【TS】クラス全員ドラゴン娘にされて異世界転生したった!【共学】 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
翌朝、少し早く起きて朝風呂を楽しんだ俺は、朝食を食べた後に体操や筋トレ、柔軟をして昨日と同じ4人で今日は服屋を目指すことにする。
だいたい俺達の手持ちの残金が7000Gから6000Gなので特注の服でも1着500Gあれば買えるかなーと考えていた。
現代換算で5万円……前に服屋に行った時の服の値段がだいたい100Gから300Gだったので、特注を加味したらそれぐらいかなーと考えた。
「へへへ」
「どうした宮永さん、なんか不気味な笑い方して」
「雑貨屋で鉛筆と紙を買ったから服のデザインを考えてきました!」
おおと宮永さん以外の3人から上がる。
一度宿の食堂に戻ると宮永さんが描いた服のデザインの紙が置かれた。
確かに特注するのにデザインがあったほうが助かる。
「とりあえず色については行ってみてから確認するけどこんな服でどう?」
美術部で絵を描くことに慣れていた宮永さんは夜のうちに10枚の服の絵を完成させていたらしい。
これから夏になるので夏服がメイン。
ワンピースはロングも含めて2着は欲しいと宮永さんは力説する。
「ワンピースは動きやすいし、町の人も似たような服を着用していたから分かりやすいと思う。背中は翼を出す所は別の布で被せる感じで可動を阻害しない感じ」
ワンピースならば下も一緒なので分かりやすい。
尻尾の部分も穴を開けて通せるイメージだ。
お次は外着用のTシャツだが、翼が干渉するため、背中の一部をUの字型に布を減らし、首の少し下の部分を紐で結んで落ちない様にするデザインを描いてくれた。
これならば後ろの布面積を多くできるし、翼が干渉することも無いだろう。
ズボンはジーパンで、冒険者の人達も似たようなズボンを履いているので難しくは無いだろう。
違いは腰の尻尾が出ている部分をUの字型に布を減らし、尻尾の上をベルトで通す事でズボンがずり落ちない様にすれば普通のズボンと同じ様に履けるだろうという感じだ。
あとはブラウスだったり、紐で腰を固定するタイプの短パンだったりが描かれていた。
「あとはブラジャー……針金入りのは難しいと思うけど布のタイプはできると思うんだよね……パッドとかも入ってないけど」
「うん、本当に布だけのブラになりそうだね」
宮永さんの言葉に中園さんも同調する。
元男の俺達はイマイチブラジャーの必要性が胸を垂れないようにするくらい? 程度にしか思っていなかったが他にも色々効果があるらしい。
「まず運動する時に胸が擦れて股擦れみたいなのが起こるのをブラジャーがあれば防いでくれるし、寝る時用のブラジャーは胸が蒸れるのを防いでくれる。巨乳になった今だと擦れることで、炎症や皮膚病を防ぐ働きもあるよ」
と教えてくれた。
確かにそれを考えるとブラジャーは必要だ。
ただ前に見た時にこの町の店で売られていたのはコルセットみたいなので、ブラジャーがなかったので、コルセットの形を改良した物をブラジャーの代用品として使うことになるだろう。
一応今の俺達でも着用できそうなブラジャーの形(普通のはバンド部分が翼が干渉するので駄目)を宮永さんが描き作れそうなら作ってもらうことにした。
「こんな感じでどうかな? 私達の服がうまくいったら他の人にも教えようと思ってるけど」
「良いんじゃないか? あとはお店に聞いてみよう」
というわけで下着を買ったお店に向かい、店員さんに宮永さんが翼の事や大きな胸、尻尾の事を細かく説明し、服の特注もしくは仕立て直しができるか聞くと
『そうですね……ズボンでしたら今日中の仕立て直しができそうですが、上着は翼の干渉の事がありますし、背中部分を丸々切ることになってしまうので……オーダーメイドの方がよろしいかと……絵のデザインは問題ありません。ただオーダーメイドですので値段が上がってしまいますが大丈夫ですか?』
『それは問題ありません』
『そうですね……1枚あたりですと下の短いワンピースが600G、長いのが700G、Tシャツが80G、ズボンが短いので300G、長いのが500G……コルセットも翼が干渉しないのとお腹にゆとりをもつタイプですと250G、ブラジャー? と言うのは作った事が無いですがその様な形を仕上げるとなると1着300Gは頂きたいですね』
もっと値が張るかと思ったがそれくらいか……。
全部1着ずつなら2730G……下着類は多めに欲しいのでコルセットタイプが2着、ブラジャーは4着はあった方が良いと中園さんがアドバイスしてくれたのと、服も2着ずつ欲しいので合計すると6060G。
『支払いは前金に半額を、商品の引き渡しの時に残りを支払ってもらう形になります』
『わかりました』
あとは色の希望とサイズの確認になる。
俺は青や黒等の寒色系を希望し、他の人もそれぞれ希望していく。
オタクは髪色が赤なのでオレンジ系の暖色系の色合いを希望し、中園さんは黒に近い茶髪なので緑系の色を、宮永さんは水色の髪の毛なのであえて深い青や色の薄い紫色を希望していた。
誰も白を買わないのは汚した時にこの世界の洗剤では落ちないのがわかっているからだろう。
いや、漂白剤も雑貨屋で売っていたから使おうと思えば使えるのか……まぁまた服が必要になったら買うことにしよう。
で、サイズの確認をする。
俺の身長175センチもあったのか……となると前田先生以外は皆デカくなっているのかもしれない。
元々の身長171センチだったし……。
スリーサイズがB110/W64/H93のIカップ……アンダーバストとトップバスト差が30センチもあった……。
数値で見るとボンキュボンってなっている事がよくわかる。
ちなみに今ここに居るメンバーの身長とバストサイズはオタクが182センチのJカップ、宮永さんが160センチのEカップ、中園さんが145センチのFカップである。
『皆さん胸大きいですし、スタイルもいいですね!』
測ってくれた女性の定員さんからそう言われた。
『皆さんの要望承りました。服が全て完成するのは2週間後になると思います』
そう言われた。
まぁ1から服を作るとなるとそれぐらい時間がかかるかと納得し、前金を支払って店を出るのだった。
昼食にキッチーナから教えてもらった美味しいパスタのお店でチーズと胡椒のパスタ(元の世界ではカチョエペペと呼ばれるパスタ)をいただき、早めに宿に戻って明日の準備をする。
まぁ1ヶ月近く潜っていたダンジョンだし、怪我に繋がりそうなモンスターも機械人形くらいしか無いため危険は少ないだろうが念の為に……。
そのまま4人で軽くミーティングをして明日から必要な物をバックパックに詰め込んだり、縛ったりしていくのであった。