僕らのヒーローアカデミア―One For Allを完遂せよ―   作:眼鏡熊@ヒロアカ完走

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Re:スタートダッシュキャンペーン


頂点を取れ。未来のヒーロー

『さァリスナー。遂に決勝だ。奇しくも同じ中学出身の幼馴染同士!!!ヒーロー科A組、緑谷出久!!!VS!!!爆豪勝己!!!』

 

ああ。言葉なんて要らないさ。

 

 

『START!!!!』

 

 

 

「……“クラスター”……“全身爆破”」

 

 

十字の光条が、煌めく爆破の粒が、爆豪勝己から溢れ出す。

 

 

「……“変速(2nd)”」

 

 

トランスミッション!!!!

 

 

三速(サード)……!

 

 

まだ、かっちゃんの方が速い。……なんで???

 

 

四速(トップ)……!!!

 

 

 

同速……!拳と光条が。蹴りと爆破の粒が交わり続ける。

 

 

 

『おいおいおいおいおい!!!目で追えやしねえよこんなの!!!』

 

 

五速(オーバードライブ)!!!

 

 

「行くぞ!!!!かっちゃん!!!!!!」

 

「来いやァ!!!出久ァ!!!!!!!!」

 

 

BBBBBBBOMB!!!!

 

 

速度は僕が上。攻撃は危機感知(4th)ですり抜け、その上で攻撃を重ねる……けど。

 

かっちゃんも僕の攻撃を避けてそのまま反撃に転じる。

 

 

ガッ!!!

 

BBBBOMB!

 

 

「カロライナスマッシュ!!エアフォース!!!」

 

徹甲弾(A.P.ショット)!!!!」

 

 

「“発勁”解放」

 

 

急加速。

 

 

「デトロイトスマッシュ!!!」

 

 

「ガッ……ああ゛!!!!」

 

 

BOMB!

 

 

ぎっ!?いや、バンテージでダメージは抑えられてるけど、攻撃に反応して爆破とか反応装甲(リアクティブアーマー)かよ!?

 

 

「ハッ」

 

 

笑いながら手首掴まないで!?怖いから!!!!

 

 

返しの拳で……

 

 

「デトロイトスマッシュ!!!」

 

「オラァ!!!!!」

 

BBBBOMB!

 

 

フルカウル―――――――75%

 

 

両腕調整50%

 

 

レッグバンテージオーバードレス

 

 

脚部―――――

 

 

 

100%

 

 

瞬間、音が消えて

 

 

 

ドガガガガガッ!!!!

 

 

五つの打撃が、かっちゃんを襲った。

 

 

 

――――――――

 

 

負け……るのか……?ここで?全力も叩きつけられないまま?

 

()()

 

 

嫌だ。

 

 

嫌だ!!!!!

 

 

まだだ

 

瞬間。腕に違和感が走った。

 

まるで、()()()()()()()()()()()()()。爆破を抑える感覚も、爆破を出す感覚も。

 

 

掌から手の甲に、手から腕全体に。

 

 

ああ。まだだ。まだいける。

 

 

まだ、おれは

 

 

強くなれる!!

 

 

 

―――――――

 

……マジ?

 

 

掌どころか腕全体からクラスターしてるんだけど????

 

 

「……ほんとにもう。君は」

 

 

勝利の権化だよ。

 

 

なら。僕も負けられない。限界のちょっと先に。

 

 

もっと先に。

 

 

更に――――――

 

 

更に向こうへ

 

 

 

六速(Plus Ultra)!!!!

 

 

そして、更に限界を超えて、音を置き去りに、どころか

 

 

 

『爆豪の腕まで十字の爆破が出て緑谷が分身したァ!?』

 

 

 

目の錯覚で分身するほどのスピードを手にした。

 

 

 

『爆破領域の拡張に更なるスピードアップ……凄まじい成長速度だ』

 

 

 

クラスターの光条は瞬くまま、かっちゃんはゾーンにでも入っているのか僕の攻撃を紙一重でズラしたり避けたりしてる。

 

 

僕もクラスターの爆破は喰らわず、反応装甲らしい爆破のカス当たりのみ。

 

 

 

「「(決め手がねぇ/ない……!!!)」」

 

 

このままじゃジリ貧……!僕の反動が来るのか、かっちゃんのガス欠が来るのか……

 

 

いや、いいや。

 

 

決める。決めてみせる。思い出せ……思い出せ……!!!

 

 

僕のオリジン

 

 

憧れ(オールマイト)を……!!!!

 

 

 

「ああああああああ!!!!!」

 

 

キュボボボボボ!!!!

