【TS】クラス全員ドラゴン娘にされて異世界転生したった!【共学】 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
俺達はまずは家具屋に行き、大型家具を見ていく。
「この食器棚良いね。大きさ的にもお皿がいっぱい入りそう」
「こっちのテーブルと椅子も良いよね。背もたれの部分が穴開きになっているから尻尾を通すことも出来そうだし」
「えっと椅子がお客さん用も含めて10脚、テーブルも10人以上スペースがあって良いね」
まずは食事場から揃えようということで、食器棚やダイニングテーブル等を見ていく。
それで気に入った物は店員に言って購入し、後日運搬しますよと言われたので、今俺達で運んでしまいますと食器棚やテーブル、椅子を持って空を飛んで運んでいく。
そのまま家に設置していき、再び家具屋に戻り、今度はソファや化粧棚を購入して運んでいく。
今日3回目の入店になると店員も慣れてきて、専属の人が付いてくれた。
そこで1個で50着以上収納することができる収納付きハンガーラックや収納タンスと呼ばれるのを2往復しながら6個購入して部屋に置いていく。
あとは武器や防具を置いておく為の武器置きや金庫も購入して運んでいった。
「ありがとうございました!」
3人でお金を出し合ったが、家具だけで2万G……現代換算で200万円近く使ってしまった。
まぁ現代みたいに工場で規格化された量産品ではなく、1つ1つオーダーメイドであることを考えれば高いのは仕方がないか……。
そりゃ不動産屋が家具を1から揃えるのはお金がかかりますよと言うわけだ。
そのまま今度は寝具屋に移動してマットレスとシーツ、布団に毛布、枕を購入していく。
元の世界だと5000円程度の品が5万円くらいの価格で売っているが、寝具は値段をかけた方が質の良い眠りが得られるし、眠りが体調を整えるのに大きなウェイトを占めていることをよく知っている俺達は多少高くても質の良い寝具を揃えようということになり、マットレス5枚、敷き布団5枚、毛布10枚、シーツ10枚、掛け布団5枚、枕3個で2万5000Gも使った。
店員さんは最上位の寝具が大量に売れてホクホクしていたし、俺達も財布が軽くなったが必要経費と割り切った。
寝具を家に置いて、財布が軽くなったので一度冒険者ギルドでそれぞれ10万Gを引き出すと、次は魔道具屋に向かう。
前に魔法のコンロを買ったお店で、商売上手な店員さんが居る所だ。
「いらっしゃいませ……おや? お久しぶりですね」
どうやらあちらも覚えていたらしい。
「覚えていたのですか?」
「竜人かつ凄い美人なお客さんだったからね。覚えていたよ」
「相変わらず口が上手いですね」
「そういう商売なもので……今日はお仲間さんと一緒で何をお探しですか?」
「今度借家に移動することになりまして、生活するのに便利な道具があれば良いと思ったのですが……」
「予算と住む人数を聞いても?」
「一応15万Gまでは出せます。人数は5人です」
「なるほど……では私が思うあると便利な魔道具を紹介しましょう」
店員さんはまず紹介したのは冷蔵庫で冷凍庫機能も付いているらしく、俺達の世界ではレストランにあるようなメタリックの業務用冷蔵庫とほぼ一緒の作りをしていた。
名前も魔道冷蔵庫と言うらしい。
「収納容量は1200リットル……5人ですとだいたい2週間分の食糧を収納することができます。魔石の交換は1年に1度、本体価格が1万5000G、魔石は500Gになります」
続いて魔道洗濯機を紹介された。
2層式洗濯機で洗濯量に応じて3つ付いているダイヤルで水量、洗濯時間、そして脱水時間を調整することができるらしい。
俺達からしたら古い仕組みの物であるが、この世界では最新式らしく5000Gの値段がするらしい。
