ダウナーは作者の癖です。良いよね、ダウナー。
今回は美女だけど作者の好みとしては同い年プラマイ5歳ぐらいが良いです。
あらすじ 攻略対象の一人が友人になった
ちゅん…ちゅんちゅん…
「…んむぅ…ふわぁ、はぁ〜良く寝た」
昨日は疲れたな…でもユージーンと友達になれたのはかなり大きい。この調子で攻略対象全員友達にして行こうぜ!
「おはようございますお嬢さま」
「うわっひゃあ!!?!? アリス!?いつからそこに!?」
心臓止まるかと思ったよ!?気配がまるでなかったんだけど!?
「1時間ほど前からお嬢さまの寝顔を眺めておりました。今日も非常に愛らしい寝顔でしたよ」
「アリス、ヒマなの? って待っ、今日“も”っていっつも見てるの!?」
「はい。私の一日はお嬢さまの寝顔を眺めることから始まるので」
このメイド、ハレーティアのこと好き過ぎないか?
「もう好きにすればいいよ…。」
「はい、好きにさせていただきます」
「あ!そうだ!」
「いかがいたしましたか?」
「昨日で6歳になったから魔法の授業を受けられる!」
「ああ、ずっと楽しみにされておいででしたものね。おめでとうございます」
「そう!そうなんだよ!さっそくお父さまに…」
「その前にお着替えとお食事を」
「はーい…」
「ご馳走さまっ!行ってきます!」
たたたたたたっ!到着!
コンコン
「お父さま!入ってもよろしいですか!」
「ああ、来ると思っていたよ。入っておいで。クラム、一旦休憩にしよう」
「はい!失礼します、お父さま!」
「今日はいつにも増して元気が良いね、ハレーティア」
「ええ!昨日で6歳になったので!」
「ああ。6歳の誕生日おめでとう、ハレーティア」
「ありがとうございますお父さま。それで折り入ってお願いしたいことがあるんです」
「何だい?なんでも言ってみると良い」
「お父さま、わたしは6歳になりました」
「そうだね。元気に育ってくれていて私も嬉しいよ」
「と、いう事で、魔法の授業を受けたいのです!リズお姉さまのように家庭教師をつけてください!」
「そう言うと思っていたよ。もう依頼してある。明後日から先生が来る予定だから楽しみにしていなさい」
「本当!?ありがとうお父さま!大好き!」
ひゃっほう!お父さま大好き!愛してる!魔法を使えるようになるぞ〜!
「オホン。お嬢さま、まだ旦那様は執務中ですので」
「あぅ…ごめんなさい…」
思わず飛びついてた…お父さまは嬉しそうにしてたけどクラムに叱られちゃったよ…
「お嬢さま、雇われた教師だという方が来ています」
「やった!客室まで案内して!」
遂に来た!魔法の先生!どんな人なんだろ?男の人かな?女の人かな?若い人?それともお年寄り?ああ〜楽しみ!
「お嬢さま、お客さまをお連れしました」
「ありがとう、アリス。お客さま、どうぞお入りください」
「失礼するよ」
入って来たのは凄い美女だった。
190センチを超えるような長身。その長身に見合ったグラマラスボディ。膝裏まで届く深いワインレッドの長髪を左右に流し、纏う雰囲気は気怠げで独特の色香を振り撒いている。アメジストとペリドットが輝くヘテロクロミアの双眸が美しい。真紅の唇からは艶めかしく薄く吐息が漏れている。髪とよく似たワインレッドのドレスローブには脚の付け根辺りまでの深いスリットが入っている。肩もデコルテも惜しげも無く晒し、その上に男物の黒いマントを羽織っていた。
総じて言おう。色気がヤバい。前世だったら耐えられんかった。俺が転生してなかったら耐えられなかった。鼻血吹いて倒れてたかも。
「はじめまして。わたくし、ハレーティア・ノーブルリリーと申します。この度は屋敷にお出でくださりありがとうございます」
「はぁ、随分と大人びているんだねぇ。大したものだよ」
普通に喋ってるだけなのに吐息が混じっててなんかエロいんだけど!?
「ご挨拶どうも。ふぅ、アタシはマーリーン。マーリーン・マギカプルウィア。一応この国最強の魔女だなんて買い被りも良いとこな異名を貰っちゃいる、アンタのセンセイをする事になった女だよ」
エクステリア王国最強!?すごい、カッコいい!
「…お嬢さま…目がキラッキラしてます。落ち着いてください」(ボソボソ)
「だってしょうがないじゃん。エクステリア王国最強ってすごくカッコいいよ!」(コソコソ)
「ふぅ、アタシを仲間外れにして何を話しているのやら。アタシとしてはいささか寂しいね」
「失礼しました。マギカプルウィアさん、これから先、魔法の指導をお願い出来ますか?」
「マーリーンで良いよ。ああ、アタシがアンタを一人前の魔女に育て上げてやるさね」
「やった!これからお願いします、マーリーン先生!」
マーリーン先生の大体のイメージはRe.ゼロのセクメトさんです。