仮面ライダーディケイド to ダブルな二人   作:ぷよでっせMARK Ⅱ

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第一話です!

皆さんこんにちは、ぷよでっせと申します。

最近、ゼロな二人本編にディケイドが登場したことで、ダブルな二人のリマジとか出してみたいなぁ…と考えて作ってみました!
結末も、完全に決めているので本編の息抜き程度に進めていきます!

それではどうぞ!


Jは子ども〜ライダープロデューサー〜

仮面ライダーディケイド

 

様々な世界を旅し、その世界の仮面ライダーと接触し、世界を破壊する存在。

 

そんな彼らが次に向かう世界は

 

 

 

 

 

ダブルな二人

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

光写真館

 

 

夏海「士くん、どうですか?私の淹れたコーヒーは」

 

士「…可もなく不可もなく……だな」

キバーラ「士、貴方本当に乙女心がわかってないわね」

士「は?」

ユウスケ「まぁまぁ、落ち着こうか。多分士自信も美味しいって思ってるはずだしさ」

士「っ、勝手なこと言うなユウスケ」

 

焦る士を尻目に、ユウスケは笑顔で話している。

 

 

そんな彼らの後ろに映るバックスクリーンに写っているのは

「五人のアイドルたちと、それを見守る二色の仮面ライダー(ハンカチ)

 

 

 

夏海「…それで、この世界はどんな世界なんだと想いますか?」

士「さぁな、この五人は…」

ユウスケ「衣装的にアイドルじゃないかな?」

夏海「アイドル…ですか……」

 

夏海はなにか思い出した口調で呟いた。

 

夏海「…私、小さいときはアイドルに憧れてたんですよ。キラキラした衣装で踊って、歌ったり…!」

士「無理だな」

夏海「士くん!!」

夏海は半分怒り、光家秘伝の笑いのツボを繰り出した。

 

 

グニュッ

 

士「っ、フハハハハハッ!わ、悪かったって…ハハハハッ!夏海、そうだよ!お前はアイドルにっ向いているっ!」

 

笑いのツボが収まると、士は首を抑え、疲れたように座り込んだ。

 

 

 


 

 

 

テレビ局

 

 

???「ありがとうございました」

和服姿の少女が、テレビ番組の共演者に礼をしている。

 

共演の男「いやいや、テレビ収録、一緒にやってて面白かったよ。今度、また会う機会があったらよろしく頼むよ。君のことは何度もこの番組に推薦しておくし」

???「なんと…嬉しいことです。お先に…上がらせていただいてもよろしいでしょうか…?プロデューサー様が待っておりますので…」

 

共演の男「いいよ、お疲れ様」

 

少女は一礼をして部屋を出た。

 

 

 

楽屋

???「プロデューサー様が、ただいま…戻りました…」

 

和服の少女は楽屋に戻った。

そこには赤髪の少女と、黒い帽子を被ったスーツ風の姿の小さい子供がいた。

 

 

元気な赤髪の少女「あっ、帰ってきた!」

 

プロデューサー「あっ、お疲れ様。ごめんね、『果穂ちゃん』のお仕事でこっちに顔出せなくて」

???「いえいえ、仕方のないことで…ございます」

 

果穂「…ねぇねぇプロデューサー!もうそろそろ帰ったほうがいいんじゃないの?」

プロデューサー「え?…あっ、そうだね、もうそろそろ帰らないと!次はルカちゃんのお仕事もあるんだし!!」

???「そうでございますね…。すでにここを出る準備は…完了しております」

プロデューサー「よし、じゃあ事務所に戻ろっか!果穂ちゃん!

 

 

 

『凛世ちゃん』!」

 

 

 

凛世「そうで…ございますね……プロデューサー様…いいえ

 

 

 

 

カケル様」

 

 


 

 

 

 

タクシー内

 

 

スマホの動画『…え〜それでは、最近話題の210(風都)プロダクション所属のアイドルグループ、「アルテミス」の方々とのコラボ配信でした〜!』

 

 

???『ありがとうございましたっす!』

???「これを期に、アルテミスのことを知ってもらえると嬉しいよ」

 

果穂「お〜!あさひさんと咲耶さんも頑張ってるね!」

カケル「だね!…えっと今日は二人とも、これでお仕事は終わりだから!明日、果穂ちゃんは学校終わり次第の13:30からボーカルレッスン、凛世ちゃんは明日はオフ、確認大丈夫?」

