これだけチートで成り上がれないって嘘でしょ!?   作:かりん2022

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化け物ストッパー、になったらいいなさんの加入

とりあえず、頭脳担当三人衆はベロベロで活動していて、後のメンバーは学校なので、私1人で夏油くんの話を聞く。

どうやら、乙骨と虎杖、釘崎が無事編入したらしい。

乙骨、虎杖、伏黒などグイグイ追い上げてくる後輩。

乙骨や虎杖に触発されてどんどん上達していく五条。

メンタル強くてポジティブでしっかりと自分を持ったムードメーカーな野薔薇。

迷った時に支えてくれるパンダや棘。

めちゃくちゃな構築術式を使う樹と真依。真依に突っかかる椿。

悟そっくりで優秀な葵。

それらのキラキラダイナマイツな青春パゥワーにコンプレックスを抱いてしまっているそうだ。自分は凡人なんじゃないかと……。

 

相談できてえらい。

 

「まずは、1人で突っ走らず、この力の女神ルナ様を奉ずる教祖桜様に相談した事を褒めます。偉い。頑張った!」

「桜さん……」

「呪霊操術がどんなに凄い術式かとか、いやあんたも十分濃いよキャラとか、そんな事を言ってもらう事を望んではいないのでしょう。貴方はそれを踏まえて言っているのですから」

「桜さん」

「結論から言いましょう。ルナ様は貴方に喜んで力を与えるでしょう。でもその先は奴隷です!! 貴方は利用価値高すぎるので、基本私直轄で働いてもらう事にもなります。 一生! 一生です!! それでも力を求めますか!?」

「うっ……わ、たしは。それでも。それでも悟に置いていかれたくないよ……っ」

「うーん、容易く悪魔に魂を売り渡すどこぞの魔法少女のごときそのムーブ! 普通なら説法のシーンだけど……。その弱さ、愚かしさこそルナ様のターゲットゾーン!! ガッツリ取り込んであげましょう! さあ、求めなさい! 力を!! そして縛るのです! 永遠の忠誠を!」

「わ、たし、は……力を……力が……力がむぐっ」

「そこまでにしておきなさい、夏油くん。かの神は神は神でも邪神です。聖印にも記されているようにね」

 

 口を塞いだのは五条。

 止めたのは七海先生だった。

 

「七海、先生……」

「本性表しやがったな、教祖! 傑は渡さねーぞ」

「隠してませーん」

「それはそう。傑! お前、こんな雑な誘惑に負けんなよな! 傑はそのままでも強いし! 俺だって焦ったりするけど、2人で強くなっていけばいいと思うし!」

 

 そう言い募る五条。でも私は知っている。その思いは、言葉は。夏油には届かない。

 

『今は学生時代を楽しみなさい。卒業したら、あるいは貴方が本当に耐えきれなくなったら、いらっしゃい』

 

 その言葉に、傑は静かに頷いたのだった。

 まあ、二年生の3月に早々と力を求めてきたのだが。

 

 

 誘惑弱すぎぃ!

 




マシュマロ
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