僕らのヒーローアカデミア―One For Allを完遂せよ― 作:眼鏡熊@ヒロアカ完走
代わりにまた挑戦増やしてます。見づらかったら教えてね。
そして、僕と焦凍くんの戦闘後―――――
『少しスタジアムの補修タイムに入るぜ!暫し待てリスナー諸君!!』
そして。出張保健室にて。
「お疲れ様です!出久くん!あと轟くんですね?」
「トガちゃん」
「知り合いか?出久」
「うん。昔ね」
「助けてもらいました!」
「!そうか…俺もだ」
「そうなんですか!?お揃いですね」
「そうだな」
あ。なんか雰囲気緩い。
「ほらほら!話の前に治療だよ治療!」
パンパン!と手を叩いてリカバリーガールが話を切った。
それはそうである。
チュ〜〜〜〜!!!
「さて。これで大丈夫だね。しかしタフなもんだよ。アンタらは。あんな試合したのにまだこんなに元気なのかい」
とは言えしっかりカロリー取りな。
そうしてオールマイトゼリーを貰った。
「「ありがとうございます」」
「取り敢えず少しは休んでいきな。1試合分くらいは休まないと戻らせないよ。体力が足りてないからね」
―――――――
そして。ステージに戻って。
「お、冬姉」
「焦凍!出久くんもお疲れ様」
「ありがとうございます」
「お前ら凄すぎだろ!!!なんだよあの怪獣決戦」
「なんでそんなピンピンしてんの?」
峰田が、芦戸が、あの決戦を終えてもまあまあ元気そうな二人を見て驚いたように声を上げる。
「まぁ。休んだから少しはね」
「そんなもんだな」
お。常闇くん対芦戸さんは常闇くんの勝利みたいだ。
……見たかったなぁ
『さぁ〜て!!!始めるぜ!』
『ヒーロー科!飯田天哉 VS 上鳴電気!!!』
―――――――
「済まないが…僕が勝つぞ…!上鳴くん」
「ワリィけど俺も負けらんねぇよ。委員長」
『START!!!』
「瞬間――――」
「レシプロ・バースト!!」
DRRRR!!!!
瞬間蹴撃。左脚のハイキックが上鳴を襲う。
「うおっ!?」
辛うじてガード。放電を―――――
する間もなく。受けられた足を軸に右脚で旋回して背面を蹴る。
「ガッ…!?」
「レシプロ・ストライク!!!」
ドロップキックが、上鳴を場外にたたき出した。
『終ーーー了ーーーー!!!!目にも止まらぬ1戦だったぜ!!』
『合理的だな。上鳴の“個性”を発動させたら飯田としては対応が難しくなる。レシプロの超短期決戦は正解択だろう』
――――――――
「――――速い」
「まぁ道理だろ。上鳴に“個性”使わせちゃ勝ち目が絞られるからな」
「うーん。これは楽には勝てなそうだね」
そう。笑って。
「の割に楽しそうじゃねえか?」
「そりゃね。みんな強くなってるから。―――負けてられない」
「…そうだな。なぁ出久」
「なに?」
「今回は負けたけど」
次は勝つ。
「うん!次も負けないよ」
「…なぁ。2人とも悪いんだけどさ」
そろそろ後ろで凹んでる2人拾ってあげない?
そこには、2人で席に座ってしょんぼりしてる
轟冷は困ったように笑い、轟冬美は不安そうに。轟夏雄は呆れきった顔を向けている。
「知らね」
「まぁ、今回はふたりが悪いよ」
「「…」」ズーン
今にもキノコが生えそうである。
『さぁ続いて始めるぜ!!!ヒーロー科、爆豪勝己 VS 切島鋭児郎!!!』
―――――
「ぶっ飛ばす」
「やって見せろや爆発さん太郎がよ」
『START!!!』
瞬間。切島は全身を硬化させて殴り掛かり、
「やってみろや!!」
Boboboboboboomb!!!