凛世「承りました…私はこのまま…事務所でやりたいことがあるので……」

果穂「あ〜!私、宿題残ってるんだった!!プロデューサー!教えて!」

カケル「えぇ〜?僕果穂ちゃんより年下なんだよ?…まぁ、おやっさんから教わってはいるけど」

カケル「まぁとりあえず、二人共19時前には帰ってね?」

果穂「は〜い!」

 

果穂の元気な挨拶。

運転手も思わず笑みがこぼれている。

 

 

 

 

 

 

運転手「…?……っ!危ない!!!!」

 

 

キキーッ‼️‼️

 

 

 

タクシーが思いっきり急ブレーキをした。

 

なんとか、眼の前にいた車にはぶつからずに停車した。

 

果穂「っ!?な、なに!?」

凛世「なにがあったのですか…?」

 

運転手「わからない…」

運転手は窓を開けた。

耳を済ませると…

 

 

 

通行人A「いやーっ!!」

 

通行人B「ばっ、ばけものーーー!!!」

 

 

 

運転手「…バケモノ……ドーパントです!お客さん!お代は結構です!!走って逃げてください!」

カケル「……いや、その必要はないですよ。運転手さん、二人をお願いします」

 

カケルは一人、車を降りた。

 

運転手「は、はぁ?危ないです!それなら今からでもUターンして」

果穂「運転手さん!違いますよ!あの子は戦えるんです!」

運転手「?いや、小さな子でしょう!?」

凛世「たしかに小学生です…しかし、彼は私達のプロデューサー様でございます……」

運転手「えぇ!?小学生がプロデューサー!?」

果穂「はい!私達のプロデューサーです!」

凛世「そして…プロデューサーということは…」

 

 

 

カケルはとある物を取り出し、腰に装着した。

 

カケル「…行くよ、姉貴」

 

そして、胸ポケットから一本のものを取り出した。

 

 

 

凛世「…仮面ライダーでございます」

 

 

 

ジョーカー

 

 

 

 

カケルがベルトの左側スロットにガイアメモリ「ジョーカー」を装填。

右側のスロットに緑色のガイアメモリが現れた。

 

右手で右側、左手で左側のスロットを起動し、敵ドーパントに向けて指を指す。

 

 

カケル「変身!」

 

 

サイクロン!ジョーカー!

 

そう、彼は仮面ライダーダブル…

 

アイドルの涙を守る、ハンカチ

 

 

 

 

ダブル「「さぁ、貴方の罪を数えろ!」」

 

 

 

 

ダブルは敵の、アイスエイジドーパントに立ち向かった。


 

 

 

 

 

 

士「…ここか」

 

士は1枚の名刺を頼りに、今回与えられた仕事場所に向かった。

 

210プロダクション

 

 

夏美「今回の世界では、どんな役割なんですか?」

士「清掃員…そして運転ドライバーらしいな」

 

ユウスケ「プロダクションってことは…芸能人でしょ!?芸能人の車を運転するの!?」

士「当たり前のことを言うなユウスケ。熱に、普通に運転すればいいだけのことさ」

 

ユウスケ「それはそうだけど…?あ、ここじゃないかな?」

 

会社前にたどり着いた。

生活感のあるアットホームな外観で、近くには和菓子屋ともんじゃ焼き店がある。

 

士は事務所のドアを開けた。

 

ガチャッ

 

 

士「失礼する」

 

 

 

???「…?もしかして、門矢士さんですね?ようこそ、お待ちしておりました。私は事務員の八海マリカです。社長が貴方に連絡があるということで社長室に案内しますね」

 

出迎えたのは八海マリカという事務員。

書類を手に持ちながら、別室の社長室に案内をした。

 

 

ユウスケ「……?」

 

ユウスケは、一つ疑問に思った。

先程のリビングで人が一人、倒れるように眠っていた。

 

 

マリカ「こちらです」

 

コンコンコン

 

マリカ「社長〜門矢さんをお連れしました」

社長「…そうか、入ってくれ」

 

マリカを先導に、四人が社長室に入る。

 

 

社長「あぉ、君が門矢士くんだね、よろしく頼むぞ」

士「あぁ、運転手と清掃員…だろ?」

社長「そうだ、このプロダクションにいるカケルプロデューサーはまだ小学生の半人前で研修中でな。彼の運転手を頼むぞ」

 

