これだけチートで成り上がれないって嘘でしょ!? 作:かりん2022
私は、邪神様の予言についてぺろっと話した。
「伊地知、虎杖悠仁について調べて」
「はっ はい!」
応接間で、私と悟、灰原と七海は教師の悟や夜蛾先生と向き合い、コーヒーをご馳走になる。最近、ちゃんとしたコーヒー飲めてなかったんだよね。嬉しい。
「で。宿儺についてはわかった。でもさ、それって、僕ら二人がかりで対応した方が早くない? こっちで作戦は練るからさ。協力してよ」
「確かに」
「俺は傑と二人で頑張りたいので嫌です……」
「もちろん、傑にも二人がかりで協力してもらうとしてさ、ね?」
「「……」私が教祖の私に勝てたら考えるよ」
「絶対勝ってね。久々に手合わせする?」
「俺が先!」
「はいはい。お手柔らかにね?」
「いやー仲良いね、羨ましいよ」
「私が挫けそうな時も、自分が大変なのにずっと応援してくれたしね、悟。悟は私の大切な親友だよ」
「当たり前だろ。傑も寂しかっただろうけど、俺もすげー寂しかったし」
「また硝子に私がいるだろって言われちゃうよ」
きゃっきゃとする二人に、灰原と七海は苦笑。
そんなわけで、手合わせをする事になったのだった。
「悟。私、邪教徒だけど、あまり嫌わないで欲しいな」
「邪神って具体的にどの辺が邪神なの?」
「うーん? そう言われるとね。力を与えて、惑星開拓しようぜってだけの神様だから、生贄とかはないかな。ただ、力を与える過程で化け物になったりするかな」
「呪霊になるって事?」
「似たようなものかな」
そうして、私の頭に黄色い耳が、尻からはふさふさした尻尾が生える。
私の異能は九尾変化である。
「!??」
「じゃあ、勝負だよ。悟」
「おお!」
悟は上着を脱いで上半身裸になる。
パンっと背中を突き破って翼が生えた。
「!??」
硬化した羽が飛んでくる。
私は風邪になってそれを避けた。
うーん、やっぱり悟相手にはこれしかないよね。
私は悟になって、悟に殴りかかる。
無限には無限をぶつければ中和できるのだ。
戦っている時に先生の悟まで乱入する事しばし、泥だらけになって疲れた私は水魔法で体を洗ってブルルッと体を震わせた。
「ダメですよ、そんな。後で僕がドライヤーかけてあげます」
「それ俺がするから!」
灰原と悟が言い争う。
「確かに力をくれるってのはマジみたいだね。邪神様、僕も興味出てきたかも♡ あと、僕も毛並み梳かすのさせてよ」
呪術界はしばし混乱する事になるのだった。
直、虎杖悠仁は学校に連行された。
五条は政治的な駆け引きをさせられる事になるのだが、当然ながら機嫌は良かった。
何せ、自分が死なないためで、親友を引き入れる為である。
傑は本当傑に勝てよ、頼むから。
出ないと根回しが全部おじゃんになってしまうので。
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