幼馴染のサメっ子はエモノを離さない   作:じょーちゃん

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共依存いいよねって良いよね!
あとリメイク投稿始めました♨良かったら見てみて頂けると嬉しいです!カズくんをもっと可哀想な目に………


ということでいつもならがキャラ崩壊、解釈違い等注意の上スクロールお願い致します!

いつもコメントありがとうございます!いつも励みになってます!




30話逃げられない

 

 

 

 

 

 

『行くぞ!本郷!』

 

『あぁ…一文字!』

 

 

『ライダーァァァ変身ッ!!!』

 

『変身ッ!!!』

 

 

 

 

 

「やっぱり仮面ライダーかっこいい……」

 

カズはビデオを見ながら呟く

彼の目はまるで幼い子供の様にキラキラとしている

 

しかしそんな彼を抱き枕にしているエレンは半ば呆れ気味だった……

 

 

「ホント、そのヒーローモノ好きだよね」

 

「うん!大好きだよ!」

 

彼女の問いにカズはまるで幼い子供の様に答えた

 

 

「ふーん……大好きね………」

 

アタシはカズをぎゅっと強く抱きしめる

 

「アタシ以外に大好きって言うんだ……ふーん………」

 

最近はクスリ無しでもだいぶアタシに依存してきたのに………

なんでアタシ以外に大好きなんて言うのかな………

 

 

エレンの中にどす黒い嫉妬心が渦巻く

 

それが例え映像作品…主演が同性だとしてもカズに好意的に受け止められてるのが気に入らないのだろう…

 

そしてエレンはテレビの電源を切る

 

 

「あれ?なんで切っちゃったの?」

 

カズは不思議そうに彼女に聞く

 

「………」

 

無言だ……しかしだんだんカズを抱きしめる力は強くなっていく……

 

「エレン……?いたいよ………?」

 

カズも不安そうな顔をしている…

 

 

しばらくの沈黙……

 

 

 

 

「カズさ、アタシとあのヒーローどっちのほうが大切な訳?」

 

「え……?」

 

カズ、圧倒的困惑

 

 

「どっちが大切な訳?」

 

エレンの声がひくくなり圧を感じる……

 

「えっ……と……」

 

もちろんエレンはめちゃくちゃ大切な存在だし……

いないと生きていけないけど……

 

ぼくにとっては仮面ライダーもぼくの精神を支えてくれてる大切な存在だし………

 

 

「答えられないの?」

 

「…ッ……」

 

ぼくは下を俯きながら言う………

 

「どっちも大切だから…答えられないよ……」

 

どうやらぼくは選択を間違えたらしい……

 

 

 

「はぁ……」

 

「ふーん…そういうこと言うんだ……カズ。」

 

キレてるのがわかる位声が低い……

 

「ごめ…ごめんなさい……」

 

ぼくはエレンに謝る……

 

「今は謝罪を求めてないから…」

 

エレンはそういうとぼくを膝から降ろしソファから立ち上がる…

 

「アタシ出かけてくる…」

 

出かける……?

 

もう遅いのに……?

 

『捨てられる』という5文字が頭をよぎる……

 

 

「いやだ!」 

 

ぼくはエレンの足にしがみつく

 

「行かないで!ごめんなさい!」

 

「ぼくを捨てないで!」

 

「エレンが一番大切だから!」

 

しかしエレンの方がやっぱり力が強い……

 

ぼくは振り払われて………

 

 

「行っちゃった…………」

 

「捨てられちゃった…………」

 

へたり込んで動けない………

 

「うっ……うぅ……」

 

ぼくの目から涙が溢れてとまらない……

 

「ごめんなさい…ごめんなさい…」

 

暗い部屋で一人きり……

 

「ひとりぼっち怖いよ……」

 

「うぅ……エレン……」

 

「帰ってきてよ………」

 

 

部屋にはカズの嗚咽する声が響いていた……

 

 

 

 

 

カズを振り払って外に出てきたエレンはというと……

 

 

「はぁ……カズかわいすぎ………」

 

 

カズの可愛い姿を見て嫉妬も忘れて興奮していた…

 

 

 

「少し冷たくしたらあんなに縋ってきて……」

 

ゾクゾク

 

「今頃アタシに捨てられたとか思ってるのかな?」

 

「アハハ…アタシがカズを捨てるわけないのに」

 

カズがアタシに依存しているという事実が嬉しくてたまらない

 

そしてアタシは少し散歩をして家に戻る

 

ドアを開け……

 

「ただいま…って」

 

