【TS】クラス全員ドラゴン娘にされて異世界転生したった!【共学】   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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復活のエレナ、メアリ

 約1ヶ月半後、卵が動き出してピキピキとヒビが入り、卵が割れると金髪に水色のメッシュが入った髪色をした少女と黄土色の髪色をした1歳前後のドラゴンの赤ん坊が生まれた。

 

「あー、あえあー、よし、喋れる」

 

「転生は成功みたいね」

 

 俺は2人にタオルで包むと直ぐに風呂に入れた後、食事を食べたいと言い出したので、お粥にするかと聞いたら普通の食事が良いと言い、マリーに言って色々作ってもらったが、バクバクと食べ始めた。

 

 それこそ自分の体積以上に食べている。

 

「食欲が無限に湧いてくる……体が成長しようとエネルギーを欲しているみたいだわ」

 

「このご飯というのは美味しいわね……ポキウリという野菜も美味しいわ!」

 

 すごい勢いで食べるのを見て、パンドラとハートも調理を手伝う。

 

 エルリックが

 

「滅茶苦茶食うじゃん。で、どっちがメアリでどっちがエレナなんだ?」

 

 と言い出し

 

「髪色が金髪で水色のメッシュが入っているのがメアリ、黄土色の髪色をしているのがエレナらしいぞ」

 

 と俺が答える。

 

「わぁ、私と金やんの特徴を本当に継承してるね」

 

「可愛い!」

 

 宮永さんと中園さんは2人にメロメロ。

 

 肉体的には俺を含めた3人の特徴を継承していた。

 

 例えばメアリの髪色は俺と宮永さんであるが、瞳が茶色なのは中園さんの特徴でもあるし、翼と尻尾の色がエメラルドグリーンなのは俺と宮永さんの色が混じった結果だろう。

 

 エレナは瞳が金色で俺と同じだが、翼と尻尾は黒っぽい紫色になっており、俺、宮永さん、中園さんの色の一部が混じった感じになっていたし、顔のパーツは俺にだいぶ似ていた。

 

「スキルは最盛期と同じく聖級までは使えますね。やっぱりゴーストだとスキルが低下するようになっていたっぽいわね」

 

「おお、本当に種族がドラゴンだ。ステータスが凄いことになっているわ……」

 

 エレナの言葉にエルリックとシミスターが

 

「「ドラゴン?」」

 

 と質問し、俺が竜人ではなくドラゴンという種族であると説明すると

 

「まぁ竜人がカネダ様みたいに怪力で凄い魔法をバンバンするようだったら竜人の国が世界の端に追いやられる事は無いもんな」

 

「昔会ったことのある竜人は普通の人だったからな……というか竜人ならもっと顔立ちがトカゲっぽい感じになるし、竜人にしては人族の特色強いなぁと思ってたんすよね。まぁ美人なんでなんでも良いんですけど」

 

 納得してくれた。

 

 マリーは冒険者ギルドで冒険者カードを見ているので知っているだろう。

 

「口に入れても入れても食欲が減らないわ……というか体が空腹を告げている」

 

「う! と、トイレ」

 

 エレナとメアリの2人は直ぐにボテ腹になっていたが、トイレに駆け込んで、手洗いしてはまた食べるを繰り返し、巨大冷蔵庫の1週間分の食糧を食べきってしまった。

 

「ふう、食べましたわ」

 

「肉体と魂の定着に時間をかけて正解でしたわ。知識を継承しつつ新しく強い肉体になりましたし」

 

 ちなみに2人にステータスを紙に書いてもらうと

 

【名前】メアリ·カネダ

【年齢】0歳

【性別】女

【種族】ドラゴン

【状態】健康/従属

【レベル】1

【ステータス】

 ·体力  300

 ·力   100

 ·防御  500

 ·器用さ 10

 ·素早さ 2

 ·魔力  650

 ·精神力 89

 ·幸運  68

【スキル】(スキルポイント10)

 ·魔力感知

 ·魔力操作

 ·土魔法(上級)

 ·火魔法(上級)

 ·水魔法(聖級)

 ·風魔法(上級)

 ·雷魔法(上級)

 ·回復魔法(上級)

 

【名前】エレナ·カネダ

【年齢】0歳

【性別】女

【種族】ドラゴン

【状態】健康/従属

【レベル】1

【ステータス】

 ·体力  400

 ·力   100

 ·防御  450

 ·器用さ 15

 ·素早さ 2

 ·魔力  600

 ·精神力 80

 ·幸運  70

【スキル】(スキルポイント10)

 ·魔力感知

 ·魔力操作

 ·土魔法(上級)

 ·火魔法(上級)

 ·水魔法(上級)

 ·風魔法(上級)

 ·雷魔法(聖級)

 ·回復魔法(上級)

 

 になっているらしい。

 

「しかもスキルポイントで新しいスキルが取れますわ!」

 

「勇者と同等の肉体を得ることが出来たらしいですわね!」

 

 2人共に初期の俺達ドラゴンと同等の能力を手に入れることが出来たと喜んでいたが、魂が従属状態で縛られていることは変わらないらしい。

 

「ぐぬぬ、奴隷と同じ状態なのは気に食わないですわね」

 

「でも新しい肉体を得られたということは強くなれるという事ですわね……ちなみにどの様なスキルを取れば強くなれるのですの?」

 

 優しい中園さんがスキルポイント増加のスキルを習得すれば良いと言うが

 

「あら? そんなスキルはありませんわよ」

 

 そう言い、スキルが俺達よりも多くロックされている状態であることが判明した。

 

 とりあえず浮遊と飛行のスキルを習得し、飛んで移動できるようになり、マリーが住む離れの空き部屋をエレナとメアリの部屋にするのだった。

 

 部屋が狭いと文句をブツブツ言っていたが、あまり調子に乗っていると追い出すからなと言うと文句を言うのを辞めた。

 

 それから1ヶ月間エレナとメアリの馬鹿食いが続くが、日に日に大きくなっていくのが分かった。

 

 1日に身長が3センチずつ伸びていき、顔つきもどんどんシュッとしていく……食べている時はボテ腹であるが、数時間もするとぺったんこになり、また食事を求めた。

 

 そんなメアリとエレナに日中は錬金術について学ぶ。

 

 時間があるため宮永さんや中園さんも一緒に学んだ。

 

「錬金術は素材と知識があれば万人が同じ工程を踏めば同じ結果になるように作られているわ。魔法の触媒としての錬金術の場合は本人の素質と力量によって変わってくるけど、加工の錬金術と魔法の錬金術の2種類に大雑多に分かれるわ」

 

「初歩は加工の錬金術から学んでいきましょう。カネダ様の魔法の師であるルシアさんが使っていた植物から種を増やす錬金術もそのうち覚えられると思うわ」

 

 とはいえ最初は座学から。

 

 錬金術の素材には大まかなカテゴリーがあるらしく、鉱物、植物、動物、虫、魚の5種類と固体、液体、気体3種類の組み合わせで大まかなジャンル分けが出来る。

 

 そこから素材を組み合わせてより良い素材を生み出していく。

 

 理科の知識が役立つかと言うとそうでも無いらしく、魚と蜂蜜を錬金釜で混ぜると疑似スライムが出来たり、鉱物と鉱物を組み合わせても相性次第では液体や気体に変わるので滅茶苦茶である。

 

 既存知識があるだけに、錬金術習得は困難を極めるのであった。

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