TSかっちゃんは絶対巨乳。異論は認めん。
かっちゃんはでっかい錘をぶら下げたままぴょんぴょこ跳ね回るので、それ相応に頑丈なブラを着用しています。たぶん特注。
僕は冬が好きだ。
普段から冬は好きだけど、お風呂上がりは特にそう思う。
火照った体をさらっていく冷たく乾いた空気の感触がたまらない。なんというか、生を実感する。
とはいえいつまでも浸っているわけにもいかない。ちょっとゆっくりしすぎたみたいで、やや時間がまずい。
「遅刻しちゃうわよ出久、早く朝ごはん食べちゃいなさい」
「ありがとうお母さん、いただきます」
ありがたいことに朝食が用意されているので、感謝しつつ掻き込んでいく。
本日のメニューはご飯(どんぶりに山盛り)に味噌汁(豆腐とわかめのシンプルなやつ)、よく焼いた塩鯖に卵焼き、ほうれん草のお浸しとおから和えときんぴらごぼうとお漬物。
……朝からこんなに豪華な食事を摂ることのできる人間がこの世界に何人いるのだろう。
今この瞬間、僕は、世界でもごく一握りの幸福を得ている……っ!!
「ごちそうさまでした!行ってきまーす!!」
「行ってらっしゃい、気を付けてね」
アホなことを考えてる間に食べ終え、急いで家を飛び出す。
冬特有のドライな空気が冷たく出迎えてくれるけど、気にせず走る。
街路樹はみんな葉を落としきっていて、落ち葉もきれいに掃除されてしまっているから、なんだか町が色あせて見える。
吐く息を白くたなびかせつつ住宅街を走り、かっちゃん家に着けば、かっちゃんはまだ出てきていなかった。
よかった、今日は遅刻せずに済んだみたいだ。
「ん、今日は遅刻しなかったな。えらいぞ」
「えへへ。改めておはよう、かっちゃん」
「おう、おはようイズク」
どうも結構ギリギリだったみたいで、すぐにかっちゃんも家から出てきた。
おはようは早朝ランニングの時にもう言ったんだけど、改めて朝の挨拶をする。
特に中身のない会話なんだけど、こういうちょっとしたやり取りが不思議と楽しい。
「んじゃ、行くか」
「うん」
立ち話しててもしょうがないので、肩を並べ歩きだす。
かっちゃんは個性柄寒いのが苦手なので、この時期になるとモコモコになってかわいい。
それに加え、僕が個性でこっそり熱を放出するので、肩が触れ合うくらいの近さで歩いてくれる。幸。
それだけ寒がりなのにスカートは短めで生足を見せつけているのも、何か強いこだわりが感じられて実にかっちゃんらしい。
現在14歳である僕は、もうすぐ原作に突入する。
個性の訓練は順調で、かっちゃんとの関係も良好。
パーフェクトではないんだろうけど、自分なりに結構頑張ったと思う。
「……イズク」
「なに?」
「……」
「?」
「……なんでもない」
「??」
なんだろう、珍しく歯切れが悪い。
かっちゃんが何かを口籠もることなんて滅多にないのに……何かあったっけ?
