絶望の未来編も後、二話くらいで、終わる予定かな?
仙豆を持って戻って来ると、二人から人造人間を撃退したと報告を受けた。
「驚いたな…二人の強さが死闘を乗り越えたからか、上がっている」
「あはは…俺は超界王拳の反動で動けなかったけどな」
「オレは仕留めきれずに、逃がしてしまいましたが」
孫悟飯 戦闘力 3800万
クリリン 戦闘力 800万
二人とも300万近く上がっている。悟飯はわかるがクリリンもとは…基礎戦闘力を上げれば強化技を底上げ出来る。人造人間が本気を出しても勝ち切れるかもな
仙豆を2人に全て渡し、後は修行を二人に任せることにした
「私が二人に教える事はもうないな…後の事は任せても大丈夫か?」
「はい。今までありがとうございました!」
「おう。必ず奴らを倒してみせる」
二人と別れた後、私を付けてきた奴らに向かい合う
「誰だ貴様ら」
身に付けている服装に刻印されたRRの字から、人造人間に間違いはないが17号や18号とは違う様だ
人造人間14号 戦闘力 15億
人造人間15号 戦闘力 16億
明らかに戦闘力が上だ。勝てない相手ではないが、もう1人が現れた。
「孫悟空は既に死んでいるらしい…孫悟飯とクリリンはデータにあるが、貴様は何者だ。Unknownとしか表示されん。故に我々は先に貴様を始末する事にしたのだ」
人造人間13号 戦闘力 20億
「お前達も人造人間か、ドクターゲロってのは何体作ってんだよ」
「正確にはドクターゲロの作ったスーパーコンピュータが今も稼働している。恐らく今暴れている17号と18号で最後だろう。貴様を始末した後、ついでに破壊する」
「余裕だな?私を君たち三人でどうにかなるとでも?」
「私達にはパワーレーダーが搭載されている。それによると貴様の戦闘力は1億、私が出るまでもない。14号1人でも充分だろう」
そうか、なら誤った情報を抱いて機能停止するんだな。激昂拳を50倍で発動し、両腕に気を纏わせた刃を作る
【気双刃・疾風迅雷】
14号と15号をすれ違いざまに切り刻み、二体が爆発した瞬間に激昂拳を解除する。
「な…今何をした!?貴様の戦闘力では14号どころか15号を倒せる訳が無い」
「ご自慢のパワーレーダーとやらで、見ていたんじゃないか?」
大きく距離を取った13号は、両腕を合掌し特大の赤いエネルギー弾を作り出した。
「このS・Sデッドリーボンバーはかわせまい、これは地球を破壊するほどのパワーがあるからな!」
「じゃあ、吹っ飛ばすしかないな」
無名 戦闘力 1億→(激昂拳50倍)50億
明確に気を噴出させ、右拳に気をコーティングし、殴り返した。
「ぬおっ!?こうなれば…奥の手を使うか!」
「…奥の手だと?」
14号と15号の残骸からエネルギータンクの様な物と、チップが13号に飛んできて吸収された。
「はっはっはっは!!これで貴様に勝ち目は無いぞ!!ぬあああああ!!」
13号の筋肉が隆々と肥大化し、体格も逞しく長身に、皮膚も青く変化していく。
13号(フルパワー)戦闘力 150億~
なるほど…確かにこれはまずい。私の戦闘力は激昂拳を80倍まで使っても足りない。あれだけのパワーアップに加えデメリットがないのであれば、数値は当てにならない。
「だったら…限界を越えてやる!!」
歯を食いしばり、怒りに肉体が支配される。あえて暴走に身を任せる…!!
無名(暴走) 戦闘力1億→(激昂拳100倍)100億
「ほう?理性と引き換えにパワーを上げたか。良かろう」
「ガアアアアア!」
13号の分厚い胸板にぶつかるように拳を連打、蹴りも加えて放つがまるでダメージが無い様だ。13号は蹴り足を左手で掴み取り、右拳を無名の顔面に叩き込む。
「ガハッ!?」
「死ねぃ」
怯んだ無名を地面に叩きつけ、エネルギー波を雨のように浴びせる。死んでもおかしくないダメージだが、それがこちらの狙いだ。暴走状態の方が痛覚が麻痺するからというのもあるがこちらには瀕死回復とパワーアップがある。
「体はボロボロだというのに、パワーが上がっている…ならば跡形もなく消し飛ばせばどうなるかな?」
「グガァアア!」
左手で無名を釣り上げると、右手でSSデッドリーボンバーを作る。ニヤリと笑みを浮かべ無名をSSデッドリーボンバーにぶつけた。
「ウガア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?」
「そしてこれを」
もう1つSSデッドリーボンバーを作ると、13号は合掌する。すると無名を二つのエネルギー球がサンドする。徐々にひとつになろうと収縮し、圧殺されるように焼ける肉の匂いが周囲に広がる。
「はっはっは!二つが一つになれば貴様は木っ端微塵だ。せめて、貴様の死を網膜に焼き付けてやろう」
好き勝手に言いやがって…しかし、瀕死になる度に回復しては瀕死になり、パワーアップし、暴走状態に戻るを繰り返している内に、非常にクリアな精神状態になった。
天井知らずに上がっていく気と、肉体強度。吹き出す気を体内に巡らせ、心はふわふわ穏やか。金色のオーラが緩やかに身を包み、瞳が銀色に染まった
「Unknown…奴のデータが計測不能だと!?」
一瞬、姿を見失うと13号の目の前に無名が現れた。危機感を感じた13号は全力のパンチを繰り出す。
しかし、13号の拳は無名をすり抜けバラバラに砕けた。
「な、何をした!?私の腕が!」
13号が不測の事態に頭脳がフリーズしていると、無名がただ通り過ぎた。
その瞬間、13号とスーパーコンピューターが機能を停止した。
爆破炎上し、飛散する機械の部品。合体した人造人間達は人知れず無名によって倒された。意識を覚醒させた無名は自らが行ったであろう光景に驚いていた。
「私は激昂拳を暴走させたまま、瀕死と回復を繰り返し続けた…その内に超サイヤ人ではない…新しい力を見出したのかもしれない」
いつもの様に頭の中で自分の戦闘力を測ると
無名 戦闘力 10億 激昂拳50倍→500億
基本の戦闘力で10億とは…何回瀕死にさせられたのか。激昂拳も100倍まで暴走なしで使えるようになっている。
すると次の世界へ行けという合図か、景色が変わり始めた。悟飯達の事は気になるが仕方ない。私は旅人、世界を放浪するしかないのだ。
はい。無名の出番はここで終わりです。次からは絶望の未来編の結末を書いていきます。今回、無名の相手を務めましたのは劇場版、ドラゴンボールZ極限バトル!三大超サイヤ人から13号 14号 15号の三体です。絶望の未来編の17号と18号よりも強いです。16号が居たとしたら合体前の13号と同レベルと考えました。
さて、無名の新しい変身は、超サイヤ人ではなく、擬似身勝手の極意(兆し)でした。無名は超サイヤ人にならないという道を無意識に選択している為、ゴッドやブルーを経験していないので擬似身勝手という事にしました。
無名 戦闘力 1億→(激昂拳100倍暴走デバフ)100億
13号により瀕死回復とパワーアップ後
無名 戦闘力 10億 (激昂拳100倍)1000億