夏海「ん?小学生?今小学生がプロデューサーって言いました!?」

社長「…あぁ、そうだ」

ユウスケ「ど、どういうことですか!?小学生がアイドルじゃなくて、プロデューサーって!?」

社長「…カケルは血のつながってない息子だ。あいつが初めて、アイドルのプロデューサーをするという夢を持ってだな。アイドルグループと一人の女優を任せている」

 

夏海「それって、労働基準法的には…」

社長「…正直なところグレーゾーンだ。まぁ、給料はお小遣いという名目で渡している。だから咎められたことはないよ。それにこの業界内では、一人でも多くプロデューサーに適合した人が居なくてはならないからな」

士「プロデューサーに適合…?まぁいい、それで、今日は何をしたら良いのか?」

社長「そうだな…今日は特に仕事内容はない。明日からの雇用だからな。だが、せっかく来たのだから私の事務所の職員、アイドルたちとコミュニケーションは取っていてくれ」

士「わかった、それで、あんたの名前は?」

社長「む?おぉ、言い忘れていたな。私は『天井ソウキチ』。元は違う芸能事務所でプロデューサーをしていたよ」

ユウスケ「天井さんですね…よろしくお願いします!」

 

ソウキチは「あぁ、よろしく頼むよ」といい、四人は部屋を去った。

 

 


 

 

 

四人はあれから、リビングルームに向かった。

そこには、五人のアイドルと一人の男、そしてもうひとり倒れている女性がいた。

 

 

ユウスケ「…あの八海さん、あそこで横になっている人は」

マリカ「え?あぁ!あの人は菅山カゼノさん、このプロダクションのプロデューサーの一人です。いまはドーパントとの戦闘で意識を手放しているようで」

夏海「ドーパント?」

 

マリカ「ん?ドーパントですよ!最近増えてるんですよね〜。アイドルを狙う、犯罪者『ドーパント』。まさか、ほとんどのガイアメモリ違法薬物の効果を持っていて、ドーパントが敗北したら肉体が消滅するだなんて、ひどい物ですよ」

 

士「…大体わかった。つまり、こいつは今仮面ライダーに変身しているから意識を手放していて、プロデューサーという仕事は、仮面ライダーも両立している…ということか」

 

マリカ「?…えぇ、なんでそんな一般教養を」

???「…君たちが新しい清掃員かな」

 

 

そこに、一人の男が接近した。

 

 

ユウスケ「えっと、あなたは」

???「俺は『赤羽根リュウ』。210プロダクションのプロデューサーだ。担当チームは『プロジェクト・フェアリー』『ノクチル』『GuiltyKiss』だ。よろしく頼むよ」

士「…門矢士だ。お前も仮面ライダーだな」

リュウ「あぁ、仮面ライダーアクセルだ。ほら、みんな、挨拶するぞ〜」

 

 

すると、他のアイドル達も、士たちの方に接近した。

 

 

黄色髪の女性「やほ〜星井美希で〜す!ミキはね、ハニーの彼女なの♡」

リュウ「ちょっ、美希!…とまぁ、美希が勝手に名乗ってるだけだ。誤解はしないでくれ…」

 

 

夏海「は、はぁ…」

 

ワインレッド髪の女性「さ、桜内梨子です…!」

金髪で特徴的な話し方の女性「小原鞠莉デース!気軽にマリーって読んでください!」

堕天使(笑)「堕天使ヨハネ…降臨!貴方も一緒に…堕天しない?」

士「…胸が痛いな」

善子「なによもう!!…もうっ、津島善子よ!」

 

善子は起こったような口調でソファーに戻った。

 

???「間宮ルチアです。どうぞよろしくお願いします」

士「…あぁ」

 

 

天真爛漫な少女「自分、我那覇響だ!よろしく!」

ミステリアスな少女「四条貴音と申します…何卒……」

 

 

近くにいる全員が挨拶をした。

しかし、まだ一人ソファーでスマホをいじっている女性がいる。

 

リュウ「…ルカ、挨拶を」

ルカ「あぁ?るせーな……斑鳩ルカだ」

 

ルカと言われた彼女は、ぶっきらぼうな態度を浮かべながらも、名前を伝えた。

 

 

ユウスケ「よろしくね、ルカちゃん」

ルカ「気安く呼ぶな清掃員。…たくっ、カケルはまだ帰ってこねーのか?」

 

 

???「変身してるからまだだと思うよ〜」

 

