予定通りの投稿目指したらこうなっちゃいました。
次回はもうちょっと長く書けるように頑張ります。
あらすじ 先生めっちゃいい匂いだった
「悪いね、ハル。明日は修行をつけてやれない」
「大丈夫ですけど、どうかしたんですか?」
先生のこんな顔初めて見たな。なんか、申し訳なさそうな顔。
「急遽仕事が入ってねぇ。行かないわけにもいかないし、一日仕事になってしまうからハルの修行をつけてやれないんだ」
「そうですか…、先生、頑張ってきてくださいね!先生が帰ってきて、続きを教えてくれるの待ってますから!」
「ああ、なるべく早く終わらせてくるよ」
「ふわぁあ…ん…あさ、か…」
今日は特にすることないんだよなぁ。先生は仕事が入ったらしくていないし、午前中は勉強…午後…ヒマだ。
「おはようございますお嬢さま」
「ん。おはよ、アリス」
「最近は驚かれませんね」
「ふあぁ、さすがにもう慣れたよ。ほぼ毎朝仕掛けてくるんだもん」
よっぽど気抜いてるときでもなければね。
「チッ…朝食を用意しますのでその間にお着替えを」
「ねぇ今舌打ちしなかった?」
「気のせいでしょう。それでは失礼します」
「あ、ああ、うん。お願いね」
とりあえず着替えよ。いつも通りシャツとズボン…髪もけっこう伸びたな…もう背中ぐらいまである。こっちもいつもどおり一つにくくって、と。
今日は何しようか…
コンコン
「お嬢さま、朝食の準備が整いました。お着替えはお済みですか?まだでしたらお手伝いを」
「終わってるから要らないよ」
「…そうですか。」
油断も隙もあったもんじゃない。
「〜♪」
今日はバターの香る外はサクサク中はもっちりのクロワッサンにトマトのスープ。サラダに温かいココア。
ホテルの豪華な朝食みたいな感じだ。ん〜豪華!
「ふぅ、ご馳走さまでした、っと」
「はい。それではお下げしますね」
「ん、お願い」
さて、今日はどうしようか。魔法の修行は先生が居ないからダメ。ウチの蔵書も魔法関連は読んでしまったし…淑女教育も午前中で全部終わる。
…
……
…………やべ。
バッドエンド関係全然やってない。
座学は出来てるし魔法の修行も頑張ってるけど…
決定的なことを何も出来てない!
よし、今日は対策を考えよう!
「くぁ…ふわぁ…ぁあ」
「大きな欠伸ですね。お疲れですか?」
「んーん、お腹いっぱいになると眠くなるよねぇ。今日は魔法の修行ないし気が抜けてるのかも」
あ、“使える”な、コレ。
「左様ですか。今日これからはどうされますか?」
「自分の部屋でゆっくり本でも読むこよにするよ。一人で大丈夫だからアリスも好きに休んでて」
さぁアリス、気づいてくれ。一人で色々と考えたいんだ。言っちゃ悪いけど居られるとジャマなんだ。出て行ってくれないか…?
「分かりました。別の仕事をしておりますので何かありましたらご伝達ください」
「いや、休んでよ…」
まぁ何はともあれ、計画通りだ。
ゆっくり作戦を考えさせて貰うとしよう。
さてどうしようかな。とりあえずノートに書いていこうか。
まずは…
作中の“ハレーティア”が破滅した理由
確か…記憶が薄れてきてるな…大雑把に言えば「主人公を虐めたから」だ。
んで、なんで虐めたかって言えばハレーティアの傲慢さが主な原因だと思う。国内でも最高位格の貴族の娘、主人公は貴族のきの字もない完全な平民。自分が出来ない勉強(自分がサボってるだけ)を高水準でこなし、国全体で見ても一人しかいない光属性の魔法適正を持ち、持ち前の天真爛漫さで色んな人を惹きつける。そんな自分にはないものを沢山持っている主人公。自分より位の低い主人公を下民上がりと見下し、それと同時に持たざるものを持つ主人公に嫉妬したからだ。
甘やかされて育ったせいで我儘に、さらには傲慢になり、面倒くさがって座学も魔法もまともにしなかった。
やっぱ“ハレーティア”ってクズだな。理解できなくもないけど。理解できなくもないのがすごくイヤだ。
魔法への興味もあって魔法はかなり真剣に勉強してる。座学も高一ぐらいまでは大丈夫。だから本編の“ハレーティア”とはだいぶ離れられてると思うけど…
まだ作品の強制力がどれぐらいかわからない。もっと決定的な差を作っておきたい。
なんだ?何がいい。決定的な差。覆しようのない、大きな、絶対的な差…
勉強?性格?もっと分かりやすく…
容姿?悪くない、だけどもう一歩足りない
…性別?
それだ!性別!まるっきり変えなくてもいい!男装は有りじゃないか?精神は男だからきっとやりやすいはずだ。
入学は二年後、本編開始は五年後。間に合う!
顔がいいからきっとイケる!
なんなら攻略対象に紛れてやる!
よぅし!男装して本編のバッドエンド回避する!
名付けて、「D(男装して)B(バッドエンドを)K(回避する)作戦」始動!
タイトル回収の一歩目ですね。
頑張っていきます