められると思ったらさっきと似たようなこと言われてちょっと拗ねてた。

 

 

 

このあとなんだかんだかっちゃんと切島くんが話しててちょっと嬉しくなった。あのかっちゃんがこんなに早く心を開くなんて……

 

 

 

しかしてこの数日後、僕らは知ることになる。オールマイトの言っていた、

 

「見たかこれ。教師だってさ……なァ、どうなると思う?平和の象徴が」

 

 

真に賢しい(ヴィラン)の恐怖を

 

 

――――(ヴィラン)に殺されたら。

 

 

 

そして、真に向き合わなければならない、■■を。

 

――――――――

 

日は変わって、雄英登校中。

 

「オールマイトの授業ってどんな感じですか?」

 

「え!?そうですね。すごい新鮮ですよ。画面の向こうに居た人に色々と教えて貰えるのは。すみません。遅れちゃうので」

 

 

 

いやぁ、色々大変だな。マスコミの人も。

 

 

 

 

―――――――― 

 

 

「昨日の戦闘訓練おつかれ。Vと成績見させてもらった……と、さて本題に移る。急で悪いが、今日は君らに……」

 

 

学級委員長を決めてもらう

 

学校っぽいのキターーー!!!

 

 

「委員長!!やりたいですソレ俺!!!」

 

「ウチもやりたいス」 

 

「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!!」

 

「僕のためにあるやつ☆」

 

「リーダー!!やるやる!!」

 

「やらせろ!!」

 

「静粛にしたまえ!!」

 

「“多”を牽引する責任重大な仕事……!「やりたい者」がやれるものでは無いだろう!!」

 

その言葉に全員が耳を傾ける。

 

「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務……!民主主義に則り真のリーダーをみんなで決めるというのなら……」

 

成程。道理だ。全くもってその通りだ。そういう飯田天哉君高校一年生の手は

 

「これは投票で決めるべき議案!!!」

 

天を貫くかのように空を向いていた!!!!!

 

「そびえ立ってんじゃあねーか!!なぜ発案した!!!」

 

「日も浅いのに信頼もクソも無いわ飯田ちゃん」

 

「そんなんみんな自分に入れらァ!」

 

()()()()()だ。ここで複数票をとれるものこそが真にふさわしい人間ということにならないか!?」

 

「どうでしょうか先生!?」

 

「時間内に決めりゃなんでも」

 

 

結果。ほぼ全員が1票の中

 

緑谷出久 3

 

八百万百 2

 

 

「じゃあ委員長緑谷、副委員長八百万だ。」

 

「うーん、妥当ではありますわね」

 

「ママママジでマジでか……!」

 

「緑谷アツいしな!」

 

「八百万は講評の時がかっこよかったし」

 

(……)

 

 

―――――

 

 

「人すごいねぇ」

 

「全部の科の生徒が一堂に会するからな」 

 

「いざ委員長やるとなると務まるか不安だけどね」

 

「ツトマル!!!!」

 

「大丈夫さ。緑谷くんのここぞと言う時の胆力や、判断力は“多”を牽引するに値する。だからこそ投票したのだ」

 

(君だったのか!!)

 

「でも飯田くんもやりたかったんじゃない?メガネだし」

 

すんごいざっくり行くなぁ麗日さん

 

「“やりたい”と“相応しい”かは別さ。僕は僕の正しいと思う判断をしたのみ」

 

「「『僕』……!」」

 

「ちょい前から思ってたけどもしかして飯田くんって……坊ちゃん!?」

 

「坊……!そう言われるのが嫌で一人称を変えていたんだがな……ああ。俺の家は代々ヒーロー一家でね。俺はその次男だよ」

 

「ええーー凄ーー!!」

 

「『ターボヒーロー』インゲニウムは知っているかい」

 

勿論!!!東京の事務所に65人ものサイドキックを雇ってる大人気ヒーローじゃないか!」

 

「詳しい……」

 

「規律を重んじ、人を導く愛すべきヒーロー!俺はそんな兄に憧れてヒーローを志した。……人を導くのは俺にはまだ早いのだと思う。上手の緑谷くんが就任するのが正しい!」

 

思わず麗日さんと顔を見合ってしまった。

 

―――――――ビキッ!!!

 

 

“危機感知”!?何だこの敵意は……!感じたことがないレベルの害意!!!だれが……!

 

いだ!いだい!!!マジで痛い!!! 

 

ウウーーーー!!!

 

『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください』

 

 

 

瞬間、混沌が場を支配した。

 

 

頭を叩く鈍痛に人の波。それに飲まれている。その時

 

 

 

―――――

 

 

飯田くんが、飛んでいた。

 

「大丈ーーー夫!!!」

 

 

「ただのマスコミです!!」

 

 

その場は飯田くんによって収集された。凄いや飯田君。僕なんかより、よっぽど……!

 

 

「では、ほかの委員決めを執り行う―――――前に。委員長は、やっぱり飯田くんがいいと思います!!あんなふうにかっこよく人をまとめられるんだから。僕は飯田君がやるのが()()()と思うよ」

 

「あ!良いんじゃね!!飯田食堂で超活躍してたし!!緑谷でもいいけどさ!!」

「非常口の標識見てえになってたな」

 

「なんでもいいから早く進めろ……時間がもったいない」

 

「ひいっ!!!」

 

「委員長の指名ならば仕方あるまい!!」

 

「任せた非常口!!」

 

こうして、飯田君が非常口になったっていう話

 

「非常口飯田!しっかりやれよー!!」

 

「(私の立場は……!?)」

 

 

あっ、敵意じゃないけどなんかきた。ごめん八百万さん。

 

「(それにしても何だったんだ……あの、凄まじい“敵意”)」

 

 

 

――――――――

 

「ただのマスコミが()()()()()出来る?」

 

「唆した者がいるね……」

 

「邪なものが入り込んだか……もしくは宣戦布告の腹づもりか……」

 

 

かくして、僕らとアイツらが、最初の邂逅を果たすまで……あと

 

 

もう少し




暫くは毎日か2日にいっぺんになります
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