すると、給油室から、3人が戻ってきた。

 

外国人の女性「あ、エマ・ヴェルデです!よろしくお願いしますね〜!」

大和撫子な女性「園田海未です。士さん、夏海さん、ユウスケさんですね。どうかよろしくお願いします」

ベージュカラーの少女「フッフッフッ…みんなのアイドル、中須かすみで〜す☆310プロダクションで〜いっちばんかわいい、いや世界一かわいいアイドルだから〜かすみんのこと、甘やかしてもいいんですよ〜?」

 

士「なんだ、色物枠か」

かすみ「あぁ!!いまかすみんの事侮辱しましたね〜!!?許しませんよ〜!門矢士!!」

 

かすみはプンプンと腹を立てて地団駄を踏んでいる。

 

 

ユウスケ「あ、あはは…中々個性的なアイドルたちですね」

リュウ「そうだね…まぁ、ここにいるルチア、ルカ、エマ、海未、かすみんは他の二人が担当してるんだけど」

 

夏海「…それがカゼノさんです?」

マリカ「そうです、ルチアとルカさんはもう一人、菅山カケルくんが担当してるんです」

 

ユウスケ「社長さんが言っていた、あの小学生?」

リュウ「そうだ、カケルはすごいぞ、小学生ながらしっかりしていて、担当アイドルにも熱心だ。まだ実力派半人前だけど、彼はこの業界を代表するプロデューサーになると思う」

夏海「そんなに評価してるんですね…」

士「……子どもが仮面ライダーか」

 

士は旅の中で、子どもの仮面ライダーと邂逅した事がある。

 

ワタルとアスム。この二人に近い人物なのだろうか。

 

 

 

カゼノ「…ぅん……」

 

 

ソファーから「ギギギっ…」という音が鳴る。

全員の視線はカゼノに集まった。

 

 

海未「プロデューサー!」

 

海未、かすみ、エマがカゼノを起こした。

 

カゼノ「…あら、ただいま」

リュウ「カゼノ、どうだった」

カゼノ「無事です。おそらく今回のドーパントはアイスエイジ。ヒートが有効打でした」

リュウ「わかった、他の事務所にも共有しておくよ」

 

カゼノは「よろしくおねがいしま〜す」と緩く返答し、ソファーから立ち上がった。

 

カゼノ「……あ、ルカちゃん。カケルから伝言。あとじゅっっ分しないうちに到着するから、早めに準備しておいてだって」

ルカ「言われなくても出来てる。いいからお前はほっといてくれよ…」

 

カゼノ「はいはい、んじゃ、改めて〜。菅山カゼノ。半人前のプロデューサーよ。よろしく頼むわ。士さん。そして…ユウスケさんと夏海さんでしたっけ?社長から聞いてます」

士「あぁ、仮面ライダーダブル……だな」

カゼノ「えぇ、半人前の証、仮面ライダーダブルよ。弟をよろしく頼むわ」

 

ユウスケ「半人前の…証?」

リュウ「…カゼノとカケルが持っているダブルドライバーは特殊なものでな、社長が秘密裏に作ったロストドライバーの改造品なんだ。ダブルドライバーは二人で一人、片方に意識をもう片方に転移させる仕組みで、まぁ俺にはよくわからないな…」

 

 

士「…ダブルか」

 

ワタルたち子どもとも出会ったが、別のダブルとも出会ったことがある。

 

 

なんなら、その時のライダーカードも残っている。

 

 

左翔太郎とフィリップ…あいつらも旅で出会った大切な人たちである。

 

 

 


 

 

 

 

事務所前

 

 

果穂「とうちゃーく!」

カケル「運転手さん、ありがとうございました!」

カケルは運転手にお代を払った。

運転手「小さいのにしっかりしてるね〜!まさか本当にプロデューサーだったとは…」

カケル「いやいや、俺はまだ半人前ですよ。まだまだ研修中。でもそう言ってもらえて嬉しいです」

凛世「…ありがとう……ございました」

果穂「ありがとうございました!」

三人が礼をすると、タクシーは去っていった。

 

 

 

 

 

???「あ、プロデューサーさん!」

 

後ろから二人の少女が姿を表した。

 

カケル「あっ、あさひ、咲耶。レッスンお疲れ様。どう?手応えは」

 

