二次創作の分際で原作のサブタイをパクる不良二次創作者の図。
繋ぎ回かつ説明回なので原作既読勢にはちょっと冗長かも。めんぼくねぇ。
体育祭編ではオリ展開が多くて苦しめられものですが、やっぱり原作ママは書いてて退屈です。贅沢な二次創作者だねぇ。
「弔、体育祭襲撃はしなくてよかったのかい?」
「いいさ。バカ共の馬鹿騒ぎなんざ興味ない」
「襲撃計画まで立てていたのに?」
「……事情が変わったんだよ」
「へぇ?」
「悪いが、先生にも秘密なんだ。まぁ楽しみにしてなよ、きっとひっくり返るぜ」
「僕がかい?」
「全部さ」
〇
個人的に、雨の日のことは好きだ。
雨音とか、雨のにおいとか、街並みや道行く人なんかも晴れの日とは様子が違っていて、ちょっとした特別感がある。
体育祭の日は季節外れにアツかったけれど、今日は逆にかなり涼しい。梅雨くらい蒸し暑いとイヤだけど、これくらい涼しいなら高い湿度もウェルカムだ。
ただ、雨の日はどうしても面倒臭いことが多くて、そればかりはどうにも頂けない。
雨をかき分けホームに侵入してくる電車は普段より三割増しに混んでいて、見てるだけでもちょっとゲンナリ。
傘袋に入れられた二本の傘を左肘に提げ、それが人に当たってしまわないように気を付けながら満員電車に乗り込む。
傘を傘袋に入れない人も多いから、かっちゃんが濡れてしまわないように、かつ逸れてしまわないように気を付けながら人の波に流されて、人混みの真ん中あたりに流れ着く。これもうちょっとした訓練だな。
本当は隅っことかがいいし、なんなら席に座りたいんだけど、そういう高需要なエリアはとっくに占領されていて、みんな地蔵みたいに動かないので仕方ない。
さっきからスマホに集中しているかっちゃんに倣いニュースを見れば、トップには雄英体育祭の特集記事と僕の顔写真が居る。
休みの間に体育祭の映像を見返したりしてたんだけど、画面から山下大輝ヴォイスが聞こえてきてびっくりしたよ。そういえば僕ってこんな声だったなぁって。
自分の声って違って聞こえるんで気付かなかった。身長とか見た目とか変わってるのに声はそのままなんだね。なんか面白い。
「お兄さん、お兄さん」
「? 僕ですか?」
「そう君。緑谷君だっけ?体育祭見てたよ、すごかった」
「あはは、ありがとうございます」
うーん、このイベントはまぁいいんだけど、かっちゃんの後ろのおじさんが何だか挙動不審だ。
“視”てみれば、彼の革靴の中にはカメラが仕込まれていて、足の甲には小さな眼球がギョロついている。
「優勝おめでとう。凄い個性だよね、話題になってたよ。どんな個性なんだい?すごく万能な個性みたいだけど」
「えーっと……」
「界隈では“衝撃波を出す個性”派と“超再生の個性”派が主に争っててね、衝撃波の方で考えると移動とか攻撃は説明付くんだけどそれじゃぁ再生能力の説明がつかないし、超再生の方だと移動とか攻撃とかどうすんのって話でね」
「はぁ」
「私は超再生の方だと思っててね、それに加えて自爆のようなことができるんじゃないかと思ってるんだ。こう、再生のパワーをあえて暴発させる的な。それで、自分の肉体を一部切り離してそいつを爆発させることで、あの弾かれるような移動だったり攻撃だったりを実現してるんじゃって……。どうかな、合ってる?」
「……ノーコメントで」
生返事を返しながら、かっちゃんの股の下に足を差し入れようとするおじさんを妨害する。
既にカメラは無力化してあるから無視してもいいっちゃいいんだけど、覗きを許すのも癪だからね。どんな個性かも分かんないし。
勿論かっちゃんはスパッツを着用しているんだけど、大抵こういう人って盗撮行為そのものを求めてるから、スカートの中がどうであれ喜ばせちゃうんだよね。
話しながらもうまいことかっちゃんと立ち位置を入れ替えて、おじさんとかっちゃんの間に僕を入れることには成功したんだけど……。全然諦めてくれない。なんだかなぁ。
……というか、結構不審な動きをしているはずなのに、話し相手のおじさんは全然気付かない。どころかヒートアップしていく。
滅多なことを考えるもんじゃないけど、グルとかじゃないだろうね?もしかしてこの会話、陽動とかだったりする?
