ラヴィーネ。
『葬送のフリーレン』に登場するキャラクターの一人。
魔法都市オイサーストで開催された一級魔法使い試験の受験者の一人。
三級魔法使いで、お嬢様。
だが口調は男勝りで気が強い。
そんな彼女が今……私の隣で愚痴を吐いていた。
「でさ、兄貴たちを見返したくてさ……魔物を倒しに来たんだよ」
「なるほどね……で、あんなことになったんだ」
ラヴィーネの話を要約すると、三人の兄たちに自分は魔法使いとして一人前なんだぞって言うために、魔物を倒しに来た。
だけど魔物が思っていた以上に強くて、逃げていたと。
うん。魔物と戦っている私が言うのもなんだけど、ラヴィーネって意外とバカだねいてててててててててててて!!ちょ、髪を引っ張らないで!!
「今、私のこと……バカだと思っただろう?」
この子、勘がいいね!?
「いや、だってまだ子供なのにあんな魔物と戦おうとするなんてただのバカじゃいててててててててててて!!」
「うるせぇよ。……なぁ、お前が使っていた魔法、なんなんだ?」
「え?なんだってなにが?」
「惚けるな。お前が使っていた魔法……見たことも聞いたこともない」
「まぁ、オリジナルの魔法だからね」
「……お前が作ったのか?」
「そうだよ」
ラヴィーネは顎に手を当てて、なにかを考え始めた。
「カンネ。お前が使っていた魔法を教えろ」
「え?いや、それはちょっと……それは無理かな」
「なぜだ?」
「私の魔法は……魔法使いになりたい人には、合わないものだかりだから」
私が作った魔法は剣で戦うことを想定してもの。
つまり……遠距離攻撃で戦う魔法使いには合わない。
魔法剣士を目指す私にしか使えない。
「そうか……」
「ごめんね」
「いや、無理ならいい。代わりにお願いがある」
「なに?」
「私と……友達になってくれ」
ラヴィーネの言葉を聞いて、私は一瞬驚き……笑みを浮かべた。
「喜んで。ラヴィーネ……これからよろしくね」
「おう」
私とラヴィーネは握手する。
この日、私は初めて……友達ができた。
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それから一週間後、私はラヴィーネと仲良く……、
「イタタタタタタ!髪、取れちゃう!ふざけんな、ぶっ殺しやる!!」
「やってみろ」
喧嘩をしていた。
もうなんなのこの子!?
私の心の声、なぜか分かるし!髪を思いっきり引っ張るし!!
この子、嫌い!!
絶対にぶっ殺してやる!!
イタタタタタタタタタタタ!!いい加減に離してしてよ!本当に髪が取れちゃうって!!
「おい、あとで魔法を作るところを見せろ」
「今、それ言う!?」
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