〇
なんて思っていた時期が私にもありました。
学校に着いてすぐ気づいたよ。今日バレンタインだった。
そっかー、かっちゃんの様子を見るに、今年こそは何か用意してくれたのだろうか。
かっちゃんも昔は毎年チョコくれてたんだけど、何年か前からくれなくなったんだよね。かっちゃんのチョコほしいんだけどな。
個性社会においてもバレンタインの文化は健在で、毎年この時期には湯水のごとくチョコが消費される。
前世でも原作でもチョコなんかまず貰えなかった僕だけど、今の僕は原作と違い普通に個性がある。
それなりにクラスの女子とも交流があるので、俗に「バラマキ型」などと呼ばれる、不特定多数にチョコを配り歩くタイプの女子からチョコを恵んでいただくなどすることで、毎年の獲得チョコ数を水増しすることに成功している。
……まぁ、個性の特性上チョコを食べられない人は少なからずいて、そういう人の大半は動物系の異形型なので、このイベントが異形型差別を助長しているって指摘もあるんだけどね。
もちろんそういう人が食べられるチョコもあるから、不特定多数に配られるチョコのおこぼれに与れないことがあるってだけで、バレンタインを楽しんでいる異形型個性の人も全然いるんだけど。
「おはよう緑谷君、チョコあげる。義理だけど」
「ありがとう長谷川さん。ありがたく頂くよ」
「……渡しといてなんだけど、受け取っちゃっていいの?」
「? 何かマズかった?」
「いや、大丈夫ならいいんだけど……」
かっちゃんと別れて(クラスが別)自分のクラスに入ると、バラマキ型女子から義理チョコをいただいた。
何やら気にしているみたいだけど、君の考えているようなことは何もないよ?
「お、おはよう緑谷君。あのこれ、その……」
「おはよう竹田さん。チョコくれるの? ありがとう。大事に頂くね」
「あ、緑谷君。あたしもあげる―」
「ヒーローチョコじゃん、ありがとう藤宮さん僕これ大好きなんだ」
「緑谷君が好きなのはヒーローでしょ~?」
「あはは、バレた?」
ありがたいことに僕にチョコを恵んでくれる女子は複数人いて、笑顔でお礼を述べつつそれらを拝領する。
個性があるとはいえあんまりモテるタイプでもないんだけど、何故か義理チョコは結構もらえるんだよね。
きっとかっちゃんにレディとの接し方を叩き込まれたおかげだろう。本当にかっちゃんには頭が上がらないや。
「お前ら席に着けー。チョコ出してる奴はさっさと隠せ。一応禁止だぞー。あ、ただ、先生にチョコをくれるって人は見えるところにそっと置いといてね。没収させて貰うから」
先生が教室に入ってきて注意(?)するけど、みんな心なしソワソワしたままだ。先生も半ばそれを容認している。
ここら辺適度に寛大なのが、この先生が好かれる理由なんだろうなぁ。
浮ついた雰囲気の中、HRが始まる。
窓の外は曇天で、雪でも降り出しそうな空模様だった。
〇
放課後。
「イズク、帰るぞ」
「うん」
いつものように、かっちゃんと一緒に帰る。
この時間帯は二月の寒風も少しやわらかで、朝同様モッコモコのかっちゃんも心なし穏やかに見える。
「かっちゃん、今日の訓練どうする?」
「……いや、今日は勉強する」
「僕の家でする?」
「アタシん家でやる。イズクは訓練しててもいーぞ」
「勉強の合間にやるよ。高校の範囲の復習しときたい。最近勉強会やってなかったしね」
「ちゃんと文系科目もやれよ。雄英の入試は得意科目だけで勝負できるタイプじゃねーぞ」
「……教えてもらっていい?」
「そのための勉強会だろーがバカ」
「助かるよ。……理系科目は高校範囲まで予習してるんだけどなぁ」
「文系科目から逃げ続けた末の副産物だろーが。いい加減苦手意識なくせ。特に歴史」
「うぅ……超常以降はそこそこできるんだけどなぁ」
「ヒーロー関連だけだろーが」
前世でも歴史は苦手科目だったけど、それに加えこの世界の歩んだ歴史は前世で学んだソレとちょっとずつ違うので余計に手こずっている。
超常以降の、ヒーロー関連の歴史なら興味があった上にゼロから覚えればよかったのでそんなに苦手でもないんだけどなぁ。
「……あと、ママが、飯食ってけって」
「そうなの?嬉しいな、結構久しぶりだよね」
「引子さんには、泊まりの許可ももらってるらしい」
「いつの間に……。じゃあ、久しぶりのお泊りだね。一回帰って着替えだけ持って来ようかな?」
「着替えなら置いてあるだろ」
「いつも着てるやつがあるから……」
「テメーあのクソダサTシャツ持ってくる気だな?アタシの目が赤いうちはあんなもん着させねーぞ」
「そんなぁ……」
今夜はかっちゃんセレクトのパジャマで寝ることになるらしい。
別にいいんだけど、あのパジャマ僕にはかっこよすぎてなんか落ち着かないんだよね。
まあいい、奇しくも今日は金曜日。
泊まっていいらしいし、夜まで訓練と勉強して、そのまま土日もやっちゃおうかな。
土日は纏まった時間が取れるから外で訓練することが多いんだけど、屋内での訓練を朝から夜までぶっ通しでやるのもまたオツなものだよね。
「あだっ!?なんで殴るのさかっちゃん!?」
「いや、なんかクソボケだったから」
「どんな理由!?」
「うるせー早くいくぞ」
「あっ、待ってよかっちゃん!」
〇
冬の家電と聞いて、人々は何を思い浮かべるだろうか?