「つまりね、君の個性ならもっとスマートで、強烈な勝ち方ができたんだよ。あんな血みどろのグロテスクな姿も、ゲームのボスモンスターみたいな姿も見せずに済んだんだ。あぁ、僕が君のような個性だったらなぁ。なんで強い個性の人に限って思慮が浅いんだろう。僕だったら絶対もっとうまいやり方を見つけるのに」
「そうですか」
「いいかい、君は若いから分かんないだろうけど、個性が強いからって頭がよくなるわけじゃないし、ヒーロー科に受かったからって正しいことができるようになるわけじゃないんだ。最近の子はそこら辺履き違えてるから困る。聞いてるかい?君の話だよ」
「はぁ」
「まぁ、雄英ならそこらへんうまく教えてはくれるんだろうけど……。っていうかそうだ、君オールマイトに教えてもらってるんだよね?どう、彼の授業は?やっぱりナンバーワンの授業は一味違う?」
「そうですね」
「そっかー。いいなぁ、羨ましいよ。僕も君のような個性に生まれられたら……いや、自分の個性とも長い付き合いだし、折り合いは付けてるんだけどさ。というか、そう考えたらやっぱり君はまだまだだよ。オールマイトに教わっておいてあの体たらくだなんて。もちろん優勝はすごいんだけどさ、それに慢心してちゃいけないって言うか」
「わかってますよ」
盗撮おじさん(仮称)が全然諦めてくれない。どうしようかな、下手にカメラ壊しちゃったから決定的な証拠がない。
もういいや。電車の揺れに合わせて姿勢を崩し、よろめいたふりをして盗撮おじさんの足を(正確にはその上の眼球を)踏んづける。
「ギャアッ!?」
「ごめんなさい!大丈夫ですか?」
「こんのっ……クソガキィ!ナメてんじゃねぇぞ!」
「やめるんだ!」
激高した盗撮おじさんを制止したのは、
「大丈夫かい、少年?怖かったね。でも大丈夫、僕がいる!」
「はぁ、ありがとうございます……」
「でも、いくら雄英体育祭の優勝者だからって……あー……人の足を踏むのは良くないぞ!」
「ええ、反省しております。ついバランスを崩しちゃって。精進が足りませんね」
「あー、うん。頑張り給え。えーと……そちらの彼女も、大丈夫かな?」
「……」
結構遠い地域を担当しているはずの彼は、妙に芝居がかった口調で絡んでくる。どうでもいいけど満員電車でポーズ決めるのやめた方がいいですよ。
かっちゃんにも話しかけてるけど、かっちゃんはスマホを弄ってガン無視の構え。僕らの冷めた反応に少々苛立った様子を見せるヒーローおじさん(仮称)。そんなだから人気出ないんだよ。
大体あなた、さっきからチラチラ様子窺ってましたよね?仮にもヒーローが異変に気付かないとかありえないし、さっきまで騒いでた盗撮おじさんも説教おじさん(仮称)も妙に大人しいし……何だかなぁ。
「と、とにかく!彼は私が厳重に注意しておくからね!安心したまえ!」
「ありがとうございました~」
結局、おじさん達は次の停車駅で降りて行った。さようなら~。
なんかイベントが妙な変化を遂げてたなぁ。
たぶん、雄英体育祭準優勝者の恥ずかしい動画が撮れればそれで良し、もしも僕が盗撮に反応して騒ぐようならそれも良しって感じで、「朝の電車で若き正義感を迸らせた雄英体育祭優勝者、現場に居合わせたヒーローがこれを諫めるとともに事件解決」みたいな風に僕を踏み台にして自分をアピールしようって魂胆だったんだろう。
図らずも、彼らの企みを阻止できたワケだ。結果オーライだね。
なお、かっちゃんはここまで終始無言である。流石すぎない?