咲耶「バッチリだよ。次のライブも必ず成功できる気がするよ」

カケル「頼もしいね!…あぁ、それとあさひちゃん、今度のドラマ出演の打ち合わせがあとであるから、18時半に事務所の俺の所まで来て!」

あさひ「了解っす!ドラマの撮影、楽しみっす〜」

 

果穂「…あ〜もしかしてプロデューサーさん、今日も忙しい?」

 

カケル「…そうだね、でもルカちゃんを送ってからは多少時間はあるから、その時間でやろっか」

 

 

そう話しながら、カケルは210プロの中に戻った。

 

 

 

ガチャッ

 

 

カケル「只今戻りましたー!」

 

 

カゼノ「…士さん、来ましたよ〜。……お帰り、ドーパント戦闘お疲れ様」

カケル「うん!ただいま姉貴!」

マリカ「お疲れ様、カケルくんに紹介しなきゃいけない人がいるんだけど大丈夫?」

 

カケルはルカの方を見た。

 

 

ルカ「…早くやれ」

 

カケル「…うん。えっと、門矢士さんですよね?菅山カケルです。小学生、210プロの見習いプロデューサーです。門矢さんに車の運転をしていただけると聞いてるのですが…あってます?」

 

士「あぁ、ところで、お前も仮面ライダーなのだろう?」

カケル「はい、仮面ライダーダブルです。それが…?」

 

士「…いいや、なんでもない」

 

士(……あいつらと似ているな)

 

それが士の第一印象だった。

 

 

 

ルカ「…おい」

 

待っていたルカはしびれを切らし、カケルの襟首を掴んだ。

 

 

ルカ「…行くぞ」

 

ルカは怖い目つきで舌打ちをしながら、机においてあったカケルのバッグを手に取り、カケル自身を引っ張りながら事務所を出た。

 

 

マリカ「あっ、いってらっしゃーい」

 

ルカ「……ちっ」

 

 

 


 

道中

 

ルカと手を繋ぎながら、近くの現場に向かっていた。

 

ルカ「…おい」

 

ルカが翔に話しかけた。

 

カケル「…なに?あ、もしかして飴ほしい?」

カケルはバッグからはちみつ飴を取り出した。

 

ルカ「そうじゃねえ。……たくっ、こいつが私のプロデューサーとか、ありえねえんだよ…」

 

カケル「そ、そうは言われても…」

ルカ「大体、ガキがプロデューサーとか、210プロはどうなってんだ………天井のやつ………」

 

 

カケル「……ごめん、おやっさんのこと」

 

ルカ「…はぁ?別にお前は悪くないだろ……まぁ、お前のこんな泣きそうな顔を見るのも、悪くねぇか」

 

カケル「…うん」

カケルは知っている。

おやっさんが過去にルカにやったことを。

 

 

ルカのお母さんは元アイドル。

名前は「八雲なみ」さん。

その当時のプロデューサーだったのがおやっさん。

当時は、それこそその業界内でも、それ以外でも、名前を知らない人はいないくらいのスターだったらしい。

しかし、方向性の違いからなみさんが突如芸能界を引退。

それも、無理矢理おやっさんに従わされていたからこその決断。

 

正直、俺はこの話を知って、衝撃を受けた。

おやっさんからも、謝られた。

こんな話を隠していて済まなかった…って。

でも、俺はそんなおやっさんに憧れていたんだ。

プロデュース方針は前のおやっさんのようにではなく、アイドル一人一人の個性を活かす。

それが僕のお仕事、研修だ。

 

 

カケル「……あの建物だね。挨拶、行こうか」

ルカ「…一人で出来からもう来んな」

 

 

しかし、ルカはカケルの手を離さなかった。




第一話でした〜!

一応、ダブルな二人、ゼロな二人を見ていない方に補足をしておくと、カケル君(菅山カケル→左翔)は「ゼロな二人」本編では小学生なので、その方向性で進めていきます。

一方の菅山カゼノは、「ゼロな二人」では高校生、「ダブルな二人」では社会人(探偵兼仮面ライダー)で、ダブルな二人での方で採用しています。

菅山という名字は、フィリップと翔太郎の役者さんの名字をそれぞれ取っています!


1話投稿の後、簡単なキャラ紹介の話も作成していく予定です。



それでは本文でのお話・・・

一応、カケルが担当しているアイドルたちは、親愛度「15」付近までですかね〜
最近シャニマスを始めた作者なので、おそらくキャラの台詞に違和感や、このキャラはこんなにデレデレしない!という事があるのはご了承ください・・・


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