戦姫絶唱シンフォギア 異能生存体の少女は凶鳥のギアと共に 作:のうち
香川英里だ。前回私と特異災害機動部と関わることになってしまった訳なんだが、私は今、マオ社へ響を連れてやって来た。
大鉄司令からは後程マオ社へ行くようにと言われ、あまり顔を出したくはないのだが・・・・・とりあえずは本社のエントランスで受付を済ませて社長室へと通された。
「いや、今日はわざわざすまなかったな、香川。」
「いえ、リン社長こそ、今はもう部外者の私をわざわざ呼んでくださりありがとうございます。紹介します、義娘の響です。」
「香川響です。」
「ああよろしく、今日は君のお母さんが会社に忘れていったものを返そうと思ってな。」
「忘れていったもの?」
「そうだ。」とリンがリモコンを取り出してスイッチを押すと私と響の前の床が開いてバイオニックアームと義眼のようなものが出て来た。
「これは・・・・・」
「君が置いていったものを返したくてな。そもそもこの腕の所有権は君のものだからな。それと・・・・・」
とリモコンをいじり、天井からスクリーンが出て来て義眼の画像が投影される。
「これは君の義手を開発中の時はまだこれは開発中でなこの義眼は・・・・」
と義眼の説明を聞く簡単に言えば、ブラックブレッドの二一式黒膂石義眼と同等の義眼を完成させたらしい。
バッカじゃないか、明らかにこの技術はオーバーテクノロジーだし、時代的にオーパーツもいいところの代物だ。
これを私の左眼に移植するらしい。話を聞く限り奇跡的に完成した1個らしい私は断ろうとした。
だが、まあ結局はお互い利用し合おうなどと言われて結局押し通されてしまい、私は義眼の移植手術の関係もあって1ヶ月ほどの入院が必要になってくるらしい。義手の方も新型になっているらしくそれのアップデートの為に手術が必要になるらしい。
とりあえずは私のいない間に響の世話を頼むやつを呼ぶことにしているのだが
「・・・・・」
ろくな奴がいない。森次は論外、平塚や丸山は忙しいしなぁ・・・真壁(いや今は板羽か)に頼るのもな。
あとはあいつか。と私は電話をかける。
「もしもし、高町か。少々頼みたいことがあってな・・・ああ、そうだな。ああ頼んだ。それではな。」
さて、とりあえずは面倒見てくれる奴も見繕ったしとりあえずはこれで安心して入院出来るな。
そしてそれから一ヶ月と今日は退院の日、大体3年ぶりくらいに私はほぼ完全体になったわけなんだが
迎えに来たのは響ではなく高町だった。
なんでも響は突然、補習が入ったとかなんとか言って来れなくなってしまったらしい。
「・・・・・・」
「どうしたの?」
「いや、見舞いに平塚が何度か来たことがあったんだが、響が補習の対象になるようなことは今のところ無いはずなんだ・・急ぐぞ高町。若しかしたら」
嫌な予感がしまくるなか私はリディアンに向かうことにしたのだった。
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