……体育祭でヘイトを稼いだんだし、こういうイベントが起きるだろうなぁとは思ってたんだけど、想定よりも直接的な形でかっちゃんに害が及んじゃった。
実は今日も一人で登校しようと思ってたんだけど、駅にかっちゃんが待ち構えてたんだよね。敵わないや。
まぁ、いい。とりあえずはやり過ごせたんだ。
いつまでこんな風にできるかわかんないけど、可能な限りは頑張らなきゃね。
〇
「やっぱりテレビで中継されると違うねー!超声かけられたよ来る途中‼」
「俺も!」
「私もジロジロ見られて何か恥ずかしかった!樺月ちゃんは?」
「別に」
「うっそだー!どうなの緑谷君?」
「あはは、特には何も無かったよ。期待外れでごめんね」
「いいなぁ、私も体育祭出たかったです」
「トガさんは体育祭の日何してたの?」
「みんなの雄姿をじゃがりこ咥えて見てましたよ。ホークスと一緒に、テレビ越しで」
「どういう状況……?」
「たった一日で一気に注目の的になっちまったよ」
「やっぱ雄英すけえな……」
「おはよう」
相澤先生が入室した瞬間にピタリと収まる生徒たち。
息を吸って、声を揃えて、みんなでいっしょに『おはようございます!』
「はいおはよう。早速だが、今日の“ヒーロー情報学”ちょっと特別だぞ」
例によって謎に溜めを作る相澤先生。
小テストでもあるのか……?みたいな雰囲気が漂うけど、何のことはない。
「 『コードネーム』 ヒーロー名の考案だ」
「胸ふくらむヤツきたああああ‼」
皆と一緒に喜んで、みんなで一緒に睨まれる。体育祭を経て連帯感が増してきたね。
「というのも、先日話した『プロヒーローからのドラフト指名』に関係してくる」
「指名が本格化するのは、経験を積み即戦力として判断される2・3年から……」
「つまり今回一年のお前らに来た“指名”は将来性に対する“興味”に近い」
「卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセル、なんてことはよくある」
「大人は勝手だ!」
「頂いた指名がそんまま自身へのハードルになるんですね!」
「そ。で、その集計結果がこうだ」
表示された棒グラフは、僕とかっちゃん、轟君に指名が集中したことを示している。
僕が一番多くて三千件くらい、次点がかっちゃんで約二千。ただ、かっちゃんと轟君の差はあんまりないね。轟君は家族関係の話題性でバフが入ったかな?
