【TS】クラス全員ドラゴン娘にされて異世界転生したった!【共学】 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
見つけ次第修正します。
部屋に戻って買った物を整理する人や今後に備えて話し合いをする人、長風呂して疲れを癒やす人に分かれて各々分かれた。
俺は今日買った部屋着に着替えてから食堂に降りた。
「金やん凄い格好してるな」
「そうか?」
俺の今の格好は背中が紐で止められたTシャツと短パンのラフな格好である。
ブラが無いのでTシャツが胸で押し上げられてヘソが見えてしまっていたが……。
「どっこいしょっと」
俺はオタクの横に座る。
オタクは何時ものようにドレスを着ていた。
「オタクも着替えてくれば? こっちの方が楽だぞ」
「寝る時にするでござるよ……それよりも金やん明日一緒に行動しないでござるか?」
「別にいいがキープしているバッグを買いたいから昼前に行った鞄屋には行きたいんだが」
「大丈夫でござる。あと2人呼んでいるでござるが」
「2人?」
「ヤッホー金やん」
「金田君凄い格好……」
現れたのは宮永さんに中園さんだった。
「宮永さん、中園さん」
「拙者が呼んだでござるが、当分この4人でチームを組むことにしないでござるか?」
「別に良いが2人は納得してるの?」
「私もOK! 活動するのに4人組組みたかったし、3人なら気心知れてるし」
「わ、私も……大丈夫」
「拙者が考えるパーティーコンセプトでござるが、元男子と女子の比率は一緒にしたかったんでござる。正直私生活の服選びとかは聞かないと元男子の拙者達には無理でござる」
「だろうねー」
「あと仲が良いのもあるでござるが前衛が2、中衛1、後衛1だとバランスが取れていると思うでござるよ。前衛は拙者と金やんが、中衛は攻防のスキルを習得している宮永殿、後衛は回復と魔法が得意な中園殿にして欲しいでござる」
「了解!」
「まぁ妥当だな」
「う、うん」
「ダンジョン……ここでは迷宮でござるがアルベート殿に聞いたら1週間は地球と同じ7日、1ヶ月は30日、1年は12ヶ月の360日らしいでござるよ……地球より5日少ないでござる。で、金やんが前に言っていたコネを作ることを重点を置いた行動をしようと思うでござる」
「というと?」
「1週間のうち迷宮に潜るのは2日以下で、2日は必ず休む。残りの日は体調次第で冒険者ギルドで講義を受けたり、塩漬けされている依頼を受けて地域住民との交流を深めるでござるよ」
「交流深めると何か良いことあるの? オタク?」
宮永さんが質問する。
「社会的信用が得られていくでござるよ。仲良くなればキッチーナ殿の様に指定依頼を受けられるようになるかもしれない。町でお得な情報を知れるかもしれない……それに宿を出て自立する時に知り合いが多い方が良いことは確かでござる」
「まぁそれは確かにな」
オタクの言葉に俺も同調する。
「まぁ金を沢山稼ぐというよりは無理の無い活動と社会経験を増やしていきたいって感じでござる。拙者達の学校バイト禁止だったでござる。故に社会経験が全然無いから慣れていく必要があるでござるよ」
「た、確かに……私もいきなり1人で働くのは怖いかも」
「グループで活動することで慣らそうって感じでござる」
「良いんじゃねぇかとりあえずダンジョンアタックに必要な物を揃えてまたダンジョンに潜る準備を数日でしようぜ」
俺はダンジョンアタックに必要な物を言っていく。
まずバックパック……素材を運ぶのに必要。
次にピッケルと採取用ナイフ……両方ともに採掘や剥ぎ取りに必要。
携帯食糧、魔石で動くコンロ、コンロに合う魔石、麻袋を何袋かも必要である。
「ちなみに行くダンジョンはソレンス迷宮で良いよな」
「もちろん……日帰りを考えているでござるから紫水晶の多くある6階層に行くでござるよ」
「えー、そこまで行くならゴーレムの8階層で良くない?」
「そうなると日帰りは無理でござるよ」
「ちょっと待って計算する……」
俺はマッピングのスキルでソレンス迷宮の内部を確認する。
「まず3階層を出るまでにだいたい1時間半、4階層は落下で済むからほぼ無いのと同じで、5階層の石畳の階層が急げは1時間で突破できて、6階層の紫水晶の所は鉱石が飛んでくるから1時間半はかかる……7階層のピラミッドはショートカットできて……8階層に行くのにだいたい4時間強、往復だから8時間から9時間くらい? ……オタク、8階層まで行った方が多分経験値効率とか宝箱の質や換金物を考えると良いぞ」
「となると2日コースで考えるとして……休むのはピラミッドの所のベースキャンプで良いでござるな」
中園さんも2日なら無理無くできると思うと言う。
ピラミッドのベースキャンプで食事や仮眠を取って、そこから6時間作業、1時間休憩を2サイクルしてベースキャンプで睡眠を取って帰還すれば初日は朝に出かければ翌日の夕方前には帰れる計算になる。
「その計画で良いんじゃない?」
「そうでござるな……これで行くでござる。行くのは何日後が良いでござるか?」
「3日後でいいでしょ。2日あれば準備は整うし」
「よし、じゃあ明日と明後日はダンジョンアタックに向けて準備するぞー!」
「「「おー!」」」
宮永さんの号令でその日は解散になった。
他のクラスのメンバーも3人から5人組になりそれぞれ動くらしい。
もちろん数日は準備だが、別の迷宮にアタックすると意気む人や塩漬けの依頼から先に消化してしまおうと色々だ。
とりあえず俺は明日に備えて眠るのだった。
俺達は朝のラジオ体操と筋トレ、ストレッチに参加してから冒険者ギルドに向かう。
金を降ろすためだ。
冒険者ギルドは人でごった返していたが、俺が受付に声をかけると前にステータスの測定をしてくれたリーフィアというギルド職員の女性が俺達の担当らしく2階に上がって対応してくれた。
「改めまして、皆さんの専属職員となりましたリーフィアです。見習いのマリーも手伝いをしてくれることがありますが、私とサブギルド長のベアトリーチェさんの2人で基本回します。本日のご予定は?」
「冒険の準備でお金が必要になったのでお金を引き出したくて」
「わかりました。口座のカードをご提示ください」
俺達は口座カードを差し出した。
「幾ら引き出しますか?」
「全員1万Gで1000G硬貨5枚と100G硬貨50枚でお願いします」
「かしこまりました。ただいま準備しますね」
そう言うとカードを持って出ていった。
5分もかからずに戻ってきてカードが返され、口座残高は9万Gになっていた。
こちらになりますと4つの袋が渡され、中に言ったように硬貨が1万G入っていた。
「確かに……迷宮に潜る時も一言必要ですか?」
「いえ、それは大丈夫ですが、町から1週間以上出かけるとかになったら一言言ってもらった方が良いです。あと緊急で何かあれば宿の方に連絡しますので」
「わかりました。じゃあ俺達は出ます。ありがとうございます」
「お気をつけて」
お金をドレスの内ポケットに入れて冒険者ギルドから外に出る。
そこからは買い物タイムだ。
昨日行った鞄屋でバックパックを4つ購入し、雑貨屋でコップと片手鍋を2つ購入する。
水魔法で水は出せるがコップが無いと飲みにくいからだ。
鍋は調理用である。
次に鍛冶屋でピッケルを4本購入し、武器屋でナイフとナイフカバーを購入する。
そして魔道具屋に入るのだった。