幼馴染のサメっ子はエモノを離さない   作:じょーちゃん

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曇らせ注意です。ヤンデレ要素も少ないのであしからず


キャラ崩壊注意です!ご注意の上スクロールお願いします







3話世界は割と狭い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色と黒は勇気の印〜♪

 

24時間戦えますか〜♪

 

僕は歌いながら品出しをする

 

ここはRandomPlay

六分街にあるレンタルビデオ屋だ

そして僕のバイト先でもある

 

品出しも終わりそうな頃

 

「お、カズ君みーっけ!」

厄介な相手が来てしまった…

 

急に後ろから抱きつかる

 

「あ、ちょっと、リ、リンさん…やめてください////」

ホントに心臓に悪いから…

 

 

「いーじゃん?私店長だし?」

このとんでもない発言するのは彼女はリンさん

ここの経営をお兄さんのアキラと一緒にしてる。

 

すれ違えば誰しも振り返るだろう美貌を持つリンさんそんな彼女にも欠点がある

それは…スキンシップが激しいのだ!

個人的には抱きつかれて臭い移ると同居人に締め上げられるからマジ勘弁して欲しいと思っているが…

しかし店でのヒエラルキーは僕が完全に下だから碌な抵抗もできず…されるが儘の状態である

 

「それ職権乱用じゃないですか…」

 

「えー。まだ堪能してるから待ってー。」

 

「離してくださいよ…」

離れようとするが動かない…

力強くね?

 

「カズくん抵抗しちゃって可愛い…」ニタァ

あれこの人の空気変わったぞ…怖ッ!

 

「よぉし!お姉さんと一緒に店番しようか!」

 

そして僕は彼女に抱き上げられ…

リンにされるが儘僕は彼女の膝に乗せられ店番する事になってしまった

まだ抱きついてくるし…

 

「リンさん離してくださいよ…」

 

「カズ君あったかーい。子供体温ってやつ?」

ガン無視かよ…つか子供じゃないし…

 

あぁ今日は暇である事を神に祈ろう…

 

 

 

 

 

 

そして1時間程経ったが離れられそうにもない

どうにかして離れようともがいている時だった

 

店のドアが開く

顔を伏せている為分からないがお客であろう人はカウンターにまっすぐ近づいてくる

誰かビデオの取り置き頼んでたのか確認をしようとした時だった

 

「アンタ、何やってんの?」

 

oh…僕は無神論者になります!

 

圧倒的な殺気と圧

 

あぁ声だけで解る

よりにもよってリンさんの膝にいる所を見られた

これ僕死んだくね…?

 

色んな考えがぐるぐる回りどんどん自分の顔が青ざめるのがわかる

 

ヤバイ…変な汗止まらないし 

顔上げられないよ…

助けてライダー!

 

僕が戦慄しているのもお構い無しにリンさんは発する

 

「あ!エレンじゃん!」

 

へ…?知り合いなの…?

 

 

 

 

 

これワンチャン減刑あるんじゃね?

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果から言うと減刑はありませんでした

家帰ったら覚悟と宣告されたので終わりです

お爺ちゃん…もうすぐ会えるかも…

 

 

まぁこの後色々あった。エレンとリンさんがキャットファイト直前まで行きかけて丁度帰ってきたアキラさんがリンさん止めなかったらやばかった。

あとエレンがメイド服着ていて過去一番困惑した。それはそれとしてとても可愛くて福眼でした

 

「サメのメイド…サメイド…w」

とか言って1人で笑ってたら殴られたのは割と理不尽を感じた…

 

 

あと2人が話してたけど聞かせてもらえなかった…

「プロキシ」とか「ヴィクトリア家政」っていうのは断片的聞こえたけど一体なんなんだろうか…

プロキシってなんだよ某掲示板みたいにDoS攻撃するのに使うツール?

つかエレンはなんでメイド服着ているの?

 

これら疑問になった事を2人に追及しようとしたがはぐらかされてしまった…

 

良いやい!僕だって秘密出来たとき教えないもん!