人それぞれ違った答えがあるだろうけど、そこにコタツが入らないことは稀だろう。
炬燵は良い。
冬の炬燵は何にも代え難い幸福を齎してくれる。
もはや神器と言っても過言ではない。
だからそう、僕が炬燵に溶かされてしまっても、誰も僕を責めることはできないのだ……。
「寝んなクソデク」
「あいてっ」
アホなこと考えてたらかっちゃんにデコピンされちゃった。
諦めて現実に還ってくれば、眼前には中途半端に黒く埋まったノート。
苦手科目の勉強がひと段落して、現在休憩中。
座卓派のかっちゃんは普段からこの机で勉強するからかかなり大きめ(たぶん六人用とか)の机を使っていて、二人で並んで座ってもあんまり狭くはない。
僕の分の座椅子もあって、ありがたく使わせてもらっている。
すごく快適なんだけど、快適すぎてダメになっちゃいそうだ。
夏場はそうでもないんだけど、やっぱりこの時期の炬燵の魔力は恐ろしいものがあるね。
緑谷出久の頭はかなりデキが良くて、苦手科目でも真面目に取り組めばするする頭に入ってくる。
ただまぁ、それはそれとして精神的な疲労は溜まるので、少々ダウン気味。
「いつも思うけど、オメー苦手科目ってかただ単に勉強してねーだけだろ」
「それを苦手科目っていうんじゃないか」
「フツー苦手科目ってのは“教えてもらってなお理解できない科目”のことを言うんだよ。テメー『教えて』とか言っといて一言もアタシに質問しなかったろーが」
「でも、かっちゃんと一緒じゃないと捗らないのはホントだよ? 家で一人だと全然進まないんだ」
「そりゃテメーが集中できてねーだけだ」
かっちゃんの指差した先には、ミカンの皮の切れ端でできた小さな折り鶴。
個性の訓練も兼ねて、斥力場だけを使って折った逸品だ。我ながらよくできている。
「こんなもん作ってっから捗らねーんだよクソボケヤロー」
「あぁっ!」
せっかく作った折り鶴を、かっちゃんがゴミ箱に放り込んでしまった。 別にいいけどさ、どうせ捨てるし。
「どーせチョコも山ほど貰ってんだろ?出してみな」
「何故この文脈でチョコの話……?まぁいいけど」
休憩中だし、お茶請けにはちょうどいいか。
せっかくだし、キッチン借りてコーヒーでも淹れようかな。
「ひーふーみ……八つか。去年より二つ増えたな」
「どれも義理チョコだけどね。でもチョコを貰える程度には仲良くなれてるってことだし、こうして目に見える形で友好の印を貰えるのは素直に嬉しいかな」
「義理チョコねぇ……。これとこれ、あとこれも。食べちゃだめだぞ」
「? なんで?」
「……見た方が早いか。ほれ」
「うわっ!?なにこれ!?」
かっちゃんが割って見せたチョコの中には、びっしりと毛髪が混入していた。
そりゃあ素人の手料理だし髪の毛が入ることもあるだろうけど、この量はちょっと異常だ。
「これもほら、匂い嗅いでみな」
「……言われてみれば、ちょっと臭いような……?」
「なんか混ぜ込まれてんだろ。何かは知らんがロクなもんじゃねーさ」
「そんなぁ……ちょっとショック。こんな嫌がらせされるようなことしたっけな……?」
「人間ってのは理不尽なもんさ。女は特にな。……わざわざバレンタインチョコって形で渡してくるようなネクラのことは気にすんな。ああいうのはワケわからん理由で逆恨みしてきたりするんだ」
「……そうは言ってもね。誰かに嫌われるのはあんまりいい気分じゃないや」
