建物が、植物が、道が、街頭が、店が、人が、燃えている
いたるところに炎が立ち込め、あたりを酷く照らしつけている。建物は崩壊し、かろうじて形を保っているものもあるがじきに崩壊するだろう。青く澄んだ空は今や燃え広がる炎の煙により黒く濁っていた。更には形容しがたい人外、ファンタジーやホラー物などを連想させる骨の化け物が徘徊している始末
恐らくそこはもともと街だったのだろうが見る影もなく、今は町並みが半ば焦土と化し化け物が彷徨く地獄のような場所………
「………」
そんな地獄に、ただの一人で足を進めている青年がいた。しかしただの青年ではなく、服装は時代に似合わない着物を着こなし、腰には一振りの刀が携えられている。そもそもこんな場所で呑気に歩けている時点で普通ではない
「4t¥@[11#4u/!!!」
青年に気付いた一体の化け物が青年へ向かって走り出し、剣を勢いよく振り下ろす………が
「邪魔」
「g¥:]h3p./@/!?!?」
瞬間、化け物が斬り伏せられ化け物はチリのようなものになり消える
そうしてまた何事もなかったかのように青年は歩きはじめ
「………探知、探索は俺の分野じゃねぇんだよなぁ」
そんなことを呟いていた
――――――――――
16:刀を使う転生者
やっと原作始まったと思ったらはぐれだった件について
17:怠惰な転生者
ワロス
18:聖女様な転生者
草
19:開祖の転生者
笑うしかない
20:人形の転生者
藤丸達は見つからない感じ?
21:聖女様な転生者
よりによってこの中で探索不得意がそうなるのほんま草
22:刀を使う転生者
まじで何処だよここ!
23:開祖の転生者
w
24:人形の転生者
がんばれ〜(棒)
25:刀を使う転生者
>>24
思ってねぇじゃん絶対!?藤丸〜、マシュ〜、所長〜、ドクター〜、何処〜〜!!!
26:怠惰な転生者
キャスニキもきっとそんな気持ちだったんだよ
27:人形の転生者
それもこれも全て………許さんぞ陸八魔アルー!!!
28:聖女様な転生者
>>27
急な八つ当たりww
29:刀を使う転生者
>>27
草w
30:開祖の転生者
>>27
何もかも全て陸八魔アルが悪い!
31:怠惰な転生者
>>27
www
32:聖女様な転生者
まあもう少し頑張ってみたら?
33:開祖の転生者
冬木がどのくらい広いのか知らんけどがんば!
34:人形の転生者
>>33
草
35:刀を使う転生者
俺移動手段徒歩しかねぇんだよ!ちくしょー!!
36:人形の転生者
HAHAHA
37:開祖の転生者
高台登ってみたら?高いとこから探せば早めに見つかるでしょ
38:刀を使う転生者
>>37
…おま天才か?
39:開祖の転生者
>>38
ww
40:人形の転生者
>>38
アホな子すぎるw
41:怠惰な転生者
>>38
お前がアホなだけ定期
42:聖女様な転生者
>>38
かわいいかよ(?)
43:刀を使う転生者
>>39 >>40 >>41
黙れよ!?
>>42
何いってんの???
――――――――――
「………ん〜と、どこだ?」
高層ビルの上に一人、キョロキョロとあたりを見回している青年がいる
青年のいるビルの下層には青年を狙って這いずり回っている複数の化け物がいるが、扉を開ける、階段を登るなどの知能は無いようでビルの外壁に張り付き唸り声を上げていた。そのことに気がついた青年は一瞥するのみで、特に気に留めているような様子は感じ取れない
その時、青年のいるビルの少し先の川沿いで何かが光る
「ん?なんだ、今―――
「焼き尽くせ木々の巨人
―――っうお!?ってえ、ウィッカーマン!?ってことはキャスニキか!」
突如として巨大な藁人形のような、全身が枝でできた燃える巨人が姿を現し、その巨人が地面に向かって大きく腕を振りかぶり…そして殴りつける。余波であたりが少し揺れ、赤い炎が渦を巻いて着弾する。
そうして数秒経ち、その巨人は役目を果たしたかのように消える
よく目を凝らしてみればその巨人が現れたであろうその地点に人影が四人分、流石に誰なのかは判別できないが確かにそこには人がいた
「灯台下暗し………って言葉が似合いすぎるなこりゃ」
青年はため息をついて、その場所へと向かった
――――――――――
「えっと、ありがとうございます!」
「お力添え感謝します、おかげで助かりました」
私、藤丸立香は手助けをしてくれた青髪のサーヴァントらしき人に向かってお礼をし、マシュもきれいなお辞儀をして感謝を伝える。所長はさっきからずっと黙ってるけど、どうかしたのだろうか?(警戒してるだけ)
私達は今さっき襲われて絶体絶命の状態だったのだが彼のお陰で無事である。彼が助けてくれなかったら今頃どうなっていたことか、あまり考えたくはない
「いいってことよ、嬢ちゃん達は……ま、無事みてぇだな」
アッハッハ、と軽快に笑う。私には分かる、この人は信用しても良い人だ。
『助けてくださりありがとうございます。あなたが何処の御仁かは存じ上げませんが、我々は畏怖と敬意を持って――――――』
「あーそういうのは良い、とりま自己紹介といこうや軟弱男」
『軟弱…!?また初対面で軟弱とか言われちゃったぞぉ………!』
「ドクター………はぁ」
『マシュ!?そのため息何!?流石に僕でも傷つくからね!?』
マシュのため息にドクターが騒ぐ、場の空気が一気に緩くなるのを感じた。所長は呆れて何も言えないようだ、顔に書いてある。すると青髪の彼が「自分から自己紹介をする」と言い出した、ドクターは少しうるさかったため通信を一時的に切っておく(藤丸くん???byロマニ)
そうして青髪の彼は手に持っている杖を地面に突き刺し言い放つ
「俺は
「こちらこそよろしくおねがいします!クーフーリンさん!」
「―――!…キャスターでいいぜ嬢ちゃん」
青髪の彼―――キャスターさんの挨拶に私も挨拶を返し“スッ”と利き手を差し出す
一瞬キャスターさんは驚いたような顔をしたが、すぐさま手を握りかえし握手をしてくれた
「…俺にしちゃ運が良い。おうよ、よろしくなマスター」
『大変だ藤丸くん!付近に魔力反応!これは間違いない…サーヴァントだ!!それにこの魔力量………ウッソだろ、聖杯相当だぞ!?』
「「「「!」」」」
突然のドクターからの言葉にその場にいる全員が警戒態勢となる。キャスターさんに至っては冷や汗をかいており、まるで信じたくないものを目の前に叩きつけられたような表情をしている。
「…おいおいおい、勘弁してくれよ………バーサーカーの野郎と同等クラスじゃねぇか」
バーサーカー…が何を指しているのかはわからないが、キャスターさんの焦り具合で相当やばいものなのだと理解する。そうしてマシュは盾を構えて私と所長を守るように立ち、キャスターさんは杖を構える………そうして
「………ん?歓迎されてない感じ?」
一人の青年が、私達の前に姿を表した