轟君はエンデヴァーの所に行くんだろうに、こんなに指名が集まるなんてねぇ。「あの家系は多くのプロヒーローを輩出している。特にあの子の父親はNo.2だ。将来有望だよ」みたいな感じだろうか?サラブレッドだね。
「例年はもっとバラけるんだが……三人に注目が偏った」
「だ~白黒ついた!」
「見る目ないよねプロ」
細かい数字は覚えてないけど、僕ら以外の皆に原作との大きな乖離は無さそうだ。よかったよかった。
「この結果を踏まえ……指名の有無関係なく、いわゆる職場体験ってのに行ってもらう」
「お前らはUSJン時、一足先に経験してしまったが……。プロの活動を実際に体験して、より実りある訓練をしようってこった」
「それでヒーロー名か!」
「俄然楽しみになってきたァ!」
「まァそのヒーロー名はまだ仮ではあるが、適当なもんは……」
「付けたら地獄を見ちゃうよ‼」
突如扉がガラリと開き、現れたるは我らが痴女……もといミッドナイト。
「学生時代に付けたヒーロー名が!世に認知され、そのままプロ名になってる人多いからね!」
両手を頭の後ろで組み、謎に
「ミッドナイト‼」
「まァそういうことだ。その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。……俺はそういうのできん」
「将来自分がどうなるのか、名を付けることでイメージが固まりそこに近づいてく」
「それが『名は体を表す』ってことだ。……“オールマイト”とかな」
各人に小さなホワイトボードとペンが配られ、各々記入していく。
雨だからかインクの臭いが強く感じられて、妙に懐かしい。
思い出せないはずの、
僕はどんな“人間”なんだっけ。
原作の僕のヒーローネーム、「デク」。
これは宮沢賢治の詩、「雨ニモマケズ」に由来する。
雨にもまけず
風にもまけず
雪にも、夏の暑さにもまけぬ
丈夫なからだを持ち
欲は無く
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし判り
そして忘れず
野原の松の林の影の
小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りのときは涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き
皆に「デクノボー」と呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういうものに
私はなりたい
とても、とても良い詩だと思う。
これこそまさに、僕の目指すべきヒーロー像だ。
「だから、僕のヒーローネームは『デク』です」
「いや、何が『だから』なん……?」
「緑谷、いいのかそれで?」
「うん、これがいいんだ」
「『デク』って樺月ちゃんがよく呼んでるよね?」
「……アタシがくれてやった渾名だよ」
「おいおい、嫁のくれた名でヒーロー活動ってか?」
「そんなんじゃないさ」
「緑谷君、本当にいいのね?」
「ええ」
「それじゃあ、あとは爆豪さんと渡我さんだけど……」
「はいっ!私行きます!」
教壇に立ち、開けられたホワイトボードには「トガヒミコ」の文字列。
原作通りだね。轟君と飯田君に続いて、3人目の本名だ。
「トガさんも名前ね。それでいいの?」
「はい。もうこの名前で通ってますし」
「そう……。それじゃあ、最後は爆豪さんだけど……」
「っす」
教壇に立ち、ホワイトボードを取り出すかっちゃん。
まぁ僕は幼馴染特権があるから、そこに何と書いてあるのか知っている――――
「『
「ええ!?かっちゃん『
「うっせー黙れクソカス死ね」
「そうねぇ、『鬼』の文字にはマイナスのイメージが付きがちだし、緑谷君の言う『爆姫』もかわいいと思うけれど……」
「……姫っつったら守られる側だろが。ヒーローが姫やってどうすんだよ」
「ふふっ、それもそうね。それじゃあこれで全員決まったってことで、起きて相澤君」
「……職場体験は一週間。肝心の職場だが……指名のあった者は個別にリストを渡すから、その中から自分で選択しろ」
寝袋に足を突っ込んだまま平然と説明し始める相澤先生。なんだか慣れてきたぞ。
「指名の無かった者は、予めこちらからオファーした全国の受け入れ可の事務所40件……この中から選んでもらう」
「それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なる。よく考えて選べよ」
「かっちゃんは職場体験どこにするの?」