 

 

“浮遊”と反動を利用した空中機動のアクセルを踏む。

 

 

かっちゃんもクラスターの爆破で加速していく。

 

 

 

決め手は……

 

 

 

―――――――

 

そう、決め手は……

 

 

 

 

「「(必殺技しかねえ/ない!!!!)」」

 

 

 

 

 

俺と出久は急加速で近づきながら、互いに動作を取る。それは奇しくも……

 

 

 

 

――――――――

 

 

そう、奇しくも……

 

 

 

()()()()()()()()()

 

 

 

OFA50%……!!!!

 

 

「デトロイトォオオオオオオ!!!!!!」

 

 

「エクスプロードォオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

 

 

「スマァアアアアアアアアッシュ!!!!!!!!!!!」

 

 

 

爆破を伴った拳と、僕の拳が、交差して。

 

 

 

『クロスカウンタァアアアアアアアア!!!!!!!!』

 

 

 

「ぎっ、ああああああああああああああああ!!!!」

 

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

 

 

その、頬を。踏み込みで。

 

 

殴り飛ばす!!!!!

 

 

 

ガゴン!!!!!

 

 

 

大きな衝撃が、ぼくとかっちゃんを襲う。

 

 

 

「っ、ああ!!!!」

 

「おらぁ!!!!」

 

 

 

着地して、拳と、爆破の。

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!

 

BBBBBBBBBBBBBBBBBBBOMB!!!!!!!!!!!

 

 

『ラッシュラッシュラッシュ!!!!!さっきまでの空中戦から1転変わって泥臭い正面激突だアアアアアアア!!!!』

 

 

「ッアアアアアア!!!!!」

 

 

 

勝つ!!!!!勝つんだ!!!!!!君に、今度こそ。正面から!!!!!!

 

 

――――――――

 

 

「ォオオオオオオ!!!!!!!」

 

 

まだだ!負けねえ!!!今度こそ!!!勝つんだ!!!!

 

 

 

今度こそ!!!!

 

 

――――――――

 

 

「デトロイトスマッシュ!!!!!」

 

「オラァ!!!!!!」

 

 

BBBBOMB!!!

 

 

「っだぁ!!!!」

 

 

かっちゃんの胸倉を掴んで、頭突き!!!

 

 

ゴン!!!

 

 

「ってぇなぁクソがァ!!!!」

 

 

ガッ!!!

 

 

返しのパンチ。

 

 

「倒れろよ!!!!」

 

 

膝蹴り。

 

 

「ブッ……テメェがなぁ!!!!」

 

 

ハイキック。

 

 

「舐めんな!!!」

 

 

足元を蹴りで掬う。

 

 

「バカがァ!!!」

 

 

爆破で方向転換。空中ででかいのを放ってくる。

 

 

「ッてぇなぁ!!!!」

 

 

デトロイトスマッシュ!!!

 

 

「いてえだろうが!!!」

 

 

爆破。

 

 

「倒れろ!!!」

 

「死ねェ!!!!」

 

 

「「勝つのは俺/僕だァ!!!!!」」

 

 

 

ドガァン!!!

 

 

 

『泥臭いラッシュが止まらねえ!!!!たまんねえなぁおい!!!』

 

『私情』

 

 

 

 

「――――――――ぉおおおおおおお!!!」

 

 

デトロイトスマッシュ!!!

 

 

「ッブ……ォエエ……!!おらァ!!!!」

 

 

腹部に爆破

 

「おべっ……ぁああああ!!!」

 

 

側頭部にハイキック。

 

 

「ガッ……あああああああ!!!」

 

爆破。“黒鞭”でアンカー。

 

 

「……今だァ!!!!」

 

榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)ォオオオオオオ!!!!」

BBBBBBBBBBBBBBBBBBBoooOOOMB!!!!!

 

 

 

なら、全“発勁”開放!!!

 

 

「スクラップフィストォオオオオオオ!!!!!!」

 

 

 

そして、大地を蹴って。

 

 

 

「スマァアアアアアアアアッシュ!!!!!!」

 

「クラスタァアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

 

カッ……!!!

 

 

 

世界を、白が支配した。

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

光と煙が晴れ、そこに立っていたのは。

 

 

 

 

『結果は……』

 

 

 

 

 

『爆豪君場外!!!!緑谷君、優勝!!!!!!!』

 

 

 

 

ステージの中央で、右手を突き上げスタンディングする。

 

 

緑谷出久がそこに居た。

 

 

 

瞬間。会場はかつてない音圧に包まれる。

 

 

 

――――――――

 

 

「約束を守ったな……緑谷少年」

 

 

君は本当に。

 

 

「私の最高のヒーローだ」

 

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