「……渡し主にはアタシの方で対処しとくよ。全部アタシに任せときな」
「ありがとう。お願いするよ。……あー、小学生以来だなぁこういうの」
「あんときも丸く収まったろ。アンタは何も心配しなくていい。アタシに任せな」
うーん、かっちゃんは頼りになるなぁ。
小学生の時にも一度同じようなことがあったけど、どうしてバレンタインチョコに異物混入なんて陰湿なことをするんだろう。
嫌いなら嫌いって直接……いや、それすら嫌なのかな。
はー、やっぱり前世持ちで精神年齢年上だと中学生に溶け込むのは難しいのかなぁ。前世の記憶なんて殆ど無いんだけど、どこかズレてしまっているのだろうか。
仮にそうだとしても、僕のやることは変わらないんだけどね。今更こんなことで挫けちゃいられない。
ま、女子の世界にはかっちゃんの方が詳しいだろうし、任せておけば丸く収まるだろう。ちょっと不甲斐ないけどね。
間違いなく安全であろう既製品のヒーローチョコ(女性ヒーローの特集されたバレンタイン特別版)を開封し、口に放り込む。
普遍的な甘みと無難な香りが実に癒される。一緒にコーヒーを啜れば、そこはもう天国だ。
同封されたカードはレディ・ナガン。当たりともハズレとも言い難い所だね。
……この世界では、レディ・ナガンが闇堕ちすることなく立派にヒーローをやっている。
僕ら以外にも原作との相違点はたくさんあり、彼女はその一つだ。
レディ・ナガンが立派にヒーローとして活躍している、それそのものは喜ばしいことなんだけど……まぁ、その話は追々。
「イズク」
呼ばれて目を向ければ、かっちゃんのおなかに抱えられていたクッションが腰の後ろに回っている。
意図を察して、ありがたく膝を借りさせてもらう。
かっちゃんは自室だとかなり短めのショートパンツを履いているから、太ももの感触が直に感じられる。
よく鍛えられた筋肉は信じられないほど柔らかいというけど、かっちゃんの場合爆破に耐えるために皮膚でさえよく鍛えられている。
かっちゃんの肌は一般的な皮膚よりも頑丈なんだけど全然硬くなくて、よく鞣された革のような独特の質感がある。
膝枕を堪能していると、かっちゃんも僕の癖っ毛を弄ぶ。
かっちゃんの顔を見上げてみるも、中学生とは思えないたわわに遮られてその表情は伺えない。
……珍しい。膝枕させてくれたのもそうだけど、普段は髪を触ったりしないのに。
僕が落ち込んでると思って励ましてくれてるんだろうか。全然大丈夫なんだけどな。
かっちゃんのお腹に顔を押し当て、大きく深呼吸してみる。
個性の影響かかっちゃんは体臭も独特で、柔軟剤の香りの奥に杏仁豆腐みたいな匂いがある。
かなり強めに耳を引っ張られた。さすがにダメらしい。いてて。
かっちゃんはたまにこうして僕と触れ合ってくれるけど、何を考えているのかイマイチわからない。
僕も僕で、わからなくてもいいかなってちょっと思ってる。
幼馴染って、こういうものなんだろうか。わかんないけど、悪い気はしない。
「イズク」
「なに?」
「雄英、受けるんだよな」
「もちろん。かっちゃんもだよね?」
「あたりめーだ。主席合格してやるさ」
「む、負けないよ。主席は僕が貰う」
「フン、なら勝負だな」
「そうだね。何か賭ける?」
「……負けた方が、勝った方のサイドキックになる」