アタシが玄関に入った瞬間にカズが飛びついてくる

 

「エレンごめんなさい捨てないで」

 

ゾクゾク

 

目真っ赤にして泣きながらアタシに縋ってる……

 

よほど怖かったんだ…アタシに捨てられるのが……♡

 

ホント、かわいすぎ………♡

 

アタシはもう少し冷たくしてみる……

 

「なに?シャワー浴びたいから邪魔なんだけど」

 

「…ッ……ごめんなさい……」

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……捨てないで下さい…………」

 

ゾクゾク

 

カズの絶望した顔も………

 

アタシはカズを振り払ってシャワーを浴びに行く

 

 

「嫌われた…エレンに嫌われちゃった……」

 

「ごめんなさい…ごめんなさい…」

 

「うっ…うぅ……」

 

ドア越しにカズの泣く声が聞こえる………

 

ゾクゾク

 

「ホント…かわいい……」

 

 

 

シャワーも浴び終わり寝間着に着替える…

 

アタシはこの間買ったつなぎのパジャマに袖を通していたが………

 

「これ…でかすぎ……」

 

ぶかぶか過ぎて人がもう1人ぐらい入りそうなぐらい……

 

人がもう1人……………

 

 

「良いこと考えた…」

 

「いじわるしたし…ご褒美あげないと……♡」

 

 

 

 

そしてアタシは入れ違いで入ったカズの下着以外の着替えを隠す……

 

というかアタシがシャワーから出た時のカズの顔可愛かったな……

 

 

「そろそろ…」

 

カズお風呂から出てくる……

 

楽しみで仕方がない………

 

 

お風呂場で泣いていたのかカズが目を赤くさせながら肌着と下着の状態で出てくる……

 

 

「カズ来て…」

 

「…ッ」ビクッ

 

少し怯えてる……

 

「はぁ……かわいすぎ……」

 

アタシは目の前にきたカズを抱き上げベットに押し倒し自分のパジャマに押し込む。

 

捕食してるみたいで興奮する……

 

 

「カズ…もう動けないね……?」 

 

「え…?え…?」

 

カズは状況をまだ理解できないみたいだ…

 

服の中でアタシとカズの肌触れ合う…

 

つなぎだから逃げる場所はない……

 

次第に理解しはじめたのかカズは顔をどんどん赤くする……

 

「あ…え?エレン…?」

 

「カズ…アタシ言うことあるでしょ?」

 

「うん、エレンごめんなさい…エレンが一番大切だから…ぼくの事捨てないで……」

 

カズはアタシに涙声で言う……

 

ゾクゾク…

 

「あぁ…もうダメ……」

 

アタシはカズを服越しにぎゅーっと思い切り抱きしめる

 

「温かい……」

 

カズの体温が肌に直接伝わる……

 

 

「カズ…幸せそうな顔してる……」

 

「……♡」

 

アタシが抱きしめるだけなのにこんなだらしない顔して………

 

「ほら…ぎゅーっ……」

 

「………♡♡」

 

 

「あぁ…もうカズ、アタシいないとダメになっちゃったね……………」

 

 

「アタシが一生一緒だから…………」

 

 

 

 

「もう離さないよカズ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サメの胃袋からは逃げられない……

 

 

 

 

 

 

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「あら…ライカンさん?こんな遅くに紅茶なんて飲んでると眠れなくなってしまいますよ?」

 

「…あぁ…リナでしたか……いえ……少し考え事を………」

 

 

「エレンとカズのことでしょう?」

 

「わかりますか……」

 

「えぇ」

 

「…私はどうすれば良いんでしょう……」

 

大人としてあの二人をどうすれば……

 

 

「あの二人が幸せならそれで良いじゃありませんか?」

 

「……」

 

「道を間違えそうになったら私達が導いてあげる…」

 

「それで良いではありませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





カズ
仮面ライダー見てたらエレンに嫉妬され冷たくあしらわれて捨てられたとか勘違いしてしまい精神崩壊しかける……
もうクスリがなくてもエレンがいないと生きていけないほど依存している……もうサメの胃袋からは逃げられない。

エレン
特撮ヒーローに夢中のカズにお仕置きがてら冷たくする
カズの絶望した顔はかわいすぎるらしい……
エレンもカズがいないと生活できないほど依存しているため別れること絶対にない。  

因みにつなぎで捕食したあとちゃんと捕食(深)している

ライカン
なんか頭抱えてる。かわいそう。

リナ
あの二人が幸せならいいじゃん?スタイル。

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