魔石は1つの魔石を動力にしているらしく交換は半年に1度で200Gの魔石をするのだとか。
他には前にも見た電子レンジの様な調理器具で魔道レンジと言うらしい。
レンジ……というよりオーブンに近く、150度、200度、250度の温度調整と時間で中に入れた物を温めることができるらしい。
これは1万Gの値段。
あとは魔道エアコンなんていうのもあり、箱型で一見空気清浄機の様な大きさをしており、暖房と冷房を調節することができる。
暗室等に置いて冷蔵室に変えるという使い方もできるらしく、暖炉の届かない寝室を暖めたり夏場に部屋を冷やして快適に過ごすための魔道具らしく、1個2500G。
照明器具は部屋全体を明るくするタイプが500G、机とかの限られた場所を明るくするのが100G……電球代わりに魔石を光らせるので魔石の寿命がだいたい半年らしい。
魔石は1個10Gだとか。
あとはドライヤー、食器乾燥機、ポットがそれぞれ500G、750G、100Gと言われた。
「えー、そうですね。5人で生活することや別々の部屋で寝るということで魔道冷蔵庫1つ、魔道洗濯機1つ、魔道レンジ1つ、魔道エアコン6つ、照明器具が大が8つ、小が7つ、魔道ドライヤーが2つ、食器乾燥機1つ、魔道ポットが5つ……あと部屋干しができる乾燥機と布団を乾燥する機械がそれぞれ1000Gで同時乾燥も必要でしょうから2つずつとして……お値段が5万4700Gになります」
「思ったよりも安いな」
「もっと色々こだわれば高くなりますが、ベーシックですとこれぐらいの値段に当店では落ち着きますね。纏めて買っていただけるのでしたら初回の魔石は全てこちらが負担させていただきますが」
「どうする?」
俺は2人の方を見るが買える値段だし、色々あったほうが便利ではある。
2人も頷いたので購入。
一応割り勘で買うことにして支払う。
「では運搬と魔石取り付けに伺いますので家の場所を教えていただいても?」
「あ、運搬はこちらでやります。魔石の取り付けもできればここでやってもらえると助かるのですが」
「わかりました。少々お待ちを」
店員さんが魔石を用意して取り付けていき、全て取り付け終わると、俺達は借家に魔道具を運搬していく。
買った量が量なので10往復くらいして仮設置していると夕方になり、今日の買い物は終わり。
俺達は宿の方に戻るのだった。
宿に戻ると買い物を終えたパンドラとハートと合流し、2人はモンスターの図鑑を上、中、下の3巻を購入していた。
挿し絵付きでモンスターの生態や倒し方、生息域が書かれており、迷宮だけでなく、外部でのモンスターについても色々書かれている。
他には裁縫道具だったり、枕に、バーガータウンの大まかな地図を買っていた。
どれも実用的で、趣味にもう少し寄っても良いのにと思いながらも明日は掃除を頼むというのと、もしかしたら不動産屋が風呂やキッチンの魔石やトイレのスライムを流し込みにやってくるかもしれないと伝え、来たら上げてやって欲しいとも伝えた。
2人共に意味を理解して良い返事をし、夕食となる。
食堂ではマッシュルーム迷宮に長期アタックしたメンバーが居らず、慰労会を他の酒場でやっているらしい。
オタクから聞いたが、マッシュルーム迷宮に潜った連中も1人100万G近く稼ぐことができてウハウハだったらしい。
マッシュルーム迷宮の7階層まで潜ることができて、深く潜れば潜るほど美味しい食糧や倒せば魔石になるモンスターが出てきたらしい。
ソレンス迷宮のコボルトやケットシーみたいに素材と魔石を落とすモンスターも多く、経験値的にも美味しかったのと、苦戦しても炎を使えば大抵倒す事が出来たらしい。
「て、昨日佐々木が喋っていたでござる」
「あー、佐々木口軽いらしいから言いそう……」
そんな会話をして、夕食を終えるのだった。
メリークリスマス!