VAMPIRE ARCHIVE   作:個々易々地

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おまたせみんなの曇らせ要員、おじさん(ホシノちゃん)だぞッ☆
(今のところ曇らせる予定は)ないです


闘争の時間

アビドス市街地、(主に人がいないので)閑静な住宅街にどこからか吸血鬼の声が聞こえてきた

 

…………………──────────aaaぁぁああああああああああああああああ フグッ!」

 

その吸血鬼は頭から砂の積もった山に激突したようだが見たところ無事なようだ

 

「無事じゃないよ‼️すっごい怖かったんだから‼️」

『頭に輪っかがあるのだし飛べるのではと思ったがどうやらアテが外れたな』

「これはヘイローって言ってそんな便利なもんじゃないよぉ‼️」

 

住宅街に降り立った(落ちてきた)その二人組は片やアビドスでは珍しい一般生徒(吸血鬼)、片やもう雰囲気から怪しい、逆に通報しない理由がない不審者(吸血鬼)

そんな二人がいるのはアビドス高校から少し離れた住宅街、ユメの「いきなり空から降ってきたらびっくりしちゃうでしょう」という少し的はずれな配慮から人気のない場所へと着地していた

 

「はぁ まあいいや、とにかく無事に帰ってこれて良かったぁ〜」

『それで?このままアビドス高校にむかうのか?』

「あ〜そうだね、マスターがこのままじゃ野宿だしね。あとできたらホシノちゃんにも会っておきたかったけど、夜も遅いし明日にしよっか」

 

ユメは知らない、自分が遭難してから3日ほど経っていたことを、その間ホシノは()()()()()ユメを探していたということを、そしてそのホシノが近くにいてユメの悲鳴を聞きつけ、アーカード(不審者)を見ればどうなるかを、その結果…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダァンッ

 

一発の散弾がアーカードを穿っていた

 

「ユメ先輩から離れろッ‼️」

ダァン ダァン ダァン

 

初撃を受けてフラフラと棒立ちになっていた男を追撃する。

 

「ホシノちゃん⁉️だめその人は──

 

ここでようやく状況を理解したユメが動き出す。

 

だがそれはどうしようもなく遅すぎた

 

「死ねええええええええええええええエエエエェェェェ」

 

 

ダァンッ ダァンッ ダァンッ

 

そして残りの散弾すべてが男の額に放たれ男は絶命した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Excellent』(素晴らしい)

 

 

 

 

 

『素晴らしい、素晴らしいぞ小娘‼️これほど完璧な不意打ちを食らったのは久かたぶりだ!』

 

そこには頭部を吹き飛ばされ死んだはずの男が立っていた

 

 

 

 

「んなっ」

 

これには錯乱状態にあったホシノも正気にならざるを得なかった、いやそうでもしなければ自分の見ているモノが信じられなかった

 

『小娘、お前がユメの言っていたホシノか?まぁそんなことはどうでもいい。これほど唆る相手は神父以来だ、さぁやろうぜPink Bird(桃色の小娘)‼️』

 

「ッ」

 

未だ混乱から抜け出せないなかでも、ホシノは先輩を守るという目的のためだけに動き出した

 

カシャンカシャン ガチャッ

「ホシノちゃんもう撃ったらダメ!」

リロードを済ませ、銃口を向ける。だがその先に男はおらずーーーーー

 

ほぼ無意識にショットガンを盾にする

 

バギンッ

「ふたりともやめて‼️」

『ほぉ、いまのを防ぐかやはりお前は素晴らしい!』

 

いつの間にか回り込んでいた男の拳を受け止める

(力強い、ほんとに人間?)

思わぬ膂力に一瞬怯むもそんな思考を脳裏に追いやり眼の前の敵に集中する

 

バチッ

 

強引に拳を弾きバックステップで距離を取る

 

ダンッ ダンッ

 

そして銃撃。

それに対し男が選んだのは

 

『フハハハハハハハハ』

 

ノーガードの前進

当然散弾はすべて命中し、男の腹に大穴を開け、左肩を吹き飛ばすが

男が次の一歩を進む頃にはすべてが治っていた

 

ダンッダンッ

 

それでも撃ち続けるホシノ、だがその狙いはどれも致命傷にはならない部位に集中する

「ふたりともおちついてよ!」

バギャンッ 「あぁっ」

 

ついにアーカードの蹴りがホシノにとどく、ホシノはそれをガードするがアーカードはガードごとホシノを蹴り飛ばすその拍子にホシノはショットガンを落としてしまう。武器を失ったホシノはその場に崩れ落ちる

 

『どうしたどうした人間、もうあきらめたのか?もう殺せないのか?もう戦えないのか?甘えるなよ、ガキが。眼の前にいる男は吸血鬼さ‼️血を吸い、糧とし、使い魔を従え、蝙蝠となり、人を魅了する化け物さ‼️さぁ人間、立ち上がり武器を取れ憎き化け物は眼の前だ‼️ユメを救うのだろう?さぁさぁさぁさぁハリー(早く)ハリー(早く)ハリー(早く)‼️』

 

そう言い出すやいなやホシノを追撃するために駆け出すアーカードそして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いい加減に、しなさいッ‼️」      ドッガンッ

 

ユメの拳がアーカードに突き刺さりアーカードは地面に叩きつけられ

頭はトマトのように潰されていた

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

十分後

塀や地面がボロボロになった通りで一匹の吸血鬼が傲慢不遜な態度に正座とかいうちょっと矛盾した状態で待っていた。そこにユメが帰ってくる。

 

「ホシノちゃんの手当は終わったよあのまま気絶してたみたい、今はあっちで横になってる」

『そうか』

 

そう短く答えるアーカードの姿にユメは眉間を押さえる。

 

「はぁ〜〜ほんっと今回は許さないからね。ホシノちゃんがいきなり撃ってきたとはいえアーカードなら無傷で止めれたよねぇ。」

『全く持ってその通りだ。すまんな、久方ぶりの強敵につい気分が昂ってしまってな』

「はぁ〜〜〜ぜんぜん反省してないし。まぁ今回はお互い悪かったてことにしといてあげるから二度とこんなことがないようにね」

『善処しよう』

「はぁ〜〜〜〜〜ほんとこの吸血鬼は、まぁこの話は後でね、とりあえずもうすぐ夜が開けちゃうし私がホシノちゃん担ぐからアビドス高校に行こっか。」

 

そうして2匹の吸血鬼と一人の人間は一匹は新たな拠点を得るために一匹と一人は愛しの我が家に帰るためにアビドス高校へと向かうのであった。

 

 




イギリスのスラングでBirdは女性を意味するらしいです。
イギリス育ち?のアーカードとホシノにぴったりだなと思い採用しました
ヘルシングもちょっと遠回しなセリフが多くて好きです。

アーカード:今作の主人公、どっちかというと確実にラスボス今は銃器を持っていない

梔子ユメ:なんかいつの間にかゴリラになってた人固くて再生してゴリラってどこの宿儺の器?

小鳥遊ホシノ:本日の被害者実は万全な状態でやると銃持ち第一第二第三術式開放アーさんと張り    合う、なお残機の数は考慮しないものとする
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