「それは……そうだね、じゃぁこうしよう。在学中、勝負をし続けるんだ。最終的に勝った方が、負けた方をサイドキックにする。最初の勝負が入試で、そこから勝ち星のカウントをスタート。どう?」
「……いーぜ、やってやるよ。ぜってー尻に敷いてやるから覚悟しとけ」
「あはは、それはそれで楽しそうだけどね。まぁ、楽しみにしとくよ」
「ケッ、余裕ぶりやがって……見てろよ」
「うん、ずっと見てるよ」
「…………チッ」
「樺月ー!出久くーん!ご飯できたわよー!」
かっちゃんは何か言おうとしたけど、光己さんの声が聞こえて、言葉を飲み込んでしまった。
今日の晩御飯はキムチチゲらしい。
〇
爆豪家には、予備の部屋や予備のベッドはない。
普通ならリビングでソファにでも寝させてもらうところだけど、僕は昔からかっちゃんと一緒のベッドに寝ていた。
いい加減それが許されるような年齢でもないんだけど、両家の両親含め誰も異議を唱えないので、なんとなくそのままになっている。
「イズク、腕よこせ」
「いいけど……寝ぼけて抱き枕にしちゃうと思うよ?かっちゃんいつもそれで怒るじゃん」
「……黙って腕差し出してろ。そんで血ぃ止まって痺れとけ」
「そんなに僕の腕枕って寝心地いいかな……?」
かっちゃんの膝枕は寝心地最高だし、似たようなものだろうか?
自分で腕枕する分には、全然寝心地よくはないんだけど……。
「……変なことすんじゃねーぞ」
「しないよ。今までしたことないじゃないか」
「どーだか。……おやすみ」
「おやすみかっちゃん」
薄暗い部屋の中、僕に背を向けて眠るかっちゃんの後頭部をぼんやりと眺める。
彼女は、何を思って僕と一緒に眠るのだろう。
自惚れるようだけど、かっちゃんはかなり僕に気を許してくれていると思う。
単に幼馴染だってだけで同衾を許すほどかっちゃんはユルくない。
かっちゃんは、僕のことをどう思っているのだろうか。
忍び寄る眠気に身を任せつつ、そんなことを考えながら瞼を閉じた。
なお、翌朝。
僕はかっちゃんに頬を引っ張られて目を覚ました。
曰く、寝ぼけた僕が案の定かっちゃんを抱き枕にし、なぜか執拗にお腹をさすっていたらしい。
かっちゃん、僕はゴム人間じゃないから、そんなにほっぺた伸びないよ。いたい。
そんなに怒るなら、なんで毎回僕に腕枕させるのさ……。
相変わらず、僕の幼馴染はイマイチ何を考えているのかわからない。
……そういえば、結局チョコ貰えなかったなぁ。残念。
嘘みたいだろ?付き合ってないんだぜ、こいつら……。
主人公はツンツンしてた頃のかっちゃんに散々「ない」と言われ続けたので、完全に諦めてしまっています。このクソボケ野郎が。
かっちゃんもかっちゃんで素直になれずにいるので、結果こんなことに。
私見ですが、ツンデレにもいくつか種類があり、かっちゃんはその中でもちょっと深刻な部類だと思ってます。
原作において、爆豪勝己は所構わずキレ散らかしていたり(感情の制御ができていない)、「なんでこんなこともできないんだ」と発言したり(相手の立場で考えるというコミュニケーションの基礎を欠いている)など、天才マンであることに隠れていますが、かなりの社会不適合っぷりを見せています。
本作のかっちゃんは女性に生まれたことで多少コミュニケーション能力に補正が入っていますが、それでも彼女がうまく恋愛できる日は来ないでしょう。