「エンデヴァーんトコ」
「指名来てたんだ?」
「燈火姉ぇが出したんだと思う。気に入ってたし」
「そうなんだ。なんか話し込んでたもんね」
「まーな。イズクは?」
「ベストジーニストの所かな」
「イズ君ジーニストの所行くんです?」
「? うん、そうだけど……」
「私、何故か一件だけ指名が来てて、それがジーニストなんです。ジーニストはタイプじゃないけど、イズ君が行くなら私も行こうかなぁ」
「あんまりそういう決め方はお勧めしないけど……体育祭に出させて貰えなかったトガさんに指名ってのは、何か理由があるのかもしれないし、断るのはもったいないか。トガさん、職場体験ではよろしくね」
「はい!」
「爆豪、こっちも燈火姉ぇが迷惑かけると思うが……」
「迷惑なもんかよ、せいぜい学ばせてもらうさ」
「そう言ってくれると助かる」
〇
放課後。
今日も今日とて放課後訓練。今日は全員参加だ。
体育祭からなんだかんだ続いている放課後訓練では、皆のやる気が参加率に現れている。素敵だね。
本日の訓練メニューは“マクスウェルの悪魔ごっこ”。
手順はちょっと複雑で、斥力場で掌サイズの小さな箱を作ってそれを二つの部屋に分け、どちらか片方の部屋を「高温の部屋」、もう片方を「低温の部屋」とする。
そして部屋の中の空気分子が二つの部屋の仕切りに近づいた際、温度の高い(運動エネルギーの大きい)分子は高温の部屋に、温度の低い(運動エネルギーの小さい)分子は低温の部屋に、それぞれ偏るように仕切りに分子一個分の穴を空けたり閉じたりするのだ。
ふざけたネーミングとは裏腹にかなり難易度が高く、最近はこればかりやっている。
およそ21桁(推定)という膨大な数の空気分子の位置と速度をすべて把握し、かつ斥力場をナノレベルで操作するのは至難の業で、まだまだ成功には程遠い。
ただ、これができるようになる頃には【鳥瞰】の精度も斥力場の操作も今とは別次元になっていることだろう。頑張らなきゃね。
もちろん、この訓練は家で一人でもできるものだ。
なので――――
「上鳴君、もうちょっとイケる?」
「ちょ、ちょっとタンマ……」
「轟君は?」
「俺はまだイケる」
まず、上鳴君と轟君との合同訓練。
上鳴君は僕の液化した体に両腕を突っ込んでいて、右腕で放電しつつ左腕で充電する訓練。僕から見ると右腕から給電して左腕に放電してる形だね。
轟君は上鳴君とやっている訓練の熱バージョン。放熱と放冷を同時にやってもらって、僕は逆に吸熱と発熱をやる感じ。
上鳴君は首から下だけを帯電させて頭はショートさせないことを、轟君は個性を使っても体温を保つことを、それぞれ目標として励んでいる。僕はまぁ、吸発熱と吸発電の効率化・大容量化だね。
さらに、それだけでなく。
「緑谷ァ!休憩終わりだ!もいっちょ頼む!!」
「オーケー!ちょっと強度上げるよ!」
「バッチ来い!」
切島君を強めにピンボールして彼の強度向上訓練の手伝いをしたり、
「み、緑谷……ちょっと、ちょっとだけでいいから、休憩……」
「オーケー、あと10本で休憩ね」
「待っ―――――ギャアアアアア!?」
峰田君を斥力場で投げ飛ばして【もぎもぎ】で軟着陸させ、【跳峰田】の高速機動に備えたり。
などなど、適宜みんなの訓練を手伝いながらやっている。
うーん、充実してるなぁ。
「ウギャアアアアア!!」
ちなみに、かっちゃんはトガさんとマンツーマンで対人訓練をやっている。イイね。
「助けてェエエエエ!!!」
さてさて、放課後は短いんだ。
多少ハードでも、効率的にやらなきゃね。
「鬼!悪魔!!緑谷ァアアアア!!!」
冒頭の説教シーン、三千文字ぐらいあるんですがマジ一時間くらいで書き上がりました。体育祭編二ヶ月かかったのに……。
本作の1-Aは21人いるのでヤオモモが一人はみ出す形で席配置されてるんですが、この場合(「が」と「こ」で「が」を先にすると)トガちゃんが主人公の隣に来ます。トガちゃんの執念が現実に侵食して来たンゴ。くわばらくわばら。
Q:主人公の言う「ヘイト」って何?主人公が生意気って事?
A:それもありますが、それだけではありません。
体育祭にて、主人公は何度も致命傷(に見える傷)を負い、そこから即座に再生している姿を繰り返しカメラに映しています。決勝ではモンスターのような姿を見せたこともあり、視聴者に「こいつには何をやっても大丈夫だ」といった意識を植え付けました。
それで、まぁ、「何をしてもいい奴」の隣に美少女が居たらそりゃ影響あるわなっていう。かっちゃんは度胸がありますねぇ。