爆豪はクラスターの加速で爆破を叩きつけ、切島は。
『カウンタァアアアアアアア!!!』
BOBOBOMB!!!!
SKLIT!!!!
「ッチ!!!!!」
「来いやァ!!!!」
BOMB!!BOBOBOMB!!!
SKLIT! SKLIT!!
叩き付けられる十字の光条に、合わせて擦る硬化の拳。
『加速加速加速!!!!切島もカウンターを当てていく!』
「やるじゃねえか…ギア上げてくぞオラァ!!!!」
「かかってこいやァァアアアアア!!」
瞬間。爆豪の上半身と脚から爆破の輝きが溢れ出る。それに伴い上着のチャックは弾け、ズボンは半ズボンのような風体になった。
爆破領域の拡張によるスピードの増加に、どんどん反撃がしづらくなってくる。
そして、
「オラァ!!!」
BOBOBOMB!!!!
「ガッ……!?」
『効いたァ!?』
「テメェ全身気張って硬めてンだろ。そりゃどっかで綻ぶわ!!!」
BBBoooMMM!!!!!
爆破
「くっ……」
!!
BBBBBBBBBBBBBB!!!!
爆破爆破爆破。絶え間ない爆破が切島を撃ち抜いていく。
「死ねえ!!!!」
BooooM!!!!
そして、一際大きな爆破が、切島を包み込み――――そして。
場外へ――――――
「……だ……だ」
いいや。
「まだだァ!!!」
そして、硬化が再度織り成される。
皮膚を薄く硬化させた身体は、更にその深度を高め、現在最高硬度の、少し先へ――――――
バキ……バキバキ……
ギギギギギ!!!!!
「……軋んでんのか……?まさか!」
そう。全身硬化。本来の世界線では安武嶺過武瑠と呼ばれていた必殺技に等しいモノ。
「爆豪ォオオオオオ!!!!」
「来いやァアアアア!!!!」
『切島立て直したアアアアアアア!!!』
そして、再度走り出す。
BBBBBBBBBBBBBoooOOOMB!!!!
ガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!
限界を超えた硬化が、爆破をぶち抜き、そして。
「おおおおおお!!!!」
ガッ!!!!
硬化の拳が、爆豪を貫く。
『デカいの入ったァ!!!こりゃ逆転か!?』
―――――
胃の中が逆流するような衝撃が。腹を貫く。
「(や、べぇ……意識が)」
負けるのか?このまま?出久に挑みもしないまま?
決勝にも行かないまま?
このまま。ここで?
ふざけんな
いいや。負けない。倒れない。“勝つ”のは俺だ。
「まだだァ!!!」
『爆豪も立て直したァ!?タフ過ぎんだろ!』
『さすがのスタミナだな』
背面から、爆破を、傷つく掌を無視して切島の拳を掴み取る。
GRAP!!!
腕から、肘から、爆破を重ねて全身を回転させて。
「
BBBBBBBBBBBBBoooOOOMB!!!!
十字の光条が、爆ぜ散る光が、渦巻くように輝いていく。
「クラスタァアアアアアアアアア!!!」
ドガアアアアン!!!!
そして、爆音とともに切島がスタジアムに叩きつけられた。
『……切島くん気絶確認!爆豪くんの勝利!!!!』
――――――――
「……うそぉ」
「凄いや……切島くん。あんな土壇場で硬度を上げるなんて」
「なんやかんや今回で1番苦戦してたんじゃねえか?」
「そうだね。流石だよ。硬化の押しつけが効いたね」
「つうか緑谷は行かなくていいのか?飯田も」
「俺もそう思ったんだが……」
『スタジアムまた修復入るぜ!!!頑張れセメントス!ちょっとまっててくれリスナー!』
「今から向かえばいいくらいだね」
「予測通りみたいだな」
「まぁ。かっちゃんと切島くんだとね」
そうして、向かって。
「……今度こそ勝つぞ。緑谷くん」
「……うん。今回も負けないよ。飯田くん」
そして、舞台は次の戦闘に移る。
次回。ベスト4