戦姫絶唱シンフォギア 異能生存体の少女は凶鳥のギアと共に 作:のうち
香川英里だ。私はおそらくは転生者と呼ばれる部類の人間である。
シンフォギアと呼ばれるアニメの世界に転生した存在だ。
現在、わたしは東京のとある山間部の地下に建設された実験場にてシンフォギア試作第0号にしてこの世界ではただ一つのRN式と呼ばれる仕様でロールアウトされた特別仕様の凶鳥の目という聖遺物をコアに造られたヒュッケバインの機動試験のデバイサーとして参加することになった哀れな元一般人が前世を持った哀れな女だ。
ヒュッケバインはシンフォギアの量産を目的として製作されたギアで聖遺物のかけらの強制起動及びギアとしての装着者の身体に定着させ安定させる役割を人型に搭載出来るまで小型化に成功したプラズマジェネレータを搭載した物になる予定だったのだが、急遽上の命令で持ち込まれた試作型ブラックホールエンジンと言われるものを搭載することになり、今日がその状態での初起動の日という訳だ。まあ、今日のところは装着するわけではなく、コンピュータにより起動させてみるだけなのだが、なんで装着者が実験場で起動に立ち会わなきゃいかんのだといえば、私がこの起動実験に関与している二課の協力企業マオ社の人間で元々が技術畑の人間だからだ。
「香川、エンジンの調子はどうだ。」
『リン社長、はい、現在は良好です』
「英里ちゃん、あんまり無理せず何か以上があればすぐに言うこと。」
『了解です。社長、それではこれよりブラックホールエンジン起動実験開始します』
「ブラックホールエンジン起動」
『ブラックホールエンジン起動します。質力上昇、10、20、
30、ブラックホールエンジン質力が急激に上昇しています。80、90、120!』
実験スペースで小爆発が起きる。
「ブラックホールエンジン完全に暴走しています。このままでは試験場の大半を巻き込んで爆発します」
「なんだと 今すぐこちら側からブラックホールエンジンの強制停止コマンドを!」
「先程から何度も試してこちら側からのシステムに干渉できません」
「なんですって、システム班、マスクシステムよりの干渉を続けて、試験場の職員は避難できるものから避難させなさい」
「わかりました」
「香川、こちらでもなるべく時間を稼ぐ、だから早くそこから逃げ・・・・・・」
だが、既に時は遅く、所々で小爆発が起こり試験場の壁や天井が崩れてきている。
なんとか、手動でなんとかエンジンを切ろうとしたが出力が上がりすぎて言うこと聞かず、基盤が爆発して、操作していた右手の感覚が・・・・・・そこで私の意識は落ちた。
次に目を覚ますとそこは知らない天井というわけではなくて見知った病院の病室の天井だった。
今回の件は結果的に私のとった行動が福となり、私を含む何名かはは生還することができ、後に二課の基地になるリディアンが建設されることになるのだが、それはまた別の話だ。だがほとんど爆発の中心地にいた私は左目の全摘出、右腕の切断など後遺症が特に多く残ることになったのだった。
これでなんで私生きてるんだ?
主人公の仲間の転生者(女性)
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