 

 

 

そして用事が終わったであろうエレンは僕に近づき

「覚えてろよ」

と言い残し店を出て行った

 

わ…あ…

圧、凄かった…

 

 

 

その後は何事も無くシフト通りに終わり

電車に乗って家に帰りましたとさ

 

 

 

 

 

 

 

 

________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはエレンと同居している部屋

 

 

 

 

 

僕は今エレンが座るソファーの前で正座していた…

 

 

「今日の件に関しては誠に申し訳ありません…」

熱くないのに汗が出るよ…

 

「なんでもするんで許して下さい…」  

もう煮るなり役なり好きにしてくれ

少しやけくそ気味に言った

 

「ふーん。なんでもね…」

 

「それじゃあ…」

「私の膝に座って。抱きしめるから」

 

「へ…?」

 

「アイツにはやって私にはやらないの?」

エレンのハイライトがオフになる

 

「よ、よろこんで!」

僕は急いで返事をした

 

あれ…これご褒美では…?

 

命令通り彼女の膝に座る 

僕はあっという間に彼女の腕と尻尾に包まれてしまった

 

あ…尻尾柔らかい…幸せ…

 

「手貸して。」

エレンはそう言うと僕の手を握りくしゃりと笑う 

 

何時もの彼女違う姿に萌え尽きてしまった… 

 

お互いがお互いの体温、心音を感じ安心する

 

そこには幸せな空気が漂っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼェ…ハァ…

 

ゼェ…ハァ…

   

僕は逃げる

 

瓦礫をかき分けて怪物から逃げる

 

いつもかっこいいお父さんが…

いつも優しいお母さんが…

 

なんで、なんで目の前で…

 

 

エーテリアスになるんだよッ!

 

 

僕はこの悪夢から逃げる

 

苦しい。苦しい。

 

息が吸えない

 

体が鉛のように重い

 

逃げる…逃げる…逃げる…ッ!

 

 

しかし転ぶ…

 

 

暗転

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーン

大好きだった座敷…

 

僕はお爺ちゃんの遺体の前で立ち尽くしていた

 

お経が聞こえる 

 

お線香の匂い

 

大好きだったお爺ちゃん

 

僕を育ててくれたお爺ちゃん

 

やめて…

 

やめて…

 

やめて…ッ!

 

もう僕のところから誰も連れてかないで…

 

 

 

 

場面が切り替わる

 

そしてエレンが現れた

 

彼女だけは…彼女だけは…連れてかせない…

 

しかし彼女に僕の手は届かない…

 

何回も何回も伸ばしてもどんなに伸ばしても…

 

届かない…

 

そして彼女は…エレンは…ホロウの中へ消えてしまった…

 

あぁ…みんな…僕の大切なひとは…

 

きえてしまう

 

 

白い光が差す…

 

 

 

 

 

 

 

目が覚める

 

「かひゅッ、ヒュッ、」

過呼吸だ

 

冷や汗が止まらない、

 

震えが…周りから人が…消える恐怖が

 

止まらない

 

寝息が聞こえる

 

少しずつ意識が晴れてくる

 

どうやら僕はエレンの腕と尻尾に抱かれて寝ていたらしい

 

全く酷い夢を見せるとは…

 

本当に神は居ないのかもしれない

あの過去の出来事含めて…

 

 

「エレンの…うでの中あんしんする…」

酷い精神状態の僕は強くこう思った

 

まだ午前の2時…

 

まだ少し怖かったが…安心するエレンの腕の中

 

安心する僕の心の支えをどうか連れて行かないと願い

 

僕は彼女に抱かれ意識を闇に沈めていった

 

 

今回は穏やかな寝顔だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は朝少し早起きだった

あんな夢見た手前起きてしまったのだろう…

大切な人が目の前から消えて欲しくない…

 

今日は無意識にエレンに甘えてしまっていた

 

心が癒しを求めていたのだろう…

 

 

余談だが

この日のエレンはすこぶる調子が良かったみたいだった

 

 

 

 

 

 

 




設定集 

沖田カズは周りから人がいなくなるのを極度に嫌がります。可愛いね。
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